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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022122782分にYAHOOニュース(モーサイ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高速道路の走行中に、シマシマ柄の鯉のぼりのようなものを見かけたことありませんか? 

正式名称を「吹き流し」といいますが、これは運転中に風になびくのぼりを見て楽しむもの……ではなく、風の強さや向きを示してクルマやバイクの運転者に注意を促すための重要な目印です。

【画像】吹き流しの角度で風速の目安が分かる!! 見方をイラストで解説

ドライバーやライダーが高速道路を安全に走るための大事な情報源となりますので、吹き流しの意味と見かけた時の対処法を覚えておきましょう!

 

【高速道路で吹き流しを見かけたら横風に注意!】

高速走行中で怖いのが横からの強風です。

突然の横風に車のハンドルをとられたり、バイクでバランスを崩しそうになったことがある人もいるかもしれません。

そんな、突然やってくる風のあおりに注意を促してくれるのが吹き流しです。

走行中に見かけたら、吹き流しの動きをよく観察し、強風や横風に備えましょう。

高速道路は一般道より高い位置を走ることが多いので、強い風が吹きやすくなります。

さらに、高速で走行しているので、車体が受ける風の影響も増え、走行中はいっそう注意が必要です。

 

【風の強さはどうやって判断する?吹き流しの角度で分かる風速の目安】

風の強さを判断するには、吹き流しのなびいている角度を見ます。

どれだけ角度が付いているかで現在の風速の目安になります。

吹き流しの角度が約30度で風速34m/s、約45度で風速5m/s、地面と水平(真横)になっていたら風速10m/s以上という目安です。

「風速10m/s以上で車が横に流される感覚を受ける」と言われますので、吹き流しがほぼ真横にまでなっていたら要注意!

高速走行中にハンドルをとられるとかなりヒヤッとしますよね。

風速10m/sで車が横転するということはめったにありませんが、横に流されて車線をはみ出してしまうことは十分考えられます。

バイクの場合は、二輪の特性上バランスを崩すと転倒の可能性も考えられますので、より注意が必要です。

 

【吹き流しが大きくなびいていたらどうすればいい?】

吹き流しが真横近くまでなびいていたら、まずはスピードを落としましょう。

走行スピードが速いほど、車が受ける風圧も強くなります。

突風を受ける可能性もありますので、ハンドルをしっかり握り、落ち着いて操縦できる速度にまで落としておくのが安全です。

バイクの場合は、ニーグリップでバランスを保つようにしましょう。

上半身にはあまり力を入れず、下半身でバランスをとる方が、風にあおられた時に体勢を立て直しやすくなります。

そして、走行車線はなるべく真ん中を走るようにしましょう。

横風で車体が左右に振られ、車線をはみ出して事故につながる危険があります。

特にバイクの場合、教習所では車線の左端を走るよう教わると思いますが、横風を受けてそのまま左に流されてしまうと危険です。

強風時は走行車線の真ん中を走り、両サイドのスペースに安全マージン(余裕)を確保しておきましょう。

 

【強風が発生しやすい場所は?】

高速道路のどんな場所で強風が発生しやすいのでしょうか?

代表的なのが、
「トンネルの出口」
「橋の上」
「山間部」
「高層ビルの間」
です。

風を遮るものがないひらけた場所や、風の通りやすい吹き抜けのような場所で発生しやすくなります。

このような場所には、吹き流しのほかに「横風注意」の標識が設置されている場合もあります。

 

【横風の影響を受けやすいのはどんな車種?】

横風の影響を受けやすいのは、「重量が軽い車両」、「背の高い車両」が代表的です。

重量の軽い軽自動車や、背の高いSUV・ミニバンなどは横風の影響をモロに受け、左右に流されやすくなります。

ミニバンは側面部が四角く広いため、横風を受けやすい構造になっていることにも注意が必要です。

自分で運転していなくても、周りに上記のような車が走っていたら、横風発生時は普段よりも車間距離をあけておくと、事故に巻き込まれるリスクを下げられるでしょう。

 

【吹き流しは風速を可視化できる目印!危険サインを見逃すな!】

窓を閉め切った車内では、風の強さを把握することは難しいです。

吹き流しは、そんな目に見えない風の強さを可視化する重要な目印となってくれます。

高速で走行している時、急に横風を受けて隣の車線にはみ出してしまったら……。
そして、そこへ猛スピードの車が走ってきたら……
と考えると、ゾッとしますよね。

高速道路の吹き流しは、そんな危険を知らせてくれるサインです。

吹き流しの意味と対処法をおさえ、強風の起こりやすい場所でも落ち着いた運転を心がけましょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8477319398a73e79289678396526d7dbf85614e0 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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