2023年9月1日17時37分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県が発注した道路工事をめぐり、32か所の側溝で内部の鉄筋の本数が少ないなど、県の規格を満たしていない疑いがあることがわかり、群馬県は、製造した安中市の建材メーカーに対し、規格に沿った側溝を取り付け直すよう求めることにしています。
県によりますと、安中市に本社を置く建材メーカー「I建材」は、県に資料が残る2018年以降、県が発注した道路工事、あわせて36か所で側溝の製造を担当してきました。
このうち、高崎市や藤岡市などに設置された32か所の側溝で、内部の鉄筋の本数や太さが足りないなど、県の規格を満たしていない疑いがあることがわかったということです。
ことし2月、甘楽町での工事の際、規格と異なる側溝が見つかったため、県が調査を行ったところ、規格を満たしていない疑いがある側溝の区間はおよそ3キロに及ぶということです。
これまでに側溝が壊れるなどの被害は確認されていないということですが、県は現場のパトロールを強化することにしています。
また、県の聞き取りに対し、建材メーカーの社長は、「規格外の製品を作ったことは認めざるを得ない」などと話しているということです。
県は、コストを抑えるために鉄筋の本数を減らすなどしていたとみていて、工事の受注者を通じ、建材メーカーに対し、32か所の側溝を規格に沿ったものに取り付け直すよう求めることにしています。
側溝をめぐる問題について、山本知事は「この会社が製造した側溝は鉄筋の太さや本数が足りず、強度が不足している。万一、破損した場合、道路が陥没し、通行者などに被害が及ぶおそれもあり、極めて悪質だ。県民の安全にも関わることで、非常に深刻に受け止めている。二度とこういうことがないよう、県としてしっかりと対応していきたい」と話していました。
一方、NHKの取材に対し、建材メーカーの社長は、「ことし3月に会社を買収して社長に就任したが、前の社長からは規格を満たしていない側溝の製造に関する話は一切聞いていなかった。このような側溝が作られていたことを私が知ったのは買収の翌日のことで、非常に驚いた。現在、前の社長とは連絡がつかなくなっている」と話していました。
そのうえで、「買収して以降、会社では規格を満たしていない商品は作っていないと断言できる。元請け会社からの指示に従い、取り付けをし直していきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20230901/1060015350.html
9月2日8時42分に朝日新聞からは、県は建材会社と直接の契約関係にないため受注業者に補修請求するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
I建材の製品は、一定の品質を満たしている群馬県型側溝(GpU)として、2017年から県の承認を受けていた。
承認を受けると、県による検査手続きの一部が省略される。
県によると、今年2月、甘楽町の林道整備工事で、外見から品質が劣ると見られるコンクリート側溝が見つかった。
詳細に調べたところ、中に入っている鉄筋が県の定めた規格と比べて細く、本数も少ないことが確認できたという。
そのため県は、過去5年間に、磯貝建材の製品が使われた34カ所の県発注工事を調査。
32カ所で「偽装側溝」が確認された。
区間は合わせて約3キロだった。
工事関係の書類が保存されていないため、5年前よりさかのぼっての調査はできないという。
鉄筋の太さや本数が規格を下回ると、必要とされる強度がなくなり、大型車両が側溝の上を走った時、重さに耐えきれず破損するリスクが高まる。
現時点では、破損などは見つかっていないという。
I建材は、県の聞き取りに対して偽装を認めたといい、偽装を始めた時期や理由については、「今年3月に社長が代わり、以前のことは分からない」と説明したという。
県の工事請負契約書では、工事に規格外の製品を使用するなど、契約内容に適合しない場合は、受注業者に補修工事などを請求できると定めている。
県は、側溝を納品したI建材とは直接の契約関係にないため、元請けの受注業者に補修を要請せざるを得ないという。
県は8月下旬、受注業者に補修工事を求める方針を説明した。
補修にかかった費用は受注業者に負担させる考えを示したという。
これに対して、受注業者からは不満の声が出て、「I建材に負担させるべきだ」などの意見も出たが、県は、I建材と直接の契約関係は無く指示はできないと説明したという。
今後、32カ所以外に規格外製品が確認された場合も、道路工事の受注業者に補修を求める方針だ。
https://www.asahi.com/articles/ASR917GRDR80UHNB002.html
9月1日18時42分にYAHOOニュース(群馬テレビ)からは、工事現場を県が確認した際にコンクリートの異常に気が付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
今年2月に、甘楽町で行われていた林道工事の現場を県が確認した際、コンクリートの異常に気が付き、中身を調べたところ発覚したということです。
I建材は県の聞き取りに対し、この側溝の製造を認めたうえで、「いつから作っていたかは経営者の交代があり分からない」と回答したということです。
県では、工事を受注した建設業者22社に対し、工事のやり直しを求める方針です。
また、I建材に対しては、製造工場での立ち合い検査などを一部省略できる県の承認制度について取り消す処分を行います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2fa078466581816bdacd1c2316f925e314907f9
2023年9月1日19時25分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
絶景を眺めながら楽しめる「O流しそうめん」で8月中旬に食中毒が発生しました。
患者の数が少なくとも93人に上っていることが分かっています。
石川県には他にもおよそ500人から相談があり、調査が進められています。
【 “絶景流しそうめん” 93人食中毒】
高さ15メートルから落ちる迫力の滝。
石川県津幡町の観光名所の一つ、木窪大滝。
その滝を眺めながら楽しめるのが、湧き水を利用した「流しそうめん」。
これを目当てに年間1万人の観光客が訪れるほど人気だったといいます。
しかし、1日は川底に落ち葉が散乱し、辺りは閑散としています。
先月、この施設で食事を取った24人が腹痛や下痢などの食中毒症状を訴えた問題。
食中毒の原因について、保健所はそうめんやイワナの塩焼き、かき氷、ウィンナーなどの食事と判断しています。
その後も相談が次々と寄せられ、患者は93人まで増加。
さらに県は、相談があったおよそ500人についても調査しています。
【湧き水原水から「カンピロバクター」】
食品問題評論家 垣田達哉さん:
「100人、何百人規模の食中毒はあまり例がない」
そう話すのは、食品問題に詳しい垣田さんです。
今回、施設が使用していた湧き水の原水から検出されたのは細菌・カンピロバクター。
食品問題評論家 垣田さん:
「どこにでもいる。海とか川でも。食中毒菌はいると思っていただければいい」
調理に使用していたのは、山からの湧き水。
津幡町によると、この施設では普段は塩素で殺菌処理をしていて、これまでにカンピロバクターが検出されたことはなかったといいます。
なぜ今年に限って食中毒が起きたのでしょうか。 こ
れは食中毒が発生する2週間前にそうめんを食べた男性が撮影したものです。
そこには「滝の水に負けじとそうめんが流れてくる」というテロップと、勢いよく流れるそうめんの映像が。
流しそうめんを撮影した男性:
「滝のあった津幡町が豪雨で滝の水も多く…」
【湧き水で? 大雨被害で「検査せず」】
異例の集団食中毒。
石川県を襲った大雨の影響で、水質検査をしていなかったことが分かりました。
食中毒が起こる2週間前に家族とそうめんを食べたという男性は…。
流しそうめんを撮影した男性:
「(Q.体に変化は?)大丈夫でした。何回か食べたことがあり、大丈夫だと…」
また、コロナ禍を経て4年ぶりの再開だったこともあり、食べる箸とそうめんをすくう箸が違うなど、感染対策もされていたといいます。
そして男性は、こんな異変に気が付きました。
流しそうめんを撮影した男性:
「滝のあった津幡町が豪雨で滝の水量も多く…7月の豪雨で大変だったと思うと複雑な気持ち」
道中の道路も崩落していました。
施設側は食中毒の原因について、「年に1度以上、実施すべきである水質検査を、7月中旬に発生した線状降水帯による被害の影響から、営業開始前に行わなかったことが今回の事態を招いてしまった」と話しています。
7月12日、石川県内で発生した線状降水帯。
流しそうめんの施設がある津幡町でも甚大な被害が発生しました。
このため、水質検査をせず、例年より数日遅らせて7月23日から営業を開始したといいます。
施設がある木窪地区 加藤区長:
「本当に大雨の被害は相当ひどかったみたいなので。ぱたぱたと急だったせいもあるんですかね」
水質と線状降水帯の関係について、専門家は。
食品問題評論家 垣田さん:
「従来と水の流れ・水質が変わっている可能性が高い。大雨があった時ほど水質検査しなければいけないのに、今回それをしていなかったのは非常に大きなミス」
施設は現在、夏の営業を終了しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45204a334dd3c12720cbcf8ac977319215bcaf64
9月2日5時0分に北國新聞からは、8月11、12日の食事で発症した、いつどこから湧き水に侵入したかは特定できない、7月の大雨で塩素投入装置が被災していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
県によると、8月11、12日に店で、そうめんなどを食べた2歳~50代の男女24人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えた。
その後、店で食事をしたほかの人も同様の症状を訴え、患者は1歳~70代の93人に増えた。
石川県内のほか、富山、や長野、福井県から訪れていた。
入院者はおらず、全員既に回復している。
保健所が8月18日に実施した現地調査で、流しそうめんに使用している湧き水からカンピロバクターが検出された。
湧き水に細菌が混入した原因については「いつ、どこから侵入したかは分からず、特定できない」(県薬事衛生課)という。
湧き水は流しそうめん以外にも調理に利用していた。
・・・
店のホームページによると、7月中旬の線状降水帯による大雨の影響で塩素投入装置が被災し、復旧させたが、営業を優先して、営業開始前に水質検査を行わなかったという。
・・・
県内で発生した食中毒の患者数として、平成以降では、2002年11月に志賀町で確認されたウェルシュ菌での食中毒540人が最多。
過去10年間では、15年3月に金沢市でノロウイルスが原因の食中毒が発生し、94人が感染した。
★カンピロバクター
鶏や牛、豚など家畜の腸管内に生息する細菌で、食べ物を介して人間の体内に入ると、1~7日の潜伏期間の後、発熱や下痢、腹痛といった胃腸炎症状、倦怠感、頭痛、目まいなどを引き起こす。
まれに、呼吸困難に陥る「ギラン・バレー症候群」を発症することもある。
75度以上の熱を1分以上加えれば死滅するため、十分な加熱が予防となる。
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1170069
なぜ涌き水に細菌が混入したのかを追跡すると、ある可能性が浮かび上がってきた。
【画像39枚】取水口の近くで出くわした檻にかかったイノシシ…湧き水の「管」を徹底追跡
【カンピロバクターによる集団食中毒】
「O観光流しそうめん」は、石川・津幡町で30年以上続く夏の名物だ。
週末には大行列ができるその賑わいをFNNが取材したのは、8月12日。
まさか、この日、そうめんを流す湧き水に危険が潜んでいたとは知る由もなかった。
・・・
細菌感染症に詳しい、東京医科大学の中村明子兼任教授は、「カンピロバクターの場合は、普通の食中毒よりも熱が出るということから言うと、症状が重いと言ってよろしいかと思います」との見解を示した。
【管から水が噴出…檻にかかったイノシシも】
本来、カンピロバクターは、野生動物や家畜などが持っている細菌で、鶏肉などを加熱が不十分な状態で食べた時などに下痢や腹痛、発熱などの症状を引き起こすという。
それがなぜ湧き水に混入していたのか。
現地を取材すると、流しそうめんの営業は終わっていたが、山から伸びている黒い管からは冷たい湧き水が出ていた。
管をたどっていくと、水が噴き出ている箇所を発見した。
現場の映像を東京医科大学の中村兼任教授に見てもらったところ、「ここから水が噴き出しているということは、ここに外部から菌が混入する場所だと考えてもおかしくない」と指摘。
「野生(動物)のふん便の中にカンピロバクターが存在していないと言えませんよね。小さなピンホールみたいなとこから菌っていうのは自由に出入りしますから」と説明した。
野生動物の腸内にいるカンピロバクターは、ふん便にも含まれる。
自然に24時間さらされた管の隙間から、細菌が湧き水に入り込んだ可能性が考えられるという。
また、地上に見えていただけでも約100mある湧き水の管についても、中村氏は「(管が)長いとそれだけリスクが大きい。地中に埋めた方が安全で、外に出してるとやっぱり野生の動物がかじったり。流しそうめんの場合は、水がやっぱり重要な一つの材料になるわけで、水の管理というのがちょっとお粗末な気がします」と疑問を呈した。
管が地中に埋まっていた地点から約500メートル山頂側に向かうと、湧き水の取水口だという場所にだどりついた。
その近くでは、檻にかかった3匹のイノシシに出くわした。
身近に野生動物がいることがわかる。
中村氏は、「やっぱり、こういった野生動物の腸には(カンピロバクターが)存在していると考えて間違いないと思います」と話した。
【営業優先し水質検査せず】
・・・
水質検査は時期を問わず、年に1回以上行えばルール違反にはならないという。
石川県健康福祉部・事業衛生の出雲担当課長も、「食品衛生法では、営業者は1年に1回以上、水質検査を含めた衛生管理を行う必要がある。(実施する時期の指定は)ない」としている。
【9月も食中毒に厳重警戒】
夏休み終盤を揺るがした集団食中毒。
しかし、専門家は8月以上に、9月こそが一般的な食中毒の危険な時期だと指摘する。
中村氏は、「真夏の暑い時は『食中毒を起こしちゃいけない』とすぐ残り物を冷蔵庫にしまうとか、室温に放置するなんてことはしないのに、9月ぐらいになると朝晩はちょっと涼しくなり、食品の扱いがちょっとずさんになる。(9月は)食中毒にむしろ気をつけなければいけない月」だと注意を促す。
やりがちなことで特に注意が必要なのが、カレーやシチューなどの煮込み料理の管理だ。
鍋に置いたままにしておくと、冷める際に食中毒の原因となる「ウェルシュ菌」が増殖する。
ウェルシュ菌は、100℃で1時間の加熱にも耐え、一度菌が繁殖してしまうと再加熱しても死滅しないため、作り置きのカレーなどを食べる際は、粗熱が取れた状態で小分けにし、冷蔵庫に入れることが大切だという。
(「Mr.サンデー」9月3日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/603b304037467ecb3dde5f0d055cbb8631423186
9月9日15時53分に毎日新聞からは、店は廃業するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同店を経営する大滝観光は9日までに、損害賠償を終了した時点で廃業するとホームページで明らかにした。
ホームページは5日付で更新。
現在、損害賠償の支払いを進めており、終えた時点で廃業すると報告した。
その上で発症した人や関係者に「心より深くおわびするとともに、回復を祈念している」と謝罪している。
https://mainichi.jp/articles/20230909/k00/00m/040/144000c
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2023年9月2日9時54分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時20分ごろ、富士山に登っていた静岡市駿河区にある市立N小学校の5年生の児童から「道に迷って今いる場所がわからない」と警察に携帯電話で通報がありました。
警察と消防が捜索したところ、約1時間後に御殿場市の御殿庭入り口付近で児童4人が見つかり、学校が改めて点呼をとったところ、ほかにも4人がいなくなっているのがわかったということです。
4人も、約1時間後に別の場所で見つかったということです。
警察によりますと、8人は会話もでき、けがはないということです。
学校によりますと、登山には5年生151人が学校行事として参加し、当時は列を作って下山していたということです。
警察がルートを外れた理由や教員の引率状況などを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230902/3030021418.html
9月4日19時36分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、別の山岳ガイドはガイドの人数不足や歩く速度の不適切さが原因だった可能性を示唆しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原因をしっかり究明し再発防止が求められます。
1日、校外活動で富士山を訪れていた静岡市駿河区の小学生8人が道に迷い、一時行方不明となりました。
8人は無事救助されましたが、一歩間違えれば大きな事故につながったかもしれません。
再発防止に何が必要か、山岳ガイドに聞きました。
1日、校外活動として富士山を訪れていた静岡市立N小学校の5年生8人が一時行方不明となり、その後、警察や消防に救助されました。
校外活動に参加していたのは5年生152人で、教師10人と山岳ガイド4人が一緒に宝永山の火口から2合目付近の水ヶ塚公園に向けて下山していました。
静岡市教育委員会によりますと、小学生は当時、ガイドを先頭に1列で歩いていて、6人いるクラス担任もクラスの先頭にいましたが、次第に間隔ができ、一部の子供たちがはぐれてしまったとみられています。
富士山で山岳ガイドを務め、今回のコースも経験している岩崎仁さんは、ガイドの人数不足や歩く速度の問題について指摘しています。
富士山ネイチャーツアーズ・岩崎仁 代表:
「一人のガイドがそのコースで目が届くのは15人から20人がギリギリではないか。
今回は160人くらいの大きな団体にしたら、ガイドの人数(4人)が少し足りなかったのかという気がする。
歩く速度が本当に適切だったかどうかも大きな要因。」
つまり、余裕のある行程を組んでいたか?
その上で、岩崎さんは「事業者側と学校が安全管理を徹底すべき」と訴えています。
岩崎代表:
「事業者(山岳ガイド)もこの体制で受けられるのか否かをしっかりと判断して、(学校は)安全管理というところにしっかりと重きを置いて事業計画を立てる(必要がある) 」
改めて、当時の状況を説明します。
N小学校の児童152人は、教師とガイドの計14人が引率し、宝永山から大人の足で2時間以上かかる水ヶ塚公園に向かってハイキングコースを下っていました。
下山していたのは須山口登山歩道を通るコースでしたが、児童4人ずつの2組 計8人が道に迷い、いずれも予定していたコースではない場所で発見されました。
まず午後4時半頃 、4人が発見されたのが御殿庭入り口付近。
そして午後6時過ぎに、さらに4人が発見されたのが南山林道分岐と呼ばれるあたりです。
大きなケガはありませんでしたが、日が沈む時間が近づいていて、児童たちは不安な時間を過ごした可能性もあります。
原因をしっかり調べ、再発防止につなげてほしいと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/633c6c4d5be021fbe612d3a69d5a5318c63c9406
(ブログ者コメント)
溶岩道なら先に進んでいる人が見えるはずだが・・・と思い、調べてみると、hayashiさんの「地形地質探訪記」ブログに「(宝永山)第二・第三火口には表富士周遊道路・水ヶ塚の近くから延びる登山道があるが、展望の利かない樹林帯のため迷いやすい。」という記述があった。
他ブログの写真を見ても、やはりそんな感じの道だった。
http://wunderjapan.blog.fc2.com/blog-entry-57.html
2023年9月1日14時58分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、千葉市中央区のJFEスチール東日本製鉄所で「溶けた鉄を運ぶ車両から鉄が敷地内に流れ出ている」と会社から消防に通報がありました。
会社によりますと、午前10時半ごろに工場内で溶けた鉄を運ぶ特殊な車両で鉄を移し替えようとしたところ、容器が異なる方向に動き、鉄が流れ出たということです。
けが人はいないということです。
消防によりますと、流れ出た鉄は100トンほどとみられ、会社では流れ出た鉄が高温のため、冷えるのを待つとともに、対応を検討することにしています。
周りに被害が広がるおそれはないということで、JFEスチール東日本製鉄所は「地域のみなさまへの影響はありませんが、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230901/1080021549.html
2023年8月31日15時41分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、天草市五和町の天草空港で、離着陸を繰り返す操縦訓練を行っていた小型機が着陸の際、前輪と機体をつなぐ脚が滑走路などと接触して破損する事故がありました。
乗っていた教官と訓練生2人のあわせて3人にけがはありませんでしたが、国の運輸安全委員会が原因などの調査を進めていました。
31日、公表された調査報告書によりますと、操縦していた訓練生が教官の指示を受けて着陸を中断し、高度を再び上げようとした際に操作を誤り、機首が下がったことが原因とみられるということです。
この訓練生は、この小型機の右側の席で操縦したのは初めてで、エンジンのレバーの操作を行うにはふだんとは反対側の手で行うべきところを、誤って同じ手を使ったため、操縦かんを操作してしまった可能性が考えられるということです。
国の運輸安全委員会は、再発防止策として、慣れていない操縦席で訓練を行う場合には、ふだんと操作や計器の見え方が違うことなどを理解し、事前に十分な準備を行ったうえで、訓練に臨む環境を用意することが必要などとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20230831/5000020048.html
(ブログ者コメント)
以下は、報告書の抜粋。
ポイントとしては、こんなところだろうか・・・。
・会社は訓練生が右席で操縦する場合の要領規定を設けていなかった。
・右席と左席でパワーレバーと操縦棹の位置が反対になっていた。
・右席訓練の実施が前日に決まったため準備が不足していた
・・・
2.事実情報
・・・
発生した事象及び関連情報
・・・
(4) 同機の操縦席
左操縦席正面には、プライマリー・フライト・ディスプレイ(PFD)が装備されており、飛行に必要な情報(姿勢、速度、機首方位、高度など)を表示する。
PFDの右側には、マルチ・ファンク ション・ディスプレイ(MFD)が装備されており、 エンジンや電気系統などのシステム情報及び航法に必要な情報などを表示する。
同機の操縦桿はサイドコントロール式である(図 4参照)。
操縦桿を前後に操作してピッチ方向の操縦を行い、操縦桿を左右に傾けてロール方向の操縦を行う。
(5) 右席操縦に関する同社の規定
同社は、操縦教育証明を有する操縦士を社員として採用し、訓練することが主であったため、採用後に操縦教育証明を取得する操縦士が、訓練生として右席で操縦する場合の要領などに関する規定を設けていなかった。
3.分析
(1) 接地時の状況
機首が下がったことについては、同機が復行を試みた際に、訓練生Aが操縦桿を前方に押したこ とによるものと考えられる。
操縦桿を前方に押したことについては、左席で復行操作を行う場合、操縦士は右手でパワー・レバーを前方に操作することから、同型式機で初めて右席操縦を行った訓練生Aが、右手で操作していた操縦桿に対してパワー・レバーに対して行う操作を行った可能性が考えられる。
また、左席で復行操作を行う場合、機首上げのため、操縦士は左手で操縦桿を引くことから、訓練生Aが左手で操作していたパワー・レバーに対して操縦桿に対する操作を行い、パワー・レバーを手前に引いた可能性が考えられ、同機のエンジン出力の減少(図1②参照)が同機の機首下げに関与したものと 考えられる。
機長は、訓練生Aに対して復行を指示した際に、同機の機首が下がったため、再度復行を指示しているが、接地までの時間を考慮して機首が下がった時点でテイク・オーバーすべきであったもの と考えられる。
(2) 訓練生の右席操縦
訓練生Aは、自らの意思で本事故時の訓練を右席での操縦により行うことにしたが、同訓練の実施の決定がその前日であったことから、左右の操縦席での操作や計器の見え方の相違などを踏まえた右席で操縦を行うための準備が不足していたものと考えられる。
また、同社が訓練生Aのような新たに操縦教育証明を取得する操縦士の教育・訓練についての具体的な要領を準備しておらず、右席での操縦訓練の可否に係る判断は、教官に任されていたものと推定され、また、訓練生が行う右席操縦への教官の準備も不足していたものと考えられる。
・・・
https://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-acci/AA2023-5-4-JA01TC.pdf
2023年8月30日11時33分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前3時20分ごろ、滋賀県長浜市西浅井町余のJR北陸本線の線路上で、点検作業をしていたJRの関連会社の男性作業員(24)がはしごから転落して、死亡しました。
警察などによりますと、男性は夜間の定期点検で架線を支える構造物のボルトを確認するため、はしごに登って作業していた際、約6メートルの高さから転落したということです。
意識不明の状態で病院に運ばれましたが、約5時間後に死亡が確認されました。
男性は、他の複数の作業員とともに、点検作業にあたっていたということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/339b3c991752984a1834194842eafe20c9e26810
2023年8月29日6時13分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今、「シニアカー」による危険な運転が相次いでいる。
番組に寄せられた映像には、シニアカーに乗った高齢者による“迷惑運転”がとらえられていた。
イット!は8月24日、信号が赤にもかかわらず、高齢男性が乗ったシニアカーが交差点に進入する様子を放送した。
交差点では、シニアカーのすぐそばを車が次々と通りすぎていった。
この放送を見た視聴者から、シニアカーによる危険な運転を捉えた新たな映像が寄せられた。
撮影者:
「もう、非常に危ないなと。道路の真ん中を走られていましたから、車にひかれたら本当に大変なことになるなというのが一番でした。」
映像は、2022年7月に北九州市で撮影されたもの。
シニアカーに乗る高齢男性が、道路の真ん中で信号待ちをしていた。
その1カ月後には、バスの前を走行。
バスは、シニアカーに衝突しないよう、ゆっくりと走っていた。
シニアカーはさらに、信号待ちをしている車の間をすり抜けるように進んでいった。
撮影者は、車での帰宅中に車道を走るシニアカーに遭遇したという。
撮影者:
「運転されてる方もすごく神経を使って運転しないといけませんし、死角から出てきた場合は、本当に事故になり得る状況ですから(車道を走るのは)是非やめてほしいなと思いました。」
シニアカーは、道路交通法上は歩行者の扱いとなっているため、歩道を走行しなければならない。
相次ぐ高齢者によるシニアカーの危険な運転。
交通ルールの遵守が求められる。
(「イット!」8月28日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/04bae06ad804e513311b4198cf7fba09e74001f4
2023年8月29日18時6分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・渋谷の飲食店で起きた爆発ですが、開店前の仕込み中にカセットコンロのガスボンベが爆発したことが分かりました。
警視庁などによりますと、午後4時半すぎ、渋谷区神泉町の飲食店で爆発があったと110番通報が入りました。
現場は、5階建てビルの1階部分にある飲食店で、カセットコンロのガスボンベが爆発したということです。
当時、店内では開店前の仕込みをしていて、カセットコンロの上で鉄製の入れ物に木炭を入れてあぶっていたとみられます。
火はすぐに消し止められましたが、従業員の30代の男性2人が顔や首などに軽いやけどをしました。
現場は京王井の頭線の神泉駅からおよそ150メートル離れた、マンションやスーパーが立ち並ぶ場所です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cedd2774aae0b03f92c0dfd6dea5171d3f4ddb8
8月29日17時58分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/688992?display=1
2023年8月28日12時45分にYAHOOニュース(リセマム)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消費者庁・国民生活センターは2023年8月25日、水筒を持ち歩く子供の転倒事故の情報が医療機関から寄せられていることから、「子ども安全メール from 消費者庁」で注意を促している。
水筒はなるべくリュックサックに入れるなど心掛けたい。
残暑が厳しく、水分補給が欠かせない時期が続き、出掛ける際に子供が水筒を持ち歩く機会が多い。
しかし、転倒した際に首や肩に掛けていた水筒がお腹に当たり、内臓を損傷するなどといった思わぬ事故が発生している。
消費者庁・国民生活センターには、水筒を持ち歩く子供の転倒事故についての情報が、医療機関から寄せられている。
事項例では、
「水筒(1リットルの容器)を斜め掛けにして歩いていたところ坂道で転倒し、地面と水筒に挟まれる形で腹部を強打し、脾損傷のため集中治療室に入院し、保存加療で10日後に退院した(9歳)」
「通学中に友人と追いかけっこをしていたところ転倒し、斜め掛けしていた水筒が腹部の右側に当り、痛みと嘔吐があり救急搬送され、小腸破裂、汎発性腹膜炎のため緊急手術のうえ、集中治療室に入院した(10歳)」
「登校中、走っていたところ硬い土の場所でつまずいて転倒。その際、首から提げていた水筒が、地面とお腹の間に挟まり、腹部を強打し、内臓損傷により、膵臓50%程度および脾臓を摘出(7歳)」
など。
子供は、転倒しやすい、転倒した際に反射的に手をつくといった動作が取りにくい特徴がある。
また、子供は腹部臓器の占める割合が大きく、お腹周りの筋肉が弱いなどの理由から、腹部に外から力が加わった場合に内臓損傷が起こりやすいとされている。
そのため、水筒を首や肩から掛けていると、転倒した際、水筒が腹部に当たる可能性があるため危険。
このほか、水筒のひもが首や腕に絡まったり、遊具などに引っかかったりすることにも注意が必要だ。
子供が水筒を持ち歩くときは、
「水筒はなるべくリュックサックなどに入れる」
「水筒を首や肩に掛けているときに走らない」
「遊具などで遊ぶ場合は、水筒を置いて遊ぶ」
などのポイントを心掛けたい。
熱中症予防に役立つ水分補給の道具に思わぬ危険が潜んでいる。
転んだときの危険性について、日ごろから子供に教えておくことが大切だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d89d8964b8285b6d17f8fc0de59d9e08ac72ea
(ブログ者コメント)
水筒の危険性については2021年4月にも情報紹介スミ。
『[昔] 2015年6月5日 水筒を左斜めに肩にかけた7歳男児が傘をさしながら走っていて小学校入口で転び、その際、水筒が地面と腹の間に挟まって内臓を圧迫、膵臓を半分切除するなどした』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11586/
2023年8月28日22時27分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後5時45分ごろ、秋田新幹線は赤渕(岩手県雫石町)―田沢湖(秋田県仙北市)間の落石を検知する装置が作動しなくなり、同区間の運転を見合わせた。
JR東日本は安全確認をした上で、午後8時半過ぎに運転を再開。
東京発秋田行きこまち31号が約3時間遅れるなど、4本に遅れが出た。
このほか、こまち2本と、同じ線路を走る普通列車2本が区間運休した。
約1300人に影響が出た。
https://www.sankei.com/article/20230828-2UDKTLD5BNL3JEAJFMDOJG7B6M/
(ブログ者コメント)
〇滅多に起きない?起きても報じられない?トラブルだと感じたので
御参考までに紹介する。
〇落石検知システムについては、JR東の下記報文が分かりやすかった。
『長大延長を 一括監視可能な 落石監視システムの開発』
https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_21/Tech-21-50-53.pdf
2023年8月28日23時19分にTBS NEWS(南日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後5時半すぎ、霧島市牧園町万膳の太陽光パネルを設置するための造成現場で、土砂をダンプカーに積む作業をしていたショベルカーが、崩れてきた土砂で横倒しになりました。
土砂は運転席に流れ込み、ショベルカーを操作していた久留米市の会社員、岡村さん(男性、60歳)が生き埋めになりました。
近くにいた同僚らが救助作業をするとともに119番通報し、岡村さんはおよそ1時間後に消防によって救助され病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡しました。
当時、現場にはおよそ30人がいて作業をしていたということです。
現場は採石場の跡地で、警察が事故の詳しい状況や原因を調べています。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2023082800066936.html
8月29日7時3分にYAHOOニュース(南日本新聞)からは、高さ10m以上の土砂を移す作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後5時35分ごろ、鹿児島県霧島市牧園町万膳の山中で、土砂を油圧シャベルでダンプカーに移していた福岡県久留米市北野町大城、会社員の男性(60)が、崩れてきた土砂に埋もれた。
病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
霧島署によると、男性はソーラーパネル設置の造成のため、シャベルを操作し、積んであった高さ10メートル以上とみられる土砂を移す作業をしていた。
事故を目撃した他の作業員が119番した。
土砂が崩れた原因や死因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f02f36d7e1bb805afc9e280d99b00f056ee8bc
2023年8月25日15時11分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
持続可能な畜産に向けた取り組みが進んでいます。
輸入に頼らず、県内で家畜のエサを生産しようと栽培がはじまった、最大で5メートルを超えるイネ科の植物「ソルガム」の収穫が始まりました。
「ソルガム」はアフリカ原産のイネ科の植物で、乾燥に強く、稲や麦の育たないような環境でも育ち、人が水をやる必要もないうえ、収穫量も多いため、輸入飼料にかわる作物として期待されています。
25日は、県が輸入へ依存せず、持続可能な農業の仕組みを作る目的に連携協定を結んだ大手商社の「双日」が川南町で栽培しているソルガムの収穫が始まりました。
会社では川南町のほか、木城町と高鍋町にある、あわせて7ヘクタールの耕作放棄地に、一般的な品種に比べて倍以上の大きさとなる、最大で5メートルほどに育つ品種のソルガムを試験栽培しています。
収穫されたソルガムは、その場で細かく砕かれたあと、円柱状にまとめられ、乳酸発酵させることで牛や豚のエサになります。
今後、県農業大学校でソルガムのエサを牛に与えて効果を確かめる試験を行うほか、ソルガム以外の作物についても試験的に栽培を進めることにしています。
「双日」の循環事業開発課、相原さんは、「とうもろこしなどと比べて、単位面積あたりで多く収穫できたので、期待は大きい。地元の農家と一緒になって活用方法を検討していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20230825/5060016305.html
(ブログ者コメント)
本件、以下の過去記事関連情報として紹介する。
『2022年8月16日報道 イタリアの牧場で刈りたての草を食べた牛が震え始めて死ぬ事例が多発、原因はソルガム(世界5大穀物の1つ)、干ばつで生育が遅れたため青酸濃度が高まっていた』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12686/
2023年8月25日17時58分にYAHOOニュース(山陰中央新報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県邑南町市木のレジャー施設「Mハイランド」で町内の小学3年生男児がウオータースライダーを滑り降りてきた別の児童と衝突、転倒した事故で、意識不明だった男児が25日夕、死亡した。
川本署によると、亡くなったのは8歳の男児。
同日記者会見した石橋町長は、24日の事故当時の見守り態勢が「非常に不十分だった」と陳謝した。
町役場で会見した石橋町長、町教育委員会の大橋教育長らが事故当時の詳しい状況を説明。
全長25メートル、幅1メートルのウオータースライダーは、夏営業中のスキー場の斜面に溝を掘ってビニールシートを敷き、上から水を流す構造で、男児は24日午後2時半ごろ、傾斜が緩やかなゴール手前2、3メートルで座っていた。
引率スタッフ1人が近くで見守っていたが、男児は後から滑ってきた児童と衝突。
「危ない」と声をあげながら滑り降りてくる児童に、直前まで気付かなかった。
施設は当日、休業日で、町内2地区の公民館、児童クラブが、貸し切りでヤマメ取り、バギー試乗などを楽しむキャンプイベントを開催。
町職員の公民館スタッフら8人の引率で、男児を含む児童10人が参加していた。
ウオータースライダーについて、施設の運営会社から公民館側に対し、前の利用者がコースから外れるまで次の利用者は滑らないよう注意があったが、事故当時はバギー試乗後の自由時間で、スタート地点にはスタッフがいなかった。
石橋町長は「子どもの見守り態勢が非常に不十分だったことが大きな要因。町の最高責任者として誠に残念で痛恨の極み。誠に申し訳ない」と陳謝。
大橋教育長も、スタッフ配置に問題があったことを認め、危機管理マニュアルを見直し、徹底できるようになるまで公民館事業の体験活動は行わないとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9fa4366e17e6fa10bc48bd95a27888d34a653d3
8月25日12時50分に山陰中央テレビからは、当該スライダーは斜面を半円状に削って設置されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この滑り台は、土の斜面を半円状に削ってシートをかけ、上から水を流す手作りのウオータースライダーとして運営されていました。
https://www.fnn.jp/articles/-/576698
8月25日20時18分にYAHOOニュース(広島テレビ)からは、当該施設は元スキー場だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西日本最大級のスキー場として人気を博した「Mハイランド」は、経営不振で一時、営業を休止…。
広島市の会社が、夏場も楽しめるレジャー施設として、運営を引き継いでいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c664b6a78ab5f3209994aa5360acb284f219776c
8月25日17時29分にNHK島根からは、8歳児童は傾斜が緩くなる中間地点から1人で滑って遊んでいた、ゴール地点からスタッフ1人が見守っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町は会見を開いて、当時の状況を説明しました。
それによりますと、この8歳の児童は傾斜が緩くなるウォータースライダーの中間地点から1人で滑って遊び、ゴール地点付近からスタッフ1人が見守っていたということです。
そこへ別の児童が一番上から滑りはじめ、下に人がいることに気づくと体をひねったり、声を上げたりしたもののよけきれなかったということです。
見守っていたスタッフは一番上から滑り始めた別の児童の存在に気づかず、また、スタート地点にはスタッフがいなかったということで、教育委員会の大橋教育長は、「危険な遊びをする際の危機管理が劣っていた。スタッフの配置に問題があったと認識している」と述べて、安全管理に問題があったという認識を示しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20230825/4030016995.html
8月25日20時15分に朝日新聞からは、メニューに組み込まれていたスライダー体験時は前の児童がコース外に出てから滑るように徹底していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滑り出しの傾斜は約20度で徐々に緩やかになるが、ゴール地点で飛び出す場合もあるという。
午前中のメニューに組み込まれていたウォータースライダー体験の際には、職員や施設スタッフらが見守り、前の児童がコース外に出てから滑るよう徹底していた。
事故は、体験メニュー終了後の午後の自由時間に起きた。
岩本さんはウォータースライダーのゴール地点から2、3メートル上のコース内にいて、滑り降りてきた別の児童と接触し、転倒したという。
この時見守っていたのは放課後児童クラブの職員1人だけだった。
https://www.asahi.com/articles/ASR8T6K42R8TPTIB00N.html
8月25日18時40分に山陰放送からは、上から来ると一番スピードがでる部分だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町によると当時、スライダー付近では5人の子どもが遊んでいました。
町などによりますと、ウォータースライダーを監視していたのは引率のスタッフ1人のみで、施設のスタッフはバギー体験につくなどしていて、監視は手薄だったということです。
清水記者:
「現場となったウォータースライダー、上の方なんですけど、かなり急になっているのがわかります」
施設を運営する アオイテクノサービス 日野課長:
「ここはやっぱり上から来ると一番スピードが出る部分になります」
スライダーの全長は25メートル。
コース内で座っていた児童に対して、上から滑ってきた子は、「危ない」など大きな声を出し、体を反転させて接触。
衝突した時はスピードが出ていたと推測されるということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/683269
8月25日20時47分に毎日新聞からは、迎えに来た父親が意識喪失に気付き119番を依頼したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
衝突され転倒した直後は泣いていたといい、スタッフが車の中で休ませていたが、迎えに来た父親が意識を失っているのに気付き、119番を依頼した。
https://mainichi.jp/articles/20230825/k00/00m/040/316000c
(2023年11月5日 修正1 ;追記)
2023年11月3日7時11分に読売新聞からは、スタッフは熱中症だと考えていた、父親が到着した時には呼吸していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
父親が35分後、現場に到着するまで、男児が心肺停止になっていることをスタッフの誰も気づいていなかったことが分かった。
有識者らによる事故検証委員会の初会合が2日、町役場であり、町教育委員会が事故の調査結果を報告した。
町教委によると、事故は地元公民館が主催したデイキャンプで、8月24日午後2時25分頃、スライダーのゴール付近に座っていた男児に、上から滑り降りてきた別の児童がぶつかった。
男児は自力でコース外に出て、泣きながら正座し、頭を伏せた。
スタッフが痛いか確認すると、再び泣き出して額をたたき、その後ぼーっとしていたという。
スタッフは熱中症と考えて車で休ませ、頭や首元を保冷剤で冷やした。
事故から約20分後、いびきをかいて寝入ったと思ったが、さらに15分後に父親が到着して男児を抱えたところ、初めて呼吸をしていないことに気づいたという。
検証委は、年度内に事故原因や再発防止策を報告書にまとめる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231102-OYT1T50348/
(2024年3月27日 修正2 ;追記)
2024年3月26日18時9分にNHK鳥取からは、現地調査や事前打ち合わせをしなかったことが事故の主因などとする検証委員会報告書が町長に渡されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、町は、医師や弁護士などによる検証委員会を設置して、事故の原因や再発防止策について検証してきていて、その結果をまとめた報告書が石橋 町長に手渡されました。
報告書では、事故の主な原因は、引率したスタッフが全員で現地調査や打ち合わせを事前に行っていなかったことや、人員配置の管理者がおらず、事故の時スライダーを見守るスタッフが1人だけだったことなどをあげています。
そのうえで、今後は、まず、事故防止のマニュアルをつくったうえでイベントごとに事業計画を策定することや、それをもとにスタッフが役割分担やリスクについて理解しておく必要があるとまとめています。
報告書をまとめた中村 委員長は、「事故が起こる可能性があるとの意識を持つことが再発防止において一番大切で、ほかの自治体でも参考にしてもらいたい」と話していました。
石橋 町長は、「報告書を参考に全職員が危機管理などを理解し、現場で安全管理ができる万全の体制を整えていく」と再発防止を誓っていました。
邑南町は、子どもの参加するイベントで事故を防止するためのマニュアル作りを進めていて、学校などへの配布も検討しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20240326/4030018596.html
3月26日17時47分に共同通信からは、引率スタッフの指揮命令系統が不明確だった、担当者は事前にスライダーを体験していなかったので危険に対する認識がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
弁護士や医師らで構成する町の検証委員会は26日、見守りスタッフに現場を包括的に仕切る責任者がいないなど、リスク管理が不十分だったのが原因とする報告書を石橋町長に提出した。
報告書は、引率スタッフの指揮命令系統が不明確な上、担当者が事前にスライダーを体験せず、危険に対する認識もなかったと指摘。
事故直後は意識があった岩本君をスタッフが「熱中症かもしれないけど、疲れているだけ」と考え、結果として迅速に119番しなかったことも明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b276506fa3ec0aa1cfb31e4c8ced621f47536334
2024年9月17日19時46分に朝日新聞からは、引率責任者など3人が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は17日、イベントの引率責任者だった町職員(48)ら3人を業務上過失致死の疑いで松江地検浜田支部に書類送検し、発表した。
ほかに書類送検されたのは、引率責任者だった町職員(25)と事故があった「瑞穂ハイランド」(同町市木)管理者の会社員(58)。
川本署によると、3人は事故を防止するための適切な措置を講じなかった疑いがあり、容疑を認めているという。
https://www.asahi.com/articles/ASS9K3GMBS9KPTIB00BM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2023年8月23日18時45分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後0時20分ごろ、倉敷市潮通、ENEOS(エネオス)水島製油所B工場から「雷が落ちてタンクが燃えている」と消防に通報があった。
タンク付近から炎と黒煙が上がり、化学車や高所放水車など消防車18台が出て消火作業を行い、約3時間半後に鎮火した。
同社によると、消火活動中だった男性従業員(50)の顔にホースの水が当たり、軽いけが。
同社や水島署によると、タンクから重油や軽油を送り出す付属のポンプ設備付近に落雷し、出火したとみられる。
最寄りのタンクは点検中で空だった。
工場操業への大きな影響はないとしている。
岡山地方気象台によると、倉敷市には当時、大雨洪水警報や雷注意報が発表され、発達した雨雲が流れ込んでいた。
現場は市南部の水島コンビナートの一角。
工場東側に住む男性(55)は「大きな被害がなく良かった」とほっとした様子。
現場から2キロほど離れたコンビニの女性店長(63)は「爆発するのではと怖かった」と話した。
水島署と消防は24日、現場で実況見分を行い、当時の状況や出火原因を調べることにしている。
同製油所は1日30万バレル超の原油処理能力がある日本最大の製油所。
水島港を挟んだ西側にA工場、東側にB工場があり、燃料油、ナフサ(粗製ガソリン)などをコンビナート内外に供給している。
https://www.sanyonews.jp/article/1441755
8月23日16時14分にNHK岡山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後0時20分ごろ、倉敷市の水島コンビナートで原油を精製している「ENEOS」の工場の従業員から「雷が落ちてタンクが燃えている」と消防に通報がありました。
消防が消火活動にあたり、発生から3時間あまりたった午後3時44分に火は消し止められました。
警察と消防によりますと、これまでのところ、けがをした人はいないということです。
倉敷市の高台に設置されたNHKのカメラが午後1時すぎに撮影した映像では、タンクからは赤い炎と黒い煙があがっていて、近くには消防車が集まっている様子が確認できました。
警察と消防は、落雷の可能性もあるとみて、火災の原因を調べています。
気象庁によりますと、岡山県内では午前中から大気の状態が非常に不安定になっていて、水島コンビナートがある倉敷市付近には、昼前から発達した雨雲が流れ込んでいました。
岡山県には雷注意報が出されていて、昼前から昼過ぎにかけて落雷も観測されていました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20230823/4020017729.html
8月24日15時51分にNHK岡山からは、高さ1mほどの重油ポンプから出火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日、会社は重油を保管しているタンクから数十メートル離れた場所にあるポンプから火が出たと発表しました。
会社によりますと、ポンプは高さが1メートル、幅と奥行きがそれぞれ2メートルほどで、タンクに保管する重油を別のタンクに移し替えるためのものだということです。
警察や消防はタンク付近への落雷で周辺の機器が炎上したものとみていますが、現在、タンクの付近は消火剤の泡が広がっているため、これを撤去して安全を確保したあと、詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20230824/4020017753.html
2023年8月22日7時30分に「ねとらぼ」から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
熱中症対策の「塩タブレット」と間違えて、よく似た「圧縮タオル」を口に入れてしまったというX(Twitter)ユーザーの投稿が注目を集めています。
ねとらぼ編集部は投稿者に話を聞きました。
取材によると、Xユーザーのかっぽん(@ykatsuta6795)さんは、お盆休み中、友人の家へ遊びに行っていました。
その帰り際に友人から、「暑い中来てくれたお礼」として、玄関にあったケースに入った塩タブレットを「数個持って行け」と言われたといいます。
かっぽんさんはケースの中のタブレットを鷲掴みし、5個ほどジーンズのポケットに入れて、家へ持ち帰りました。
家で塩タブレットを食べようと、袋を開封してそのまま口の中へ入れた瞬間、異変が起こります。
「唾液が吸われ、タブレットが段々大きくなったので変だと思い、口から取り出したら、紙製のタオルでした」。
かっぽんさんは塩タブレットを5個持ってきたつもりでしたが、その中には、見た目がそっくりな「圧縮タオル」が2個混じっていたのです。
「友人のイタズラかと思った」というかっぽんさんは電話で友人に確認。
しかし、友人にその意思は全く無く、「キャンプで持って行った塩タブレットと圧縮タオルが何らかの原因で混ざり、中身を確認せずに玄関の塩タブレットケースに入れてしまった」とのことでした。
かっぽんさんは塩タブレットと圧縮タオルの“瓜二つぶり”をXで投稿。
すると、「本当に危ないし怖い」「ぱっと見マジでわからん」「危なすぎる」「人死んでからじゃ遅い」などと大きな反響が集まりました。
かっぽんさんは投稿を通じて「口に入れた瞬間鳥肌立ちました」と振り返り、「確認せずに口に入れてしまい今回は違和感から直ぐに取り出しましたが、危ないので絶対にお口に入れてみようなんて事は考えないでください!」と注意を呼びかけました。
【消費者庁も類似事例で注意喚起】
かっぽんさんが塩タブレットと間違えて口にしてしまったのは、100円ショップチェーン・ダイソーで販売されている「コンパクトタオル スモールサイズ20枚」でした。
通常時は塩タブレットと間違えるような小ささですが、水で戻すと16センチ×26センチの大きさまで膨らみます。
商品パッケージには「口、鼻又は耳に絶対に入れないでください」などと使用上の注意が赤く表示されているものの、かっぽんさんが手にした個包装部分に注意書きはありませんでした。
「消費者庁には、医療機関から、子どもがタブレット菓子(成型された錠剤型固形菓子)に類似した商品を誤飲する事故情報が寄せられています」(消費者庁公式サイトより)
消費者庁は公式サイトや公式Xで、今回のかっぽんさんのケースと近い、タブレット菓子と類似した商品の誤飲事故が起きているとして、注意を呼びかけています。
具体的には、化粧水などを染み込ませて顔全体を覆って使うシートマスクを圧縮した「ローションシート」について、次のような事例を紹介していました。
消費者庁は「このような商品は、個包装になっている場合もあるため、表示をよく確認しないとタブレット菓子(ラムネなど)と間違えやすいものもあり、子どもだけでなく、高齢者や他の家族も、食品と思い込み、誤飲する可能性が考えられます」と、その危険性について伝えています。
ダイソー公式オンラインショップの商品ページには、今回かっぽんさんが誤って口に入れた圧縮タオルが「グッドデザイン賞」を受賞した旨が記載されています。
ねとらぼ編集部は、今回の投稿に対する見解や今後の商品の安全対策などについて、販売元の大創産業に取材を申し込んでいます。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2308/22/news078.html
2023年8月21日19時0分に宮崎放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月、宮崎市浮田で、宮崎市文化財課の職員、島田さん(男性、62歳)が、ショベルカーで掘った深さ1.4メートルの穴に入って作業していたところ、土砂が崩れ、埋もれる事故が発生しました。
島田さんは、現在も意識不明の状態で入院しているということです。
この事故を受け、宮崎市は、21日、会見を開き、事故原因の検証結果と再発防止策について発表しました。
それによりますと、事故は重機で堀った穴のすぐ横に排水用のパイプが埋まっていたことから、重機の重みで土砂が崩れたとみられるということです。
(宮崎市教育委員会文化財課 町田課長)
「二度とこういう事故が起きないように、しっかりと対策を取ったつもりではあるが、再発防止に努めて参りたい」
宮崎市では、作業員を1人にする時間を作らないことや、作業前の埋設物などの確認を徹底するなどの対策を、今後、実施していくとしています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/674232?display=1
8月21日19時11分にテレビ宮崎からは、現場は造成地で通常の土より柔らかかった、地表から10㎝深さに塩ビパイプが埋められていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年4月、宮崎市の遺跡調査の現場で60代の職員が、崩れてきた土砂に埋まる事故がありました。
21日、宮崎市は外部検証チームの検証結果を報告しました。
事故があったのは、宮崎市浮田にある柳迫遺跡調査の現場です。
今年4月、宮崎市文化財課の60代の男性職員が、重機で掘った穴に入って作業をしていたところ、穴の壁面が崩れて土砂に埋もれました。
この職員は骨盤を骨折するなどの重傷を負い、現在も意識不明の状態で入院しています。
宮崎市は21日、外部検証チームの検証結果を公表。
現場は造成地で通常の土よりも柔らかく、さらに、地表から約10センチの深さに排水用の塩ビパイプが埋められていたことから、土の層が不安定になり、土砂が崩落したと明らかにしました。
宮崎市では再発防止に向けて、「1人で作業する時間を作らない」「穴の深さに対し、1~1.5倍の幅を設ける」などの基準を設け、8月9日から運用しているということです。
https://www.umk.co.jp/news/?date=20230821&id=20004
2023年8月21日20時15分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後4時10分ごろ、東京都江戸川区の区立鹿骨(ししぼね)小学校で「給食用のエレベーターに点検業者の男性が挟まれ、意識がない」と110番があった。
警視庁小岩署によると、男性は30~40代とみられる。
校舎2階にある給食運搬用のエレベーターのドアと壁の間に首を挟まれた状態で見つかり、現場で死亡が確認された。
エレベーターの高さ、幅、奥行きはいずれも約1メートルで、男性はエレベーター内の給食を置くかごの中に足を入れ、頭を外に出した状態だったという。
小学校は夏休み中のため、児童はいなかった。
男性は午前中から1人で点検作業を行っていたとみられ、学校職員に発見された。
小岩署は、当時の状況や詳しい事故原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20230821/k00/00m/040/169000c
8月21日19時31分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/10c4fce5bb68f9bd5e30e155571cbe0f4244ed36
2023年8月21日0時27分に産経新聞から、下記趣旨の記事が花火玉の写真付きでネット配信されていた。
埼玉県所沢市で19日夜、走行していた車のボンネット付近に、直径約10センチの花火玉1個がぶつかったことが20日、分かった。
車の一部が損傷したが、運転手らにけがはなかった。
当時、西武ライオンズがイベントで花火1200発を打ち上げており、そのうちの1個が不発のまま落下し、衝突したとみられる。
同社は20日、打ち上げ会場外に不発玉が落下したことを認め、おわびするとのコメントをホームページに掲載。
広報担当者は原因は不明とした上で、「誠心誠意対応する」とした。
車を運転していた男性によると、落下したのは19日午後8時ごろ。東京都内の自宅に帰る途中、赤信号で停車していると「ドン」という鈍い音がし、帰宅後、ワイパーの付け根に少量のすすが付いた玉を見つけたという。
男性の母親が地元消防に通報し、玉は回収された。
https://www.sankei.com/article/20230821-DXNQTFXUZFP3XM7G44PEN4WL7Y/
2023年8月20日14時8分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道石狩市にある運送会社で、19日午後5時ごろ、作業をしていた会社員の男性(34)がフォークリフトと棚に挟まれる作業事故がありました。
警察によりますと、男性は事故当時、冷凍倉庫の棚をフォークリフトに乗って整理する作業をしていたということです。
男性は本来作業がすべて終わった後に、棚の位置を自動で動かすボタンを作業途中に押したため、男性の乗っていたフォークリフトが棚に押し出されました。
男性は危険を感じフォークリフトから降りましたが、そのまま壁に挟まれたということです。
男性の作業は午後7時まででしたが、時間になっても出てこないことを不審に思った同僚が確認しにいったところ、男性が挟まった状態で発見されました。
男性は意識不明の重体で病院に搬送されました。
警察は事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6203bf755424889f89501d245404b3a42f9d3717
8月20日9時38分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、低体温症の症状で意識不明になっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日夜、北海道石狩市の冷凍倉庫で、作業していた34歳の男性が、フォークリフトと壁の間に挟まり救助されましたが、低体温症の症状で意識不明の重体です。
事故があったのは、石狩市新港西3丁目にある運送会社の冷凍倉庫で、19日午後7時50分ごろ、会社の従業員から「男性がリフトと壁に挟まれている」と消防に通報がありました。
男性は駆け付けた消防隊に救助されましたが、意識不明の重体です。
警察や消防によりますと、倉庫の中は、マイナス23℃の冷凍庫になっていて、男性に目立った外傷はありませんが、低体温症の症状があるということです。
当時、男性はフォークリフトを操縦しながら、可動式の棚に商品を整理する作業をしていて、フォークリフトを降りたところ、フォークリフトが動いた棚に押され、近くにいた男性を巻き込んだということです。
男性の作業は午後7時までの予定でしたが、時間になっても戻らないことを不審に思った同僚が確認にいったところ、フォークリフトと壁に挟まれ、身動きが取れない状態の男性を発見し、消防に通報しました。
警察は、作業手順など、当時の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/940f19c9b8b59caaef5903a8088b8c416fd29815
2023年8月27日に南日本新聞から下記趣旨の記事が、転落現場写真とバスが通ったルート図付きでネット配信されていた。
鹿児島市春山町の県道で貸し切りバスが横転し高校生10人がけがをした事故で、運転手は「間違えて狭い道に入った。パニックになり(なぜ進んでしまったのか)自分でも分からない」と説明していることが20日分かった。
バスの運行会社「九州M観光」(同市石谷町)によると、バスは南九州自動車道の伊集院インターチェンジを降りた後、飯牟礼経由で県道永吉・入佐・鹿児島線から花熟里交差点を通って練習試合会場の吹上人工芝サッカー場に行く予定だった。
運転手は過去にも同じ行程を運転しており、事故前日も地図で道順を確認。
運転前の体調も問題はなかった。
本来、道を間違えた時点で事業所に無線で連絡することになっていたが、していなかった。
事故現場は電波が通じず、通りがかりの車に乗せてもらい移動した後、通報した。
同社は「今回の事故を真摯(しんし)に反省し、2度と繰り返さないよう一丸となり取り組む」と陳謝した。
同社が過去5年で行政処分を3回受けていたことも分かった。
県警は、運行管理に問題がなかったかどうかなど、業務上過失致傷や自動車運転処罰法違反の疑いも視野に捜査している。
国土交通省によると、同社は2019年、21年、23年に、標準運賃の下限ルールに関する「運賃料金事前届出、運賃料金変更事前届出違反」、点呼の記録事項義務違反などで、文書警告や輸送施設の使用停止処分を受けた。
事故は19日午前8時半ごろ発生。
鹿児島市と日置市吹上の境付近で、男性運転手(62)と国分高校のサッカー部員30人が乗ったバスが横転し、生徒10人が搬送された。
うち1人は腰の骨を折る重傷。
道幅は約3メートルで、手前に4トン以上の車両の通行を禁止する標識が立っていた。
バスの横幅は2.3メートル、車体重量は約13トンだった。
https://373news.com/_news/storyid/180506/
8月21日18時49分にYAHOOニュース(鹿児島テレビ)からは、カーナビはついていなかった、運転手はもう少し走れば広い道に出るのではないかと思っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
バスにカーナビゲーションはなく、バス会社の社長と運転手は運行前日と当日、地図でルートを確認していました。
運行会社によりますと、事故を起こした運転手は2022年、この会社に入社したということですが、大型車の運転歴は15年ほどで、当初、予定していたルートを通った経験もあったということです。
バスの運転手は「もう少し走れば広い道に出るのではないかと思った。頭が真っ白になった。なんでこうなったかよく思い出せない」と話しているということです。
・・・
なお、道路交通法では観光バスなどの運転手は乗客に対しシートベルトを装着させる義務がありますが、罰則はなく、今回、生徒がシートベルトをしていたかどうかは分かっていません。
8月24日19時24分に南日本放送からは、途中で違う道だと気付いたが気が動転、注意標識は見落としたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バスは学校から日置市吹上のサッカー場へ向かっていました。
しかし、伊集院インターを降りた後、県道35号を道なりに進むはずでしたが、誤って現場につながる道路に。
幅2メートルほどの、バスがギリギリ通れるほどの狭い道でした。
62歳の男性運転手は運転歴15年ほどだということです。
(本村社長):
「道が狭くなりだした時に、全く違う道と気づいた」
「到着時間が気になって気持ちが動揺し、もう少し先に行けばう回路か、吹上(目的地)に抜ける道があると考えた」
「暗路で左側の木々が気になり、軟弱な地盤の右の路肩からすべり、横転した」
バス用のカーナビはつけておらず、現場は携帯電話も無線もつながらなかったということです。
道の途中に、4トン以上の車が通行しないよう示す看板や注意の標識はあったものの、「気が動転し、見落としていた」といいます。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2023082400066878.html
8月25日11時27分に南日本新聞からは、大型車に対応したナビは少ない、普通車のナビを搭載すると細道を案内され却って危険など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バスを運行する九州みやび観光の本村社長(47)は24日、取材に応じ、正規経路の逸脱防止策として、大型車用のカーナビゲーション設置を検討しているとした。
同社の貸し切りバスには、カーナビが設置されていなかった。
大型車両に対応したナビは少なく、貸し切りバス業界は運転手の経験や技量に委ねられるのが主流。
バスの高さや幅を想定したルート検索ができるサービスも開発されているが、浸透は道半ばだ。
「自家用車用のナビだと、バスの通れない細道を案内され、かえって危険」。
霧島観光交通(鹿児島市西千石町)は、“ナビ頼り”にしない理由を、こう説明する。
事前の下見など、ルート確認を徹底。
間違えた際はすぐに停車し、事業所に報告。
指示を受ける。
横転事故について、担当者は「引き返せないところまで進むのがまず信じられない」と首をかしげる。
ある貸し切りバス会社の運行管理者は、「ナビは最短距離を示すが、観光を楽しめるルートも大切」。
別の運行管理者は、「スマホのマップも普通車が前提で、バスが通れるか分からない。体で道を覚えることを重んじている」と明かす。
大型車の道案内機能を備えたナビを設置し、安全対策を取る動きも。
ハロー観光バス(同市上荒田町)は、全ての貸し切りバスに搭載。
新留代表は、「その都度、確認しながら進める安心感がある」と説明する。
経路探索サービスを提供する「ナビタイムジャパン」(東京都)は、大型バスが通行可能なルートを検索するナビアプリを展開。
高架など大型車にとって危険な場所を確認できるマップや、車種ごとの事故発生状況を示したマップも開発した。
広報担当者は、「行程作成や道の把握は個人の経験頼りになりがち。安全な運行に役立ててほしい」と話した。
https://373news.com/_news/storyid/180721/
(ブログ者コメント)
ときおりルートを間違い、細い道に迷い込んだことがあるブログ者。
今回のバス運転手の不安だったであろう気持ちがよくわかる。
しかし、引き返すポイントはどこかにあった筈。
そう思い、グーグルストリートビューでバスのルートをたどってみた。
結果、道を間違えたことに気づくチャンスは何回もあり、またUターンできる場所もあった。
運転手はパニックになっていたということだが、それにしても・・・。
真っすぐ進めばいいところ、左折した。
正面標識には、目的地近くの吹上浜公園は直進との表示がある。
左折すると、しばらくは中型トラックも通っている2車線道路が続く。
ここを右折したが、この時点で地名を見て、ルートを間違ったことに気づかなかったのだろうか?
ここなら大型バスでもUターンできそうなのだが・・・。
更に進むと、またUターンできそうな場所があった。
ここから先に進むと道は狭くなりそうなのに・・・。
正面には、こんな標識もあった。
ここでも、ルートを間違ったことに気づけた筈だが・・・。(地図の赤星)
ここを右折して、転落場所に向かって行った。(地図の赤星)
右折直後、上記画像にも映っているが、道の左側に4トン以上通行不可の標識あり。
しかし、雑木で見えにくかった可能性はある。
以下は赤星地点の位置。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。