2022年10月17日20時21分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、茨城県内の製油施設で、放射線を使って配管の検査を行っていた作業員の男性が機器を扱う手順を誤り、15ミリシーベルトの被ばくをしたことが分かりました。
作業を請け負った会社は、健康への影響はないと考えられるとしていますが、作業員は医療機関で健康状態を確認しているということです。
原子力規制庁によりますと、16日午後1時半ごろ、茨城県にある製油施設で、作業員の男性1人が15ミリシーベルトの被ばくをしたと、作業を請け負った検査会社「W社」から報告がありました。
作業員は、可搬型の機器から放射線を出して配管の内部を撮影する作業を繰り返していましたが、その際5分間ほど、放射線が出る先端部分を容器に収納するのを忘れたまま機器に近づいて作業したということです。
放射線を扱う業務の従事者は、年間の被ばく線量の限度が50ミリシーベルトとされていますが、1回の作業で計画していない被ばく線量が5ミリシーベルトを超えると、国に報告するよう法令で定められています。
作業は2人で行っていましたが、もう1人は補助的な役割で、被ばく線量は4.02ミリシーベルトだったということです。
会社側は、現時点で健康への影響は考えられないとしていますが、2人は17日に医療機関を受診し、健康状態を確認しているということです。
「W社」は広島市に本社があり、3年前の2019年4月にも、山口県の化学工場で作業員1人が検査機器を扱う手順を誤り、9ミリシーベルトの被ばくをしていました。
「W社」は、「前回とは違う機器の取り扱いで誤りが起きてしまった。二度と起こさないよう、再発防止策を徹底したい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20221017/1070018910.html
10月17日21時7分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
原子力規制委員会は17日、茨城県鹿嶋市の製油所で16日にガンマ線透過試験装置を使って配管を検査していた男性作業員が計画外に被曝 したと発表した。
被曝線量は15ミリ・シーベルトで、放射線を扱う作業者の被曝限度(通常年間50ミリ・シーベルト)以下だった。
男性が所属する設備検査会社「W社」(本社・広島市)は、2019年にも同様の事案発生を規制委に届け出ている。
規制委によると、男性は体調不良を訴えておらず、周辺の環境への影響もない。
同社によると、男性は別の男性作業員と共に検査位置を変える際、本来は装置の放射線源を遮蔽機能がある容器内に収納する必要があるが、約5分間収納せずに作業を続け、被曝した。
別の男性作業員も被曝したが、被曝線量は報告義務のない5ミリ・シーベルト未満だった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221017-OYT1T50199/
10月14日付で規制委員会のHPには、該社からの報告を受理したという記事が掲載されていた。
○令和4年10月16日(日)13 時30分頃、株式会社Wの放射線業務従事者(以下「従事者」という。)2名が、茨城県の製油所内において、密封線源(イリジウム192(ガンマ線源)、370ギガベクレル)を内蔵したガンマ線透過試験装置(別添図参照)を使用して、配管の非破壊検査の作業(溶接線の検査)を行っていた。
○当該従事者は、当日数回の検査作業を実施していたが、作業中に線源が遮へい機能を有した線源容器に収納されていない状態に気付いたため、携帯していた個人線量計の被ばく線量を確認した。
その結果、2名のうち1名が15ミリシーベルトであり、5ミリシーベルトを超える計画外の被ばくがあったことを確認した。
他の1名は4ミリシーベルトであった。
○なお、当該従事者2 名について、被ばく線量が年間の法令線量限度を超えるものではなく、現時点で被ばくによる健康への影響はないと考えているが、医療機関による健康状態の確認を受ける予定である。
また、周辺環境への影響はない。
https://www.nra.go.jp/activity/bousai/trouble/houkoku_new/220000077.html
2022年10月15日18時48分にYAHOOニュース(テレビ高知)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前、高知市の大学で、屋上の防水シートの張り替え作業をしていた男性作業員が転落し死亡する事故がありました。
事故があったのは高知県立大学池キャンパスの看護学部棟です。
15日午前10時半ごろ、屋上で防水シートの張り替え作業をしていた26歳の男性作業員が、およそ13m下の植え込みに転落しました。
男性作業員は高知市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、この男性作業員は、ほかの作業員5人と屋上で大型の防水シートを切り分けていて、防水シートを両手に持ち、後ろ向きに歩きながら引っ張っていたところ転落したということです。
当時、男性作業員はヘルメットを着用していて、建物の4階部分の屋上から転落したということで、警察は事故の詳しい経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3cd10fa8063b60f7209487ac782a6915d47c599
10月15日17時35分にNHK高知からは、屋上に柵はなく、転落防止対策もとられていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時前、高知市にある高知県立大学池キャンパスの看護学部棟の屋上で、防水シートの張り替え作業をしていた香南市野市町の会社員、新階さん(26)が、建物の屋上からおよそ13メートル下の植え込みに転落しました。
新階さんは、高知市内の病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、新階さんは当時、ほかの作業員とあわせて6人で屋上で防水シートの張り替えを行っていたということです。
新階さんは防水シートを切る作業をしていたところ、屋上から足を滑らせて転落したということです。
屋上には転落防止の柵などはなく、特に転落防止対策もとられていなかったということです。
警察は労災事故として、ほかの作業員から話しを聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20221015/8010016081.html
(2023年6月22日 修正1 ;追記)
2023年6月20日13時41分にNHK高知からは、転落防止のためのフェンスは設置されておらず、作業員も命綱をつけていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年10月、高知市の高知県立大学の屋上から作業員の男性が転落し死亡した事故で、高知労働基準監督署は、転落を防ぐための安全措置を怠ったとして、工事を請け負っていた業者などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、高知市の建設業「T商店」と、この会社の元代表取締役の男性(46)です。
高知労働基準監督署によりますと、屋上には、転落を防ぐためのフェンスが設置されていなかったほか、転落した作業員は命綱をつけていなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20230620/8010017938.html
6月21日19時1分にYAHOOニュース(高知放送)からは、会社は従業員に命綱を着用させていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
書類送検されたのは、高知市廿代町の防水工事業・T商店と、事故当時、T商店の社長を務めていた46歳の男性。
その後の調べで、T岡商店が男性従業員に命綱を着用させていなかったことがわかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93a1a5291d9d699a3ec36f8e03b26118d1b141a4
2022年10月14日21時4分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
光ケーブルが電線と近接していて危険ではないかと伝えたところ、1万円強の出張料がかかるなどと言われた――。
ネット回線サービス「NURO光」の利用者がツイッターでこんな投稿をして関心を集めている。
経済産業省によると、電線とケーブルは、建物近くでは15センチメートル以上離さなければならない。
この利用者は、その後、NURO光の運営会社から、「施工違反」があったため撤去費用などは負担するとして謝罪があったと明らかにした。
【15センチ以上空けないと火災の恐れがあると言われた】
この投稿をしたのは、てんてこ丸(@tenteko_maru)さんだ。
2022年10月13日の投稿によると、ネット回線を乗り換えたところ、乗り換えた業者から工事のときに「NUROが工事した線が危険な繋ぎ方をしている」と伝えられた。
写真も投稿しており、電線とケーブル線が近接していて、家の近くでほぼ、くっついているとしている。
写真を撮って電力会社に確認してもらうと、電線と光ケーブルは15センチ以上空けないと火災の恐れがあると言われたという。
そこで、NURO光のサポートデスクに連絡したところ、出張料が1万1000円するほか、スタッフが行くまでに2か月ほどかかり、それまで解約できないと伝えられた。
さらに、解約する場合は、工事費残債と違約金の支払いが必要になり、回線撤去にも1万1000円かかると説明を受けたという。
これに対し、てんてこ丸さん側が15センチ以上とした経産省による技術基準があると訴えると、社内で対応を確認すると連絡があった。
工事に違反がないか調べるようにも求め、14日になって、履歴を確認した結果として「施工違反」が認められたと連絡があった。
そして、解約や回線の撤去、工事費残債、違約金もすべてNURO光側で負担すると説明があった。
そのやり取りの画像も投稿している。
【屋外配線工事を管轄する提携事業者と連携をして対応】
経産省の電力安全課にJ-CASTニュースが10月14日に取材して聞いたところによると、電気事業法に基づく省令に関する「電気設備の技術基準の解釈」では、電線や光ケーブルを引き込んだ建物の留め具は互いに15センチ以上離さないといけないと第116条にうたってある。
引き込んでから留め具までとその先についても、互いに近接しないようにする必要がある。
感電や火災、物損といった電気事故を防ぐのが目的だ。
もし15センチ以上離れていなければ、技術基準に反する法令違反となる。
てんてこ丸さんからの苦情対応について、NURO光を運営するソニーネットワークコミュニケーションズは14日、取材に対し、広報課が「屋外配線工事を管轄する提携事業者と連携をして対応を進めております」と答えた。
どんな対応をしているのかについては、「NURO 光をご利用のお客様の個別の事象の詳細につきましては、当社とお客様との直接のコミュニケーションを原則としておりますため、回答は控えさせていただきます」と述べるに留まった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebdf97fe30649e0afdb1dadcb1eb53c3687ae5f4
2022年10月14日10時50分に日本農業新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
野生動物が本能的に“命の危険”を感じる山火事の臭いで獣害防止――。
千葉県の企業が、木質バイオマス(生物由来資源)発電の廃液を使った液材を開発して、野生動物の忌避に効果を発揮している。
農作物への獣害を防ぐことに加えて、動物と列車との接触事故や民家への侵入防止にも有効だ。
液材には、間伐材や倒木を使ったバイオマス発電の工程で排出される液体を使っている。
開発したのは大網白里市の「Office try(オフィス・ティーアールワイ)」。
敦賀代表は、「焦げた臭いが山火事を連想させ、動物が危険を感じて近づかない習性を利用した」と説明する。
主にイノシシや鹿、ハクビシン、キョンなど、嗅覚の優れた動物に効き目がある。
【ボトル置くだけ】
設置方法は、ペットボトルなどに液材を30~50ミリリットル入れ、臭いが外に広がるよう穴を数カ所開ける。
それを動物の侵入地点に3~10メートル間隔で並べる。
高さは対象動物の鼻に高さに応じて0~90センチに合わせる。
効き目は3、4カ月続く。
8月から実験に協力する館山ジビエセンター(館山市)は2地区に設置。
沖代表は、「イノシシが全く来なくなった地区がある。獣害に悩む民家にも有効だ」と話す。
実証実験は2019年6月に開始。
これまで田畑や果樹園、ゴルフ場、線路沿いなど全国約120カ所で行ってきた。
毎年30%の農産物が獣害に遭っていた神奈川県厚木市の農家は、設置後、被害がゼロになった。
【列車への接触減】
JR東日本千葉支社の試験路線では、20年に300回以上あった動物と列車の接触事故が21年は4分の1に減り、スムーズな運行に役立っている。
敦賀代表は「防護柵との併用や収穫期だけの設置でも効果は十分に期待できる」と、販路を広げたい考えだ。
商品名は「ガーデストPro」。
1本500ミリリットル、3300円。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f263c893d7ea1654751bd7ed2c85b008fbf3a904
2022年10月14日9時0分にYAHOOニュース(Forbes)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本を含む世界中で広く食べられている牡蠣。
2020年の牡蠣類の養殖収穫量は国内だけで15万8900トンに上り、生産量1位の広島県は9万6000トンにもなる。
そんな人気のある牡蠣だが、養殖する過程での環境汚染が深刻な問題になっていることを知っている人は、そう多くはない。
今回は、牡蠣養殖のプラスチックパイプが引き起こす問題を見ていこう。
【牡蠣の養殖パイプが流出】
牡蠣養殖用のプラスチック製パイプは、種苗を付着させるホタテ貝を筏から吊るす際、一定の間隔を確保するために使用される。
広島湾だけで、使用される牡蠣パイプの数は2億本以上と推定されている。
それらのパイプが事故や破損によって漂流し、漂着ごみとして問題になっているのだ。
瀬戸内海に接しているほとんどの地域で、牡蠣養殖用のパイプの漂着が確認されており、悪臭で人間にも悪影響を及ぼしている。
【プラスチックの分解にかかる時間】
自然環境に放置されたプラスチックは、分解されるまでに400年~1000年以上かかると言われている。
微細な破片にはなっても、完全に分解されることはない。
目に見えないほどの小さな「マイクロプラスチック」となり、海や川、そして大気中を漂い続けるのだ。
マイクロプラスチックは有害な化学物質を吸着しやすい性質があるため、マイクロプラスチックを誤飲した魚を食べることで、私たちが健康被害を被る可能性も指摘されている。
【養殖パイプの回収制度】
牡蠣のプラスチックパイプを回収する取り組みも進んでおり、広島かき生産対策協議会は500円/5kgで買い取っているそうだ。
広島県のカキ養殖業者が漂着パイプを回収した際には、その量に驚いた方も多かったようで、排出者側の認識の薄さが問題を大きくしていると考えられる。
【牡蠣養殖をサステナブルに】
開発が進められている生分解性プラスチックのパイプは、従来のパイプより分解が早いとされており、問題の改善に一役買う可能性がある。
しかし、2019年時点ではまだまだ課題が多く、実際に使用できる状態ではなかったそうだ。
【養殖が引き起こす環境問題】
また、普通のプラスチックより早く分解されるとしても、環境を汚染することに変わりはない。
岡山県では、牡蠣養殖の1つの工程で養殖パイプの代わりにロープを使っており、プラスチックごみを削減できているため、ほかにもサステナブルな代替手段を探っていく必要がある。
【養殖が引き起こす環境問題】
ここまでは牡蠣の養殖に注目してきたが、養殖業全体ではどのような問題が起きているのだろうか。
養殖は計画的に魚を育てることができる一方で、養殖場を作るために沿岸の自然を壊したり、化学薬品や与える餌によって海を汚したりすることがある。
さらに、養殖場から出る排水や廃棄物は赤潮や青潮の発生原因となり、環境汚染を引き起こすとともに、海や河川の環境を変えてしまう恐れもあるのだ。
【養殖業との向き合い方】
養殖業は、安全・安心な魚介類を食卓に届ける産業だ。
しかし、一部の養殖業では使っている道具が劣化し、海に流出してゴミになっている現状がある。
レジ袋やストローといった目に見えるプラスチックのほかにも、牡蠣の養殖パイプのような見えないところで発生しているプラスチックがたくさん存在する。
日常の何気ない消費行動における裏側の問題にも目を向け、納得できる選択を意識していこう。
その輪が広がることで、問題点が明確になり、解決へのスピードも早まるだろう。
【参考】
・OPRI海洋政策研究所
https://www.spf.org/opri/newsletter/447_2.html?latest=1
・瀬戸内海に漂流漂着するカキ養殖パイプ類の実態
https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/77/1/77_1_23/_pdf
※この記事は、2022年7月にリリースされた「エシカルな暮らし」からの転載です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/223283bb27bc9ecf51bb800e9a6a198b5060e4bc
2022年10月14日4時31分にYAHOOニュース(Merkmal)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【ある事業所で、半年間に3件発生】
2015年、日立物流は悩んでいた。
ある事業所において、半年間で追突事故が3件、立て続けに発生したからである。
いずれの事故においても、ドライバーは居眠りもしていなければ、脇見もしていない。
携帯電話を操作するような、ながら運転も行っていない。
もちろん、乗務前点呼において体調不良も確認されていなかった。
運送会社に限らず、タクシー会社、バス会社では、立て続けに交通事故が発生した場合、まずはドライバーへの安全教育の強化を行うことが多い。
だが、このようにドライバー自身に問題行動がなかったケースでは、安全教育を行う意味が乏しい。
どうしたら良いのか……?
悩んだ日立物流は、事故を起こしたドライバーから、さらにヒアリングをした。
すると、ひとりのドライバーは妻の闘病に悩んでおり、もうひとりのドライバーは親の介護で慢性的な精神疲労状態にあったことが分かった。
事故の原因として浮かび上がったのは、悩みごとによって運転に集中しにくい状態にあったこと、すなわち漫然運転であった。
【漫然運転の予兆を察知する難しさ】
だが、これはこれでとても悩ましい。
というのも、漫然運転を引き起こしかねないドライバーの心身の状態を、乗務前点呼において運行管理者が把握したうえで運転を控えさせることは難しいからである。
ドライバー側にしても、「今日は気持ちが落ち込んでいるので、乗務を控えさせてください」とは申告しにくいだろう。
申告されたところで、運行管理者も「それはサボりたいだけじゃないの……?」と思うかもしれない。
ドライバーに限らず、全ての働く人々は、バイオリズムの変化によって「今日は仕事に集中できていないな」と感じた経験があると思う。
多少気持ちが沈んだ程度ではなく、事故を起こしかねない状態、すなわち漫然運転をしてしまうほどバイオリズムが低下した状態を検知する仕組みはないのだろうか。
【AIドラレコで、安全な運転技能を習得】
一見、普通のドライブレコーダー(ドラレコ)と近しい姿をしたMobility Technologies社の「DRIVE CHART」。
だが、車両運行中の車外の映像を記録するだけの従来型ドラレコとは、根本的に異なった機能を備えている。
車内外のカメラで撮影したドライバーの行動、クルマの挙動を検証し、運転の3要素(認知・判断・操作)のうち、とりわけ認知と判断に対するドライバーの悪癖を指摘する役目を担うのだ。
・加速度センサーなどにより、急発進、急後退、急ブレーキ、急ハンドル、制限速度超過などの不適切な運転を検知
・GPSと連動、車両の位置情報をリアルタイムに把握することで、一時停止標識のある交差点で一時停止を行わなかった事象を検知
・車外向きカメラで撮影した画像を解析し、前車との車間距離不足を検知
・車内向きカメラで撮影した画像を解析し、ドライバーの脇見を検知
【AI導入により事故件数が3分の1に】
前回の記事「運転中のドライバーを襲う『意識不明の事故』 プロドライバーさえ防げない悲劇、その根本原因とは何か?」(2022年10月2日配信)で紹介したとおり、交通事故の9割近くは、認知と判断の誤りによって発生する。
この「誤り」というのは、交通事故が起こったタイミングでたまたま誤ってしまったというケースもあるだろうが、大半はドライバー自身が普段から行っている悪癖に起因するケースが多いだろう。
例えば、交通事故発生時における違反件数2位の「脇見運転」(13%)による交通事故を起こしてしまったドライバーは、普段から注意力が散漫で脇見運転を行っている可能性が高い。
「DRIVE CHART」は、このような認知と判断に関係するドライバーの悪癖を指摘することで、正しい運転技術を身に付けることを促す。
その効果はすさまじい。
例えば、冷凍冷蔵輸送を生業とし、約40台のトラックを抱える運送会社 低温(奈良県)では、「DRIVE CHART」を導入後、事故発生件数を3分の1まで減少させ、保険料を約600万円削減することができたという。
【心身不調で鈍る「認知」「判断」の制度】
安全な運転を目指す上で厄介なのは、運転の3要素における「認知」「判断」の精度が、その時々によって変化することだ。
筆者(坂田良平、物流ジャーナリスト)の場合、疲れてくると無意識のうちに車間距離を長くする癖がある。
無意識のうちに心身の疲れを察知し、車間距離を調整するように習慣づいており、逆に車間距離を長くとっていることに気が付き、「ああ、疲れているんだな……」と思うこともある。
これは、トラックドライバーだった頃、先輩ドライバーから「帰り道、特に長距離輸送の帰路は、疲れて反応速度が遅くなっているから、いつもよりも車間距離を長く取れ」と口酸っぱく言われた名残だと思う。
実際、これで交通事故を免れたこともある。
【漫然運転を行う心身の状態を検知】
現在では、一部の乗用車、商用車にエマージェンシー・アシスト・ストップという仕組みが導入され始めている。
これは、ステアリングが保持されていない状態を検知すると、警報を発したうえで、走行中の車線で自動的に車両を停止させる仕組みである。
だがこれは、ドライバーの体調急変が発生した後で被害を最小限に抑える仕組みであって、こういった不測の事態を事前に察知する仕組みではない。
「漫然運転を引き起こしかねないようなドライバーの心身の状態を検知することが、乗務前にできれば、交通事故を未然に防ぐことができるのではないか?」と考え、仕組み化したのが、日立物流が日立製作所や理化学研究所などと産官学連携で開発した「SSCV-Safety」である。
冒頭のエピソードをきっかけに、日立物流は、自社、グループ会社らのドライバーの協力を得て、運転中の体調と事故リスクの相関性を研究した。
2019年から2020年にかけて、4000人のデータを収集し、分析したことで、ヒヤリハット事象を起こしてしまうようなドライバーの心身の不調を、乗務前に検知する仕組みを作り上げた。
・乗務前には、体温、血中酸素濃度、血圧、自律神経を測定することで、ドライバーの体調や疲労度を把握して事故リスクを事前に予測
・運転中は、自動でヒヤリハット事象を検知・通知するクラウド型ドラレコと、ウェアラブル脈拍センサーによって、ドライバーの疲労状態を検知
日立物流グループでは、「SSCV-Safety」の実装によって、ヒヤリハット事象を94%減少させることができたという。
【交通事故は、被害者も加害者も不幸に】
前話でご紹介した、はとバスドライバーによる死亡事故(2019年12月発生。体調不良のドライバーがハイヤーに追突し、ハイヤーのドライバーが死亡)は、2022年3月、嫌疑不十分で不起訴となった。
当時、私はある大手メディアから、本事故に関する見解を求められた。
大手メディアの記者は、はとバスドライバー本人に取材を行っており、その様子を教えてくれた。
「御本人はすごくマジメな方で、今回の事故のことを深く悔いていらっしゃいます」
当時の報道でも、当人のマジメな人柄がいくつも報道されていた。
そのマジメさゆえに、多少の体調不良程度では、会社に「休ませてほしい」と報告しづらかったのかもしれない。
ことさら日本では、「しんどい」「きつい」というアラートを発することが、周囲から怠惰の証と見られてしまう傾向が高い。
だが、職業ドライバーにおいて、「しんどい」「きつい」を抱えたまま運転業務に従事することは、最悪、人の命を奪うリスクをはらんでいる。
ハイヤードライバーの命は元に戻らないし、ご遺族の心の傷は消えない。
今回紹介したような、「しんどい」「きつい」に対し、科学的な裏付けを持たせることができるソリューションが、より発展、普及することで、ひとつでも多くの悲劇を回避することができるようになることを願いたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99e1e00aa1b6b0cb67d27998ad4b69e32fd5cf80
2022年10月14日20時56分に南日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前8時25分ごろ、鹿児島市谷山港の加工・運搬会社の冷蔵庫内で、フォークリフトを運転していた鹿児島市中山町、会社員の男性(67)が、後方に止まっていた無人のフォークリフトのフォーク部分に体が接触し、搬送先の病院で死亡した。
鹿児島南署によると、男性は当時、複数の同僚とフォークリフトで積み荷の運搬作業をしており、同僚が119番した。
男性の腰部には出血を伴う外傷があった。
死因や事故原因を調べている。
https://373news.com/_news/storyid/164446/
10月14日16時16分に南日本放送からは、腰や背中などを強く打ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島市の谷山港にある大型冷蔵施設で、作業中の男性がフォークリフトのフォーク部分と接触し、死亡しました。
鹿児島南警察署によりますと、14日午前8時半前、谷山港にある冷蔵施設で、フォークリフトで作業中だった男性が、バックした際、停車していた別のフォークリストのフォーク部分にぶつかりました。
この事故で、鹿児島市中山町の会社員・上薗さん(67)が、腰や背中などを強く打ち病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
事故当時、冷蔵施設内では数人がフォークリフトで作業中だったということで、警察で当時の状況や、原因を調べています。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2022101400060182.html
2022年10月13日19時1分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
110番通報の新たなシステムについてです。
通報する人が現場の映像や画像を警察に送信できるというシステムの試験運用が、今月から全国で始まっています。
【写真を見る】110番通報が変わる 映像・画像の送信が可能に 記者が体験
県内で、1日におよそ160件、年間およそ6万件の通報がある110番。
今月から、新しいシステムの試験運用が始まっています。
(宮崎県警察本部通信指令課 岡本理事官) :
「通報者の目の前で起きている現場の状況について、映像や画像の送信を受けることで、視覚による現場の確認や情報収集を行うことが可能になります」
110番通報を受けた警察が映像などが必要と判断すると、通報者のスマホにショートメッセージが届きます。
そこから通報者が映像や画像を送信するシステムです。
(長友記者) :
「目の前で事故が起きたという想定で、110番通報をしてみます」
目の前の状態やけが人の有無などを伝え、警察が映像が必要だと判断すると・・・
(通信指令室) :
「110番で映像を送っていただけると助かります。ご協力をいただけますか?」
(長友幸生記者)
「はい」
スマートフォンに「警察です」と書かれたショートメッセージが届き、URLが送られてきました。
そして、伝えられたアクセスコードを入力し、「GPS機能で通報者の位置情報を取得すること」などに同意すると、映像の送信が始まります。
(通信指令室) :
「今、事故現場の状況が届いております。もう少し右を映していただけますか」
これまでの音声だけではなく、映像や画像を送ることができるこのシステム。
通報者が撮影した映像は、通信指令室だけではなく、現場に向かう警察官にもリアルタイムで共有されます。
(宮崎県警察本部通信指令課 岡本理事官) :
「より迅速、かつ的確に現場状況を把握し、必要な警察力を現場に投入し、早期に事件・事故への対応を図ろうという趣旨で導入されました。警察が初動対応をする多くの現場での活用が期待できます」
事故だけではなく、災害や行方不明者の捜索など、多くの現場での活用が期待されるこのシステム。
来年4月から本運用が始まります。
(スタジオ)
撮影に夢中になって事故などに合わないように、通報者自身の安全確保にも注意しなければいけません。
また、リアルタイムでの撮影だけではなく、通報前に撮っていた写真や映像も送ることができるようになっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b80f75ae109eb8da674f294be2b8fdb3c8f90d43
2022年10月13日19時0分にYAHOOニュース(GIZMOD)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
病気ではなく進化ですって。
1986年にウクライナで起こったチェルノブイリ(チョルノビリ)原子力発電所事故。
今でも現場は放射線濃度が高く、一般の人は立入禁止されています。
植物や生物は自由にしていますが、なんと現地にいるアマガエルが、本来の緑色ではなく真っ黒になっているのだそうです。
【全画像をみる】チェルノブイリのアマガエル、放射線濃度に応じて黒く進化している
【事故後36年がもたらした進化】
放射線は遺伝子を破壊して突然変異を引き起こす可能性もありますが、東部アマガエル(Hyla orientalis)は被爆に対抗する手段として、メラニンを多く出すことで自身を護っているのだそうです。
最初に発見されたのは2016年のことで、数年の調査により、12カ所に点在した池から200匹以上のアマガエルを捕獲・比較しました。
その結果、立入禁止エリアにいるカエルは、外部より平均で43.6%暗い色に変化し、発電所に近くなるほど黒さが増していることが判明したのでした。
チェルノブイリのアマガエルは、10~15世代の入れ替わりがあったと見られています。
事故現場の周辺は自然保護区となっており、今ではクマやオオカミ、オオヤマネコなどの絶滅危惧種が保護されているとのこと。
人の手が入らない場所で高濃度の放射線に晒されているのは、非常に特殊な箱庭と言えましょう。
人間でも、紫外線の強い/弱い地域に何代も住めば肌の色が変わりますが、同じメカニズムってことなのでしょうね。
生命の神秘です。
Source: Wiley Online Library, THE CONVERSATION via NEW ATLAS, Boing Boing, NATIONAL GEOGRAPHIC
https://news.yahoo.co.jp/articles/aad6d0013fa6200e0f39345d653cdde5494a79b9
2022年9月30日付でカラパイアからも同趣旨の、やや詳しい記事がネット配信されていた。
生物が環境に適応する為の進化は、今もなお着々と進行している。
その証拠は、1986年に史上最悪の原発事故が起きたウクライナのチェルノブイリで見ることができる。
チェルノブイリは今や自然豊かな野生生物の宝庫となっているが、スペインの研究者によると、以前は珍しかった黒いカエルが増えているのだそうだ。
原発事故の影響で、周囲の自然環境は高濃度の放射線によって汚染された。
チェルノブイリの黒いカエルは、そうした環境に「自然選択」を通じてうまく適応した結果だと考えられるという。
チェルノブイリの環境に適応した黒いカエル
スペイン、オビエド大学のヘルマン・オリサオラ氏らの研究グループは、2016年からチェルノブイリの現地調査を進めている。
ここは原発事故から30年が経過した今、人間がいなくなったことで豊かな生態系育まれ、野生生物が多く存在する、
ヨーロッパ最大の自然保護区の 1 つとなった。
現在では、さまざまな種類の絶滅危惧種が保護されている。
調査を開始してすぐ、損傷した原子炉のすぐそばで、非常に珍しい「イースタン・ツリー・フロッグ(Hyla orientalis)」が発見されたという。
このカエルは通常明るい緑色だが、その個体にかぎっては体が真っ黒だったのだ。
多くの生物の黒は、「メラニン」という色素によるものだ。
この色素は紫外線や放射線のエネルギーを吸収・放散して、その悪影響から細胞を守ってくれる。
さらに細胞内のイオン化した分子(活性酸素など)を取り除いてもくれる。
おかげで放射線による細胞のダメージは軽減される。
【放射線汚染が酷かった地域ほど黒いことが判明】
研究グループは、その後も、2017~2019年にかけて、カエルの色の調査を進めている。
対象となったのは、ウクライナ北部の12ヶ所だ。
各地域の放射線汚染レベルはまちまちで、地球でもっとも汚染された地域もあれば、チェルノブイリの立入禁止区域から外れた地域もあった。
そこで200匹以上のツリーフロッグを調べたところ、立入禁止区域の個体は他の地域よりも体がずっと黒いことが明らかになったという。
2016年に見つかったカエルのように、真っ黒なものもいた。
こうした色の黒さは、現在測定できる放射線レベルとは関係がなく、原発事故当時にもっとも汚染が酷かった地域でよく見られたという。
【黒いカエルは環境に適応するための自然選択】
こうした結果は、放射線の影響で急激に進化が進んだだろうことを示しているという。
原発事故以前、少数派だった黒い個体は、メラニンのおかげで放射線に強かったと考えられるからだ。
生き残る確率が高かった黒いカエルは、繁殖して数を増やした。
こうして、事故から10世代のうちに、チェルノブイリ立入禁止区域では、黒いカエルが主流派になったと考えられる。
古典的だが、非常に速やかな「自然選択」の賜物である。
こうした研究は、放射線に汚染された環境において、メラニンが果たす保護機能を理解するきっかけとなる。
それはただの生物学的な関心というだけでなく、核廃棄物を扱う現場や宇宙探査など、さまざまな分野において応用が期待できるとのことだ。
ウクライナの戦争が終われば、チェルノブイリの魅力的な生態系を調査するために、大勢の研究者が戻ってくるだろう。
https://karapaia.com/archives/52316444.html
2022年10月14日18時1分にYAHOOニュース(東日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後5時35分ごろ、村田町の金属加工会社、Tハガネの工場で、作業中の男性従業員の上半身が金型加工用のプレス機に挟まれました。
工場内で仕事をしていた同僚が発見し、消防に通報しました。
この事故で、柴田町船岡の千葉さんが(24)胸部圧迫による出血性ショックで、事故から9時間後に搬送先の病院で死亡しました。
千葉さんは事故当時、金型加工用のプレス機で、1人で作業をしていたということです。
警察は、安全管理に問題が無かったかなど事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/465ae3424adbd6134ecacd5ff52138026d66c3e3
10月14日17時7分にYAHOOニュース(東北放送)からは、同社では2年前にも社員が鉄板の下敷きになって死亡する事故が起きているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後5時半ごろ、村田町村田の鋼材製造会社、Tハガネ仙台営業所第二工場から「男性作業員が加工機械に挟まれた」と消防に通報がありました。
機械に挟まれたのは作業員の千葉さん(24)で、病院に運ばれましたが、およそ9時間後に死亡しました。
千葉さんは事故当時、1人で作業にあたっていて、金型をプレスする機械に上半身を挟まれているのが発見されたということです。
Tハガネ仙台営業所では、2020年2月にも20代の男性社員が重さおよそ2トンの鉄板の下敷きになり、死亡していて、法人としての会社が、労働安全衛生法違反で略式起訴され、罰金刑が確定しています。
警察は現場の安全管理に問題がなかったか調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/71b460dff51b29276f342e7a2b8df1a92f476b20
2022年10月13日16時24分にYAHOOニュース(テレビ西日本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前、福岡市南区の小学校で、理科の実験中に児童8人が体調不良を訴える事故がありました。
児童らが実験で使用したカセットコンロに火がつかず、漏れたガスを吸い込んだためだということです。
記者リポート(ヘリコプターから) :
「福岡市の東若久小学校です。救急隊と見られる人の姿が確認できます」
福岡市南区の東若久小学校。
敷地内には消防車や救急車など10台以上が集まっています。
事故が起きたのは13日午前10時半ごろ。
小学校から「理科の実験中に複数の児童が体調不良を訴えている」と消防に通報がありました。
記者リポート :
「実験があった理科室には複数の救急隊員や捜査員が入っていく様子が確認できます」
学校関係者によると、当時、理科室には4年生の児童26人が集まり、直径約5センチの鉄球をカセットコンロで熱して体積を変化させる実験を行っていたといいます。
しかし、カセットコンロになかなか火がつかず、児童たちが操作を繰り返していたところ、ガスボンベから漏れたガスを児童8人が吸い込み、体調の不良を訴えたということです。
記者リポート :
「消防隊員がカセットボンベのようなもののにおいをかいでいますね」
小学校にはニュースを聞いた保護者たちが集まりました。
保護者 :
「周りの人にどんな状況か聞くけどはっきりと分からないので、ちょっと心配してました。ガスは目に見えないのでそこは心配だなと」
保護者 :
「消防車と救急車の音が近くで大量でなっていたので」
Q:「学校からメールきました?」
A.「ちょっと前に来ました」
保護者たちには小学校から次のようなメールが届いていました。
メールの文面
『学校に来たドクターの診断の結果、体には異常はないとのことでした』
『ただ、念には念を入れて病院搬送を行います』
『大変ご心配をおかけして申し訳ございません』
子供たちの学びの場での安全をいかにして守るか?
福岡市教育委員会は再発防止策を検討する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c592dd2a45f08163db40f2cd72951236c5cee5c アカスミ
10月13日18時36分にYAHOOニュース(FNN PRIME;テレビ西日本)から、ネタ元は同じテレビ西日本のはずなのに若干内容が異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市の小学校で10月13日、理科の実験中に児童が次々に体調不良を訴える事故があり、現場は一時騒然となった。
13日午前10時半ごろ、福岡市の東若久小学校から119番通報があった。
通報内容は「理科の実験中に複数の児童が体調不良を訴えている」というもの。
体調不良を訴えたのは小学4年生の児童8人で、救急車で搬送されるなどした。
午前11時ごろ、校庭には、多くの消防車、救急車、パトカーが駆けつけていた。
出動した緊急車両は合わせて20台以上にのぼったという。
事故は小学校の2階にある理科室で実験中に発生、捜査員などが慌ただしく動いていた。
一体なにが起きたのだろうか?
消防隊員:
「理科の実験中に何らかの理由により、カセットボンベのガスが漏れました。現場の状況はテーブルが複数あって、そのうち一つのテーブルで(事故が起きた)と確認しました」
詳しい状況について、小学校から保護者にメールが届いていた。
保護者へのメール:
「本日の4年2組の理科の学習で、カセットコンロを使って、金属を温める実験をしていたところ、何名かの児童が少し気分が悪いと訴えています。少し休ませて、少しずつ回復していますが、学校医と相談したら、念のため、病院搬送をしたほうがいいと指示を受けました」
約5cmの鉄の玉を温める実験をしていたところ、何らかの理由により、カセットコンロからガス漏れが発生。
その時、理科室には児童26人がいたが、ガスを吸った男児4人、女児4人の合わせて8人の児童が体調不良を訴えたという。
理科室には実験で使われたとみられるガスボンベが残されていて、消防隊員がそこからガスが漏れていないか、マスクを外して臭いをかぐ様子も見られた。
また、小学校の門の前には心配で駆けつけた保護者の姿も…
保護者:
「火事とか爆発でガラス割れたりとかでもなかったので、ちょっとほっとしています。ガスとかは特に目に見えないものなので、気づきにくいことも多いので、改善できるところは、ちゃんと改善してもらいたい」
体調不良を訴えた児童8人は全員意識があり、症状も軽かったことから、病院へは搬送されなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c244ae3340b955c22938ffded982a00f51141b85
(ブログ者コメント)
同様な事例(4年生が金属球を熱して色の変化を確認)が昨年、吹田市の小学校でも起きている。(本ブログでも紹介スミ)
その時はカセットボンベの装着不十分が原因だった模様。
2022年10月13日19時39分にYAHOOニュース(FNN PRIME;テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ライトに照らされる人影。
暗がりの中、川のそばに多くの人が集まっている。
作業員たちの視線の先に見えるのは、大きな走行用のベルト。
12日、静岡・浜松市の天竜川で、運搬用の車両が横転。
一部が水没した。
運転席から19歳の男性会社員が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されている。
川の水深は1.5メートルほどで、車両は運転席を下にして、90度横転していた。
どんな作業をしている時の事故だったのだろうか。
国交省河川国道事務所によると、男性は当時、川の流れをよくするため、取り除いた樹木を運ぶ作業にあたっていたという。
この地域は、台風15号の影響で流木が流れ着いていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/23a3fc6b19f2fc23c4e2d66be4be8410ab98d8e1
10月13日11時11分にTBS NEWS(静岡放送)からは、土砂などを運べるキャタピラー式の重機で作業していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月12日午後4時40分頃、静岡県浜松市南区河輪町の天竜川で、土砂などの荷物を運べるキャタピラー式の重機が作業中に横転し水没しました。
この事故で、運転していた19歳の男性が重機とともに川に落ち、約1時間後に救助されましたが、病院で死亡が確認されました。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/177417?display=1
2022年10月11日53分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時5分ごろ、佐賀市川副町の海岸堤防の工事現場で鉄板を立てて地中に打ち込む準備をしていたところ、鉄板がバランスを崩して倒れ、福岡市の作業員、今崎さん(男性、45歳)の頭に直撃しました。
消防などが駆けつけましたが、今崎さんは、その場で死亡が確認されました。
工事を発注した佐賀中部農林事務所によりますと、鉄板は長さ8メートル50センチ、幅60センチ重さは700キロ近くあって、堤防に樋門を設置するために必要な道路を造る工事だったということです。
警察によりますと、現場ではクレーン車のワイヤで鉄板をつり上げて運ぶ作業中で、ワイヤを鉄板から外したあとにバランスを崩して倒れたということで、さらに詳しい状況を調べています。
佐賀中部農林事務所は、「亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。事故原因の究明と再発防止に努めてまいります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20221011/5080012935.html
10月12日9時28分にYAHOOニュース(佐賀新聞)からは、矢板を吊り上げ地上のレールに並べる作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時5分ごろ、佐賀市川副町大詫間の県発注の樋門新設工事現場で、作業中だった福岡市東区多の津、工務店作業員の男性(45)に、鋼矢板(長さ8・5メートル、幅0・6メートル、重さ約694キロ)が倒れ込み、男性の頭を直撃した。
男性は現場で死亡が確認された。
佐賀南署などによると、現場は大詫間小の南約4キロメートル。
当時、クレーン車で矢板をつり上げて、地上のレールに並べる作業中だった。
近くでクレーン車の運転手と男性を含む地上誘導員2人が作業していた。
佐賀中部農林事務所は、「事故の詳細を調査するとともに、請負業者には安全対策の徹底を指導する」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e2b2a9191da8f5248025c2d867dc21bd4d65969
(2023年2月8日 修正1 ;追記)
2023年2月7日17時46分にNHK佐賀からは、クレーン運転手に合図を出すよう指名されていた作業員が合図を出さなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀労働基準監督署は7日、事故を防ぐ措置をとっていなかったとして、建設会社と工事現場の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
佐賀労働基準監督署の調べによりますと、クレーン車での作業の際は、指名された作業員が運転手に合図を出すことが法律で義務づけられていますが、この現場では、作業員が合図を出していなかった疑いがあるということです。
佐賀労働基準監督署は7日、建設会社「D工務店」と50代の工事現場の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで、佐賀地方検察庁に書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20230207/5080013825.html
2022年10月11日18時52分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日夜9時からおよそ1時間半にわたって、仙台市太白区の八木山や萩ケ丘などの地区のあわせておよそ1500戸が停電しました。
NHKが撮影した映像では、地区一帯の明かりがついたり消えたりを繰り返していました。
これについて、東北電力ネットワークは、仙台市太白区向山4丁目にある電柱に取り付けられている電流のスイッチがトラブルを起こしたことが原因だと発表しました。
スイッチは電柱の12メートルほどの高さに設置してあり、地区にある6つのうち、1つのスイッチが入ったり切れたりの動作を繰り返したということです。
東北電力ネットワークによりますと、原因はシステムの構造上、外部からの不正なアクセスによるサイバーテロなどによるものではなく、スイッチの基盤にある回路の接触不良などが考えられるとしていますが、これまで経験したことがないトラブルだということで、引き続き、調査を進めています。
また、東北電力ネットワークによりますと、今回の停電によって、工場や個人の電気製品などが故障したなどという被害は寄せられていないということです。
東北電力ネットワークは「停電が発生した地域のお客さまには、ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。不具合の原因について、さらに調査したい」とコメントしています。
【撮影した学生「ホラー現象を見ているよう」】
10日夜9時15分ごろに仙台市太白区八木山緑町の大学の学生寮の屋上から撮影された映像では、住宅の明かりや街灯、マンションの部屋の明かりが一斉に等間隔で点滅しているのが確認できます。
撮影した男子大学生は、「部屋にいたら突然、電灯がチカチカしだしたので、寿命なのかなと思っていたら寮の廊下の電灯もチカチカしていた。仲間と一緒に屋上に上がったら近所一帯が同じようになっていて、ホラー現象を見ているようだった。気分が悪くなりそうだったのでブレーカーを落としたが、電化製品などに異常はなかった」と話していました。
【khb東日本放送 2度にわたり放送できず】
10日夜の停電の影響で、khb東日本放送は、午後9時半ごろと、午後9時37分から51分ごろにかけて、2度にわたって放送ができなくなりました。
これについて、khb東日本放送はNHKの取材に対し、「なんらかの理由でバックアップ機能が働かなかったとみられるが、詳しい原因は調査中です」と話しています。
そのうえで「視聴者の皆様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。放送継続のために十分な備えを図り、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20221011/6000021244.html
10月11日16時1分にYAHOOニュース(ミヤギテレビ)からは、異常現象は1時間半続いた、工事などの際に一時的に送電をストップする設備の不具合だったなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日夜仙台市で、およそ1500戸が停電し、周辺では1時間半にわたって電気がついたり消えたりする状況が続いた。
原因は送電を管理する電柱上のスイッチだった。
不規則に点滅する室内の照明。
こちらは10日夜視聴者が撮影した映像。
東北電力ネットワークによると、10日午後9時過ぎ、太白区八木山付近の住民などから「電気が点滅している」との連絡が相次いだ。
付近では1時間半にわたって1537戸で照明などが点滅する停電が発生した。
信号機が点滅するなどの影響もあり、警察が警戒にあたった。
付近の住民:
「ずっとそこら辺の電気がパチパチついたり光ったりしていて、心霊現象みたいな。びっくりしました」
東北電力ネットワークによると、工事や事故の際に、一時的に送電をストップする周辺の電柱上のスイッチで、オンとオフを繰り返す不具合があったとのこと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2b7eb0d533a0cb2a466d6eaa28663cac032360
(2022年11月19日 修正1;追記)
2022年11月16日20時19分にNHK宮城からは、28年前に設置したスイッチのゴムパッキンが劣化し雨水が入ったことが原因、同型スイッチ125台は雨水が入らないタイプのものに交換するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
先月10日、仙台市太白区のおよそ1500戸で、午後9時ごろから1時間半にわたって、電気が3秒ほどの周期でついたり消えたりする停電のトラブルが起きました。
これについて、東北電力ネットワークが調査を進めた結果、電柱に取り付けられた機器に雨水が入り、ショートしたことが原因だと分かったということです。
この機器は28年前に設置された、電気を電線に流すかどうかを切り替える「スイッチ」で、雨水を防ぐためのゴムのパッキンが劣化していたということです。
こうした構造の「スイッチ」は東北6県と新潟県にあわせて125台あることから、東北電力ネットワークは、来年3月末までに、雨水が入らない別のタイプと交換するとしています。
東北電力ネットワークは「ご心配とご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。再発防止策を確実に実施し、設備の保守管理に万全を期していきます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20221116/6000021618.html
2022年10月10日18時15分にFNN PRIMEから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
羽田空港の玄関口、JR浜松町駅で10日朝、異臭騒ぎがあり、女性清掃員が病院に搬送された。
連休最終日の10日、規制線が張られ、物々しい雰囲気となっていたのは、東京・港区のJR浜松町駅。
ホームの階段は封鎖され、改札口には防護服を身にまとった消防隊員の姿が確認できる。
午前9時半過ぎ、浜松町駅の男性駅員から「清掃員がせき込んでいる。塩素の臭いがする」と、110番通報があった。
警視庁によると、60代の女性清掃員が、男子トイレのごみ箱から300mlほどが入るプラスチック製の白い容器を発見。
容器には、液体が入っていた。
清掃員が洗面台に捨てている最中に、体調不良を訴えたという。
女性清掃員はその後、病院に搬送されたが、命に別条はないという。
一時騒然とした浜松町駅だが、午後4時現在は臭いも消え、通常通りとなっている。
駅の利用者は、身近に起きた異臭騒ぎに恐怖を感じていた。
駅利用者「(臭いは)自分には見えないけれど、身近に人が倒れているというのは怖い」、「消毒してるのかなくらいで終わっちゃうかもしれないので、それで倒れた方がいるのは怖い」
警視庁は、液体の成分の特定を進めるとともに、容器が捨てられた経緯について調べている。
https://www.fnn.jp/articles/-/428724
2022年10月10日11時46分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前0時過ぎ、神奈川・横浜市青葉区の東名高速下りで、4人が乗った車が単独事故を起こし、車の外に出た男女が後ろから来た車にはねられた。
男女は中央分離帯などに衝突した車から、追い越し車線近くで外に出たところ、後ろから来た車2台にそれぞれはねられたという。
さらに停車しようとした車に別の車が追突するなど、あわせて5台がからむ事故となった。
20歳の国田さんが死亡し、19歳の男性が重傷。
この事故の影響で、東名高速の下りの一部区間は、およそ9時間にわたり通行止めとなった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7e862d87efa8e59d53cf5c471950b2ff33998b
10月11日0自20分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、助手席にいた女性と運転手の男性がはねられた、あとの2人は中央分離帯のほうに避難していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東名高速道路では10日午後6時半までに、綾瀬スマートインター付近を先頭に17キロの渋滞が発生。
東名高速は10日午前1時前から、神奈川県横浜市内の下り線で約9時間にわたり、通行止めとなっていました。
原因は、高速道路上で事故を起こした車から降りた男女2人が後続車にはねられた事故でした。
警察によると、最初の事故を起こしたのは、男女2人ずつが乗った乗用車でした。
東名川崎インターチェンジと横浜青葉インターチェンジの間で単独事故を起こし、第2車線と第3車線をまたぐようにとまっていました。
中央分離帯に車が乗り上げた跡と、第1車線のガードレールに車がぶつかった跡があり、車の前方部分は大きく破損していたといいます。
車から降りて路上にいたのは、助手席に座っていた20歳の国田美佑さんで、後ろからきた乗用車にはねられました。
さらに、国田さんに駆け寄った19歳の運転手の男性も、別の乗用車にはねられたということです。
国田さんは病院で死亡を確認され、男性は顔面を骨折する重傷でした。
同乗していたその他の2人は、中央分離帯の方へ避難していたということです。
車のトラブルに対応するJAFは、高速道路では特に“路上にとどまらないよう”呼びかけています。
JAFのホームページでは、高速道路上で車外に出た人の目線の映像が公開されています。
今回の事故は夜間に発生しましたが、この映像から、夜間では道路上にいる人からは走行車との距離感がつかみにくくなり、走行する車側の目線では人がいることを確認することは極めて困難になることが分かります。
JAFは、高速道路で車が停止した場合、同乗者と一緒にガードレールの外側などに避難することと、車より後方で待機するよう呼びかけています。
事故当時、高速道路は雨でぬれていたということで、警察は、単独事故を起こした車がスリップした可能性も含めて、原因を捜査しています。
(10月10日放送『news zero』より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/007b54fcfae7e5e093c615c563012b4f8b84a46c
10月12日11時28分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、車がスピンして反対方向を向いてしまったので自分がいる位置を勘違いした可能性もあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
恵俊彰:
車がコントロールできなくなった場合(そのまま停車)というのが非常に怖いですね。
交通事故鑑定ラプター 中島博史所長:
そうですね。
今回の事故ですと、車がスピンしてしまって(車の頭が進行方向と)反対の方向を向いてしまった。
ここからは推測になってしまうんですけれども、車の後ろ側を自分たちの車の来た方向と思い、注意をしてしまったかもしれません。
自分の車の後方(実際は進行方向)を見ていて「車が来ないな」と思って、追い越し車線側に行ってしまったらそこに車が来てしまった、というような状況も考えられます。
事故を起こしてしまったときは当然慌てますし、いろいろ頭の中いっぱいいっぱいになりがちですけれども、まずは車の位置と向きを確認して“他の車がどちらから来るのか”を把握することを、最初にしなくてはなりません。
(ひるおび 2022年10月11日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/122dee49c7aee118bf4a2fc93fa7f86dbc90fe00
2022年10月10日18時30分にYAHOOニュース(THE DIGEST)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
文字通りハイスピードの争いが繰り広げられるF1にあっては、ほんのちょっとした出来事が、大事に至る場合がある。
10月9日に開催された日本グランプリの決勝では、そのリスクが垣間見えるシーンがあった。
【動画】いったいなぜ? コース上にあった回収車を回避したガスリーの走行シーン
あいにくの雨の中でスタートしたこの日は、ウェットコンディションだった影響からレースも“荒れ模様”に。
1周目にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)のクラッシュによって、セーフティカーが出され、後に赤旗中断となる展開となった。
そのなかで命の危機に苛まれたのは、アルファタウリのフランス人レーサー、ピエール・ガスリーだ。
この日、1周目にサインツJr.のクラッシュによって飛ばされた看板にぶつかり、新しいフロントウイングに交換するためにピットインを余儀なくされていた彼は、序盤から大きく後れをとっていた。
それでも2周目に隊列に追いつこうとしたガスリーはサインツJr.の起こしたクラッシュ現場に差し掛かった際に、車の回収にあたっていた作業車と衝突しかける事態に遭遇。
悪天候による視界不良のなかでのハプニングに、25歳は無線を通して「おい! あのトラクターはなんだ! なんでコース上にトラクターがいるんだ!」と怒りを露わにしていた。
もっとも、ガスリーが問題の場面を通過した際には赤旗が出ていた。
にもかかわらず、最大で251キロのスピードで走行していたため、最終的にフランス人ドライバーはF1競技規則の第57.2条(中断のシグナルが出されたら、すべての車両はピットレーンまでゆっくりと進む)に違反したと判断され、レース結果に20秒が加算されるペナルティーを受けた。
だが、当のガスリー本人は、英衛星放送『Sky Sports』などの取材に対し、「スピードは問題ではない」として、走行中の車両がいる間の回収作業は不必要だったと主張。
そして、「僕らは8年前にジュールを失った。素晴らしい男であり、ドライバーをね。それも今日と同じレース場、同じコンディションで、クレーン(回収車)と衝突して、だ」と、2014年の日本グランプリで不慮の事故に遭い、他界したジュール・ビアンキに想いを馳せながら、こう続けた。
「今日はどうなっていただろう。いったいどうしてクレーンがコース上にいる必要があるんだい? それが僕には全く理解できない。もちろん恐かったよ。あの場面でぶつかっていたら、スピードが200キロだろうが、100キロだろうが関係ない。僕はそのまま死んでいた。ジュールにも、彼の家族にも、そして僕たちF1レーサーにも失礼なことだ」
「僕らは常に命懸けなんだよ。世界一の仕事をしているという自負もある。だからこそ、お願いしたいのは、僕らの安全を守ってほしいということだけ。普通に走るだけでも十分に危険なんだからね」
最終的にペナルティーも響いて18位でレースを終えたガスリー。
まさに間一髪で九死に一生を得た彼の訴えは切実だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8b2faff8aa139505da2720ed04e6b12a5f1339f
10月9日18時19分にYAHOOニュース(auto sports)からはコース脇に重機が出ていたなど、下記趣旨の記事が水煙を上げながら走るレーシングカーの写真付きでネット配信されていた。
日本GP決勝当日は、正午過ぎから雨が降り始め、午後2時のスタート時点では雨足がさらに強くなってきた。
同じくウエットだった初日よりも、明らかに雨量は多い。
・・・
ガスリーはサインツの跳ばしたロレックスの看板をもろに被って、前方がまったく見えない状態に。
最下位18番手でピットに戻った。
スペアパーツがないため、ガスリーは旧型ノーズに付け替えた。
「ウエットウェザー」が宣言され、全車深溝のフルウエットタイヤ装着が義務となった。
14時50分からSC先導のローリングスタートの予定だったが、雨足は衰えずに延期。
マシンの上に再びテントが組み立てられ、ドライバーたちはマシンを降りた。
なおSC導入中にコース脇に重機が出てきて、事故車を処理しようとしたことに対し、ガスリーが猛然と抗議した。
2014年の鈴鹿で、親友だったジュール・ビアンキを失ったルクレールの状況が、いやおうなく思い出されたのだろう。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/59c0062ec9bd23b2ad241f2efac70ccaf5ac60ae
10月9日18時40分にYAHOOニュース(THE DIGEST)からは、コース上にいたトラクターにぶつかりそうになった、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3年ぶりに開催された鈴鹿サーキットでの日本GP。
その決勝レースでのあるワンシーンが波紋を広げている。
10月9日に行なわれたF1第18戦、日本GPの決勝は、雨脚が強まった影響から、2周を終えたところで赤旗中断になった。
もっとも、コース上のウェットコンディションもあって、ほとんどのドライバーが視界不良を余儀なくされ、1レース目からカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がスピンするなど、各所でクラッシュが多発していた。
そんなドライバーたちにとって“最悪”なレースにあって、物議を醸したのはアルファタウリのピエール・ガスリー。
角田裕毅のチームメイトとしても知られる26歳のフランス人は、1周目の途中にサインツJr.の事故で外れた広告板が車に直撃し、フロントウイングを損傷。
さらに、そのフロントウイングを取り換えて臨んだ2周目の終盤には、クラッシュしたマシンを回収していた作業用トラクターにぶつかりそうになりながらも、なんとか追い越していた。
ただでさえ視界不良。
そのなかで2度も“外的要因”に巻き込まれたガスリーは憤慨。
無線を通じて、「おい! あのトラクターはなんだ! なんでコース上にトラクターがいるんだ!」と語気を強めて、こう続けた。
「僕はその隣を通り過ぎたぞ」
「こんなことは受け入れられない。何が起こったかをもう忘れたのか。信じられない」
ガスリーの言う「もう忘れたのか」とは、2014年の鈴鹿でのレースでのジュール・ビアンキの悲劇的な事件を指す。
当時25歳だったフランス人レーサーは、雨の中で実施された決勝で、マシントラブルでコースアウト。
その際に車両回収の重機に追突し、帰らぬ人となった。
赤旗による中断後も、アルファタウリのスタッフに「死ぬところだったんだぞ!」と怒り、動揺した素振りを見せたガスリー。
そんな彼の振る舞いには、周囲からも同情の声が上がっている。
米放送局『FOX Sports』のルイス・マヌエル・ロペス氏は、「運営が何も学んでいないなんて信じられない。実に許しがたい」と非難した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e60108800bfe4f543cbb2220a7f8f09cbca9a7da
(ブログ者コメント
8年前の死亡事故の教訓が生かされていないとの指摘に対し、鈴鹿サーキット側の話しがないか調べてみたが、見つからなかった。
2022年10月12日11時56分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月9日、佐世保市で87歳の男性の家族から「外出先から帰ってこない」と警察に通報があり、駆けつけた警察官が男性の自宅近くを捜索したところ、別の住宅の敷地内で男性を発見しました。
発見当初、男性は足元がおぼつかなく、意識がもうろうとした状態でしたが、その後、意識不明の重体になっているということです。
警察によりますと、男性が発見された場所からおよそ2メートルの高さにある市道には、歩行者や自動車の転落防止のためにガードパイプが設置されていて、3本のうち上から2本の接続部の片方が外れた状態だったということです。
警察が男性の家族に確認したところ、男性は毎朝、日課として散歩のために外出していたということです。
警察は、男性が外出の途中で誤って市道から転落した可能性が高いとみて、事故の原因について詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20221012/5030016255.html
10月12日19時23分にFNN PRIME(テレビ長崎)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10月9日、佐世保市の市道から高齢男性が約2メートル下の住宅敷地内に転落する事故がありました。
現場には市が管理するガードパイプがありましたが、腐食して壊れていました。
事故があったのは佐世保市天神2丁目の市道です。
警察によりますと、10月9日の午前9時半ごろ、町内に住む87歳の男性が住宅の敷地内でケガをしているのを警察官が見つけました。
男性は市道から約2メートル下の住宅敷地内に転落したと見られています。
佐世保市によりますと、男性は佐世保市内の病院に入院していて、骨折しているということです。
現場には佐世保市が管理するガードパイプがありましたが、腐食により3本のうちの2本が外れた状態になっていました。
佐世保市は、早急にガードパイプの補修を行い、男性の回復を待って転落の経緯について調べるとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/429873
(ブログ者コメント)
手すり代わりに使っていたとか、寄りかかって・・・ということかもしれない。
(2022年10月22日 修正1 ;追記)
2022年10月17日20時35分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、現場付近には他にも壊れたままのガードパイプがあった、市は定期的に目視点検しているが事故現場は2019年6月が最後の点検だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場付近には、ほかにも壊れたまま放置されたガードパイプがありました。
KTN記者:
「現場では今、新しいガードパイプを設置する工事が進められている。そして取り外されたガーパイプを見てみると、穴が開いていたり、簡単に取れてしまうほどさびが進んでいる」
10月9日、佐世保市天神2丁目に住む87歳の男性が市道から約2メートル下に転落しケガをしました。
市道には市が管理するガードパイプが設置されていましたが、腐食し、外れていました。
付近には、さらに酷い状態で放置されたガードパイプもありました。
KTN記者:
「先ほどの事故現場から車で5分ほど、こちらのガードパイプですが、完全に取れてしまっていたり、そしてこちらは錆びてしまっている、とても危険な状態です」
佐世保市大黒町の市道のガードパイプは、いつから外れているのか。
写真を見ると、2019年には外れていませんが、1年後には外れているのが確認できます。
約2年も外れた状態であったことが分かります。
近くの住民:
「危ないねと私思っているけど、市役所の人が全然見に来ない、回ってくればいいのに。早く直さないと」
先週金曜日(10月14日)に開かれた佐世保市議会の都市整備委員会の協議会で、市側は管理に問題があったと認め、謝罪しました。
佐世保市は全市道のガードパイプなどを定期的に目視で点検しているということですが、事故のあった現場は2019年6月の点検が最後でした。
委員会のメンバーからは厳しい意見が相次ぎました。
都市整備委員会 宮田委員:
「いままでの管理体制をしっかりと見直さないといけない」
都市整備委員会 長野委員:
「認識、意識がちょっと欠落しているのでは」
土木部 田島部長:
「異常があれば通報していただき、我々としても今後意識を新たにして進めていきたい」
佐世保市は、早ければ今週末から緊急の一斉点検を始める予定で、市道のガードパイプなどに破損や腐食がないか確認するということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be4b34a6d8218beb7bafe28ff8cd9ee81270f763
10月18日12時26分にYAHOOニュース(長崎放送)からは、市は1800㎞にのぼる市道でガードパイプなどの緊急点検を1か月ほどかけて実施するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、市は再発防止策として、管理する全ての市道でガードパイプなどの緊急点検を行うことにしました。
対象の道路は路線数でおよそ4千、総延長は1800キロにのぼるということです。
点検は早ければ20日にも始まり、1か月ほどかかる見通しです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6727ee82de19a46a298e98e3c5283736362d83b
10月20日18時58分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、20日から一斉点検が開始された、市の課長は目視点検だけでは不十分だった、触れて揺すってという点検が必要だったと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は20日から一斉点検を始めました。
一斉点検は、市の職員や業者約40人が参加しました。
市道に設置しているガードパイプを手で揺さぶったりしながら、破損や腐食などがないか見て回りました。
市の担当者:
「結構ここはサビが多い、すぐ破損しますからバツとしてあげて。この隙間についてもこういう形でバツとしてテープを張って表示する」
10月9日、佐世保市天神2丁目の市道で、市が管理するガードパイプが外れ高齢の男性が転落しケガをしました。
ガードパイプは腐食していて、市は安全管理に問題があったと認めています。
今回点検した場所でも、すでにパイプやボルトが外れていたり、支柱の基礎が浮いていたりと危険な状態でした。
佐世保市道路維持課 山口課長:
「目視による点検を行っていたが、その分での点検では不十分だった。現地で転落防止柵に触れて、揺すってというところでの点検が必要。今回の点検で全体を把握したいと考えている」
佐世保市によりますと、設置から数十年経過しているものも多く、市は全ての市道約1800キロを1カ月かけて点検する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2af6ae3d66ce50ab59503c7f61eee02b0ebb0bd9
10月22日12時0分に長崎新聞からは、これまでは走行中の車内から目視で点検していた、今回の点検では緊急性に応じて印をつけているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガードパイプなどの点検はこれまで、走行中の車内から目視で実施していた。
市道路維持課の山口課長は、「目視では不十分だった。点検で全体を把握し、危険箇所は補修する」と説明した。
点検では、緊急に補修が必要なら「×」、緊急性はないがいずれ補修が必要なら「△」などに分けて判定。
スプレーで路面に印を付け、「×」の場合は危険を知らせるテープを巻き付ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8faff74477ec4c63f97e0c5e6672b8f2a68bc69c
(2022年12月18日 修正2 ;追記)
2022年12月15日14時37分にNHK長崎からは、緊急点検結果、全体の7%9㎞で緊急対策が必要と判明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は、管理する道路のガードパイプやフェンスなどの緊急点検を実施しました。
その結果、全体のおよそ7%にあたる、9.2キロ分が腐食や欠損のため、緊急の対策が必要だと判明したということです。
また、全体のおよそ15%にあたるあわせて20キロあまりで、緊急性はないものの、補修が必要なか所が見つかったということです。
この中には、数十年前に設置したとみられる設備も含まれているということで、佐世保市は、緊急対策が必要な箇所を優先し、取り替えや補修を急ぐことにしています。
ガードパイプなどの事故防止の設備について、佐世保市はこれまで目視での点検を行ってきましたが、設置の時期などの詳細を把握していなかったということで、今後は、台帳で管理しながら5年に1度のペースで、すべての設備を対象に点検を行っていくとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20221215/5030016752.html
2022年10月9日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高速道路で爆発する車。
3連休中日のきょう9日、横浜市の東名高速で車6台を運搬するキャリアカーが炎上し、全焼しました。
車6台積むキャリアカー炎上。
爆発の瞬間、「やばい、やばい、やばい」。
路肩に止められた車が激しく燃えています。
「隣を走って大丈夫?まだガソリンが…」
慎重にその脇を通り過ぎようとした、まさにその時…。
「ボーーンッ」 「うわっ」「やばい、やばい、こわっ」
高速道路上で発生した爆発。
映像をよく見ると、爆発の直前、人影も見えます。
「熱っ熱っ」「逃げないとあの人」
別の映像では、車の連結部分で何か作業をしているような姿も確認できます。
「すごい熱だ」 (撮影者の夫)
「『あれ?あれ?』って感じでしたね。何か、人がいるみたいな感じで、トラック部分が燃えてなかったので切り離そうと頑張っていた。車内にいても熱かった。多分45℃とか50℃じゃないか。」
午前9時前、横浜市瀬谷区の東名高速下り・横浜町田インターチェンジ付近で、「キャリアカーに積んでいる車両が燃えている」と110番通報がありました。
警察によると、キャリアカーと運搬中の6台の車が全焼、運転手は逃げてけがはありませんでした。
3連休の中日に起きた車両の炎上。
東名高速の下りは現場付近でおよそ1時間通行止めになりました。
その後も車線規制が続いた影響で、一時、横浜町田インターチェンジ付近を先頭におよそ9kmの渋滞が発生しました。
【トレーラーで多発 ブレーキ火災 事故と関連は? 】
いったい、なぜ、キャリアカーに積んでいる車両が燃えてしまったのでしょうか?
トレーラーなどの整備を行っている会社に聞くと…
(坂田自動車工場 坂田社長):
「載せている車だけが燃えるということは考えづらいので、おそらくトレーラーの方の不具合で火がついて上(の車)に炎上したのではないかと思っていますね。
トレーラー(火災)は7割くらいブレーキの不具合で火が出ることが多いですね。
ブレーキがちゃんと戻らずに、かかりっぱなしになっている状態。
どこかででちょっと(ブレーキが)“引きずり”を起こして、熱を持って、火が出てしまうということはよくありますね」
国土交通省はトレーラー火災についての検証実験を行い、注意喚起しています。
「バースト後は白煙がひどくなり、タイヤ内側に炎がよく見られるようになりました」
重量のあるトレーラーなどには特有のブレーキが搭載されています。
国土交通省によれば、トレーラーの火災は85%がこうしたブレーキに関するもので、3年間で82件の火災が発生しています。
「このような火災を防ぐためには、日ごろからの点検整備や劣化する部品の定期交換などを確実に行うことが重要です」
火災の原因はブレーキだったのか?
警察は出火原因を調べています。
10月9日『サンデーステーション』より
https://news.yahoo.co.jp/articles/15a34fa8cd16325bcb9fea129716d2716663e738
2022年10月8日16時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【トンネル信号の意味は?】
道路のトンネル入口に信号機が設置されていることがあります。
信号は基本的に青ですが、黄・赤に変わる時も。
トンネルに入ろうとした際に、このように黄や赤になっていたら、どうすれば良いのでしょうか。
【画像】信号付きの道路トンネルと、「ビル貫通」の高速道路を写真で見る(20枚)
トンネル信号は「坑口信号機」とも呼ばれるもので、トンネル内の状況に合わせて「青・黄・赤」や「黄・赤」を表示する信号機です。
一般道にも高速道路にも設置されています。
主に災害や事故などの際に利用され、トンネルに進入しようとする車両に減速や停止の合図を送ります。
トンネルの内部は外からでは分からないため、中で事故や災害が起きても、トンネルに入る車両が危険に気付けない可能性があります。
そのため、トンネルの外に信号機を設置して二次災害を防いでいます。
トンネル信号は、主に次のようなトンネルに設置されています。
・長さが5km以上
・断続的に5km以上トンネルが続く道路
信号機は基本的に、トンネル内部の状況が分かりづらい長いトンネルの入口や中間に設置されています。
しかし、これらはあくまで目安です。
短いトンネルでも、急カーブや急勾配といった、内部が分かりにくい構造のトンネルに設置されることもあります。
トンネル信号は、高速道路会社と警察、国土交通省が協議して設置しています。
なお、トンネル信号の管理などは各都道府県警察が行っています。
【トンネル信号「青・黄・赤」それぞれの意味は?】
トンネル信号は「青・黄・赤」もしくは「黄・赤」が一般的ですが、それぞれどのような意味を持っているのでしょうか。
まず青信号は、交差点の信号機と同様に「進むことができる」という意味です。
周囲の状況を確認したうえで、トンネルを問題なく通過できます。
青信号がない「黄・赤」タイプのトンネル信号の場合は、黄・赤が点滅もしくは点灯していない状態が青信号と同じ意味です。
トンネル信号は、交差点の信号のように青・黄・赤の点灯を繰り返しているわけではなく、基本的にずっと青です。
しかし、黄・赤になることもあるため、トンネルが近付いてきたら信号機も必ず視界に入れておきましょう。
黄信号は、点滅と点灯で意味が異なります。
交差点の黄信号は、基本は「止まれ」、安全に停止できない場合は「進行しても良い」です。
一方、トンネル信号の黄信号は注意喚起の意味を持ちます。
周囲の状況を確認しつつ、問題がなければ進行しても構いません。
交差点に設置されている赤と黄の点滅信号をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。
黄信号が点滅している場合、トンネル内部で渋滞などの交通障害が生じている可能性が高いため、速度を落としてトンネルに進入しましょう。
なお、黄信号が点灯している場合は、のちに赤信号に変わるため、後続車に留意しつつ停止する必要があります。
赤信号は、交差点の信号と同じく「止まれ」です。
トンネル内で事故や災害など、交通の危険が生じた際に車両の通行を止めるために表示されます。
そのため、トンネルの信号が赤の時はトンネルに入れません。
二次災害を防ぐため、トンネル手前で停止しなければなりませんが、その際に車両の停め方にも注意が必要です。
トンネル内で事故や災害が起きている場合、緊急車両が通行する可能性があります。
そのため、路肩に車両を寄せて駐車しましょう。
また、トンネル信号の前後に電光表示板などが設置してある場合があります。
ここにはトンネル内部の状況やトンネル外の車両に対する指示が表示されることもあるため、確認して指示通りに動きましょう。
※ ※ ※
トンネル信号は、万が一トンネル内で事故や災害が発生した際に、二次災害を防ぐために設置されている非常設備のひとつです。
トンネル進入時に信号があった場合は、必ず確認しましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a01c12a1f20211844f8355182a4a5bece63b405?page=1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。