2018年6月11日18時9分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
清水建設は11日、大阪市淀川区で施工中の高層ホテル(地上24階、地下1階)建設に、ロボットを導入すると発表した。
同社がロボットを建設現場に本格導入するのは初めて。
職人などの人手不足を補うものとして、今後、全国の現場への拡大を目指していく。
ロボットが導入されるのは、新大阪駅近くで平成31年8月に完成予定のホテルの建設現場。
資材の運搬、鉄骨の柱を溶接する作業、天井ボード貼りの3種類の作業をするロボットを6台導入する。
人工知能(AI)が工程を覚え、自ら状況を判断しながら作業することができる。
現在は研究施設で動作を調整中で、今年9月から順次配備する予定だ。
溶接を自動で行うロボットは、1日あたり3台で3本の柱の接着作業をする。
また、天井ボード貼りロボットは、これまで職人が片手で重さ約15kgのボードを支えながら、もう片方の手でビスを打ち込んでいた作業を、2本のアームで指示通りに行う。
同社の試算では、これらのロボット導入で、必要な労働者を8割弱減らすことが可能。
今回の現場では、6台のロボットが延べ250人分の作業をまかなうという。
同社によると、建設業の技能労働者は減少傾向で、高齢化も進むほか、溶接や仕上げなど作業の複雑化により、職人の確保が課題となっている。
夜間などにも稼働できるロボットを導入することで「建設現場の働き方改革や待遇改善につなげたい」(同社担当者)としている。
出典
『大阪の高層ホテル建設現場にAI搭載ロボット導入 清水建設、6台で250人分の
作業』
http://www.sankei.com/west/news/180611/wst1806110056-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、2017年7月12日付の清水建設ニュースリリース。
写真などを使い、かなり詳しく説明されている。
建築工事現場で最先端技術を搭載したロボットと人がコラボ
~次世代型生産システム「シミズ スマート サイト」~
https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2017/2017011.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。