2019年9月30日9時15分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
22日夜に佐賀県に最接近した台風17号の影響で、佐賀県杵島郡白石町にある農業用水のため池「有明貯水池」の太陽光パネルが損壊していたことが分かった。
被害は全体の3分の1程度に及び、設置業者が撤去作業に追われている。
町によると、パネルは太陽光発電事業で町と協定を結んだウエストエネルギーソリューション(広島市)が管理している。
町有の貯水池の一角(3万1120平方メートル)を町が貸し、水上に約9500枚のパネルを浮かべていた。
2016年3月から発電を開始し、年間約2400メガワットを発電、九州電力に売電していた。
災害時は、プラスチック製の架台の上にパネルを設置していたが、強風に耐えられず、パネルが反り返ったり、風で流されたりした。
台風が最接近した22日は白石町で最大瞬間風速30・3メートルが吹いていた。
貯水池の魚や鳥に被害は出ていないという。
同社は「原因を調査した上で、しっかり対応していきたい」としている。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/434020
10月1日6時0分に西日本新聞佐賀版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
白石町は30日、同町新拓の農業用ため池「有明貯水池」に置く太陽光発電のパネルが多数損壊していることを明らかにした。
台風17号の強風の影響。
台風18号が接近する恐れもあり、町は警戒を強めている。
町によると、太陽光システム販売施工のウエストエネルギーソリューション(広島市)が水面3万1120平方メートルを町に借り、プラスチック製の台を浮かべパネル約9500枚を設
2016年の発電開始で、年間最大約240万キロワットを九州電力に売電している。
台風17号で町では30・3メートルの最大瞬間風速を観測。
パネルの約3割が台から外れたり、台ごと転覆したりしたという。
町の担当者は「台風の接近は心配だ。感電の恐れもあり、町民が近づかないよう業者に安全管理の徹底を求める」と話した。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/547426/
(ブログ者コメント)
水面に浮かべた太陽光発電パネルが強風で損壊した事例は、今年、台風15号時に市原市の山倉ダムでも起きている。
その事例では火災も発生。(本ブログ掲載スミ)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。