2018年7月16日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8581/
(2019年10月9日 修正1 ;追記)
2019年10月2日20時4分に産経新聞westから、屋根崩落の危険性を認識しながら営業を続けていたとして元社長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
奈良県警奈良西署などは2日、業務上過失致死傷の疑いで、施設の運営会社「S」(同市)の男性元社長(51)を奈良地検に書類送検した。
県警は認否を明らかにしていない。
送検容疑は、露天風呂のあずまやを支える柱が傾いているのを昨年6月19日に確認し、その危険性を認識しながら安全管理を怠って営業を続けた結果、同7月8日に柱が倒壊。
これにより重さ約3・9トンの屋根が落下し、利用客の男性1人を死亡させ、2人に軽傷を負わせたとしている。
県警捜査1課によると、柱の傾きが確認されたのは大阪北部地震の発生翌日。
高さ約4メートルの木製の柱6本のうち3本が傾き、根元は腐食していた。
元社長も当日中に確認していたという。
https://www.sankei.com/west/news/191002/wst1910020047-n1.html
10月2日19時56分にNHK奈良からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
崩れた屋根は瓦ぶきで、重さが3.9トンあり、高さ4メートルの6本の木製の柱で支えていましたが、警察が調べたところ、6本とも根元が腐食していたほか、去年6月の大阪北部地震のあと、従業員が柱が傾いているのを確認し、業者に修理を依頼しましたが、修理の前に事故が起きたということです。
警察は、事故を予測できたにもかかわらず、修理をして安全が確認できるまでの間、営業を休止したり露天風呂を立ち入り禁止にしたりする注意義務を怠り、柱を補強するなどの対策もしなかったとして、銭湯を運営する会社の当時の男性社長(51)を業務上過失致死傷の疑いで、2日、書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20191002/2050003067.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。