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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20206121530分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日朝早く、富山市婦中町の化学工場で火災が発生し、一時、塩素系のガスが発生したことから、警察などが周囲の住民に外出を自粛するよう呼びかけました。


現在、火は消し止められ、ガスの拡散もおさまっているということです。

12日午前5時前、日産化学の工場で「倉庫から煙が出ている」と従業員から通報がありました。
消防は化学消防車など16台を出動させ、火は約4時間後に消し止められました。


消防によりますと、プールなどに入れる塩素系の薬剤が何らかの原因で化学反応を起こして発熱し、薬剤が入っていた容器などが燃えたということです。


この火事で塩素系のガスが一時、発生したことから、警察などが、付近に住む人に窓を開けず外出を自粛するよう呼びかけました。
また、近くにある速星小学校では登校時間を20分遅らせる対応を取りました。


警察と消防によりますと、これまでのところ体調を悪くした人の情報はないということです。


警察と消防は12日午後1時半から合同で現場を詳しく調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200612/3060004737.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

プールに入れる塩素系薬剤といえば、次亜塩素酸ナトリウムが頭に浮かぶ。

 

当該物質のMSDSを確認したところ、「火災時に有毒なヒュームやガスを放出する」と記されたものもあった。

 

http://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.display?p_card_id=0482&p_version=1&p_lang=ja

 

 

 

 

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20206111438分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真解説付きでネット配信されていた。

 

勝手口などで使われる、ガラス窓部分が上下にスライドするタイプのドアから侵入されて盗難に遭う事件が、今年に入って相次いでいる。

 

茨城県警は、ドアの鍵に加え、スライド窓部分の鍵も忘れずかけるよう、注意を呼びかけている。

 

捜査3課によると、この種の忍び込みや空き巣で現金やカードなどが盗まれる事件は、今年に入ってから5月末までで、つくばみらい市や守谷市など、県南、県西の9市町で計42件発生。

 

昨年同時期には被害が確認されていなかったが、今年の2月から急増した。

 

つくばエクスプレス(TX)沿線で、築年数の浅い住宅の被害が目立つという。

 

このタイプの窓は、換気のためにドアの内鍵をかけたまま窓を開けられる。

 

ただ、外出の際にスライド窓のロックを忘れると、外側から隙間に手を差し入れてドアの鍵を解錠されるおそれがある。

 

57日につくば署が発表した、つくば市内の住宅に何者かが侵入し、散弾450発が入ったロッカーと現金16万円などが盗まれた事件も同様の手口だった。

 

住宅設備大手LIXIL(リクシル)の担当者によると、スライド窓が付いた勝手口ドアは、新築住宅の半数ほどに設置されているという。

 

県警のまとめでは、県内の住宅侵入窃盗の認知件数は5月末時点で485件。

前年同期比で約25%減っているが、全国でみると人口10万人あたりの件数は169件で、福島県に続いてワースト2位。

 

夏場は窓からの侵入が増えるといい、新型コロナ対策などでも窓を開ける機会が多くなることから、外出中や就寝時は窓を閉め、窓の鍵も忘れずにかけるよう注意を呼びかけている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN6B76C2N5XUJHB007.html

 

 

 

 

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2020611149分に北國新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

踏むと「キュッ、キュッ」と音がする「鳴き砂」が加賀市の片野海岸で10日までに確認された。


地元住民らによると、1997年1月のロシアタンカー「ナホトカ」の重油流出事故以前は、耳にできたという。

 

海岸に漂着する重油に泣いてから23年。住民は鳴き砂の復活を喜ぶ。

 

鳴き砂は砂浜の主成分である石英同士がこすれ合って特徴的な音が生じる現象。

片野海岸では、「長者屋敷跡」と呼ばれる岩場周辺で、海岸の環境保全に取り組むNPO法人「加賀海岸の森と海を育てる会」が確認した。

 

鳴き砂に詳しい「琴引浜鳴き砂文化館」(京都府京丹後市)によると、環境悪化で消滅した鳴き砂の復活は珍しく、潮流や風雨で砂が洗われ、発生条件が整った可能性があるという。

 

片野海岸で2012年まで約30年間、浜茶屋を営んだ白木さん(男性、71歳)夫婦=加賀市片野町=によると、昭和50年代には浜全域で鳴き砂が確認されたが、海岸のごみが増えるにつれ、次第に鳴るエリアが縮んでいったと振り返る。

 

ナホトカ事故以降、片野海岸などで重油の回収、分析を続ける田崎和江金大名誉教授(環境地質学)は、消滅した原因は重油事故だけではなく、周辺を行き来する船からの廃棄物や放置ごみなども影響していると指摘する。

 

育てる会事務局の森口さん(男性、57歳)は、「久々の鳴き砂を地元の多くの方に体感してもらいたい」と話した。

 

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20200611102.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ナホトカ号の事故概要や発生3年後の海岸線の状況などは、下記記事参照。

 

油が各地の海岸に漂着した時は、ブログ者が在籍していた石油会社からも、応援部隊が交替で油汲みに行っていた。

 

"ナホトカ"の教訓を生かした油汚染対策を

(笹川平和財団 海洋政策研究所 Ocean Newsletter 第44号(2002.06.05 発行

 

・・・・・

 

199712日未明、発電用C重油を積載し日本海を航行中のロシアのタンカーナホトカ号が沈没した。

 

二つに折れた船体の船尾部は、島根県隠岐島の沖2500mの海底に沈み、船首部分は福井県三国町安島岬沖に漂着座礁した。

 

海上を漂流してきた油塊は、懸命な油防除作業にもかかわらず、福井・石川両県を中心に9府県の海岸に次々と漂着し、推定8,660klの重油が流出する大事故となった。

 

多くのボランティアの協力を得て、回収作業や海鳥の救護などが行われたが、2月から5月末にかけて、次々と終息宣言が出され、以後は公けに回収作業をするのは憚られる状況となった。

 

きれいになったというより、地元の疲労と風評被害への心配が主な理由だった

 

回収した油は産業廃棄物として2年半の歳月をかけ、そのほとんどが焼却処分された。

 

被害の補償請求金額は、補償限度額233億円をはるかに越えていて、未だ補償は完了していない。

 

・・・・・

 

事故から3年半後の20006月、石川県加賀市塩屋・片野海岸、能登半島シャク崎、長橋、千枚田、藻浦など10の海岸の油の残留状況を調査した。

 

もはや"その後"が報道されることもなく、事故は人々の記憶の中で風化しつつあった。

 

公的に油防除に関係した人々ですら、現地を訪ね、油の残留を確認した人はほとんどいない。

 

しかし、能登半島の岩場や礫浜、砂浜には、当時の色も臭いもそのままに、油が残留する海岸が点々と残っていた。

表面はきれいでも、掘れば砂礫の下に油が沈んでいる海岸も多くあった。

 

塩屋・片野海岸は、海浜植物におおわれた砂浜が続く美しい海岸だった。

 

ここでは漂着油と砂を重機で混ぜたために、膨大な量の重油含砂の処分ができず、そのほとんどを海岸に穴を掘って埋めてしまった。

 

そのため、砂浜を抑えていたコウボウムギ、ハマゴウなどの海浜植物の根が、油や回収作業の影響で枯れてしまい、特に塩屋海岸では、長さ100m弱、高い所で3mほどの浜がけができ、海岸が侵食されつつあった。

 

砂浜の表面には、埋められたお餅のように柔らかな重油含砂が、散乱するゴミの間から点々と顔を出していた。

時化ると油は海へと流出していった。

 

油の残留調査を続けている星稜女子短期大学沢野伸浩助教授によれば、20023月現在、塩屋海岸の侵食はさらに進み、ハマゴウ帯が完全に破壊されて、高さ3mの浜がけは30mほど後退し、冬期の漂砂による海岸線の後退を考慮に入れても、後退の度合は著しいとのことである。

 

能登半島の海岸の砂礫の下に沈んだ油にも変化はないとのことである。

 

・・・・・

 

https://www.spf.org/opri/newsletter/44_1.html 

 

 

 

 

 

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20206111757分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後0時半ごろ、札幌市北区篠路5条9丁目の水道管の敷設工事現場で、作業のため道路に掘られていた深さ3メートルほどの穴にショベルカーが転落しました。


警察によりますと、この事故で穴の中で作業していた札幌市東区の丸山さん(男性、48歳)が下敷きになり、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。


また、ショベルカーを操縦していた53歳の男性作業員も軽いけがをしたということです。


現場は住宅街にある道路で、当時は地中に水道管を通すためショベルカーで穴を掘る作業が行われていました。


警察は関係者から話を聞くなどして、事故原因のほか、安全管理に問題がなかったかについても調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200611/7000022000.html

 

 

6111751分にYAHOOニュース(STV)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

工事中の道路の穴にショベルカーが落ちています。

 

事故があったのは、札幌市北区篠路5条9丁目の水道管の工事現場です。

 

警察によりますと、11日午後0時半ごろ、工事作業中のショベルカーが3メートルほどの穴に落ち、中にいた作業員4人のうち1人が下敷きになりました。

 

この事故で下敷きとなった作業員の男性が、11日午後2時すぎに死亡が確認されました。

 

ショベルカーを運転していた男性が軽傷です。

 

警察は事故の詳しい原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff944765e2b48287015fb8fc36c9f3338136d60

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の1コマ。

 

 

以下はSTV映像の1コマ。

 

 

 

 

(2020年9月25日 修正1 ;追記)

 

2020年9月24日21時45分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、誘導員を配置しなかったことが事故原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

札幌中央労働基準監督署は924日、工事をしていた建設会社と会社社長の男性を、現場に転落防止のための誘導員を配置しなかったとして書類送検しました。  

 

労働安全衛生法違反の疑いで札幌地検に書類送検されたのは、札幌市北区の建設会社「K土建」と会社社長の48歳の男性です。

 

札幌中央労働基準監督署は、掘削作業をする際転落を防止するためにショベルカーを誘導するための誘導員を配置しなかったことが事故の原因だとして、法人としての会社と会社社長に安全配慮義務違反があったとして、書類送検しました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a2b1cf1d214b27616f8724a8ae1f6bec51a3012

 

 

 

 

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2020611200分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が弾痕の写真付きでネット配信されていた。

 

11日午前1120分ごろ、福岡市早良区飯倉の住宅街で女性から「発砲音が聞こえた」と110番があった。

 

警察官が駆けつけたところ、民家2階の外壁に穴が開いており、福岡県警早良署は、民家に住む非常勤職員の男性(63)が屋内でライフル銃の弾丸1発を誤射したとみている。

 

弾丸は男性宅の壁を突き抜け、約10メートル離れた隣家1階の雨戸をも貫通したとみられる。

隣家では雨戸前で女性が庭仕事をしていて、危ないところだったが、けがはなかった。

 

早良署によると、男性は狩猟目的のライフル銃を所持する許可証を持っており、弾丸の装塡(そうてん)状況などを点検中に誤って引き金を引いたとみられる。

 

弾丸は隣家の3枚重ねの雨戸も貫通したとみられ、雨戸内側の壁に弾痕が見つかった。

 

庭で植木の枝切りをしていた隣家の女性は、「急にパーンと音がして、何だろうと思ったら雨戸に穴が開いていた。怖いですよ。命拾いした」と驚いた様子だった。

 

県警によると、県内では2019年末時点で1995人が許可を受けた猟銃など計4433丁を所持しており、このうちライフル銃は471丁。

 

ライフル銃は散弾銃や空気銃より殺傷能力が高いため、所持には10年以上の射撃経験などが必要になる。

 

https://mainichi.jp/articles/20200611/k00/00m/040/199000c 

 

 

 

(2020年8月8日 修正1 ;追記)

 

2020871153分に毎日新聞からは、狩猟目的でもないのに銃弾を装填したとしてライフル所有者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

福岡市早良区の住宅街で6月、狩猟用ライフル銃の誤射とみられる事件で、福岡県警早良署が、銃を所有する同区の男性(63)を銃刀法違反容疑で書類送検していたことが、捜査関係者への取材で判明した。

送検は3日付。

 

男性は、「数日後に射撃場で撃つために銃弾を装塡(そうてん)していたところ、誤って発射してしまった」と話している。

 

送検容疑は611日午前1120分ごろ、同区飯倉の自宅2階で、狩猟目的ではないのにライフル銃に実弾1発を込めたとしている。

 

男性の自宅の壁や隣家の雨戸に穴が開く被害が確認され、県警は誤射による弾丸が貫通したとみている。

けが人はなかった。

 

男性は、県公安委員会から狩猟目的でライフル銃を所持する許可を得ていた。

 

https://mainichi.jp/articles/20200807/k00/00m/040/092000c

 

 

 

 

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20206111921分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前11時前、浜松市西区舞阪町の国道1号線の浜名バイパスで、「走行中の車から物が落ちてほかの車にあたり、運転手がけがをしている」と警察に通報がありました。


警察によりますと、下り線を走っていた大型トレーラーの荷台に積まれていた鉄板が飛んで、対向車線のトラックの前の部分にぶつかり、トラックを運転していた69歳の男性が頭を打つ軽いけがをして病院で手当てを受けました。


鉄板は、縦と横の長さがそれぞれ4メートルで、建築資材を運んでいたトレーラーの荷台の一番上に載せられていたということです。


現場では、トラックのフロントガラスが壊れ、前の部分が大きくへこんでいて、道路上には、ひしゃげた鉄板が落ちていました。


事故の当時、強風注意報が出されていた上、現場は遠州灘に面し、特に強い風が吹いていたということで、警察は鉄板がどのようにトレーラーの荷台に固定されていたかなどを調べ、飛んだ原因を捜査しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200611/3030007243.html

 

 

6111940分にテレビ静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前10時50分頃 浜松市西区舞阪町の国1バイパスでトレーラーに積まれていた4メートル四方で厚さ5ミリの鉄板が飛ばされ、対向車線の中型トラックにぶつかりました。

 

中型トラックの運転手が頭を打って病院に搬送されましたが、軽傷だとみられます。

 

当時 現場周辺には強風注意報が出されていました。

 

警察は事故の詳しい状況を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c63f256a1c70e7d3c3064ebce4976e204370c5d8

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、テレビ静岡映像(視聴者撮影)の一コマ。

鉄板が丸まっているように見えるが、どのようにして丸まったのかは不詳。

 

 

 

 

 

 

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2020610645分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が大きな落下痕の写真付きでネット配信されていた。

 

鹿児島地方気象台は8日夜、桜島(鹿児島市)の南岳で4日午前3時ごろに発生した爆発的噴火で出たとみられる大きな噴石が、火口から約3キロ離れた地点で確認されたと発表した。

 

噴石の破片は、人家の100150メートル近くまで届いていた。

人的被害は確認されていないという。

 

2030センチ以上の大きな噴石が火口から3キロを超えた地点で確認されたのは、19861123日以来。

 

ただ、山体の隆起や膨張といった火山活動がさらに活発化する兆候は認められないとして、気象庁は噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持している。

 

同気象台によると、「噴石が落ちている」との連絡を受け、8日午後に市職員や専門家らと現地を調査した。

 

その結果、火口から南南西約3キロの同市東桜島町で、直径約6メートル、深さ約2メートルの落下痕を確認し、近くで最大約30センチの複数の噴石の破片を見つけた。

4日の爆発による噴石とみられ、元の大きさは、直径5070センチの可能性があるという。

 

桜島の噴火警戒レベルの判定基準では、大きな噴石が火口から25キロ以上に飛散した場合はレベル5(避難)に引きあげるとされるが、同気象台は「監視カメラで十分確認できるような(大きさや量の)噴石の飛散ではなかった」と、レベルを維持した理由を説明している。

 

火口から約2キロの範囲については引き続き、大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN696251N69TLTB003.html

 

 

6101030分に南日本新聞からは、記者が現地に行ってのレポート記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

4日未明に桜島の南岳山頂火口が爆発し、大きな噴石が火口から南南西の民家の約150メートル近くまで飛散した鹿児島市東桜島町を9日、歩いた。

 

住民は「家を直撃したらひとたまりもなかった」と恐怖心を語り、「備えを徹底したい」と気を引き締めた。

飛散場所は同町湯之地区の住宅街のはずれ。

腰の高さほどある雑草がうっそうと生えたやぶを進むと、直径6メートル、深さ2メートルにえぐれた穴(落下痕)がぽっかりと開いているのが見えた。

周囲の木々の枝は円を描くように折れ、爆弾が落ちたかのようだ。

推定1メートルの噴石が直撃した破壊力に圧倒された。

近くの建設作業員山下さん(男性、63歳)は4日午前3時ごろ、「ヒューッ」という耳慣れない大きな音で目が覚めた。

「何の音か分からず、車の事故だと思った。噴石が上空から飛んできた音とは」と驚いた。

現場から150メートルほどの家に住む男性(83)は、9日のテレビで落石があったことを初めて知った。

「気がつかなかっただけに怖い」と心配そうな様子だった。

噴石の第1発見者で、同町の建設会社代表の松元さん(男性、44歳)は4日午前、やぶの隣にある倉庫の天井に、約20センチ四方の穴が開いているのを見つけた。

翌日、付近を見回り、やぶの中の穴を発見した。

「噴石から焦げたにおいがした。山火事にならず運がよかった」と胸をなで下ろす一方、「火山の動向に日頃から気を配りたい」と話した。

 

噴石の破片は市職員が回収。
近くの役場支所に保管されている。

一方、4日の爆発では多数の小さい噴石が風下の火口東側4~5キロの同市黒神町に降った。

 

住民の川添さん(男性、83歳)宅では、物置の天井に2~3センチの穴が20カ所以上開いていた。

川添さんは「けがをしなくてよかった。修理が大変そう」とため息。

「火山の恵みを受けて生活をしている。多少の不自由は仕方ない」と話した。

 

https://373news.com/_news/?storyid=120786 

 

 

 

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2020610230分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後140分ごろ、滋賀県守山市小島町の旭化成守山製造所の工場で爆発があり、工場内にいた解体業の男性(42)=兵庫県姫路市=が約1時間20分後に死亡した。

 

工場内には当時、約400人いたが、全員避難し、他に負傷者はなかった。

 

旭化成によると、同工場ではリチウムイオン電池のセパレートフィルムを製造。 

男性は老朽化した製造設備の撤去作業をしていた。


爆発音を聞いた従業員らが倒れている男性を見つけ、119番したという。

 

滋賀県警守山署は会社関係者から事情を聴き、詳しい原因や作業状況を調べている。


湖南広域消防局によると、消防隊到着時に火や煙は出ておらず、壁などが約20平方メートル破損した。

 

同工場の担当者は、「製造設備に残留した危険物に引火して爆発が起きた可能性もある」と話した。


現場は野洲川沿い。住宅街に近く、同署は付近の学校に対して迂(う)回路を利用するよう呼び掛けた。

 

https://www.47news.jp/localnews/4899950.html

 

 

610190分に日本経済新聞からは、有機溶剤の入った箱を解体していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後145分ごろ、滋賀県守山市小島町の旭化成守山製造所にある工場で爆発音がし、けが人が出ていると119番があった。

 

守山署によると、工場内で作業をしていた解体業、品部さん(男性、42歳)=兵庫県姫路市網干区津市場=が病院に運ばれたが、死亡が確認された。

 

他にけが人はなかった。

署が原因を調べている。

 

旭化成によると、爆発があったのは昨年休止したリチウムイオン電池の部品を作る設備で、品部さんは設備内の有機溶剤を入れていたステンレス製の箱を解体していた。

 

箱の中に有機溶剤が残っていた可能性がある。

 

署によると、消防隊の到着時に火や煙は確認されなかった。

工場関係者ら約400人が一時避難した。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60197340Q0A610C2000000/

 

 

 

 

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2020610175分にYAHOOニュース(福井放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福井市内の生コンクリート工場で10日午前、工場長の男性がローラーと壁との間に体を挟まれ死亡した。

事故が起きたのは、福井市下毘沙門町のH生コン足羽工場。

 

警察の調べによると、10日の午前9時40分ごろ、工場長で福井市小野町の増田さん(男性、57歳)が、生コンクリートを作る過程で出る汚泥の処理施設を2人で点検していたところ、ローラーと壁との間に挟まれたもの。

 

増田さんは病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。

 

事故の前には電源を入れてもシステムが作動しない不具合があったということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/03b783ecf98348557e2a6baf31f1ddd96092e525

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の3コマ。

 





 

 

 

 

 

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2020691539分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

政府は9日、あおり運転の違反点数などを定めた改正道交法施行令を閣議決定した。

 

他の車両を妨害する目的で執拗にベルを鳴らすなど、自転車のあおり運転を「危険行為」と規定し、3年以内に2回違反した14歳以上に安全講習を義務化する。

施行は今月30日。

 

自転車は、新型コロナウイルス感染拡大や健康志向、宅配サービスなどで利用が広がり、新制度で事故抑止や交通マナー改善を促す考えだ。

 

自転車はこれまでに、酒酔いや信号無視など、14項目が危険行為に指定されている。

 

14歳以上の場合、危険行為は3年間に2回の摘発で安全講習が義務となり、受講しないと5万円以下の罰金と定められている。

 

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4894936.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

従来の危険行為14項目については、同志社大学HPに「自転車運転マナーについて」というタイトルで記されていたものが、文字は見づらいものの、分かりやすかった。
(図は左クイックで拡大)

 
自転車運転者講習
 

https://www.doshisha.ac.jp/students/l_support/bicycle.html

 



 

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2020691130分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

京都市交通局は、市バスの運転手が走行中に体調不良などで運転できなくなった際、乗客が非常ブレーキボタンで緊急停止させる「ドライバー異常時対応システム」の搭載を始めた。

 

市内では1月に下京区で運転手が意識を失い、市バスが歩道脇の縁石に乗り上げ、乗客ら3人が軽傷を負う事故が起きており、同局は「同種の事故を未然に防ぎたい」としている。  

 

国土交通省によると、運転手の健康状態に起因する事業用自動車の事故は、2017年に全国で298件起きている。

 

横浜市で1810月に路線バスなど3台が衝突し、乗客ら計7人が死傷した事故では、運転手の睡眠時無呼吸症候群(SAS)が事故につながった可能性があったとされる。  

 

京都市下京区の四条河原町で123日に起きた市バスの事故も、運転手が何らかの理由で意識を失ったことが原因だった。

 

市交通局によると、事故には至らなかったが、健康状態を理由に運転を中断した事案は、1119年度で計22件に上っている。  

 

こうした事態を受け、国交省は16年に異常時対応システムのガイドラインを策定。

 

18年にシステムを搭載した初の大型観光バスがメーカーから発売され、全国のバスで順次導入された。  

 

京都市交通局では今年1月末、全車両の約6%に当たる47両で搭載した。

 

運転手の異常に気づいた乗客が運転席の近くにある非常ボタンを押すと、バスが緊急停止する。

車内の乗客には警告ブザーで、車外の車や歩行者にはハザードランプとクラクションで、それぞれ異常を伝える。  

 

ただ、ボタンを押してから約8秒後に完全に停車するまでの間、ハンドルは効かないため、カーブや交差点の手前でボタンを押せば、そのまま突っ込んでしまう恐れがあるという。

 

車線を維持しながら停止する方式の開発が待たれるが、国交省によると、実用化のめどはたっていないという。

 

市交通局は今後、約800両ある全市バスに同システムを順次導入していく方針で、「メーカーがより良いシステムを開発することを期待したい」としている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/34908e6b088c98b61bf62f59a3b8d9ecedffdf99

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇乗客が緊急停止ボタンを押すことができるバスが増えているという記事は、過去に何件か、本ブログにも掲載スミ。

ただ、ボタンを押した後、バスは真っすぐしか進めないということは、今回の報道で初めて知った。

 

〇関連情報調査結果、現在発売されている大型バスには、この緊急停止ボタンは標準装備されているなど、下記趣旨の記事が見つかった。

 

20202171610分 YAHOOニュース;くるまのニュース)

 

自動車メーカーは常に新しい技術を開発しており、その最新技術はバスにも採用され、ハイブリッドシステムや車線逸脱装置、アイドリングストップやLEDヘッドライトなど、多くの最新装備が使用されています。

 

なかでも、運転手の過密スケジュールが原因とされる事故が多発している近年、注目を集めているのが「ドライバー異常時対応システム」で、非常事態時にドライバー以外の乗員が非常停止スイッチを使い、強制的にクルマを停車させることができる仕組みです。

 

「ドライバー異常を検知する機能」、「車両を減速停止させる機能」、「システムの状態を報知する機能」の3つの機能で構成されるシステムで、まず、非常停止スイッチが押されると、車内には警報と緊急停止のアナウンスが流れ、車外への周知としてハザードランプの点滅やクラクションの連続作動が行われます。  

 

そして、スイッチが押されてから3.2秒以内に運転手からの応答がなければブレーキが作動し、ゆっくりと停止します。  

 

最新車種であれば標準装備されている場合も多いため、乗車時は万が一に備えて非常停止スイッチの有無を確認してみましょう。

 

・・・・・

 

大型バスやトラックの最新装備について、日野自動車の担当者は以下のように話します。

「現在、2018年発売以降の大型バスであれば、ドライバー異常時対応システムは標準装備されています。」

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a26ef64cabae97c9fb461fe6f001931ee68f83c

 

 

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20206950分にYAHOOニュース(週刊女性PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

緊急事態宣言の解除により、飲食店などのさまざまな業種で営業の自粛が緩和されているが、まだまだコロナウイルスの影響は大きい。

 

生活様式がコロナ以前と比べて変化しているが、大きな変化の1つが“出前”の増加だろう。

 

そのなかで急速に拡大しているのが、Uber Eats(以下、ウーバーイーツ)。

おとぎ話『舌切り雀』の“大きいつづら”のような巨大なリュックを背負い、街中を自転車で疾走している彼らだ――。

 

「アメリカのウーバー・テクノロジーズ社が提供するウーバーイーツは、専用アプリで飲食店に出前を注文すると、ウーバーイーツに登録している“配達パートナー”と呼ばれる配達員がお店で商品を受け取り、注文した客に自転車やバイクで届けてくれるというサービス。

簡単に言うと出前の代行です。  

 

今回のコロナの影響によって、バイトができなくなった大学生、休職もしくは仕事がなくなった社会人が生活費のために始めるといったケースが急増しており、契約している飲食店も、今年2月中旬の17000店から3月末には2万店を超えたそうです」(フードジャーナリスト)

 

 

【配達員の“危険運転”が怖すぎる】

 

首都圏を中心に増えている自転車に乗ったウーバーの配達員。

人気の飲食店ともなれば、お昼時に店の前に、客ではなくウーバー配達員の行列ができるところもある。

 

外出が自粛されるなか、家から出ずにスマホひとつで出前できるので、客側としても非常に便利なサービスであるが、“被害”に遭っている人が少なくないという。

 

「配達員自体は前々からいたわけなので、あまり気にしていなかったんですが、人数が増えてきたせいか、自転車の運転マナーが悪い人も増えている気がします。

 

飲食店は人が集まる駅前や商店街に多いですが、そういったところに猛スピードで突進してきたり……。

 

実際に私は駅近くの交差点でウーバーイーツの自転車とぶつかりました。

交差点を渡ろうとしたときに横から追突された形ですね。

その自転車は車道を走っていて、信号は赤だったのですが、渡りたい方向の歩行者用の信号は青だったので、“行ける”と思ったのでしょうか。

あまりスピードが出ていなかったので痛くもなく、あっけにとられているうちに走り去って行きました」

(都内在住の男性)  

 

配達員の“危険運転”が増えているのだ。

 

別の男性も、

「夜でも無灯火、そのうえ右側通行の自転車がけっこういて、こっちも自転車に乗っているときは本当に怖いですね。

車に乗っていても、信号などで停まっているところをすり抜けてくるので、背負っているあの大きなバッグで車体をこすられたり……」 

 

信号無視に無灯火だけでなく、「スマホを見ながらの運転」、「混雑地帯を猛スピード走行」、「右側通行で交差点右折」などの危険運転の被害が聞こえてきた。

 

実際にウーバーイーツで配達員をやっている男性に話を聞いた。

 

「僕は自分自身が飲食店勤務なのですが、店が休業になったので始めました。

危険運転は……仕方ないとは思いますね。

やっぱり、早く届けて件数稼ぎたいって思いますから。

 

前にピザのデリバリーのバイトをしていましたが、そのときは原付なので、ナンバーを見て通報されたら“自分”ってバレちゃうので気をつけてました。

でも、ウーバーイーツは自転車だし、何か“現行犯”的なことをしなければ自分だとわからないですからね。

 

頭の隅では気をつけようという気持ちはありますけど、気をつけながらスピード出したり、車がいなかったら赤信号を渡ったりしてますね。

 

運営からは“気をつけましょう”みたいなメールがたまにくるくらいですかね」

 

 

【子どもの多い住宅街でも】

 

ウーバーイーツ配達員の危険運転について、NPO自転車活用推進研究会の理事で自転車評論家の疋田智さんは、

 

「そもそもマナー以前の問題で、彼らは自転車のルールを守らないし、おそらく知りません。

 

なかでも、右側通行が多いのが問題で、車で左折しようとするときに、曲がった角からサッと出てきて、ぶつかりそうになったことが、私も複数回あります。

こうしたことは、左側通行をしていれば起こりえません。  

 

また、歩道を“どけどけ”と言わんばかりの運転も当たり前で、特に子どもが多い住宅地などでもスピードを落とさないため、見ていてハラハラすることがしょっちゅうです。

 

これでは嫌われるのが当たり前です。  

 

ウーバーイーツは“教育をしている”と言いますが、いったいどんな教育なのでしょう。

スマホに“ルールを守りましょう”と流すことは教育とは言いません。

きちんと有効な教育をすべきでしょう」  

 

もちろん、すべての配達員の運転マナーが悪いわけではない。

 

前出とは別の配達員の男性は、

「僕は、本業はイベント会社で会場の設営を担当していますが、3月からはほぼ仕事が無くなったので始めました。

 

本業が肉体労働ということもあり、ウーバーという“副業”でケガなんかしたらアホらしいので、運転は気をつけています。

まぁ気をつけているといっても、左側を走る、きちんと左右確認する、混んでいるところはスピードを落とすとか、一般的な感覚で守るべきところを守っているくらいですね。  

 

普通にやっていれば人に迷惑をかけることもないと思いますし、“配達員の多くがマナーが悪い”というほどでもないとは思います。

 

一部の人のマナーがすこぶる悪いというか……。

事故に遭ったときの窓口とか保険とかよくわかっていないなかでやってる人もいますからね」

 

前出の疋田さんは、一部の運転マナーの悪さについて、「配達員に若い人が多いことが、問題をさらに大きくしている」と指摘する。

 

「首都圏を中心に、昨今の若い人は、車に乗らないし、車を持たない。

そもそも、免許の取得率がかなり落ちました。

そうなると、交通ルールを学ぶ場がなくなってしまいます。

 

その彼らがいきなり自転車に乗り、“急いで運ばなくちゃ”、“これを運んで○○○円”、“あと1時間以内に○件やらないと目標の○○○円にならないぞ”とやっているわけです。  

 

こうして急いで荷物を運ぶわけですから、周囲が目に入っていません。

そこに交通ルールを知らないという事情が加わるわけですから、事故が増えるのは当たり前です。   

 

そして、彼らの多くは “自転車に乗ったことがあるというだけの自転車の素人”。

見ているとわかりますが、彼らが乗るのは電動アシストのママチャリばかりで、乗車フォームも洗練されていない。

総じて自転車運転がヘタです」(疋田さん)

 

 

【 “安全な自転車運転”について教育を】

 

ウーバーイーツでは、'188月に配達員の死亡事故が起きた。

 

それ以降、警視庁は運営会社であるウーバー・ジャパンに「交通安全を徹底するよう申し入れてきた」と、通信社のニュースでも報じられている。

 

「ウーバーイーツは、こういうビジネスを続けるつもりなら、配達員にきちんと教育をすべきです。

教育をしないで、“それぞれが個人事業主だ。だから自己責任だ”といって公道に放り出すのは許されません。

 

なぜなら、その公道というものはわれわれみんなが税金で作り、みんなでルールを守って使おうという前提の元に供された公(おおやけ)のものだからです。

 

公のものを使うには義務と責任が生じます。

その責任を果たさないのであれば公道を使わないでいただきたいと思います。  

 

ウーバーイーツは、対人・対物の補償は以前からありましたが、少し前まで配達員本人の事故については、あくまで自己責任として補償すらありませんでした。

 

しかし、ここの部分は昨年10月に改善され、“配達中に限り、上限25万円”ではあるものの、医療費が出るようになりました。

このあたりは大きな進歩であると認めるべきでしょう。

 

であるなら、もう一歩進めて、“安全な自転車運転”について教育もしてはどうかと思うのです」(疋田さん) 

 

運営元であるウーバー・ジャパンに、危険運転が増えているという声について、またその対策について質問状を送ったが、期日までに返答はなかった。  

 

日本では、新たなサービスやシステムは、保守的な人を中心とした批判の声が集まりやすく、普及に時間がかかるが、マナーを守れなくては普及も信用もない。

 

配達員は自分の好きな時間に働くことができ、飲食店は人件費を抑えつつ販路を拡大することができる。

サービスとしては非常に便利なものであるはずだ。

 

ウーバーには徹底した対応を望みたい。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ccc43f7041d74dd79e1036dc29b8e08a7b356fb?page=1 

 

 

 

 

(2/2へ続く)

 

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(1/2から続く)

 

※本件、期せずして前日、自転車の正しい乗り方などに関する記事が他メディアからネット配信されていた。

文中、ウーバー社にも触れられている。

こちらは、抜粋して紹介する。

 

Uber Eats事故も増加…自転車が「無法の危険マシン」になる恐怖

6871分 YAHOOニュース;現代ビジネス)

 

こんにちは。歌人の鈴掛真です。  

最近、ちょっと悩んでいることがあって。

よく自転車にひかれそうになるんですよ。

それも、毎日のように。

 

今回は「街中での自転車のあり方」について、みなさんといっしょに考えていきたいと思います。

 

 

【猛スピードの自転車が逆ギレ】

 

あれは、よく行くスーパーマーケットへ食料品を買いに出かけて帰宅する途中のことでした。  

 

東京の住宅街の交差点は、道が狭いうえに建物が密集しているので、見通しがとても悪い。

スーパーの付近ともなれば、買い物客の歩行者と自転車で昼夜問わず混雑しています。  

 

実際、それまでにも自転車とぶつかりそうになったことが何度もあった交差点だったので、気をつけなければと思っていた矢先、それは起こった……。  

 

歩行者用の信号が青になったので横断歩道に踏み出したとき、後方から車道を左折してきたママチャリが猛スピードで僕を目掛けて突進! 

「ぶつかる…!!」と思った瞬間にママチャリが急ブレーキ!! 

間一髪、けがはしないで済んだのだけど、前輪が僕のジーンズにしっかり接触していました。

 

相手は60歳くらいの女性でした。

てっきり謝ってもらえるかと思ったら、彼女が放ったのが、この一言。  

「危ないじゃないの!」  

 

……は? 

アブナイジャナイノ? ? 

そっちが横断歩道に突っ込んで来といて、なに言ってんの? ? 

 

普段は温和な僕もさすがにプッツン。

「危ないのはそっちだろ!!」  

 

ママチャリのおばさんは豆鉄砲を食った鳩のように目をパチクリ。

なんで自分の方が怒られているのか、わかっていないみたい。  

 

「ママチャリだって自動車と同じなんだよ!!  横断歩道で人をひいたら、あんた現行犯逮捕だぞ!!」  

 

なんでこんな当たり前のことを説明しなきゃいけないんだろう……

バカバカしく思いながら僕が怒鳴っていると、おばさんはやっと目が覚めたような顔になって「……ごめんなさい!!」と謝罪してきました。  

 

ジーンズをかすめた程度だったとはいえ、これもれっきとした接触事故。

本来はちゃんと通報するべきだったんだろうけど、双方けがはしていないようだし、スーパーで買ったお肉や冷凍食品を早く持って帰りたかったし、これくらいのことで警察を呼ぶのも面倒で、そのまま帰宅することにしました。

 

なんで良い大人が自転車の乗り方もわからないんだろう……おばさんのあの目が覚めたような顔にはどんな意味があったんだろう……と思いながら。

 

 

【「軽車両」の自覚がない自転車乗りたち】

 

その後も、自転車にひかれそうになる日々は相変わらず続いています。  

 

特に、外出自粛が求められるようになってからは、東京都内でUber Eatsの需要が急増。

あの大きなデリバリーボックスを背負っている自転車を見かけない日は無いほどです。

 

Uber Eatsの労働組合の調査で、20203月には配達中の自転車事故の事例が全国で31件寄せられたことが日本テレビなどで報じられました。  

 

東京は人口が多い分、もともと自転車の利用数も比例して多いわけで、ひかれそうになる機会が多いのも致し方ないかなとも思うのだけど、接触事故にまで遭ってしまうと、さすがに調べてみる必要がありそうです。

 

そこで僕は、自転車が街でどのように乗られているのかを、改めて観察・調査してみることにしました。  

 

すると、自転車を取り巻く実態が見えてきました。

さらに、草の根調査でも驚きの結果が。

 

もはや、交通ルールなんて、あってないようなものです。

 

・・・・・

 

もちろん、国や地方自治体も黙って見ているわけではありません。  

 

たとえば、自転車の車道通行の原則に違反した場合、「3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金」という、意外にも厳しい罰則が設けられています。

 

しかし、自転車には反則金制度がなく、罰則を科すと自動車よりも罪が重くなってしまうため、よほど悪質な違反でなければ、口頭注意で済まされていたのが実情なのだとか。  

 

先述のとおり、2017年の道路交通法改正により、自転車の交通違反に対する取締りが強化されました。

具体的には、道路交通法違反で3年間の内に2回以上摘発された運転者は、公安委員会による安全運転講習を受けなければならないというものです。  

 

また、東京都ではこの4月から自転車保険の加入が義務化されました。

201510月に兵庫県で義務化されて以降、全国の自治体で義務化の流れが広まっています。

僕もときどき自転車に乗ることがあるので、昨年のうちに保険の申し込みを済ませました。  

 

けれど、安全運転講習も、自転車保険加入の義務化も、結局は事故が起きたときのための対策であり、「自転車事故をなくす根本解決につながるか」という点で、僕は大いに疑問を感じます。

 

事実、警視庁の発表によると、東京都内における事故は、2016年から3年連続で増加しており、2019年は13,094件にも上ります。  

 

自転車事故で最も多い形態は、出会い頭の事故なのだそうです。

けれど、どんな交差点にも、必ず「一時停止」の標識があるはず。

信号や標識などの交通ルールを、ただ当たり前に守っていれば、防げる事故はあると思うのです。  

 

警視庁のホームページには、自転車の正しい乗り方をまとめたリーフレットが公開されています。

僕も概ね把握しているつもりだったのに、初めて知ったルールがたくさんありました。

 

「自転車は徒歩の延長ではない、無法な最強マシンなんかじゃない」という意識が広まって、もう明日から自転車にひかれそうにならないことを願うばかりです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/928ccbc9c720503313f1559a6375e1cabb108dd2

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、警視庁HPに掲載されているリーフレット。

 

自転車交通安全教育用リーフレット

(更新日:202061日)

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.html

 

当該リーフレットを見てみると、自転車の並進走行は道交法19条で禁止されているなど、ブログ者も知らなかった(覚えていなかった)ことが何点か書かれてあった。

 

 

 

(2020年6月18日 修正1 ;追記)

 

20206161030分に京都新聞から、京都府警はウーバー対策に乗り出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

道交法は、営業車を一定数保有する企業に対して、「安全運転管理者」を選任し、社員教育するよう求めているが、府警によると、ウーバー社にはこの法的義務が適用されないという。

 

同社は配達員を「パートナー」と位置付け、個人事業主に業務委託する形態を取っているためだ。

府警は今後もウーバーの配達員が増えるとみて、対策に乗り出した。

 

先月15日には、東山区の四条通で自転車通行禁止のルールを守るよう、取り締まりを実施。

 

ウーバー社の担当者と協議を始めており、府警交通安全教育センターの滝清所長補佐は、「同社と連携しながら、配達員向けの交通安全教室や事故の多発地点情報のメール配信などを進めたい」と話す。


ウーバー社は、「警察の協力を仰ぎながら、配達員の交通安全の強化に取り組んでいく」としている。

 

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/276884

 

 

 

 

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202069622分にFNN PRIME(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後1時すぎ、平戸市田助町の造船所で修繕中の運搬船から出火し、2人の死亡が確認されました。

火事があったのは、平戸市田助町の「Y造船」です。

 

9日午後1時すぎ、「煙が充満していて中に負傷者がいる」と消防に通報がありました。

 

警察によりますと、出火当時、造船所内では約40人の作業員が全長約60メートルの運搬船の修繕をしていました。

 

駆け付けた消防が、船内で20代と60代の男性2人を発見し、その場で死亡を確認しました。

 

同じ現場にいた作業員によりますと、2人は船内の船首付近で氷を砕く機械の修繕作業をしていたということです。

 

造船所の作業員は、「仕事をしていたら『水出して』『煙が出ている』と聞こえた」

 

警察は、2人の死因や火事の原因について詳しく調べています。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/50741

 

 

691926分にNHK長崎からは、通報時には火は収まっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後1時すぎ、平戸市田助町の造船所、「Y造船」で、「船内から火が出てすでにおさまったが、2人が逃げ遅れている」と造船所の関係者から消防に通報がありました。

消防がかけつけたところ、造船所で修理中の巻き網運搬船「第七昭徳丸」の船内では煙が充満していて、男性2人が意識不明の状態で見つかりました。

2人は、船外に運び出されましたが、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、67歳と25歳の2人の作業員と連絡が取れていないということで、遺体の身元の確認を急いでいます。

また、この船では9日午後0時半ごろから、およそ40人が作業を行っていたということで、警察や消防が関係者から話を聞くなどして火事の原因などを詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200609/5030007826.html

 

 

691944分に毎日新聞からは、船首部が焼損していたなど、下記趣旨の記事が空撮写真付きでネット配信されていた。

 

9日午後110分ごろ、長崎県平戸市の造船所で「修理中の運搬船内に煙が充満し、逃げ遅れた人がいる」と119番があった。

 

消防隊員が男性作業員2人が倒れているのを発見したが、現場で死亡が確認された。

 

消防隊員の到着時に火は消えており、船首部が焼損していた。

 

https://mainichi.jp/articles/20200609/k00/00m/040/170000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、テレビ長崎映像の2コマ。

 



 

 

 

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2020671130分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「止まれ」と書いてあるところでも停止しなくていい!?

 

道路には、進行方向別通行区分の予告表示や、事故が多発しているカーブなどで減速や注意を促すために、「急カーブ」や「追突注意」などと書かれていることがあります。

 

これらは交通の安全と円滑な通行を目的としていますが、標識令や道路交通法施行規則などの法令に定められていないため、法定外表示とも呼ばれています。

 

街でよく見かける、道路に書かれた「止まれ」の標示も、法定外表示にあたります。  

 

しかし、「止まれ」と書かれた標示には、法的規制を伴うものと法定外の指導停止線があるというのですが、どのような違いがあるのでしょうか。  

 

都内の警察署に、この法定外表示について尋ねたところ、次のような回答でした。

 

「『止まれ』と書かれた停止線で一旦停止しなかった場合、私たちがすべての交通反則切符を切るかといったら、切らない場合があります。   

逆に、『止まれ』という法定外表示がなくても、標識が設置されていれば、そこでは止まらなければいけません」

 

交通違反にならない場合というのは、「止まれ」の標示があっても、一時停止の標識が設置されていないときです。  

 

止まれの法定外表示単体では法的な規制を伴わず、標識がなければ、停止線で停止しなくても違反にはならないということです。  

 

基本的には、一時停止の「道路標識」と、停止線と止まれの「道路標示」はセットになっていますが、標識を設置した後に道路形状の変更などで標識が外されたため、道路標示だけが残っている場合などがあるそうです。

 

また、クルマが多く通る場所では、白線や文字が摩耗して消えてしまっていることもあります。  

 

しかし、停止の義務がないからといって、安全確認を怠ってはいけません。

道路標示や標識をしっかり見て、安全に通行するように注意しましょう。

 

 

【「T」や「+」の法定外表示が意味することとは?】

 

幹線道路から一本入った住宅街でよく見る「T」や「+」の道路標示ですが、これらは「交差点クロスマーク」と呼ばれ、中央線のない道路が交差する丁型・十型交差点の一部に設置されています。

 

T」や「+」の道路標示には、どのような意味があるのでしょうか。  

 

道路標示には、道路交通法に基づき都道府県公安委員会(警察)が設置するものと、国土交通省や都道府県、市区町村などの道路管理者が設置するものがあり、「T」や「+」の標示は後者が設置したものです。  

 

前出の交通課職員によると、まずT(ティー)字路ではなく、丁(てい)字路であるとの指摘を受けました。  

 

ただし、道の形状や音が似ていることから、T字路と認識している人も多く、現在はT字路でも間違いではないそうです。

 

 「本来は丁字路です。甲乙丙丁(こうおつへいてい)の丁といえばわかりやすいでしょうか。  

法定外表示は何かを規制するのではなく、ドライバーのための優しさといったらおかしいですけど、安全運転のための気遣いでもあります」

 

T」や「+」の道路標示は交差点クロスマークと呼ばれています。

 

原則として、中央線がない道路が交差しており、道路の交差が道路の状況により不明確な場所に設置されています。  

 

この表示は、クルマや自転車との出会い頭の事故や、子どもの飛び出し事故が発生しやすい交差点に注意喚起のために設置されています。  

 

この道路標示に対する法規制はありませんが、急な飛び出しなどの危険性があるため、十分に注意して通行する必要があります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d910e1c1119b19a1e2cc623d901755f55134362e

 

 

 

 

 

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20196650分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

旭川市消防本部の30代の男性消防士長が運転する救急車が雪道の段差で揺れ、乗っていた同市の50代女性が背骨を折るけがを負っていたことが5日、分かった。

 

女性は腰などに障害が残っており、同本部は治療費や慰謝料など3193万円を賠償する。

 

同本部によると、救急車は昨年2月9日午前7時半ごろ、同市北門町の市道交差点を走行中、除雪で生じた約10センチの段差で車体が跳ね上がって揺れた。

 

救急搬送される娘に付き添うため同乗していた女性が体を打ち、重傷を負った。

 

緊急走行の速度制限以下の50キロで走行していたが、前方の注意確認を怠っていたという。

 

中農消防長は、「本人と家族に心からおわび申し上げる。スピードダウンと、指さし確認徹底で再発防止に努める」と話した。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/428036/

 

 

68184分に読売新聞からは、車内の全員がシートベルトを締めていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

旭川市消防本部によると、救急車は昨年2月9日午前7時半ごろ、同市北門町の市道交差点を走行中、除雪で生じた約10センチの段差にぶつかり、大きく跳ね上がった。

 

車内の全員がシートベルトを締めていたが、女性が背骨を折り、入院した。

 

30代の男性消防士長が運転し、時速50キロ程度で走っていたが、霧で視界が悪く、段差を視認できなかったという。

 

中農(なかのう)消防長は、「本人と家族に心からおわび申し上げる。再発防止のため、路面状況に応じた安全運転を徹底する」とコメントした。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200608/afr2006080026-n1.html

 

 

691848分に読売新聞からは、腰を椅子に打ちつけたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同本部によると、救急車は昨年2月9日、市道交差点を時速約50キロで走行中、車道にできた約10センチの雪の段差でバウンドした。

 

女性は娘の付き添いのため同乗しており、衝撃で腰を椅子に打ちつけたという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200609-OYT1T50172/

 

 

 

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202066433分にYAHOOニュース(ロイター)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ロシア北極圏のノリリスクにある火力発電所の燃料タンクから燃料が大量に流出し、広範な環境汚染が広がっていることについて、プーチン大統領は5日、再発防止に向けた法令の改正を指示すると同時に、事故が起きた施設を保有する非鉄金属生産大手ノリリスク・ニッケル(ノルニッケル)<GMKN.MM>の筆頭株主のウラジーミル・ポターニン氏が適切な対応を取らなかったとして非難した。

 

事故が起きたのは5月29日。

ノリリスク・ニッケルの主要生産施設の近くにある発電所の燃料タンクが圧力を失い、1万5000トンの燃料などが河川に流出したほか、6000トンが地面に流出した。

 

これを受けプーチン大統領は、今月3日に周辺地域に非常事態宣言を発令した。

 

ノリリスク・ニッケルは、永久凍土が溶け、燃料タンクを支える支柱が沈下したことが事故の要因だったと説明。

 

ロシア検事総長は、永久凍土の上に建てられている全ての危険な建造物の点検を命令した。

 

プーチン大統領はテレビ会議方式で開催した会合で、類似の事故の再発防止に向け法令を改正するよう指示。

 

ポターニン氏に対し「適切な時期に交換していれば、このような環境汚染は引き起こされなかった」とし、社内調査の実施を要請した。

 

ポターニン氏はノリリスク・ニッケルの株式34.6%を保有する筆頭株主。

政府から罰金が課されるか推測できないとしながらも、除染作業にノリリスク・ニッケルが最大100億ルーブル(1億4500万ドル)を拠出する方針を示した。


事故を受けポターニン氏は解任されるべきとの見方が議員の間で出る中、大統領報道官はこの日、同氏の解任を否定した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/89b6743ca2f85e3fb760cceefe6d4a44ab759ee1 

 

 

641454分にYAHOOニュース(AFPBB)からは、政府への事故発生報告が遅かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

軽油2万トン超が付近の川に流出した。  

 

当局が発電所を運営するNTEKが事故報告を怠ったと指摘したことを受けて、プーチン氏はテレビ会議で、NTEKのセルゲイ・リピン(Sergei Lipin)社長を厳しく批判。

「なぜ政府機関が事故について把握するのが、発生の2日も後になったのか? 政府は緊急事態をソーシャルメディアで知るものなのか?」などと問いただし、異例の厳しい叱責を行った。  

 

NTEKの親会社、金属大手ノリリスク・ニッケル(Norilsk Nickel)は、NTEKが「適時適切」な方法で事故について報告したと発表している。  

 

重大犯罪の捜査を担当する連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、環境法令違反の疑いで捜査を開始し、発電所の職員1人を拘束したと発表した。  

 

連邦捜査委員会が公開した現場のものとされる動画には、燃料タンクから流れ出す軽油や、フェンスの下を流れる軽油が映っていた。  

 

世界自然保護基金(WWF)の専門家、アレクセイ・ニズニコフ(Alexei Knizhnikov)氏によると、今回の流出量は、1994年にロシア北西部コミ(Komi)共和国で数か月にわたって発生した原油流出事故に次ぎ、ロシア近代史上2番目になるという。  

 

映像は2日撮影・提供。(c)AFPBB News

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/956071dfe97ba6e2a32493e9e59e30cd849c291d

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、AFP映像の2コマ。

 



 

 

〇関連情報調査中、永久凍土溶解は地球の時限爆弾だとする、下記趣旨の記事が見つかった。ご参考まで。

 

「地球の時限爆弾」永久凍土溶解が引き起こす危機 温暖化ガスや病原菌放出

2019120100分 AFP)

 

地球温暖化の影響で、広範にわたる永久凍土の溶解が懸念されている。

 

永久凍土は数十億トンに上る温室効果ガスを内包しているが、溶解により、それらが大気中に放出されるだけではなく、長年氷に閉じ込められてきた病原菌なども解き放たれる恐れがあるとして、科学者らは警告している。

 

 

【北半球の陸地の4分の1

 

永久凍土とは、凍結した状態の土壌を指すが、その名とは異なり、必ずしも「永久」に凍結しているわけではない。

 

大部分は北半球に存在し、その陸地の約4分の1を覆っている。

 

通常は何千年も前から凍ったままで、深さは数メートルから100メートルまでさまざまだ。

 

永久凍土は、米アラスカ、カナダ、欧州北部、ロシアをまたぐ北極圏と北方林地帯に広がっている。

北半球ほどの規模ではないが、南半球でも、南米アンデス(Andes)山脈と南極大陸に存在する。

 

 

【大気中のほぼ2倍の炭素】


永久凍土には、凍った大昔の植物や動物の死骸という有機物の形で、推定17000億トンもの炭素が閉じ込められている。

 

永久凍土が解けると、有機物が温められ、分解され、最終的に温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)とメタンとして放出される。

 

永久凍土は大気のほぼ2倍の炭素を保持しており、その大部分をメタンとCO2が占めている。

 

 

【温暖化の悪循環】


永久凍土の溶解による温室効果ガスの放出は、2015年に結ばれた地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」で決定された、世界の気温上昇幅を産業革命以前と比べて1.5度に抑えるという努力目標を危うくするものだ。

 

CO2は地球温暖化の最大要因とされているが、メタンの温室効果はCO225倍もある。

 

永久凍土の温室効果ガスが大気中に放出されると、地球温暖化が悪化し、氷が解け、さらに永久凍土の溶解が進み、地球温暖化の悪循環に陥ってしまう恐れがある。

 

米マサチューセッツ州ウッズホール研究センター(Woods Hole Research Center)のスーザン・ナタリ(Susan Natali)研究員は2015年、たとえ地球温暖化が2度前後の上昇に落ち着いたとしても、2100年までには永久凍土の30%が失われると指摘している。

 

ナタリ氏は研究で、温室効果ガスの排出が現在のペースで続けば、永久凍土の最大70%が失われる恐れがあると指摘し、「永久凍土からの(温室効果ガスの)排出により、地球温暖化がコントロールできない状況に陥ってしまう可能性がある」と警告した。

 

 

【凍結された病原菌やウイルス】


永久凍土の溶解は、長い間氷に閉じ込められていた病原菌やウイルスの放出につながる恐れもある。

 

これは既に現実のものとなっている。

 

ロシア・シベリア(Siberia)で2016年、子どもが炭疽(たんそ)症により死亡した。

70年前に炭疽で死亡したトナカイの死骸を埋葬した場所の永久凍土が解けたことが原因だと、科学者らは指摘している。

放牧されていた家畜の群れが、解けたトナカイの死骸から放出された炭疽に感染したとみられている。

 

科学者らは、地球温暖化により昔の天然痘患者の墓など、凍土に埋葬され、氷の中で眠っている他の病原菌も活動を再開する可能性があると警告している。

 

 

【インフラの危機】


永久凍土の融解は石油産業や鉱業にとっては朗報だ。

これまで近づくことが困難だった埋蔵地へのアクセスが可能となるからだ。

 

だが、土砂崩れの発生や建物、道路、石油パイプラインの破損など、インフラへ深刻な影響を与えることも懸念されている。

 

環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)が2009年に発表した報告書によると、ロシアの永久凍土の融解が、建物や橋、パイプラインの変形や崩壊を引き起こしており、シベリア西部では修理費は、年間13億ユーロ(約1620億円)に達しているという。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3207024 

 

 

 

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2020651614分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

陸上自衛隊旭川駐屯地(北海道)で2月、UH1J多用途ヘリコプターがホバリング訓練中に横転した事故で、陸自は5日、調査結果を公表した。

 

教官で機長だった40代男性の3等陸佐の判断が遅れたため、プロペラの回転に伴って舞い上がった雪で周囲が見えなくなり、操縦を誤ったことが原因と結論付けた。

 

陸自によると、空中に停止した状態から、舞い上がる雪に巻き込まれないように着地する訓練をしていた。

 

副操縦士の20代男性1曹が機体を着地させる際、高さ約3メートルで周りが見えなくなり、機長に操縦を代わった。

 

機長は機体を上昇させようとしたが、計器を確認しなかったため、ヘリは左に傾き、地面に横倒しになった。

 

陸自は再発防止策として、雪上での操作要領や教官への指導の徹底などを挙げた。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200605/afr2006050022-n1.html

 

 

65213分にNHK北海道からは、機長は空間識失調に陥ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

当時、副操縦士が、駐屯地内の低い高度でホバリングの訓練を行っていたところ、地上から巻き上がった雪煙で視界がきかなくなったということです。


このため教官を務めていた機長が操縦を代わりましたが、機体の姿勢を正しく認識できない空間識失調という状態に陥った上、その後の緊急操作が適切ではなかったため、バランスを崩して横転したとしています。


陸上自衛隊は、教官に対する教育の徹底や悪天候時の訓練のルールを明確にするなど、再発防止策を講じるとしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200605/7000021810.html

 

 

651850分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、教官としての冬季訓練が不足していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

教官として冬季飛行の訓練不足なども背景にあったとした。

 

機長は上昇操作時に自分の感覚に頼り、計器を確認しなかったという。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1d85e174fc8b1cb10d4e9df16b5cdeb35804ce

 

 

※以下は、事故当時の報道。

 

2020271153分 朝日新聞)

 

北海道危機対策課に入った情報によると、ヘリは約10メートルの高さから墜落、機体の左側面が地面に衝突した。

炎上などの危険はないという。

 

2030歳代の男性2人が乗っており、うち1人は顔面に外傷を負い、手当てを受けている。

もう1人は自分で歩ける状態で、意識もはっきりしているという。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN273TS6N27UTIL00V.html

 

2020271210分 UHB)

 

防衛省によりますと、ヘリコプターは10メートルほどの高さで、ホバリングした状態から着陸する訓練を行っていたところ、ローターが地面に接触し、着陸に失敗したということです。

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=11029 

 

 

 

 

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202065730分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐賀県は、警察官の交通整理が不十分だったことが原因で、2月に開かれた郡市対抗県内一周駅伝で物損事故が発生したとして、三養基郡みやき町の男性に車の修理代として7万5千円の損害賠償を支払う方針を固めた。

11日開会の県議会に関連議案を提出する。

 

県警交通規制課によると、事故は2月14日午前9時45分ごろ、みやき町の千栗八幡宮前交差点で発生。

 

警察官が十分な安全確認をしないまま交通整理を行い、停止する必要があった軽貨物車が右折した際、青信号で直進していた乗用車がよけて道路左側の縁石にぶつかった。

 

5月に示談が成立し、和解しているという。

 

同課は、「きちんとした手信号ができず、あいまいになっていた。今後は再発防止に万全を期したい」とした。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/531038

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

駅伝大会時の交通整理不備による事故は2018年に霧島市でも起きている。

2017年には箱根駅伝でヒヤリも。

両者、本ブログ掲載スミ

 

 

 

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202064195分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県内の元看護師の女性(79)が中皮腫を発症したのは、医療用のゴム手袋を再利用する作業でアスベスト(石綿)を吸入したのが原因だとして、久留米労働基準監督署が労災認定していたことが4日、関係者への取材で判明した。

 

支援団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」によると、同様の作業で医療従事者が労災認定されるのは全国で3例目。

 

医療用手袋は、かつて医療現場で広く再利用されていた。

一方、アスベストの関連疾患は潜伏期間が平均で3540年と長く、同会は「今後、被害が広がる恐れがある」と注意を呼びかけている。

 

女性は196187年、福岡県内の病院に勤めていた際、1日約100枚、医療用のゴム手袋を再利用する作業を担当。

手袋を滅菌した後、手袋をくっつきにくくするため「タルク」と呼ばれる打ち粉をまぶす作業で、打ち粉に含まれるアスベストを吸い込んだとみられる。

 

タルクは粉末状の鉱石で、工業製品の製造やベビーパウダーなどにも使用されていたが、石そのものにアスベストが混入していることが発覚し、社会問題化。

 

2006年以降は、アスベスト含有量01%超のタルクは製造や使用が禁止されている。

 

厚生労働省によると、アスベストを含むタルクなどが原因で労災を認定された労働者は47人に上る。

製造業など40人、建設業7人で、ほとんどが中皮腫を発症したという。

 

女性は01年に定年退職。

1710月、せきが止まらなくなり、中皮腫と判明した。

1910月に労災申請し、今年2月、労災認定の知らせを受けた。

 

女性は、「同様の症状に苦しんでいる患者がいたら、早く被害に気づいてほしい」と話す。

相談窓口は支援団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会福岡支部」(0924091963)。

 

https://mainichi.jp/articles/20200604/k00/00m/040/259000c 

 

 

641857分にNHK福岡からは、全国3例目ではなく4例目だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県内に住む元看護師の女性が、がんの一種、「中皮腫」になったのは、手術用の手袋を再利用する際、アスベストが含まれるタルクという粉末をまぶす作業を長年行っていたからだとして、国から労災の認定を受けていたことが分かりました。


医療従事者がタルクによるアスベスト被害で労災認定を受けたのは全国で4件目で、九州沖縄では初めてだということです。


労災が認められたのは、福岡県内に住む79歳の元看護師の女性です。


女性は、昭和36年からあわせて23年間にわたり、県内の病院で手術用のゴム手袋を再利用するため、洗ったあとにタルクとよばれる粉末をまぶしてはめやすくする作業も行っていました。
当時、多いときには1日に100枚程度、作業をしていたということです。


女性は、3年前、アスベストが引きおこすがんの一種、「中皮腫」を発症したのち、タルクにアスベストが含まれていたことを知り、労災を申請したということで、ことし1月、国から労災を認められました。


アスベストによる患者を支援する「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」によりますと、医療従事者がタルクによるアスベスト被害で労災認定を受けたのは全国で4件目で、九州沖縄では初めてです。


支援団体は、かつて多くの医療現場でタルクをまぶす作業が行われていたため、関係者のアスベスト被害が懸念されるとして、注意を呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20200604/5010008157.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、毎日新聞に掲載されていた作業再現動画の3コマ。

 
 ①タルクをパッドにとり、



 ②そこから小袋に詰め、


 ③その小袋で再利用手袋をはたき、タルクをまぶしていた。
 

 

〇本件、初認定は防府市の元准看護師、2例目は東大阪市の元看護師だ。

ともに本ブログで紹介スミ。

 

 

 

 

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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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