2019年9月28日11時56分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月上旬に関東地方を直撃した台風15号による暴風で、瓦が飛ばされるなどの被害を広範囲に受けた千葉県の住民を支援しようと、札幌国際情報高の生徒有志が27日、段ボール製の応急屋根瓦「アシスト瓦」の製作に取り組んだ。
アシスト瓦は30センチ四方に切った段ボールを紫外線(UV)を防ぐシートで包むもので、飛ばされた瓦の代用になる。
作った瓦は民間ボランティア団体を通し、千葉県木更津市に送る。
損壊した瓦屋根の応急処置にはブルーシートが用いられることが多いが、ブルーシートは日光で傷みやすく、こまめな張り替えが必要。
一方、アシスト瓦は1年以上使用でき、本州のボランティア団体の間で1年ほど前から使われ始めたという。
今回の製作は、同高2年の山本さん(17)らが、道内外の被災地支援を行っている札幌市内の知人からアシスト瓦を教えてもらったことがきっかけ。
山本さんらは学校周辺の自動車整備工場やスーパーを回って不要の段ボールを集め、ホームセンターなどでUV遮断シートや防水テープを用意した。
昼休みと放課後に行った製作には1、2年生十数人が集まり、21枚の瓦を作った。
瓦の表面には被災した人に心を和ませたいとアニメキャラクターなどのイラストを描いた。
製作に加わった横山さん(17)=2年=は「胆振東部地震で2日半の停電を経験して被災のつらさを知った。瓦を送り、『もう少しだけ踏ん張って』との思いを伝えたい」と話した。山本さんは「遠方の被災地のために手軽にできる支援です」と笑顔を見せた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/349289/
9月28日17時18分に毎日新聞からは、入間市から鴨川市にアシスト瓦を送る活動内容がネット配信されていた。
全国的に、この活動は広がっている模様
台風15号で大きな被害を受けた千葉県鴨川市の被災者を支援しようと、埼玉県入間市立藤沢中の1年生が27日、屋根の応急措置に使う「アシスト瓦」づくりに取り組んだ。
できあがった約100枚は、29日ごろまでに現地に届ける。
きっかけは24日、池亀さん(12)、吉家さん(12)ら同級生4人が、池亀さんの父(41)と一緒に鴨川市へボランティアに行ったこと。
現地で、30センチ四方の段ボールに銀色のビニールシートを巻いたアシスト瓦を知った。
瓦が落ちた部分に差し込んだりかぶせたりして使う。
宮崎さん(12)は「瓦が1枚ないだけで雨漏りし、家の中に入れない状況だった。もっと助けになりたい」と考えたという。
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https://mainichi.jp/articles/20190928/k00/00m/040/168000c
(ブログ者コメント)
台風15号時に自宅の瓦が割れたブログ者の家。
職人さんが何時きてくれるのか?そもそも順番に入っているかどうかも不明な現状、このアシスト瓦を応急処置として差し込むべく、早速材料を購入し、手作りした。
体力気力充実時に、また屋根に上がる予定。
参考にしたのは、下記のユーチュ-ブ映像。
工務店の社長らしき人が27分にわたり作り方を解説していて、「アシスト瓦を作ってくれる人募集」というテロップも表示されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=Y_Tlctq12jQ
その後、9月30日夕方に放映されたNHK首都圏ネットワークでも、同じ男性(南房総市にある建築会社の取締役だった)がアシスト瓦を紹介する映像が流されていた。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20190930.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。