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2016年3月29日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5773/
(2016年10月27日 修正1 ;追記)
2016年10月20日10時43分に朝日新聞から、対策を終了し営業を再開したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月19日12時34分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日、営業停止していた遊具「スロープシューター」と「大観覧車」が、7ケ月ぶりに営業を再開した。
東山公園協会によると、スロープシューターは、突起物に車両が衝突して停止したことから、走路内の内側にコンクリート製の壁を設置して、突起をなくした。
大観覧車は、扉の閉め忘れ防止のため、ゴンドラの扉が閉じていることを感知する装置と自動停止する装置を設置。
非常停止ボタンも計3カ所に増設した。
すべての職員がトラブルに迅速に対応できるよう、園内スタッフの安全教育のための研修などを、改めて実施。
今後も、定期的に機会を設けるという。
出典
『東山動植物園の2遊具が再開 大観覧車など安全対策施す』
http://www.asahi.com/articles/ASJBM4R5GJBMOIPE018.html
『観覧車など7か月ぶり営業再開』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20161019/3629841.html
(ブログ者コメント)
原因と対策の詳細は、下記文書参照。
『東山動植物園内遊園地の一部営業再開について』
(平成28年4月26日 東山総合公園管理課)
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/upload_file/pdf/PRE00600_115823.pdf
(2017年9月20日 修正2 ;追記)
2017年9月18日20時45分に読売新聞からネット配信された別施設の観覧車トラブルに関する記事中、自動停止装置に関する若干詳しい記述があった。
・・・・・
観覧車を巡るトラブルは各地で相次いでいる。
昨年3月には、名古屋市の東山動植物園で、中学生らが乗ったゴンドラの扉が開いたまま1周した。
これを受け、運営団体は係員に指導を行ったほか、観覧車に特殊なセンサーを取り付け、乗降場所以外で扉や鍵が開くと自動停止するシステムを導入した。
・・・・・
出典
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170918-OYT1T50026.html
2016年10月20日0時48分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
停止中の北陸電力志賀原発2号機(石川県)の原子炉建屋に6.6トンの雨水が流れ込み、非常用照明の電源が漏電する事故が9月に発生し、原子力規制委員会は、19日、北陸電に原因究明と再発防止を求めた。
田中委員長は、「これほどの雨が流入するのは想定外だった。安全上重要な機能を失う恐れもあった」として、新規制基準に基づく再稼働の審査を見直す可能性を示唆した。
北陸電の報告によると、雨水の流入は、9月28日に発生した。
原子炉建屋の横にある排水路が道路工事で一部ふさがれていたため、雨水が道路にあふれ出た。
仮設ケーブルを通すため蓋が一部開いていたケーブル配管に流れ込んだ。
雨水は配管を通って、原子炉建屋の1階に流入。非常用照明の電源設備などが漏電した。
さらに、床のひび割れなどを通って、地下2階まで達した。
地下1階には、地震などで外部電源が失われた際に使われる最重要の蓄電池があるが、その真上の場所にも水が来ていたという。
気象庁によると、当日の雨量は1時間あたり最大26ミリだった。
東京電力福島第一原発は、津波で非常用電源が失われて、事故につながった。
このため、新基準は、防潮堤で津波を防ぎ、建屋に水密扉をつけて浸水を防ぐなどの対策の強化を求めている。
しかし、配管から雨水が流れ込むことは重視されてこなかった。
志賀原発は、近くに川などがないため洪水対策は不要とされ、配管は密封されていなかった。
規制委は、今後、志賀2号機の再稼働に向けた審査で、対策を求めていく方針。
また、今回の問題が志賀原発固有の問題か、他原発の審査にも広げる必要があるかどうか、北陸電の報告を待って検討するという。
北陸電の金井社長は、19日、規制委の臨時会で「現場周辺は標高が高く、止水対策が後手に回っていた。当直の危機意識も薄く、警報への対応も遅れた」と陳謝した。
出典
『志賀原発に雨水6トン流入 「安全機能、失う恐れも」』
http://www.asahi.com/articles/ASJBM4K37JBMULBJ00D.html
10月20日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
北陸電力志賀(しか)原発2号機(石川県)で、9月末、原子炉建屋内に雨水6.6トンが流入するトラブルがあり、原子力規制委員会は,19日、重大なトラブルに発展した可能性が否定できないとして、北陸電に再発防止策の報告を求めた。
雨水流入は、東京電力福島第1原発事故前の旧基準では想定しておらず、規制委は、他原発の状況も調べる方針だ。
規制委によると、志賀原発では9月28日、1時間に約30ミリの降雨があり、構内道路が冠水。
仮設ケーブルが通る地下空間を通じて原子炉建屋の1階や地下に流れ込み、照明用の分電盤がショートした。
降雨が排水用の仮設ポンプの容量を超え、地下空間をふさぐふたに隙間があったことや、原子炉建屋の床のひびを補修しなかったことが原因という。
浸水したエリアには、非常時に原子炉を冷やす機器に電源を送る配電盤や非常用の蓄電池など、重要度が特に高い設備があり、水没して使えなくなる恐れがあった。
19日に規制委と面会した北陸電の金井社長は、「重大な反省材料として、意識向上に取り組みたい」と陳謝した。
出典
『石川・志賀原発 あわや配電盤水没 先月2号機建屋に雨水6トンが流入』
http://mainichi.jp/articles/20161020/ddm/008/040/093000c
(2016年10月29日 修正1 ;追記)
2016年10月28日20時12分にNHK金沢から、中間報告書が提出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月28日20時22分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
北陸電力は28日、原子力規制庁と石川県などに社内調査の中間報告書を提出した。
報告書によると、当時、建物周辺の排水路が工事中で、仮設のポンプだけでは雨水を排水しきれず、配管などを通す地下通路に流れ込んだとしている。
この時、地下通路内の水位の異常を示す警報が鳴ったにも関わらず、運転員が中の状況を十分確認しなかったとしている。
また、あと20時間浸水を放置していたら、非常時に原子炉を冷やすポンプなどが水に漬かり、使えない状態になっていたとも指摘した。
そのうえで北陸電力は、排水のための仮設ポンプを増やしたり、水の侵入を防ぐため建物のひび割れをふさぐなどの対策を取ったという。
出典
『原発雨水流入で中間報告書提出』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023913651.html?t=1477686106013
『雨水流入は監視不足が原因 志賀原発トラブル』
http://this.kiji.is/164695982716503542
(ブログ者コメント)
中間報告書は下記参照。
上記報道以外、下記などの説明がある。
冠水したエリアにあるピットと上蓋の隙間から、大量の雨水がピット内へ流入した。
(ピットと上蓋の間には、仮設ケーブルを引き込むために隙間があり、雨水が流入しやすい状態となっていた。)
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/16102805.pdf
2016年10月21日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日正午ごろ、神栖市東和田の石油精製会社「鹿島石油」鹿島精油所構内で施設から炎が出ているのを職員がみつけ、119番した。
警察や同社によると、同日午後3時15分ごろ鎮火し、けが人はいなかった。
午前11時50分ごろ、千葉県北東部を震源とする震度4の地震があり、職員が安全点検していた。
同社によると、出火した装置では、ナフサという燃えやすい液体からガソリンなどを抽出している。
地震の影響で装置の塔の一部に亀裂が入り、漏れたナフサが原因で火災が発生した可能性があるとみている。
出典
『火災 精油所で 地震が原因か 神栖・鹿島石油』
http://mainichi.jp/articles/20161021/ddl/k08/040/223000c
(ブログ者コメント)
「塔の一部に亀裂発生?」という報道だが、「フランジが緩んだ」ということかもしれない。
ただ、亀裂にせよ、緩みにせよ、震度4ぐらいで漏れるようでは困る。
他に特別な理由でもあったのだろうか?
(2016年11月18日 修正1 ;追記)
2016年10月21日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。 (こちらの情報のほうがありそうな話なので、タイトルもこの情報に合わせて変更した)
警察などによると、燃えたのは原油を精製してできるナフサとみられ、約3時間15分後に鎮火した。
警察は、直前に発生した地震の影響で配管からナフサが漏れ出し発火した可能性もあるとみて、出火原因を調べている。
警察などによると、出火したのは、化学物質を製造する第3接触改質装置の区域。
同装置は屋外にあり、出火したのは同装置から出ている配管。
同社によると、装置は焼けていないという。
同社によると、火災後、所内の全ての装置を停止したという。
2016年10月20日12時14分に広島ホームテレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月20日8時19分にNHK広島NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後7時50分ごろ、府中市本山町の廃棄物処理工場で「爆発音がした」と、従業員や近くに住む人から消防に通報があった。
消防車など7台が出動し、火は約20分後に消し止められたが、初期消火にあたった従業員2人が煙を吸うなどして軽傷。
工場敷地内にある建物の外壁の一部が壊れた。
消防によると、爆発したのは焼却設備だとみられるが、焼却炉ではないという。
警察と消防が実況見分を行い、爆発場所や原因などを調べている。
出典
『府中市のごみ処理工場で爆発を伴う火災』
http://news.home-tv.co.jp/news.php?ymd=2016-10-20&c=&id=2016-10-201
『廃棄物処理工場で爆発』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20161020/3685081.html
2016年10月19日23時48分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後3時前、津市雲出鋼管町の津港で、係留された台船に乗っていた三重県四日市市の作業員の19歳の男性が海に沈んで行方不明になったと、警察に通報があった。
海保によると、警察からの連絡を受けて海保の潜水士などが周辺を捜索したところ、午後7時前に、台船から沖に15mほど離れた海中で作業員を発見した。
作業員は、引き上げられて病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
海保によると、作業員は、台船につながれていた小型の船が海に流されたため、「自分が回収に行く」と言って海に飛び込んだという。
現場は水深8mほどで、津地方気象台によると、当時、波浪や強風の注意報は出ていなかった。
海保などは、男性が海に飛び込んだ状況などを調べている。
出典
『海で行方不明の作業員 死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073677271.html?t=1476904933154
2016年10月18日19時4分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市消防局に入った連絡によると、18日午後6時ごろ、札幌市東区の自動車整備工場でタンクローリーから灯油が漏れて引火し、火災が起きているという。
消防車などが現場に駆けつけて消火作業にあたり、火はほぼ消し止められたということで、これまでにけがをした人はいないという。
近くのコンビニエンスストアの店員は、「自動車整備工場の方から黒っぽい煙が上がっているのが見えたが、焦げたにおいや爆発音は聞こえなかった」と話している。
出典
『タンクローリーの灯油漏れ引火』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161018/3645641.html
2016年10月18日18時59分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月18日19時33分にテレビ愛媛からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時すぎ、西条市丹原町の国道11号線、通称「桜三里」で、西条市の32歳の団体職員が運転する木材運搬用の大型トラックの荷台に備え付けられた木材をつり下げるアームが、突然、横に振り出され、対向してきたトラックの運転席にぶつかった。
この事故で、トラックの運転席は激しく壊れ、運転していた大洲市の57歳の会社員の男性が右足の骨を折る大けがをした。
現場は、山間を縫うように走る片側1車線のカーブの多い国道。
警察の調べによると、大型トラックのアームは長さがおよそ7mあり、走行中は折りたたんでいたが、事故の直前に、突然、車体から対向車線側に3mほど振り出された状態になったという。
消防によると、ケガをした男性は、「対向のトラックのアームが伸びてきた」と話しているという。
警察は、アームの固定方法などに問題がなかったか調べている。
出典
『トラックのアーム当たり重傷』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20161018/3633191.html
『桜三里でトラックが車載クレーンにぶつかる 1人重傷』
http://www.ebc.co.jp/news/data/index.asp?sn=1969
(ブログ者コメント)
同じような事故は、過去にも起きている。
2016年5月5日掲載
2016年4月28日 山形県遊佐町の国道で大型レッカー車走行中にクレーン付け根のギヤの歯が壊れてアームが対向車線にはみ出し、走ってきたバスに当たって5人けが、 (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5883/
2016年10月17日3時9分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省によると、視覚障害者が駅ホームから転落する事故は、2009年度38件、10年度58件、11年度74件、12年度91件、13年度74件、14年度80件、起きている。
転落防止に最も効果があるとされるのが、乗降時以外はホームから出られないようにするホームドアだが、設置は進んでいない。
私鉄で最長の営業距離(約500km)の近鉄も、全286の駅で、ホームドアが設置された駅はない。
また、複数種類の車両がある近鉄では、「編成数やドアの位置が異なるため、技術的に課題がある」との理由も挙げる。
このため、視覚障害者のためには、点字ブロックなどで対応している。
全国に鉄道の駅は約9500あると言われるが、国交省によると、ホームドア設置駅は665駅。
国交省は、11年、10万人以上が利用する都心部の駅で特に危険性が高いとして、20年を目標に、ホームドアを優先して設置するよう、鉄道各社に求めていた。
多くの鉄道会社にとって、ハードルになっているのがコストだ。
1駅あたりの設置費用は数億〜十数億円で、ホームが狭かったり湾曲したりしている場合には、技術的なハードルも高くなる。
そこで、ホームドア設置には、国と自治体がそれぞれ費用の3分の1を補助する制度がある。
国交省は、16年度第2次補正予算と17年度当初予算で、計約67億円をあてる方針。
日本盲人会連合の調査では、事故防止に有効な手立てとして、ホームドアに次いで「駅員の配置」と「周囲の人の声かけ」を挙げる人が多かった。
点字毎日記者で、視覚障害者の転落事故を長年取材している全盲の佐木記者(42)は、「目の不自由な人は、自分のいる場所を勘違いしていることもある。駅で見かけたら、迷っている様子がなくても、声をかけてあげてほしい」と話す。
出典
『線路に転落 視覚障害者の事故 後絶たず』
http://mainichi.jp/articles/20161017/k00/00m/040/081000c
(ブログ者コメント)
本件、下記事例の関連報道と思われる。
(下記事例については、これまで何件かの関連報道を本ブログで
紹介済)
2016年8月21日掲載
2016年8月15日 東京メトロの青山一丁目駅で盲導犬の左側(線路側)を歩いていた視覚障害者がホームから転落し電車にはねられて死亡、点字ブロックに一部かかっていた柱を犬が避けた?
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6196/
一方、今回報道の直近にも、2件の転落事故が起きている。
2016年10月9日 東京都国分寺市 JR中央線
『視覚障害者、ホームから転落して骨折 西国分寺駅』
http://www.asahi.com/articles/ASJBB3TFNJBBUTIL002.html
2016年10月16日 大阪府柏原市 近鉄大阪線
『ホームドアがあれば… 視覚障害者、また転落死亡事故』 ※解説記事主体
http://digital.asahi.com/articles/ASJBK2PNMJBKPTIL002.html?rm=297
2016年10月15日16時28分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エアコンや冷蔵庫の冷媒に使われ温室効果が大きい代替フロン、ハイドロフルオロカーボン(HFC)が、地球温暖化対策のため、段階的に生産規制されることになった。
15日、ルワンダの首都キガリで開かれていたモントリオール議定書締約国会合で、議定書を改正してHFCを規制対象に加えることが採択された。
日本などの先進国は、2019年から削減を始める。
日米など先進国は、36年までに基準年の11~13年の平均に比べ、二酸化炭素(CO2)で換算して85%にあたる量を削減する。
中国やインド、途上国は、20年代を基準年とし、40年代までに80~85%を削減する。
中国などは24年、インドなどは28年から削減を始める。
HFCには複数の種類があり、温暖化への影響が大きいものを優先して規制し、影響が小さい物質に切り替えていく。
米国などのチームによる研究では、HFCを規制すると、今世紀末までに0.5℃の気温上昇を抑えられるという。
モントリオール議定書は1989年に発効し、紫外線を遮るオゾン層破壊の原因となるフロンの使用が規制された。
HFCは、フロンの代わりに冷媒として使われるようになった。
だが、HFCはオゾン層は壊さないものの、CO2の数100~数1000倍も温室効果が大きい。
このため、モントリオール議定書を改正し、HFCを規制対象に加えることが09年に提案され、議論されてきた。
今年5月の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)では、年内の議定書改正を目指すことで一致。
今回、米国はケリー国務長官が現地入りして議論を進めた。
今回の議定書の改正案に日本も賛成した。
今後、メーカーや冷蔵庫などを使うスーパー、コンビニなどは、HFCを使わない自然冷媒の機器への切り替えを進める。
導入コストは現在高いが、代替フロン使用をやめることで規制対象外になり、点検コスト削減や省エネが見込める。
出典
『オゾン層壊さないが温暖化招く…代替フロン規制採択』
2016年10月16日7時13分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月16日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時35分ごろ、静岡市清水区蒲原の日本電極蒲原工場で熱処理炉が爆発し、炉の近くで作業していた男性従業員(32)=同区=が全身やけどの重傷を負った。
警察によると、爆発により、鉄骨スレート建て工場の天井の一部に穴が開いたほか、窓ガラスが複数枚割れた。
警察と消防が詳しい原因を調べている。
爆発した熱処理炉では、固体燃料のコークスを燃やし、リチウムイオン電池の材料を製造しているという。
出典
『工場で爆発、従業員重傷 静岡・清水区』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/291945.html
(ブログ者コメント)
原因不詳だが、とりあえず「ガス爆発カテゴリー」に入れておく。
(2016年12月2日 修正1 ;追記)
2016年11月25日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、重傷だった男性が死亡したという記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
2016年10月15日19時1分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月16日1時50分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時ごろ、福岡市博多区の博多駅ビル「JR博多シティ」10階にある飲食店の調理場でガスボンベが爆発、男性従業員2人が軽いけがを負った。
消防などによると、爆風で店の出入り口の扉が吹き飛び、店長ら2人が腕などに痛みを訴えて病院に搬送された。
火災は発生しなかった。
警察や消防によると、当時、店は開店準備中で、店長がカセットこんろ用のガスの残量が少なかったため、ボンベからガスを抜く作業をしていたという。
何らかの原因で、引火したとみられる。
駅ビル周辺には消防車と救急車が計15台出動して騒然となった。
ビル内は買い物客などでにぎわっていたが、大きな混乱はなかった。
隣の飲食店店長、村上さんは、「大きく揺れて、外に出たら煙が上がっていた。扉が吹き飛ばされていたので、近くに人がいたら巻き込まれていたかもしれない」と顔をこわばらせた。
出典
『博多駅ビルの飲食店で爆発、2人けが』
http://www.sankei.com/west/news/161015/wst1610150062-n1.html
『博多駅ビル ガスボンベ爆発、料理店長ら2人搬送』
http://mainichi.jp/articles/20161016/k00/00m/040/115000c
(ブログ者コメント)
「ガスの残量が少なかったため」という表現から考えると、液体のLPGが残っている状態でガス抜きしていたのかもしれない。
とすれば、「ガスを抜く作業」とは、穴開けではなく、ノズルを強制的に押し下げて中の液を抜いていた、ということかもしれない。
もしそうだとすれば、室内で行うには、あまりに危険な作業だ。
2016年10月20日付で静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月20日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡市は、19日、同市清水区の清水船越堤公園で、14日に市内のこども園の行事で訪れていた年中男児(5)がトイレの浄化槽排水升に転落する事故があったと発表した。
男児は腹部に擦り傷の軽傷を負った。
市都市計画事務所によると、排水升は縦横50cm、深さ90cm。
鉄製で、厚さ約1cmの鉄製のふたが乗っていた。
散策中の男児がふたの上に乗った際にふたが外れ、升に転落したという。
蓋は錆びついていて5~6cmほど欠けており、踏んだ拍子に外れたらしい。
升内に水はなく、土がたまっていた。
ふたの経年劣化が原因とみられる。
同公園は1988年完成。排水升のふたは、当時から交換されていなかった。
市が9月末に点検した際は、蓋の劣化には気づかなかったという。
市は、同日中に排水升の周辺に柵を設置した。
今後は、ふたをずれない形のものに交換するほか、他の公園でも排水升の点検を行うという。
出典
『排水升のふた外れ、男児転落し軽傷 静岡・清水区の公園』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/293164.html
2016年10月16日7時32分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県日野町北脇の作業用施設の建設現場で、15日午後3時55分ごろ、アルバイトとして作業中だった三重県伊賀市の男性介護士(51)が高さ約10mの屋根から転落し、死亡が確認された。
警察によると、男性は屋根を後ろ向きに移動しながら防水シートを張る作業をしていた際、空調設備を埋め込むために開いていた約1.3m四方の穴に転落した。
警察が、当時の安全管理の状況などを調べている。
出典
『高さ10メートル屋根を移動中…作業用の穴に転落して死亡』
http://www.sankei.com/west/news/161016/wst1610160019-n1.html
2016年10月15日20時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月15日20時55分にTBS News iから、10月15日18時52分にNHK松山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後3時15分頃、愛媛県西条市神拝甲の市道で、江戸時代から続く「西条まつり」の神輿1基が横転した。
乗っていた小学6年の女児2人を含め、担ぎ手ら計8人(11~47歳)が投げ出されるなどして、いずれも軽傷を負った。
警察の発表では、御輿は高さ約5m、重さ約2トンで、長さ8メートルほどの木でできた担ぎ棒2本で支える構造。
両脇に木の車輪(直径約1.8m)がついている。
同日午前2時頃から市内を巡行し、30~40人が路上をひきながら御輿を上下に揺らした際、前部の担ぎ棒が路面にぶつかって折れ、バランスを崩したとみられる。
西条市内では、14日からまつりが行われていて、15日は、市内をおよそ100台の「だんじり」や「みこし」が練り歩いていた。
まつりは豪華絢爛なだんじりや御輿で知られ、観光客も多いが、見学者にけがはなかった。
出典
『高さ5mの御輿横転、女児ら8人投げ出されけが』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161015-OYT1T50105.html?from=ycont_top_txt
『祭りでみこし倒れ8人けが 愛媛・西条市』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2892718.html
『西条まつりみこし倒れ8人けが』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20161015/3565471.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、2年前にこの祭りを見に行った。
その時に撮影した以下の写真が神輿の模様。
担ぎ棒は少ししか写っていないが・・。
2016年10月14日20時41分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月14日13時47分に共同通信から、10月14日17時1分にNHK首都圏NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時50分ごろ、東京都港区六本木3丁目の11階建てマンションの10階部分から工事用の鉄パイプが落下、歩道を歩いていた男性を直撃し、男性は間もなく死亡した。
パイプは、落下物から歩行者を守るための防護板の隙間を通ったとみられ、警察は、安全管理に不備があった疑いがあるとみて、業務上過失致死容疑で調べている。
警察などによると、死亡したのは新宿区の無職男性(77)。
鉄パイプ(長さ約1.8m、幅約3cm)は約35mの高さから落ちてきて、妻と一緒に歩いていた男性の頭部に突き刺さり貫通した。
妻にけがはなかったという。
刺さったほうの先端は薄くなっていた。
現場のマンションは、外壁の改修工事のために組まれた足場を解体する作業中で、事故当時、10階付近では作業員数人が作業していた。
また、現場では地上から高さ約6m付近に落下物防止用の、ひさしのような防護板が設置されていたが、中央部分に約3.5mにわたって隙間が開いていた。
工事を請け負った会社によると、足場の解体後、資材を地上に下ろすために一部の防護板が外されたという。
鉄パイプは、ここを通って男性を直撃したとみられる。
建築現場や解体現場での足場の落下事故を防ぐため、国は、法律や手引きで基準を定めている。
国交省によると、建築基準法などでは、工事現場が道路や住宅に近かったり、地上から7m以上の高さにあったりするなど、足場が落下すると周囲の人に危害が及ぶおそれがある場合には、工事現場の周りを鉄製の網や布で覆うなど、被害を防ぐ措置をとるよう定めている。
また、建設業向けのガイドラインでは、鉄製の網や布が落下の衝撃に十分耐えられるようにすることや、必要に応じて防護柵を設けることなども求めている。
一方、厚労省は、作業者の安全を確保する観点から、労安法に基づく規則で、足場に防護ネットなどを設置することや、鉄パイプなどを運ぶ際には網や袋で覆った上で上からつるして下ろすこと、それに毎日の点検方法など、作業を安全に行うための手順を定めている。
出典
『鉄パイプ、防護板の隙間から落下か 六本木の事故』
http://digital.asahi.com/articles/ASJBG5DVPJBGUTIL03T.html?rm=390
『鉄パイプ落下、頭に刺さり死亡 歩行者男性、東京・六本木』
http://this.kiji.is/159490933952462853?c=39546741839462401
『鉄パイプ 防護柵隙間を落下か』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161014/3533191.html
10月15日22時0分に朝日新聞から、10月15日21時0分に読売新聞から、10月16日0時50分に毎日新聞から、10月17日12時18分に共同通信から、10月17日22時52分に産経新聞からも、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
警察によると、鉄パイプの両端の穴にグラビティロックと呼ばれる留め具を差し込み、外壁のタイル工事に使う足場を組み立てていた。
事故があった14日は、外壁工事で使った足場の解体作業が午前9時ごろに始まった。
10階付近で作業員1人が解体し、2人が資材をひもで束ねてロープで地上に下ろす作業を、繰り返していた。
このため、下の歩道(幅約5m)にコーン標識を使って幅約1mの歩行者通路を設け、誘導員2人を配置した。
誘導員は、真上で作業が続いている間も、断続的に通行人を行き来させていた。
歩道のマンション寄りの部分への立ち入りは禁じていたが、歩行者通路は、資材を下ろす時のみ通行を規制し、解体して束ねる作業中は通行を認めていた。
パイプが落下した午前9時50分ごろは資材を束ねる作業中だったため、歩行者通路は通れる状態だった。
誘導員が上を見たところ、作業員が回収した鉄板をひもでくくっている様子が見えたことから、「今は資材を下ろしていない」と判断し、亡くなった男性を通行させたという。
落下したパイプは、作業員が束ねていた資材とは別のもので、作業員は、「真下の足場の鉄パイプが、気がついたら落ちていった」などと説明しているという。
付近の足場には、留め具だけが残されていた。
警察は、固定が不十分だった可能性があるとみて、業務上過失致死容疑で調べている。
出典
『警備員、歩道の一部で通行人止めず 鉄パイプ落下死亡』
http://digital.asahi.com/articles/ASJBH5FKYJBHUTIL00W.html?rm=433
『鉄パイプの留め具が外れ落下か…六本木事故』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161015-OYT1T50103.html?from=ycont_top_txt
『パイプ落下事故 鉄板の回収作業中だった 東京・六本木』
http://mainichi.jp/articles/20161016/k00/00m/040/090000c
『足場の鉄パイプ1本が欠落 マンション、男性死亡事故』
http://this.kiji.is/160587913485778947?c=39546741839462401
『「作業中、通行させることも」 建設業者が会見』
http://www.sankei.com/affairs/news/161017/afr1610170046-n1.html
10月19日19時3分にNHK札幌からは、12年前に札幌テレビ塔でもパイプ落下死亡事故があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市東区の建設業者で、足場の鉄パイプはどのように固定されているのか、実際に見せてもらった。
多くの足場に使われているのは、金具を手で動かして固定するタイプ。
この建設業者は、ロックの解除は作業のつど行うため、勝手にロックが外れることは考えにくいとしている。
さらに、鉄パイプは両端で固定されているため、仮に片方が外れても、もう片方は固定されたままで、落ちることはない。
建設業者の海老子さんは、「六本木の事故は、なにかが金具にぶつかって起きたと思います。そうしないと、普通はロックは外れません」と話していた。
札幌市では、平成14年9月、テレビ塔の高さ90mのところから鉄パイプが落下し、地上にいた男性が死亡する事故が起きている。
その後は徹底した安全対策が続けられ、北海道労働局のまとめでは、道内の建設現場では、平成14年以降、足場などからの落下物による死亡事故は1件も起きていない。
出典
『鉄パイプ落下 安全対策は』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161019/3646721.html
(ブログ者コメント)
〇上記NHKでは、同種パイプの形状やグラビティロックのかけ方などが報じられている。
また、テレビ塔事例では、落ちて曲がったパイプなどが映されている
10月25日(火)ごろまで視聴可能。
〇原因不詳だが、これまでの報道から類推するに、パイプ両端のロックを2つともかけ忘れていたところに、上方での足場撤去作業の振動が伝わって・・・という可能性も考えられる。
(2017年5月4日 修正1 ;追記)
2017年5月2日23時41分に産経新聞から、作業員が両手に抱えていた数本のパイプの1本を落としたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
遺族らは、2日、業務上過失致死罪で、作業員と現場責任者の2人を東京地検に告訴した。
告訴状では、現場の目撃証言などから、作業員が鉄パイプ数本を両手に抱えて足場上を移動中、1本を落として男性の頭部に直撃させたと主張。
また、現場責任者は、落下防止用の防護板に隙間があったにもかかわらず、交通誘導員に適切な歩行者の誘導をさせなかったとしている。
2日、東京都内で会見した妻(74)によると、男性は大学で建築を学び、大手建設会社に就職。現場監督として定年まで勤めあげた。
妻は、「寡黙で優しい人。仕事では何よりも『安全』を重視していた」と振り返る。
警察からは、「現場の防犯カメラに交通誘導員が写っていた」と説明を受けたが、妻は、「高所で危険な作業をやっているということには気がつかなかった。誘導員がいたのなら、なぜ声をかけてくれなかったのか」と憤る。
今年2月には、「作業員の手から鉄パイプが落ちる一部始終を見ていた」との目撃証言を得た。
だが、状況に食い違いもあり、警察は慎重に裏付けを進めている。
妻は、「夫が戻ってくることはかなわない。ならばせめて、二度と同じ事故が起きないよう、事故状況の検証を徹底してほしい」と話している。
出典
『六本木の鉄パイプ落下事故、遺族が作業員ら告訴 業務上過失致死罪で東京地検に』
http://www.sankei.com/affairs/news/170502/afr1705020023-n1.html
2016年10月13日22時0分に日経テクノロジーから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
産業技術総合研究所は、自動車の運転手の体調が急変することによって生じる事故を未然に防ぐための研究を、病院や自動車メーカーなどと共同で始める。
車室内に置いたカメラや操作データなどから、てんかんや脳卒中、心疾患の症状が表れる予兆の検知技術を開発する。
予兆データを基に、車両を安全に自動停止させたり、医療機関へ緊急通報したりするシステムの開発につなげる。
さらに、将来に向けては、自動運転中に運転主体を車両から乗員に切り替え可能かを判断する精度の向上にも役立てる。
産総研の自動車ヒューマンファクター研究センターが主導し、2016年11月に研究を開始する。
共同研究先は、筑波大学附属病院、東京大学、自動車関連企業。
同病院には、センターが用意した運転シミュレーターを持ち込んで、研究を進める。
てんかん・脳卒中・心疾患の治療を受けている患者に、実験の協力の了解を得た上で、脳波や心電などの生理情報を取得しながら、運転シミュレーターを操ってもらう。
東京大学は、センサーデータや操作データを解釈し、発作などの予兆との相関を見い出す研究で協力する。
患者に発作が生じると、その状態は過去の知見から明確に判定できるといい、今回の研究では、発作が起こる前の予兆を、運転手向けセンサーとステアリングやアクセルなどの操作情報から、判断可能にする。
利用するセンサーとして、顔の表情などを読み取る可視光・近赤外光カメラ、シートに埋め込んだ生体・圧力センサーなどを、同センターでは想定している。
今回の研究では、予兆発見につながるデータ収集を目的とするため、発作などの症状を再現しやすい患者を対象とするが、研究成果は、健常者が突然に体調異変を引き起こす場合にも適用できるという。
職業ドライバーが、事前の健康診断で問題がないにもかかわらず運転中の体調異変で事故を起こしてしまう場合にも、効果がある。
今後の実験・研究を通して、少なくとも数10件のデータを集め、予兆発見につながる生体データ、顔画像データ、操作データのデータベースを構築する狙いだ。
参加する自動車関連企業は未定で、2016年10月13日に募集を始めた。
既に研究中の運転手モニタリング技術の検証などのため、あるいは新規開発のために参加することを、同センターは期待している。
募集のため、「健康起因交通事故撲滅のための医工連携研究開発コンソーシアム(AMECC)」と呼ぶ組織を、同日付で設立した。
参加企業には、1500万円の資金提供が求められる。
実験に参加できるとともに、非参加企業には有償となる見込みのデータベースを、無償で利用できる。
大学や公的研究機関の参加も可能で、資金提供は不要。
コンソーシアムは2020年3月末で解散する計画だが、研究状況や参加者の要望によっては、延長もあり得る
出典
『運転手の体調急変による事故防げ、官民の医工連携で共同研究』
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/101304530/?d=1476574335360
10月15日11時39分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
脳卒中や心筋梗塞、てんかんの発作など、車を運転中のドライバーの体調急変をいち早く察知し、事故を未然に防ぐ技術の確立を目指す産学コンソーシアム(共同体)が、来月、設立される。
高齢化に伴う事故増に対処するため、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が呼び掛け、筑波大、東京大が参加予定のほか、共同研究を希望する企業を募っている。
産総研によると、就業中のドライバーが体調急変をきっかけに起こした事故は、過去10年間で3倍になり、高齢化で今後も増加が懸念される。
一方で、カメラやセンサーなどの車載装置で急変を判断するのに十分なデータがなく、技術開発のネックとなっているという。
コンソーシアムでは1年半かけ、急変時の患者のデータベースを構築する。
当面は、脳卒中、心疾患、てんかんが対象。
筑波大病院などで治療を受ける患者にシミュレーターを使ってもらい、操作中の表情や姿勢、ハンドルやペダルの動き、脳波や心電図などを調べ、どんな異常が出た時に事故に至る可能性があるかを分析する。
産総研の北崎智之研究センター長は、「事故防止の技術を世界に発信できるのではないか」としている。
出典
『運転手体調急変 事故防止へ研究…産学共同体設立へ』
http://mainichi.jp/articles/20161015/k00/00e/040/242000c
(ブログ者コメント)
同じような動きを、先日、紹介したばかりだ。
双方に連携はとられているのだろうか?
2016年10月10日掲載
2016年10月3日報道 国交省は、運転手の体調急変時にバスを自動停止させるシステムの構築を目指し、世界に先駆けてガイドラインを作成、メーカーも実用化に動き出した
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6361/
2016年10月13日15時40分に読売新聞から、下記趣旨の寄稿文?がネット配信されていた。
長文につき、抜粋して紹介する。
乗客1人が立った状態のまま、全日空機が駐機場から滑走路へ向かって移動を開始――。
福岡空港で9月30日、定員超過のままで飛行機が始動するミスが発生した。
駐機場を出た直後に発覚し、飛行こそしなかったが、立ったままの搭乗客がいる状態で離陸する、前代未聞のミスにつながりかねない事態だった。
複数回のチェックが行われる飛行機の搭乗手続きで、なぜこうしたミスは防げなかったのか?
ヒューマン・エラーに詳しい中田亨氏が分析する。
〈全日空機で起きた定員超過の経緯〉
別々の席を予約していた父親と息子が、同じバーコードを使って搭乗手続きをしようとした。
父子は、別々のバーコードで搭乗手続きをする必要があったが、息子が誤って父親の席のバーコードをスマートフォンにダウンロード。
保安検査場と搭乗口のそれぞれで、同じ人物が2度通過したとされる「再通過」の警告メッセージが出たが、係員は何度も機器にタッチしたためと勘違い。
1枚の搭乗券で父子2人が乗り、もう1人分は搭乗手続きが行われていない状態となった。
父子2人の乗客が「1人搭乗、1人空席」とされたため、席が1つ余ったように認識された。
余った席はキャンセル待ちの人に提供されたが、実際には父子は2人とも搭乗しているため、当然、機内で席が足りなくなった。
飛行機で、乗っている客と名簿との勘定が合わなかったら大変だ。
ハイジャック犯が紛れ込んでいるかもしれないから、離陸を取りやめ、いったん全員を下ろすしかない。
とはいえ、飛行機の乗客管理というものは、四角四面にやっているだけではダメで、融通を利かさなければならない。
どうしても飛行機に乗らなければならない急用がある人のためには、航空会社が呼びかけて、正規の乗客が席を譲るという習慣もある。
ただし、これは出発間際で行うデータ変更であるから、管理を難しくするリスクである。
運航上の管理だけを考えるなら、出発直前の乗客変更は断った方がよい。
しかし、このリスクを引き受けねば、公共交通機関の名折れである。
世のため人のために、あえて便宜をはかり、難しい管理を引き受けているからこそ、たまにミスが起こるとも言えるのだ。
もちろん、ミスは迷惑なことだが、考えた上でリスクテイクしている。
その心意気は評価してあげたい。
今回の一件を見るに、「システムについての認識のズレ」という、典型的な事故の元凶がうかがえる。
乗客のバーコードを照合するチャンスは、保安検査場と搭乗口との2つの場面である。
そのどちらでも、システムは「このバーコードが通ったのは2回目だ」とか「座席が重複している」と、警告メッセージを出したという。
しかし、係員は「バーコードのかざし方が悪くてダブルカウントされただけで、本当は大丈夫」と勘違いして、父子2人を通してしまった。
こうしたミスを避けるには、システムが「このバーコードは20秒前にも見ました。その時の映像はこれです。2度かざしではありません」などと、時間間隔や場面の状況について教えられればよかったのである。
システム開発者は「ちょっとやそっとでは、バーコードをダブルカウントできないように作ってある」と思っているのかもしれない。
その性能が周知されていれば、システムもここまでくどくど言わなくてもいいだろう。
しかし、係員は「2度かざしのダブルカウントがありえる」と思っていた。
システムの性能について、認識のズレがあったのだ。
このズレこそが、今回ミスが起きた第1の要因と言える。
これは、我々の日常生活でもよくある話だ。
例えば、パソコンでファイルを「完全消去」すると、データは永久に消滅したと思って当たり前である。
しかし多くの場合、データは残っていて復元することが可能だ。
道具の作り手と使い手との間には、道具の認識についてのズレが必ずあり、そこから事故は起きる。
事態が勝手にスイスイと進むことは、多くの場合、ろくなコトにならない。
空席があればキャンセルと判断され、キャンセル待ちの人に割り当てる。この一連の流れは効率的で当たり前ように見えるが、実はかなりリスキーである。
大病院で各病室に薬を配る作業を考えよう。
全室に配り終わったはずなのに、かごの中に何か薬が残っていたとしたら、直ちに全館放送を入れねばならない。
勘定が合わないということは、薬を配り間違えている可能性がある。
つまり、投薬ミス寸前の状態である。
大空港の搭乗口は、あまり正確に仕事が進む場とは思えない。
大きな荷物を抱えた乗客が我先にと押しかける場所だ。
ある人はバーコードを印刷した紙で通過し、別の人はICカードをかざす。慣れない機械にとまどう高齢者もいれば、持ち込み禁止の手荷物を乗務員に預ける若者もいる。そして、ようやくゲートを通り抜けていく。
これは、実に不安定な作業なのだ。
こうした作業の結果、たとえ空席を発見したからといって、即座にキャンセル待ちに再利用という早手回しは危なっかしい。数え間違えをしている可能性は捨てきれない。
搭乗口の確認作業が整然と進めば、この問題のリスクはかなり解決される。
素早いゲート通過は、時間の節約となるから、航空会社としても切望しているところである。
設計工学の世界には、「一石二鳥は諸悪の根源」と考える学派がある。一つの部品に複数の役目を負わせると、事故はそこから始まることが多いのだ。
今回の場合、飛行機の座席が「一人二役」を背負わされている。飛行中に座るものとしての役目と、乗客を数えるための道具としての役目である。
今回は機内で席が足りなくなったから、おかしいぞと気がついたのである。つまり、座席を使って客数を数えたのだ。
乗客を数えるための役目は、搭乗口手前の待合室にある椅子に背負わせるべきだ。椅子が機内のレイアウトで並べてあり、乗客は自分の席に相当する椅子で待つというふうにする。
こうすれば、搭乗口が開く前から、どこの席が空席なのか見て取れる。ダブルブッキングもすぐ分かる。
空港の搭乗口の周りはそんなにスペースがないから、この案の実現は難しいかもしれない。
しかし、並ばずにスムーズに乗れ、すぐ飛び立つ飛行機は、乗客にとっても航空会社にとってもありがたく、多少の投資をしても引き合うのではないかと思う。
これは、ゲートを守る係員にも優れた作業環境を与えることにつながる。
現在のような乱雑な状況では、ヒューマン・エラーは起こって当たり前だ。「ヒューマン・エラーがこのトラブルの原因だ」と責めることすらナンセンスだと思う。
作業環境が悪ければ、いくら人間が頑張ったとしても限界がある。
出典
『なぜ全日空は定員オーバーで飛ぼうとしたのか? 産総研 知識情報研究チーム長 中田亨』
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20161013-OYT8T50049.html?page_no=1
2016年10月13日付で毎日新聞東京版夕刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月12日20時15分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ラーメンチェーン店「K」(本社・福島県郡山市)の静岡市の店舗で提供されたラーメンに、人の親指の一部が混入していたことが分かった。
パート従業員が調理中に過って指を切ったといい、同社は、同市保健所に始末書を提出した。
市保健所や同社によると、静岡S店で、9月10日正午ごろ、子連れの女性客が、子どもが食べていたラーメンに人の指のような異物が入っているのに気付き、店に伝えた。
異物は爪がついた左手親指の先端部分で、長さ7〜8mm、幅約1cm。
2日前の9月8日、同店の女性従業員が電動スライサーでチャーシューをスライスしていた際に切ったが、指先はその場で見つからなかった。
そのまま、チャーシューの容器に入ったとみられる。
保健所は、ほかに混入がないかの確認や、調理器具の消毒などをするよう指導した。
従業員に感染症などの疑いはないという。
同社は、「今後、再発防止を図っていく」としている。
出典
『異物混入 調理で切った指、一部ラーメンに 静岡の「K」』
http://mainichi.jp/articles/20161013/dde/041/040/048000c
『ラーメンに人の親指?混入 静岡のK、保健所が指導』
http://www.asahi.com/articles/ASJBD64L0JBDUTPB01S.html
10月15日18時54分に朝日新聞からは、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
従業員が指を切断したのは混入の2日前だったことが、14日、静岡市保健所への取材でわかった。
保健所は、この2日間に他の客に提供された分にも影響した恐れがあるとして、K側に報道発表するよう求めたが、応じなかったという。
一方、K本社は、朝日新聞の取材に対して、当初、「混入したのはツメの一部」などと答えていたが、14日に、「再確認したら指だった」と改めた。
同社ホームページでも、13日付で「一部報道に関するお詫びとお知らせ」として、「爪の一部を欠損し、その一部が混入」と説明していたが、内容を訂正するという。
市保健所が同社から受けた報告によると、パート従業員がチャーシューを切る際に指を切断したのは9月8日昼ごろ。
切れた指は探さなかったといい、チャーシューを保存する容器内に入り込んだ可能性が高いという。
同社のマニュアルでは、容器内のチャーシューは24時間で廃棄する決まりになっていたが、日付ラベルの張り間違いなどの手違いから、そのまま保存。
2日後の10日昼、客のラーメンから指が見つかった。
保健所は、8~10日の間にチャーシューの入ったラーメンを食べた人が複数いることから、「ほかにも手袋の一部や血液が混入した可能性があるのではないか」として、同社に報道発表を求めた。
だが、同社側は「必要ない」と応じなかったという。
さらに、保健所が混入の経過などを書いた申立書を提出するよう同社に求めたのは9月13日だったが、受理は10月4日になった。
混入したのは長さ7~8mm、幅約1cm、厚さ約5mmで、指紋もある「指」だったにもかかわらず、同社が申立書に「ツメ」と記入するなどしたことから、何度も書き直しを指導したためだという。
K本社の武田専務は、14日、取材に対し「きょう写真を確認、再調査した。今思えば、保健所の指示通りに発表もするべきだった」などと話した。
けがをした従業員は病院で治療を受け、今月上旬から職場復帰したという。
同社は、労働災害申請などの手続きについては、「適正に行っている」としている。
■異物混入の経過
9月8日 パート従業員が親指を切る
10日 指先が混入したラーメンを客に提供
12日 客からの苦情で、市保健所が店側に事情聴取
13日 保健所が店へ立ち入り調査。申立書提出などを求める
(この間、申立書の書き直しなどを繰り返し指導)
10月4日 保健所が申立書を受理
6日 保健所が始末書を受理
出典
『K、ずさん対応浮き彫り ラーメンに指混入で』
http://digital.asahi.com/articles/ASJBG5T13JBGUTPB00T.html?rm=412
10月17日付でKから、原因分析や今後の対応などが記されたお知らせがネット配信されていた。
文中、指先が混入した経緯については、下記趣旨で説明されている。
〇チャーシューの仕込み中、仕込み担当者はゴム手袋を着用して作業しているが、事故当時、ゴム手袋の指先部分は切断されず、つながったままだった為、指欠損部分を探すことを失念し、スライサー周辺を探さなかった。
〇既に仕込み済のチャーシューは、廃棄処分とせず、仕込み済食材として、厨房内の所定場所に保管した。
〇チャーシューは、本来、24時間で廃棄し、目安として仕込み時間を示すシールを容器に貼って保管することになっているが、事故への対応と混乱から、シールを貼り忘れたまま、保管した。
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

