2020年6月22日10時19分にYAHOOニュース(琉球新報電子版)から、下記趣旨の記事が写真5枚付きで「ネット配信されていた。
米軍嘉手納基地を管理する第18航空団は、22日午前8時50分ごろ、基地内南側の中央部にある危険物質を取り扱う建物で火災が発生したと発表した。
現在も米軍の消防が消火活動中だという。
「火は施設内に封じ込めている」と説明しているが、大きく煙が上がって基地外から目撃されている。
建物に規制線を張り、職員は避難しているという。
現時点で火災原因は不明で、負傷者は報告されていない。
同基地の外からは22日午前9時ごろ、米軍嘉手納基地の南側滑走路付近の建物から黒煙が上がっている様子が確認された。
午前10時現在も煙は収まっていない。
米軍は滑走路を閉鎖しておらず、午前11時すぎには嘉手納基地から離発着する航空機も確認された。
基地周辺に住む人の中には異臭を訴える人もいた。
日本側の警察や消防に連絡はない。
沖縄防衛局は事実確認中という。
沖縄署に110番通報は特になく、現在情報を収集しているという。
警察などによると、同基地内で行われている工事現場で出火したとの情報が入っているという。
基地外への被害はないもよう。
日本側からの消防の出動はなく、詳細は分かっていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/884e686ab329008f0d2b11a3938427d201b0833e
6月24日17時54分にNHK沖縄からは、保管されていた次亜塩素酸カルシウムが消火水と反応して塩素ガスが発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日、嘉手納基地内にある危険物を取り扱う施設で火事があり、アメリカ軍は有毒な塩素ガスが発生したとして、基地内向けに、異常を感じた場合は医療機関を受診するよう呼びかけていました。
これについてアメリカ軍は24日、現場付近にいたおよそ100人に目やのどの痛みなどの症状が見られたものの、大半が軽症で、医療機関で手当てを受けたと発表しました。
一方、ガスは基地の中央に位置する施設から300メートル以上には広がっておらず、基地の外には流出していないという認識を示しています。
また、塩素ガスが発生した原因については、施設内で保管していた次亜塩素酸カルシウムが消火活動による水と反応したためとしています。
嘉手納町や沖縄市には、これまでに住民から健康被害を訴える連絡はないということです。
一方、アメリカ軍は、火事の原因については現在も調査中としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200624/5090010625.html
(2021年1月28日 修正1 ;追記)
2021年1月27日16時26分にNHK沖縄からは、次亜塩素酸カルシウムの保管状況が悪かったため、高温多湿な環境下で発熱し発火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
アメリカ太平洋空軍は、この火災について報告書をまとめ、27日までに公表しました。
それによりますと、火災の当日、施設では次亜塩素酸カルシウムが保管されていましたが、包んでいた袋の劣化で漏れ出すなど、外の高温多湿な状況にさらされていたということです。
次亜塩素酸カルシウムは高温多湿な状況では発熱するため、温度や湿度の低い環境に保管する必要があるということですが、およそ20か月にわたって推奨された環境で保管されず、発熱して煙を出し火災が起きたということです。
また、アメリカ軍関係者115人と日本人の基地従業員5人が、目やのどの痛みを訴えたとしています。
この火災をめぐっては、アメリカ軍から有毒ガスの発生が伝えられたのが鎮火から4時間以上たったあとで、基地周辺の自治体が強く反発していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210127/5090012994.html
1月28日13時2分に琉球新報からは、処理するための梱包作業中に発熱したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
施設には3万3859ポンドの次亜塩素酸カルシウムが保管されていたが、包んでいた袋が劣化して漏れ出すなど、数カ月にわたり推奨される保管基準を満たしておらず、管理もずさんだったことが判明した。
次亜塩素酸カルシウムは高温多湿の状況で発熱する。
報告書では、火災は次亜塩素酸カルシウムを有害廃棄物処理施設へ移送するため、梱包(こんぽう)作業を行っている最中に発熱して、煙を出したことに起因すると結論付けた。
第18航空団司令官のジョエル・キャリー准将は25日、周辺自治体の首長らを基地内に招き、調査結果を報告。
今後は有害物質の保管点検を強化することなどを説明したという。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1263382.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。