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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20206231145分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

こんにゃくを喉に詰まらせた男性に対して適切な応急処置を行ったとして、埼玉県のさいたま市大宮消防署は19日、大宮区のアルバイト村田大樹さん(28)に表彰状を贈呈した。

村田さんは過去にも救命経験があり、表彰は2度目。

以前学んだ応急救命措置が、とっさの場面で生きた。

 

村田さんは5月19日午後4時15分ごろ、大宮区土手町のアパートに住む30代男性が、2階の共用廊下で苦しそうにあおむけで倒れているのを発見した。

男性は顔面蒼白(そうはく)でけいれん状態。

胸を何度もたたいていたので、喉に何か詰まらせたと判断し救急車を呼んだ。

 

すぐさま腹部を突き上げるなど「ハイムリック法」を実施すると、数秒後にゴルフボールより一回り小さいほどの玉こんにゃくが、男性の口から出てきた。

男性は次第に落ち着きを取り戻し、救急車が到着した時は会話できるまでになったという。  

 

村田さんによると、男性は自宅でこんにゃくを詰まらせ、救急車を呼ぼうと外に出たが苦しくなり、倒れたという。

「このままでは男性が死んでしまうと本当に焦った。頭が真っ白になった」と振り返る。  

 

村田さんは過去にも2度、救命経験があった。

 

中学2年生の時には、深さ1メートル50センチの水路に落ちた高齢者を仲間と一緒に救出。

 

またプールの監視員をしていた18歳の時には、溺れている男児を救った。

その時に「ハイムリック法」など救命措置を学び、今回「体が瞬時に動き、実践できた」と話す。

 

男性は病院に搬送されたがすぐに回復し、現在は良好だという。  

 

川田署長は、「少し遅れていたら心肺停止していた可能性も考えられる。迷うことなく、迅速かつ適切に救命措置を行った勇気ある行動に、心から敬意を表します」とし、表彰状を手渡した。  

 

村田さんは、「焦って心臓がはち切れるくらいバクバクしたが、瞬時に経験が生きて命を救えて良かった」と話している。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e04b04745195a7601f77e667f8f6347a8bbd6601

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

表彰された男性は、どういう経緯で救命措置を学んだのだろうか?
  

報道からは、プール監視員になった時ではなく、溺れている男児を救命した後に学んだと読み取れるが、もしそうだったとすれば、プール運営者が事例の横展開として、溺れ以外の事故にも備えるため、監視員に学ばせたのかもしれない。

 

そうではなく、男児を救ったことを契機として、この男性が自ら学んだとすれば、尊敬に値する。

それにしても、普通の人なら1度もないであろうに、これが3回目の救命経験とは驚きだ。

 

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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