2021年1月14日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時45分ごろ、秋田県羽後町西馬音内字町田の会社役員の女性(54)方から出火、火元と東隣の木造一部2階建て住宅計2棟が全焼したほか、東隣と西隣の木造一部2階建て住宅計2棟が部分焼した。
火元の焼け跡から性別不明の遺体が見つかった。
女性の母(77)と連絡が取れなくなっており、湯沢署が身元の確認を進めている。
https://www.sakigake.jp/news/article/20210114AK0022/
1月20日21時41分にYAHOOニュース(秋田テレビ)からは、落雪によりガス管が破損し爆発した、家の周囲には雪が積み上げられておりガスが滞留したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月14日、秋田県羽後町で住宅など4棟を焼き、1人が死亡した火事について、経済産業省は原因が落雪による設備の損傷で、ガス漏れして引火した可能性があると発表した。
この火事は1月14日、秋田県羽後町西馬音内で住宅4棟を焼き、火元に住む77歳の女性が亡くなったもの。
警察には周辺住民から爆発音があったという情報が、多く寄せられた。
経済産業省が現地調査を行い、原因は火元の屋根から落雪があり、ガスボンベとメーターをつなぐ「ガス管」が破損。
ガス漏れが発生して引火・爆発を引き起こしたと推定されることがわかった。
火元の住宅の周りには、除雪で積み上げられた雪があったため、漏れたガスが住宅の床下などにたまり、何らかの原因で引火したとみられている。
秋田県LPガス協会の船木専務理事は、「隣家との間に相当の雪が堆積していた。屋根に積もった雪を降ろさなければいけないという地域が、県南を中心に多いと思う。ガス容器周りの雪寄せをしてほしい」と呼び掛けた。
経済産業省では、同じような事故が起きないよう、雪下ろしや除雪の際はガス設備に衝撃を与えないこと。そして緊急時にガスボンベのバルブを閉められるよう、設備周りの通路を除雪しておくことなどを呼び掛けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f2587d7a56c44018334024baf965107dc27080d
1月20日19時24分にNHK秋田からは、配管接続部などに落雪で損傷した跡が見つかった、雪下ろし時は隣家のガス設備にも注意が必要など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火事のあと、経済産業省が火元の住宅の屋外にあるガスの設備を調べたところ、ガスメーターの配管の接続部やガスボンベと別の機器との接続部に、落雪で損傷したとみられる跡が見つかったということです。
こうしたことなどから、経済産業省は、落雪で損傷した設備のいずれかの部分からガスが漏れたと推定されると発表しました。
その上で、住宅の周りに除雪で積み上げられた雪があった影響で、漏れたガスが住宅の周辺や床下に滞留し、何らかの原因で着火して爆発が起きたと推定されるものの、詳しい状況はわかっていないとしています。
警察によりますと、火事のあと、現場周辺の建物で窓ガラスが割れるなどの被害が確認されたということで、警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。
経済産業省は、雪下ろしや除雪作業の際は、屋外のガス設備に衝撃を与えないようにするほか、雪下ろしの際は、隣接する住宅などのガス設備にも注意するよう呼びかけています。
また、緊急時にガスの配管の弁を閉められるように、ガス設備周辺の通路を除雪しておくほか、ガスのにおいを感じたら、火気の使用をやめるよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210120/6010009411.html
1月20日付で秋田魁新報からは、前日に屋根の雪下ろしが行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経産省によると、火元の住宅でガスボンベと圧力調整器の接続部などが落雪により損傷し、漏れたガスに何らかの原因で火が付いたとみられる。
前日に屋根の雪下ろしが行われ、家屋の三方向が雪に囲まれていた。
そのため、家屋の周辺や床下にガスが滞留していた可能性があるという。
https://www.sakigake.jp/news/article/20210120AK0003/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。