2019年9月30日11時39分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警鉄道警察隊は30日、鉄警隊の女性巡査長(27)が、JR相生駅(兵庫県相生市)構内にあるトイレに実弾入りの拳銃と手錠を置き忘れたと発表した。
巡査長がトイレを出た約1時間半後、駅の利用客が見つけ、駅員が110番通報。
県警が回収した。
拳銃を使った形跡や、実弾の紛失はないという。
鉄警隊によると、巡査長は山陽新幹線での警戒活動を終えた29日午後4時ごろ、新幹線改札口内のトイレの個室で拳銃と手錠を装着したベルトをフックに掛け、着け忘れたまま在来線に乗り込んだ。
午後5時20分ごろ、利用者がフックに掛かった状態で拳銃などを見つけた。
巡査長は「失念していた」と話しているという。
鉄警隊の川崎副隊長は「今後、このようなことがないよう、拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントした。
https://mainichi.jp/articles/20190930/k00/00m/040/065000c
9月30日8時50分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄道警察隊によると、29日午後4時ごろ、巡査長は駅構内のトイレを利用。
その際、「帯革(たいかく)」と呼ばれるベルトを外し、実弾入り拳銃と手錠を取り付けたままの状態で置き忘れた。
約1時間半後、トイレに入った女性客が「忘れ物がある」と駅員に知らせたところ、拳銃と判明し駅員が110番。
巡査長は当時、列車内の警戒活動のため、駅で乗り継ぎ待ちをしていた。
その後、警戒活動に戻ったが、置き忘れには気づかなかったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/190930/afr1909300006-n1.html
(ブログ者コメント)
警察官によるトイレ拳銃置き忘れ事例は、何件か紹介した後、原則、紹介を割愛することにしたが、今回は鉄道警備隊でも起きたということで、参考までに紹介する。
(2019年10月19日 修正1 ;追記)
2019年10月18日17時2分にNHK兵庫から、この女性警察官はデリヘルで副業していたこともあって懲戒処分を受け依願退職したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、相生市のJR相生駅構内のトイレに拳銃を置き忘れた兵庫県警察本部の27歳の女性巡査長が、風俗店で働いて収入を得ていたことが分かり、兵庫県警は停職1か月の懲戒処分にしました。
巡査長は18日、辞職しました。
懲戒処分を受けたのは、兵庫県警察本部鉄道警察隊の27歳の女性巡査長です。
女性巡査長は先月29日の夕方、JR相生駅の新幹線乗り場の構内にあるトイレを利用した際、個室の中に拳銃と手錠のついた革製のベルトを置き忘れていました。
拳銃には弾が入っていましたが、使われた形跡はありませんでした。
巡査長に事情を聞くなどしていたところ、ことし5月から9月の間、勤務時間外に大阪市内の風俗店で働いて、およそ30万円の収入を得ていたことが分かったということです。
聞き取りに対して、巡査長は「得た収入は外食など遊興費に使った。警察への信頼を裏切り反省している」などと話しているということです。
このため、兵庫県警は「警察官の信用を失墜させた」などとして、拳銃を置き忘れた問題とあわせて巡査長を停職1か月の懲戒処分にしました。
巡査長は18日、依願退職しました。
兵庫県警の北山監察官室長は、「調査結果に基づき厳正に処分した。今後、同じような事案の再発防止に努める」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20191018/2020005242.html
10月18日14時0分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、女性警察官は今年5~9月、宿直明けで早く勤務が終わる日や公休を利用し、デリバリーヘルスなどの風俗業に従事。
20回程度で計約30万円を得ていたといい、稼いだ金は外食などの遊興費に充てていた。
地方公務員法が定める兼業禁止に違反し、同法の信用失墜行為にも当たるという。
県警が内部からの情報で調査していたところ、9月29日、女性警察官が相生市のJR相生駅構内のトイレの個室に、実弾入りの拳銃と手錠の付いた革製のベルトを置き忘れる不祥事を起こした。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201910/0012799785.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。