2022年6月28日6時17分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中東ヨルダンの港で、落下したタンクから有毒ガスが周辺に噴出する事故が起きました。
これまでに少なくとも260人が死傷しています。
地元メディアによりますと、ヨルダン南部アカバの港で27日、船にタンクを積み込む作業をしていたところタンクが落下し、中から黄色の有毒ガスが一気に吹き出しました。
映像からもガスが広い範囲に拡散していることが確認できます。
ガスを吸い込むなどして、これまでに少なくとも10人が死亡し、250人以上が負傷しています。
港湾当局の話では、漏れ出したガスは「塩素」だということです。
塩素は常温では黄緑色の気体で、強い毒性を持ちます。
※以下はユーチューブ映像
https://www.youtube.com/watch?v=VZfVcY1mVx8
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d5d81aa65968da466b9ee080773844da9d6c715
6月28日6時12分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、甲板に落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ヨルダン南部アカバの港で27日、タンクから大量の塩素ガスが漏れる事故があり、国営メディアなどによると12人が死亡、250人以上が負傷した。
報道によれば、アフリカのジブチに運ぶ予定だった塩素ガス入りのタンクをクレーンで搬送中、誤って船の甲板上に落下。
事故時の映像では、黄色いガスが周囲に充満し、人々が逃げ惑うなど一時騒然となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96dda15e3d45f4924af1b7d4995d226fe9acef2d
6月28日8時27分にNHK NEWS WEBからは、液化塩素が漏れた、近くで作業していた12人が死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ヨルダンの国営通信によりますと、27日、南部にあるアカバ港で、停泊中の船に有毒ガスの入ったタンクを積み込もうとしていたところ、タンクが落下し、ガスが漏れ出しました。
地元当局によりますと、タンクには液化した塩素が入っていたということで、これまでに近くで作業していた12人が死亡したほか、120人余りが病院に運ばれて手当てを受けました。
ヨルダンの国営テレビが放送した現場の防犯カメラの映像には、クレーンでつりあげられたタンクが突然落下し、そのあと大量の黄色いガスが吹き出して、周囲の人たちが走って逃げる様子が映っています。
アカバ港は、貨物船のほか観光船なども利用するヨルダン唯一の港で、事故を受けて当局は、港の外へ避難するよう船舶に指示しました。
ヨルダンのハサウネ首相は、「関係当局と連携して、この痛ましい事故に対応する」と述べ、特別チームを設けて原因の究明を進めることを明らかにしました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220628/k10013691691000.html
(ブログ者コメント)
〇大量の液化塩素が一気に流出するなど、予想だにしなかった事故が現実に起きてしまった。
見た目、数トン入りのタンクだったか?
〇ブログ者は小配管から塩素が漏れたという災害想定で対応方法を考えたことがある。
その時は、黄緑色のガスが舞台で使われる白煙のように地表を這って拡がるだろうと考えていたが、映像を見ると、黄色い煙が薄っすらと上方にも拡散している。
気温、湿度、風速なども影響するだろうが、よくよく考えてみれば、上方にも拡散するのは当然のことだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。