忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(02/03)
(02/02)
(02/01)
(02/01)
(02/01)
(01/31)
(01/31)
(01/30)
(01/30)
(01/29)
(01/28)
(01/27)
(01/27)
(01/26)
(01/26)
(01/25)
(01/25)
(01/24)
(01/24)
(01/23)
(01/23)
(01/22)
(01/22)
(01/21)
(01/21)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[70]  [71]  [72]  [73]  [74]  [75]  [76]  [77]  [78]  [79]  [80

2022108155分にYAHOOニュース(WJS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【飲酒により5人が死傷した事故。飲酒運転でも船舶には刑事罰がない】

94日未明、パイロットボートが神戸港沖の防波堤に衝突し、男性5人が死傷した事故が起きた。

神戸港で、沖に停泊している外国船などに乗り込んで港内の誘導業務を担う水先人を運ぶため、船に向かう途中で発生したもので、この事故で船長と水先人1人が死亡し、5070代の水先人ら3人が負傷した。

神戸海上保安部は、業務上過失致死傷などの疑いで事故原因の捜査や操船者の特定を進めていたが、ボートを運行していた運航会社は7日、死亡した船長と男性乗組員が、別のボートの男性乗組員2人と「乗船前に飲酒していた」と明らかにした。

乗船前の飲酒が常態化していた可能性があるという。

 

3人乗りの“水上バイク”が“消波ブロック”に衝突】

アルコールによる重大事故は船だけではない。

水上バイクでも、痛ましい事故が起きている。

昨年の915日に、兵庫県で「3人乗りの“水上バイク”が“消波ブロック”に衝突し、男女3人が死亡」するという事故が起きた。

しかも、運転者は無免許だった。

事故後の調査で、死亡した男性の体内からアルコールが検出され、酒を飲んで水上バイクに乗っていたことが判明した。

さらに、消波ブロックに衝突する24秒前から“急加速”し、激突時の速度は時速約100キロに達していたという。

神戸海上保安部は、水上バイクを運転していた無免許の男性(当時28歳)を、容疑者死亡のまま重過失致死と過失往来危険の疑いで書類送検している。

 

【海には「刑事罰」がないのが一番の問題】

酒酔い状態で操船することは法律で禁止されているが、船舶免許の減点や事業停止などの行政処分のみで、「刑事罰」はない。

陸上と同じように、海でも飲酒運転は禁じられているが、未だに違反行為が後を絶たないのは、こういった理由もあるのだろう。

国土交通省は、海や湖、河川によって船舶の往来量などが異なるとして、「道路交通法のような全国一律の罰則は想定していない」としている。

そのため、一部の自治体では、プレジャーボートや水上バイクなど小型船舶の「飲酒操縦」に対して、独自に条例で罰則を設けている。

しかし、「条例による罰則」では、どこまでの「抑止力」があるのか疑問が残るところでもある。

前述の水上バイク事故のように、「時速100キロで加速しながら防波堤や消波ブロックに正面から激突する行為」は、普通では考えられない。

判断力が鈍った“飲酒”のせいであると思われる。

飲酒しての操船は、事故などが起きない限り、発覚しにくい。

今回の事故も、氷山の一角に過ぎないだろう。

各都道府県による条例の制定も大事だが、監視や取り締まりの強化にも際限がある。

このあたりで「船に対する明確な罰則規定」を作っても良いのではないだろうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/263c6d93a874dc8de5f4187799326ff3e8e71921 

 

 (2023年5月29日 修正1 ;追記)

2023525日12時44分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、船長は酩酊状態だった、他にも飲酒操船者多数、会社は業務前アルコール検査をほとんど実施していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故について調査を行っていた国の運輸安全委員会は25日に調査報告書を公開し、「船長が飲酒して酩酊した状態で操船し、防波堤に向かって航行を続けたことから衝突し、その後堤防に衝突したものと推定される」とする分析を明らかにしました。

また「運行会社の神戸地区の乗組員の多数が過去に操船業務開始前に飲酒していたこと、アルコール検査を実施したことはほとんどなかったことから、操船業務開始前の飲酒禁止に関する意識が低下していたものと考えられる」と指摘しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9ff3221772fb7c370ff3e9de4063fd1ffb8b61e9

 

※ちょっと前、202338日付でラジオ関西からは、午前2時以降の出港予定があるのに前日の18時半以降に乗組員4人が待機所で飲酒していた、コロナ禍で業務量が減った2020年ごろから飲酒機会が増えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

司法解剖で船長の体内からは基準値の7倍に相当するアルコールが検出された。
(道路交通法で酒気帯び運転の基準値となる呼気中アルコール濃度は1リットル当たり0.15ミリグラム)

捜査関係者によると、当時は(夜間であっても)見通しは良く、平均的な操船技術があれば、前方を見誤ることはあり得ないという。

こうしたことから、防波堤への衝突原因として、酒気帯び状態での操船で、船長が周囲への警戒を怠った可能性が高いとみられる。

N交通の内部調査では、事故前日(2293日)の午後6時半以降に、死亡した船長と他の3人の計4人が、待機所で飲酒していたという。

いずれも翌4日の午前2時以降の出港予定があることを認識していた。

さらに、9人の乗組員が、業務開始前に飲酒したことが確認され、飲酒の常態化が明らかになった。

同社の安全管理規定では、出航前8時間の飲酒を禁じており、出勤時と出港直前のアルコール検査が定められている。

乗組員らは「新型コロナウイルス禍が始まった2020年ごろから業務量が減ったため、飲酒機会が増えた」と説明していたという。

https://jocr.jp/raditopi/2023/03/08/489800/

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

20221071537分に読売新聞から『店舗での転倒事故、責任負うのは施設側か利用者か』というタイトルで下記趣旨の記事が、過去の4事例のトラブル内容と賠償額認否一覧表付きでネット配信されていた。

段差につまずいたり、ぬれた床に足をとられたり。

ふとしたことで誰もが遭遇しかねない転倒事故は、裁判でその責任が争われることもある。

現場となった施設などの管理不備か、利用者らの不注意か。

司法の判断はケース・バイ・ケースだが、バリアフリー化の進む社会の状況を重視して施設側に賠償を命じた判決もあり、専門家は「これまで以上に対策に力を入れる必要がある」と指摘している。

 

【賠償命令】

店舗内のトイレで転んだ場合、責任を店側に問えるのか。

横浜地裁で争われたのは、こんなケースだ。

当時67歳だった女性は2018年1月、契約手続きで訪れた神奈川県の携帯電話ショップでトイレを借りた。

トイレは入り口付近が土間のようになっており、便器はそこから一段高い床の上にある。

土間部分と床との段差は約10センチ。

段差につまずいて転倒した女性は足の付け根を骨折し、約1か月間入院した。

ショップの運営会社に入院費や慰謝料など約860万円の賠償を求めた女性に対し、同社側は開店から約1年半の間に1件も転倒事故がなく、段差もすぐに気づくことのできるものだったとして、責任を否定した。

しかし、今年1月の地裁判決は、高齢者らが移動する際の安全確保などを目的に制定されたバリアフリー法に基づき、国土交通省の指針がトイレの出入り口に段差を設けないよう勧めていたことも踏まえ、「高齢者にとって段差が危険なことは社会常識化していた」と指摘。

それにもかかわらず、段差への注意を呼びかけなかった同社には賠償責任があるとして、約230万円の支払いを命じた。

同社は控訴したが、東京高裁で6月、200万円の解決金を支払う内容の和解が成立。

担当者は取材に「お客様にご迷惑をかけ、深く反省している」とした上で、現在はトイレへの貼り紙や高齢者らへの声がけによって注意喚起を徹底していると明かした。

 

【よけられた】

危険の放置が高額賠償につながったケースもある。

神奈川県のスーパーで会社経営者の男性がぬれたフロアで転倒し、ひじを骨折した事故では、東京地裁が21年7月、スーパーの運営会社に賠償を命じ、確定した。

店ではサニーレタスを水にさらしてから販売しており、陳列場所近くに水が広がることを認識できたのに、床の清掃などを十分に行っていなかったと判断。

男性の事業に影響が出たことを考慮し、賠償額は約2180万円とした。

一方、東京都内のスーパーのレジ前に落ちていたカボチャの天ぷらを踏んで転倒し、右膝を負傷した男性が起こした裁判では、東京地裁が20年12月、スーパーの運営会社に対し、「レジ周辺の安全確認を徹底すべきだった」として約60万円の賠償を命令。

しかし、21年8月の東京高裁判決はレジの前は見通しがよく、客が落下物をよけることは難しくなかったとして男性の逆転敗訴とし、最高裁で確定した。

 

【危険の洗い出し】

転倒事故の裁判に詳しい望月浩一郎弁護士は、「施設側が事故の原因を予想できたかや、事故を防ぐ措置をどれだけとっていたかなどが判断の分かれ目になる」と説明。

「高齢化に伴って社会のバリアフリー化が進み、施設などに求められる安全水準は高まっている。施設側の責任が以前より認められやすくなった面もあり、危険箇所を洗い出した上で問題を解消したり、利用者に周知したりする対応が求められる」と話す。

 

【10月10日は「転倒予防の日」】

かつて「体育の日」(現・スポーツの日。10月の第2月曜日)として知られた10月10日は「転倒予防の日」でもある。

「テン・トオ」にかけた語呂合わせだが、医療関係者らでつくる「日本転倒予防学会」は、その前後に啓発活動を行うなどして予防策を発信してきた。

厚生労働省の人口動態調査によると、20年に平らな場所で転倒して死亡した人は10年前の1・6倍に当たる7782人に上り、96%は65歳以上だった。

死亡には至らなくても、高齢者が転倒して骨折すると、寝たきりになる恐れもある。

高齢になると脚の力が衰えて転びやすくなるため、同学会は掃除を長めにしたり、自宅から少し離れた所で買い物をしたりするなど、日常生活の中で体を動かす機会を増やすことを推奨。

ぬれた横断歩道やマンホール、落ち葉といった滑りやすい場所や状況を意識して過ごすことも大切だという。

同学会前理事長の武藤芳照・東大名誉教授(スポーツ医学)は、「転倒死は増えているが、転倒の危険性は十分に知られていない。施設側が危険箇所の『見える化』に努める一方、高齢者もこまめに運動するなどし、社会全体で予防に取り組むべきだ」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221007-OYT1T50200/  

 

(ブログ者コメント)

カボチャのてんぷら事例については、過去に本ブログでも紹介している。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022108190分に朝日新聞から、えさ台の正面と側面には板が張られていたなどの説明写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道旭川市の旭山動物園で7日、アミメキリンのメス「結(ゆい)」(8歳)が事故死した。

園によると、7日午後0時半ごろ、放飼場から2メートルほどの高さにある鉄骨製のえさ台裏のはしご部分に、結が頭を引っかけた状態でぐったりしているのを、来園者が見つけた。

結は頭までの高さが約4メートルあり、長い首をえさ台裏に回し込んだ際に頭が抜けなくなり、足を滑らせて宙づりになったとみられる。

園は頸椎(けいつい)の損傷が死因と判断した。

えさ台の正面と両側面には…

https://www.asahi.com/articles/ASQB85JPQQB8IIPE006.html

 

108130分にYAHOOニュース(HTB)からは、興味のあるものを見て首を入れた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

旭山動物園のキリンの急死から一夜明け、園が当時の状況を説明しました。

旭山動物園坂東園長:
「キリンがこっちから頭を入れて90度ふってここに」

旭山動物園の8歳のメスのアミメキリンの「結」は、7日、エサ台の下の階段に角をひっかけたまま転倒し、死にました。

これについて旭山動物園は「なにか興味のあるものを見て首を入れたのではないか」としていて、結の成長に伴う行動を想定できていなかったと説明しました。

結のほかに飼育されているキリン1頭は今日から再び公開されましたが、もう1頭は事故の箇所を改修し安全を見直したうえで公開したいとしています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/16ea8e9f579b5445fd0a374bae73df11924172ee

 

(ブログ者コメント)

危険予知してのことだと思うが、せっかくエサ台の正面と側面には板を張っていたのに、なぜ裏面に張らなかったのだろう?
エサ台のすぐ横まで柵があることだし、まさかここまで首を伸ばすことがあろうとは思わなかったのかもしれない。

産業安全の世界でも、こうした安全対策の盲点、死角、不徹底といったことが事故につながることがある。

 

(2023年1月9日 修正1 ;追記)

202318830分に時事ドットコムからは、キリンの角は釣り針の返しのようになっている、これまでの10年間でキリンの事故死は6件、事故を含め毎年1215頭が死んでいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

動物園の人気者と言えば、ライオン?パンダ?それともオランウータン? 
いえ、今回は長い首が特徴のキリンのお話です。

2022年、国内ではキリンをめぐる悲しい事故が相次ぎ、3頭が死んでしまいました。

実は、キリンは絶滅の危険があるとされています。
繁殖に影響はないのでしょうか。
事故を防ぐ手だてはないのでしょうか。

 

 園内で、輸送中に、相次いだ事故   

まず2022年の事故について振り返ってみたい。  

1件目は412日に発生した。
神戸市立王子動物園から岩手サファリパーク(岩手県一関市)に移送中だった1歳の雌「ひまわり」が、トラックに載せた輸送箱の中で死んだ。
体勢を変えようとするなどして転倒、首が曲がった状態になったことが原因と推定され、岩手サファリパークは、輸送箱内にカメラを設置するなど、動物への負荷軽減や安全を最優先として輸送するよう改善するとした。

2件目で犠牲になったのは、北海道旭川市にある旭山動物園の8歳の雌「結(ゆい)」だ。
10
7日昼すぎ、餌を準備する作業台に頭を突っ込み、角が引っかかった状態で見つかった。
死因は頸椎(けいつい)損傷。

3件目が起きたのは約1カ月後で、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで118日、2歳の雄「ナギ」が、高さ約32メートルのエサ台にあった囲いと受け皿の隙間に角が挟まっているのが見つかった。

 

◆にょっきり主角「まるで釣り針」   

2件目と3件目は、角が引っかかったり、挟まったりしたことが要因だ。

キリンには、おでこや後頭部に5本の角があるが、ひときわ目立つのが、両耳の間に1対、にょっきりと伸びた主角。
旭山動物園の坂東園長は、この主角を「ちょうど『返し』のついた釣り針のよう」と表現した。

旭山動物園では、事故が起きた作業台の側面のうち、キリンがいるスペースに面した方の隙間をふさいでいたが、事故は、ふさいでいなかった裏側で起きた。

坂東園長は「裏側は想像していなかった。(キリンは)冷静になれば抜け出せただろうが、パニックになって暴れ、足を滑らせたのだろう」と悔しそうに語る。

アドベンチャーワールドの担当者によると、旭山動物園での事故を受け、飼育環境に同様の問題点がないか確認したが、特段の処置を執っていなかったという。

「かけがえのないパートナーの生命を失ってしまったことを悔やんでいる。すべての動物たちが安全に過ごせるよう、今後も最善を尽くす」とコメントした。

 

◆年に1件あるかないか   

記者は多摩動物公園(東京都日野市)の清水さんに取材を申し込んだ。
清水さんは、全国で飼育されるキリンの血統を管理する立場にある。

年間に3件の事故が起きるのは多いのか少ないのか。
記者の問いに対し、清水さんは201221年の10年間の事故死は6件で、「1年に1件あるかないか」と説明した。

事故状況に関する過去の調査では、何かに体が挟まったことによる事故は全体の26%を占め、転倒(33%)に次いで多かったという。

事故はどういうときに起きるのだろうか。
清水さんが例として挙げたのは、飼育施設の建て替えだ。

キリンは長い首を上下左右に振って思わぬ所に頭を突っ込んでしまうことがあり、「新施設はきちんと考えて建ててもらっているが、『ここで挟まっちゃうのか』というような、想像もしない場所で事故が起きる」と語る。

 

◆「3日、3週間、3カ月」  

記者が各地の動物園のホームページなどの発表を手集計した限りでは、2022年に死んだキリンは、事故を含め、少なくとも15頭に上った。

「公式の集計はまだ」としつつ、清水さんの認識もそのぐらいだという。

例年と比べて多いのか、少ないのか。
「毎年1215頭くらいが死んでいる。特段多くもない」と清水さん。

記者が調べた限りでは、0歳や1歳といった、若いキリンの死が目立ったが、「好奇心旺盛で一番はしゃぐ年齢のキリンは事故に遭いやすい。もともと虚弱で長く生きられなかった可能性もある」と説明した。

清水さんによると、大まかに「3日、3週間、3カ月」が危険な時期だという。

虚弱体質だと、そもそも3日も生きられない。
生後3週間ともなると活発に動き回るが、経験に乏しいので事故に遭いやすい。
3
カ月たてば体は立派になるが、同居する他の動物との関係から、事故に遭うことがあるそうだ。

「それを越えれば、精神的にも安定して落ち着いてくるので、事故も少なくなる印象」という。

 

◆繁殖に影響はなし   

繁殖に問題はないのだろうか。

・・・

◆◆◆◆◆◆  

ところで、ここまでキリン、キリンと書いてきたが、動物園によって「キリン」だったり、「アミメキリン」だったり、呼び方がまちまちだった。

・・・。

https://news.yahoo.co.jp/articles/858eff67d0328821665ba38cd11f0cbb294b2454 

 

  

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022106754分に東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県裾野市民文化センターの大ホールのスプリンクラーが突然作動した問題で、市教委の勝又教育部長は五日の会見で、「考えられるのは誤作動か人為的操作。機器に故障はなく、誤作動の可能性は低い」との見解を示した。

市によると、スプリンクラーは舞台袖にあるレバーを手動で下げて作動させるタイプで、自動では作動しない。

作動後に業者が点検したところ、機器に異常はなかった。

スプリンクラーの操作盤であることは明示されており、勝又教育部長は「間違えて触るものではない」と説明した。

舞台天井のスプリンクラーが突然作動したのは九月二十四日午後一時ごろ。

舞台上に水たまりができるくらいの量が放水され、照明やグランドピアノなどが水をかぶった。

約一時間後に公演を控えていたため、オーケストラの機材もあった。

被害額は調査中。

楽器の搬出作業中に公演関係者二人が転倒し、一人が骨折、一人が打撲を負った。
けがの部位は非公表。

大ホールは使用休止にしており、再開のめどは立っていない。

市は弁護士と相談した上で、裾野署に被害届を出すか決めるという。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/206727?rct=sizuoka

 

1061017分に毎日新聞からは、楽団員2人が濡れた舞台で転倒してけがした、コックは舞台の上手と下手に1個づつあり、扉の中に収納されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県裾野市石脇の市民文化センターで924日午後1時ごろ、大ホールのスプリンクラーが突然作動し、舞台上のグランドピアノなど楽器が大量の水をかぶった。

さらに、楽器を運び出そうと駆けつけた楽団員2人がぬれた舞台で転倒し、打撲や骨折をした。

市は裾野署に相談し原因究明を急ぐが、機器の故障や異常は見つからず、誰かが故意に作動させた疑いもあるという。

シンフォニエッタ静岡出演の「オーケストラを聴こう!」の開演1時間前で、舞台上に楽器が並んでいた。

女性楽団員1人が腕を打撲し救急搬送され、男性楽団員1人が帰宅後に腕の痛みを訴え、診断で骨折が判明した。

開場前で客席に観客はいなかった。

職員がポンプ室の電源を切り、放水を止めたが、放水時間や水量は不明。

楽器や舞台装置の被害金額は市などが調査中だ。

事故後、大ホールは使用を休止しており、再開の見通しは立っていない。

スプリンクラーは手動式で、舞台袖の上手と下手の壁に各1個あるコックを倒すと作動する仕掛け。

事故後、計3回、業者や裾野署員が調査したが、異常は見つからなかった。

表示があるため、誰でも作動させることはできた。

現場に監視カメラはない。

コックは扉の中にあり、ネズミなどが侵入した可能性はないという。

https://mainichi.jp/articles/20221006/k00/00m/040/061000c

 

1013210分にYAHOOニュース(SBS)からは、楽団員5人がけがした、オーケストラの関係者が(スプリンクラー作動場所には)誰もいなかったことを確認している、スプリンクラーは以前から様子があまりよくなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

オーケストラの大切な楽器が水浸しに。

いったい、何が起きたのでしょうか。

924日に静岡県裾野市のホールで突然、スプリンクラーが作動したことについて、被害を受けた楽団が裾野市の対応について怒りを訴え、疑問を呈しました。

美しいメロディを奏でる「シンフォニエッタ静岡」。

東京や大阪などで定期公演を行うこの楽団が突然の悲劇に襲われました。

924日の午後1時頃、裾野市民文化センターでステージ天井のスプリンクラーが突然作動。

1時間後のコンサートに向けて準備を進めていた「シンフォニエッタ静岡」のメンバーが被害にあったのです。

<シンフォニエッタ静岡 指揮者 中原さん>
「ポンプの音がしてスプリンクラーの水が出てきた。みんな楽器を救出するため、ずぶ濡れになっている」

シンフォニエッタ静岡によりますと、この事故で1人が肩を骨折し、4人が滑って軽傷、多くのメンバーが精神的な不調を訴えています。

スプリンクラーの水には小石やほこりが混じっていて、シンバルやティンパニなどの打楽器や弦楽器など、合わせて100点以上が破損しました。

<シンフォニエッタ静岡指揮者 中原さん>
「他にないもので、なるべく修理して使いたいが、音が変わったとかの状況がある」

実は今回の事故には、大きな謎が残されています。
原因が分からないのです。

裾野市によりますと、スプリンクラーの故障は確認されておらず、何者かが故意にスプリンクラーを作動させた疑いにまで言及しています。

<裾野市 勝又教育部長>
「舞台上のスプリンクラーは自動で作動することはありません。必ず手動操作が必要になっています」

Q.スプリンクラーを開ける弁の場所を知っていて、何かしないと作動しない?
 
「はい」

Q.故障の箇所はないから、誰かがやっている?
「という事も考えられるので、警察に相談している」

これに対し、被害にあった楽団は、実情は全く違うのではと疑問を呈します。

<シンフォニエッタ静岡 指揮者 中原さん>
「オーケストラの関係者が(スプリンクラーの場所に)誰もいなかったと確認している。以前からスプリンクラーの様子があまりよくないと報告していたと聞きました」

第三者による犯行か、それとも誤作動による事故か。

楽団側は説明が足りないとして、裾野市に対し強い憤りを示していて、誠意をもって向き合ってほしいと話しています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/69875de257760df3b7c04481d810e2d9304f0cf8 

 

(ブログ者コメント)

〇以下はホールのHPに掲載されていた写真。
立派な設備だ。

 

〇操作盤の写真がないか調べてみたが、見つからなかった。
レバーを手動で倒すということから考えると、以下のようなコックバルブだったのかもしれない。

 

出典)マンションNPO
http://www.mansion.mlcgi.com/bouka_1_21.htm

〇指揮者の方の話し、上記記事は多少要約しているので微妙にニュアンスが違う感あり。
そのまま書くと、こんな感じだった。
「オーケストラの関係者がいて、誰もいないことを確認しているんですね。以前からスプリンクラーの様子があまりよくないねということは市に報告していたんですけどね、ということを聞いたんで」

 もしそうだとすれば、メンテナンス不良?
リスク管理不備?
よりによって、このタイミングで・・・。

〇手動式スプリンクラーが誤作動したとすれば、そのメカニズムは?
コックバルブの部品の劣化?
そういったことなどを考えていて、ふと、首里城火災を思い出した。
誤作動や故意の操作リスクを考慮しても、全焼になるよりは、被害は格段に少なくて済む。
今回の楽団の方々には申し訳ないが・・・。

 

(2022年10月18日 修正1 ;追記)

202210172125分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、楽器や楽譜の水濡れで数億円規模の被害が出た、高額の楽器もあったが修理しても元の音を出すことは難しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先週、演奏を行うはずだった焼津市のオーケストラ「シンフォニエッタ静岡」が会見を開きました。

指揮者 中原さん(13日):
「滝のような水が降ってくる…。
ちょうど前の日が台風で、そういう状態の雨が降ってきて」  

演奏会1時間前、突然天井のスプリンクラーが作動し、舞台に置かれていた楽器や楽譜が水浸しに…。

団員はいくつもの傘を使って、降り注ぐ水から楽器を守ろうとしたものの、オーケストラと演奏家にとって「命」とも言える楽器や楽譜に数億円規模の被害が出てしまったということです。

水に濡れ破けてしまった様子が痛々しい楽譜。

カビてしまったことで破棄したものもあり、被害は百数十万円分にのぼります。

オーケストラが所有するティンパニーなどの楽器の修理には、1000万円ほどかかるとのことですが、団員の中には、個人で高額な楽器を所有する演奏家もいるということです。

指揮者 中原さん:
2000万円とか3000万円という楽器を持ってる人は多分いるでしょうね。
ローンを組んでたり、親から借りたり、そんな感じでしょうね。
長い時間かけて払ってきて、やっと払い終わったのにと」

プロが使う楽器は、買い替えたり、修理をしたりしても、まったく同じ音色を取り戻すことは難しいそうです。

さらに、出演者を含む60人のうち、半数がずぶ濡れになり、楽器を避難させる際に5人が転倒してケガ。

そのうち1人は骨折をしました。
(オーケストラによると全治4週間の骨折の重傷者が1人、軽傷者4人)

 

【市への不満「黙っているとこのまま泣き寝入りになるんじゃないかと…」】

トラブルから2週間以上たって会見が開かれた背景には、裾野市などの対応への不満が…。

指揮者 中原さん:
「市の発表が、僕らからすると、伝聞が多いなと…。
結局、当初から裾野市なり、その指定管理者(民間の企業)から具体的に何もこう示されない。
その後の対応も何にもないんで、これ黙っていると、このまま泣き寝入りになるんじゃないかなと思って」

 

【裾野市 「人の手による可能性も考えられる」と警察に相談】

今回、トラブルが起きた建物は裾野市の所有物ですが、運営・管理は、民間の企業が行っています。

今回の件について、裾野市側は…

裾野市教育部 勝又部長:
「文化センターの大ホールのスプリンクラーに関しては、手動式で、開放弁を開ける、コックをひねる作業が必要になる。
コックも壁に埋め込まれているので、ドアを開けてコックをひねる作業が必要になる」

Q
.「誰かが操作しない限りは動かない?」
A
.「そう考えている。誤ってということはないと思う。」  

業者から「機器に異常や故障などはなかった」と報告があり、人の手による可能性も考えられることから、市は、その日のうちに警察へ相談したといいます。

この件で市も、所有する1300万円のピアノが浸水するなど、設備の修理に多額の費用がかかると見られています。

裾野市教育部 勝又部長:
「まずは原因究明を優先していきたい。
それから楽団の楽器の被害金額も指定管理者から報告があるので把握したい。
施設側の被害額や復旧費用、文化センターの大ホールをどうしていくかについても、早めに市としての方針を示したい」  

一方でオーケストラ側は、市に対して疑問を感じています。

指揮者 中原さん:
「スプリンクラーの操作盤の近くに座っていた人もいるんですよ。
でも、その座ってた人が操作盤を触ってないというのも別の人が見てるし、この人がいたのもその後ろの人が見てる。
(当日に)徹底的にばらして調べたんだったらいいけれど、そのスプリンクラーの点検をしている業者さんなりが来て、その調べたけれど原因がない。
原因がないから事故じゃないって断言するところがわからない。
まず、そこの原因究明をもっとするべきだと思うのに、その日のうちに問題なしっていうところは疑問を感じましたね」

突然、スプリンクラーが動いたのは、誤作動による事故なのか、それとも、第三者の犯行による事件なのか。

そして、数億円にも及ぶオーケストラの被害への損害賠償は、一体、誰が責任を負うことになるのでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e092f29cbc0c8b70accca9055e5ebec1d6014c6a 

 

(2022年10月25日 修正2 ;追記)

10191553分にNHK静岡からは、4系統のうち2系統で開栓された痕があった、機器に異常はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

このスプリンクラーは開放型と呼ばれるもので、火災報知器とは連動しておらず、大ホール内の舞台脇の2か所にあるレバーを手動で操作して作動させる仕組みです。

市が設備を調べたところ、4系統ある配管のうち2系統で開栓された痕があったということです。

開栓用のレバーには鉄製の扉があり、ぶつかるなどしただけでは作動しないということです。

これまでにだれかがレバーを操作したという情報はなく、裾野市は何者かが作動させた可能性も否定できないとして、警察とも相談し詳しい原因を調べています。

施設を所管する裾野市の勝又教育部長は、「点検業者からスプリンクラーの機器に異常や故障はなかったと聞いている。このため人為的な要因も考えられるので警察と相談している」と話しています。







https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20221019/3030017978.html

 

1021112分にYAHOOニュース(JB press)からは、基本すべての責任は市にあるなどとする音楽関係者の意見が下記趣旨でネット配信されていた。

この事態は重く見る必要があり、詳細に解説します。

世間は「楽器」を道楽の道具と甘く考えがちですが、プロ奏者にとっては、ライバルに伍して生涯の生活を支える生計の資です。

「題名のない音楽会」監督時代の私が、電通その他、認識の低い連中に説明する際には、「外車1台、家1軒」と見積もりを示したものです。

・・・

今回の事態、市が所有する「音響照明機器」というと、議会や市民にも15000万程度の費用補填、何となく説明がついてしまう可能性があるでしょう。

しかし、「オーケストラ」として雛壇に上がっている全体が、最低で見積もっても10億円規模という、プロには常識、社会には非常識の現実は、NHKの報道など見ても全く理解されていないようです。

古手の楽隊として、これを守らぬわけにはいきません。

まず「音楽の守り方」の11からご指南いたしましょう。

 

【 基本すべては「市の責任」】

・・・

主催者の「裾野市民文化センター」と「公益社団法人全国国公立文化施設協会」が依頼することがなければ、その日、その会場に、その楽団がいるわけがありません。

こうした委嘱公演で被災した場合、楽団は全額の賠償を「主催者」に求めるのが筋、当たり前のことです。

報道にすら、「市民文化センターの運営は業者委託」といった情報が流れ、「色のついた水が流れちょるなー」と思わざるを得ませんでした。

事故か事件か、不祥事の原因うんぬんのいかんによらず、まず楽団は主催者に補償を求めるべきだし、主催者はあらゆる「かもしれない」事態への覚悟をもって、行事保険をかけておくのが責任というものです。

・・・

いま報道されかけている状況が、いかに無法であり得ないことか、実際の見積もりでお示ししましょう。

例えば、エキストラのバイオリン女子が持参するであろう自前の楽器、普通で1000万円程度の値段のものを持っている。

音高、音大受験の段階で、その程度の楽器を持っていない生徒はまず合格しません。

・・・

さらに楽員に怪我などあれば、全く別の起算になる。

今回の事態では、合計5人に骨折などの怪我があったと報じられています。

仮に手首や指などに事故を抱えてしまったら、音楽家にとっては一生のことになってしまう。

裾野市は、こうした事態の全体を細大、責任をもって考えているのか? 

「よく分からない」で済ませていい話では、全くありません。

文化に責任を持つ者は、良さげな話だけを振り回すのでなく、常に最悪の事故を前提に「かもしれない」対応に備えておく必要があります。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/f163d618e6113583c5371974596404f44f43cad7


10
241516分にYAHOOニュース(ABEMA  TIMES)からは、水が降り始めた時点でレバー周辺には人はいなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

噴き出す水は、建物地下の水槽から引かれることが多い。
何年も動かないため腐ってしまう「死水(しにみず)」と呼ばれ、臭いが発生することもあるという。

・・・

シンフォニエッタ静岡の植田楽団長は、スプリンクラーのレバーはステージ両脇に2つあり、近くには楽団関係者とホール関係者がいたが、水が降り始めた時点でレバー周辺に人が居なかったのを見ていると話す。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/6018aeb58e95514a6f1b821c207ebb26a11ccf89

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221062015分にYAHOOニュース(九州朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日、福岡県嘉麻市の橋の上で作業していたクレーン車がバランスを崩し、仰向けになる事故がありました。

運転していた男性が一時閉じ込められましたが、救出され、病院に搬送されています。

大きなクレーン車が橋の上で危うく転落しそうになっているのが確認できます。

警察などによりますと6日午前9時半ごろ、嘉麻市桑野を走る国道211号の橋の上から重機を引き揚げようとしていたクレーン車がバランスを崩し、仰向けとなりました。

運転していた40代の男性が運転席に閉じ込められましたが、消防などにより、6日午前11時すぎに救出されました。

頭から出血があり、腹部や足の痛みを訴えていて、飯塚市の病院で治療を受けています。

ほかにけが人はいませんでした。

福岡県飯塚県土整備事務所によりますと、橋脚の高さは約11mで、クレーン車は下の沢で工事をしていた約5tの重機を引き揚げようとしていたということです。

事故の影響で現場に通じる約8.5キロの区間が通行止めとなりましたが、正午過ぎに解除され、現場周辺のみ片側通行の規制がとられています。

しかし午後5時現在、復旧のめどは立っていないということです。







https://news.yahoo.co.jp/articles/c514ee02f581cabb3be8f8fef6a49a8b1e961cc5

 

1161612分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、25m下の4トン重機を吊り上げる作業中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金子カメラマン :
「クレーン車は歩道に乗り上げ、崖下に落ちそうになっています。」

6日午前9時半ごろ、福岡県嘉麻市桑野の国道で「クレーン車が倒れ、運転手が閉じ込められている」と110番通報がありました。

消防などが駆けつけ、約1時間半後に40代の男性作業員を救出しました。

男性作業員は意識はあるということですが、頭などにケガをして、搬送先の病院で治療を受けています。

警察によりますと、クレーン車は、約25メートル下にある約4トンの重機をつり上げる作業中、バランスを崩して、ひっくり返ったということです。

国道の片側1車線をふさいでいて、6日午後3時の時点で、事故現場周辺は交通規制が続いています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5cc4c0ac6735f285e649db01ce99925496543e9

 

(ブログ者コメント)

映像からは、アームが木か何かにひっかかって、危うく転落を免れたようにも見える。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221051951分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

つぶらな瞳で1点を見つめる動物。
愛くるしい姿が人気のカピバラだ。

このカピバラを見に来ていた6歳の女の子が首などを噛まれ、けがをした。

事故は、927日、群馬県にある「群馬サファリパーク」で起きた。

現場は、パーク内の一角にあるカピバラと触れ合えるコーナーだ。

事故当時、柵の中には4匹のカピバラと女の子の家族4人がいて、家族のうち3人が餌を与えていた。

女の子はカピバラを怖がり、家族の後ろに隠れていたという。

ところが、1匹のカピバラが突然女の子に襲いかかったという。

当時、飼育員は立ち会っていなかった。

女の子は頭や首などを噛まれ、9針を縫う、全治2週間のけがをした。

 

【温厚な草食動物…人間を襲うことはないはずが】

噛んだのは、メスのカピバラ「ピノ」8歳。
4
匹いるカピバラで唯一のメスだ。

一般的なカピバラの体長は120cm前後あり、ネズミなどのげっ歯類の中で世界最大の大きさだ。

カピバラを飼育するいくつかの動物園によると、カピバラは仲間同士の縄張り争いが激しい動物で、大きな前歯で噛みつくなどして、相手が死ぬまで戦うこともあるという。

ただし、基本的には温厚な草食動物のため、人間を襲うことはなく、餌やりの際、まれに指を噛まれるくらいだという。

 

【繁殖期が関係か…園側は「餌やり」中止へ】

では、なぜ今回女の子を襲ったのか。

群馬サファリパークの園長は、噛み付いた理由をこう推測する。

群馬サファリパーク・北村園長:
「発情の絡みですとか、そういったホルモンの(バランスとか)。それがそういう時期に来てるのかなという推測をしてるんですけど、実際のところはちょっと分かりかねる部分もある。」

カピバラは、繁殖期に気性が荒くなるものの、その時期は決まっていないため、判断が難しいという。

観光客:
「そんな例が今まではなかったのに、かみついちゃったの?怖いですよね。」

事故を受け、群馬サファリパークはカピバラの餌やりを中止し、柵の外からの観覧に変更するなどの再発防止策を講じている。

(「イット!105日放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/023f577b90c997f5285ee5aa4b87b4cabeea85a5

 

10665分にYAHOOニュース(上毛新聞)からは、2日前にもおそらくは同じカピバラに1歳男児が背中を噛まれていたが園長はそれを隠していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県富岡市岡本の群馬サファリパークで女児(6)がカピバラにかまれる2日前、西毛地域に住む男児(1)も同様の被害に遭っていたことが5日、分かった。

北村園長は上毛新聞の取材に、「安全対策が不十分だった。認識が甘く、反省しかない。二度とこのようなことがないよう、再発防止を徹底したい」と述べた。

関係者によると、男児は925日に家族4人で来園。

午前11時ごろ、柵の中でカピバラ1頭と触れ合っていたところ、突然襲われ、背中を複数箇所かまれた。

園によると、男児を襲ったのは女児をかんだのと同じ雌のカピバラとみられる。

北村園長は女児の被害に関する4日の上毛新聞の取材に対し、「カピバラが人をかんだのは初めて」と話していた。

5日に「うそをついてしまった」と認めた。

25日以降も来園者が触れ合えるままにした点は、「飼育員を付け、大声を出さないことや口元に手を近づけないよう看板で注意を呼びかければ大丈夫だと思った」などと話した。

カピバラが相次いでけがを負わせたことに対し、「事故に遭われた方には大変申し訳ない。一日も早い回復を祈っている」と述べ、「すぐにエリアを閉鎖すべきだった」と振り返った。

富岡署は5日、女児が襲われた現場を調べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/59dc5a0a8002cd47f291846a0ac93d516bf3bea3

 

106218分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、園長は25日の男児のけがは軽傷だったので、これまで事故はなかったと話したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北村園長は5日、日本テレビの取材に対し、次のように答えていました。

(事故を起こしたカピバラは)今までにそのようなこと(かむこと)は、ありましたか?

群馬サファリパーク 北村園長:
「ないんですね。人に攻撃的な雰囲気は全くみられない」

事故というのは?

群馬サファリパーク 北村園長 :
「なかったですね。一度もなかったですね」

北村園長は「過去にかみついたことは無かった」と話していました。

6日に北村園長に改めて確認すると…

群馬サファリパーク 北村園長 :
「(9月)25日の件は非常に軽傷で済んでいるし、関連性があまりないだろうと、その時点では思っていましたので」





 

https://news.yahoo.co.jp/articles/857e150ac0450e02641d29e37cac8156714bd599  

 

1061847分に毎日新聞からは、男児は大声を出した際に転倒させられた、女児には2本足で立ち上がって噛みついた、園長は今まで何もなかった安心感から飼育員を配置しなかったと謝罪したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

かみついたとみられるのは推定8歳の雌「ピノ」で、体長80センチ、体重40キロ。

園によると、25日午前11時ごろ、家族3人と来園した高崎市の男児(1)が大きな声を出した際に転倒させ、背中にかみついた。
背中に歯形が残ったが出血はなかった。

さらに、同27日午後2時ごろ、ピノは2本足で立ち上がって甘楽町の女児に突然かみついた。
家族3人が餌の青草を与え、女児は怖がって離れていたという。
女児は左耳から後頭部にかけて9針縫うけがをした。
園は女児を病院に搬送し、両親に謝罪した。

園には2011年からカピバラが加わり、現在9頭を飼育。

15年からピノなど一部の触れ合い展示を開始した。

飼育員は餌やりや清掃時以外おらず、最初の事故後に配置したが、27日は小屋を掃除するため離れていた。

事故後にピノを隔離し、101日からカピバラと客との触れ合いを中止した。

北村園長は、「上下に鋭い歯があり、発情期に気が立つこともあるが、今回はその様子はなかった。今まで何もなかった安心感から飼育員を配置しなかったことが結果的に事故の原因と言わざるを得ない」と述べ、謝罪した。





https://mainichi.jp/articles/20221006/k00/00m/040/224000c 

 

106202分に読売新聞からは、パークは25日の男児事故について動物と来園者の間で生じる日常的な出来事の範囲内だと判断していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同パークは25日の事故の翌日、スペースに職員を配置したが、「動物と来園者との間で生じる日常的な出来事の範囲内」と判断。

常時の監視は行わず、女児が襲われた際、職員は約20メートル離れた小屋の清掃をしていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221006-OYT1T50251/ 

 

106206分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、慣らしすぎた個体は人間をライバル視して噛みつくことがある、カピバラの歯は見た目以上に鋭く危険など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

アジア動物医療研究センター長・町田氏:
「安全だと思っている人が多いが、カピバラが人にかみ付くのは当たり前。(人に)慣れているからかまないだけ。慣らしすぎた個体は人間を自分と同種だと思っている。ライバル、競合相手だと思っているから追い払おうとかみ付く」  

さらに注意すべきは、その歯。

アジア動物医療研究センター長・町田氏:
「虎の歯がナイフだとしたら、カピバラはのみ」  

歯は見た目以上に鋭く、危険とのこと。

今回なぜ、幼い子どもを襲ったのでしょうか。

群馬サファリパーク・北村園長:
「雌自体の性格かなと。若くて小さいんだけどすごく性格が攻撃的であれば行く」



https://news.yahoo.co.jp/articles/0c4ea9ef2da766b57108f64b51b0266c39c3c9fc  

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022105日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

魚介類に潜み、人体に取り込まれると激しい腹痛を起こす寄生虫「アニサキス」による食中毒について、患者数は推計で年間平均19737人に上るとの分析結果を、国立感染症研究所などのグループがまとめた。

201819年の診療報酬明細書(レセプト)のデータを分析した。

厚生労働省に報告された食中毒事例の統計では、患者数は18年が478人、19年が336人で、実際の患者数はこの統計よりも多いとみられる。

アニサキスは、体長23センチほどの幼虫がサバやアジなどの魚に寄生し、人が刺し身などを食べて生きたまま体に入ると、激しい腹痛や吐き気などの症状を起こす。

サンマへも寄生するため、秋の食中毒も多く確認されている。

同研究所の杉山広客員研究員らは、1819年の診療報酬明細書(年約843万人分)のデータから、医療機関にかかったアニサキス食中毒の患者数を調べた。

この結果、18年は991人、19年は766人で、日本の全人口に当てはめて推計すると、18年が21511人、19年が17962人に上った。

杉山さんらが0511年の診療報酬明細書を分析した結果では、患者数は推計で年間約7000人で、増加していることがうかがえる。

杉山さんは増加理由について、「輸送網が発達し生で食べる魚種が増えたことや、13年からアニサキスが食中毒の原因物質として個別に集計されるようになり、医療関係者の認識が高まった」と話す。

著名人がSNS(ネット交流サービス)などで自身の経験を紹介することで一般の人にも認知され、受診するケースが増えたことなども考えられるという。

厚労省の食中毒統計では1819年とも、発生件数では原因物質の中でアニサキスが最も多い。

統計の患者数と診療報酬明細書から推計される患者数に開きがあるのは、保健所への届け出が必要との認識が十分に浸透していないためとみられる。

厚労省は、アニサキス食中毒の予防には、マイナス20度で24時間以上の冷凍か、60度で1分以上の加熱を推奨している。

https://mainichi.jp/articles/20221005/ddm/012/040/096000c 

 

(ブログ者コメント)

診療報酬明細843万人分のデータを全人口に当てはめて推定したということだが、その方法とは、いかなるものだったのだろうか?

単純に日本の人口が1億人だからとスライド計算したとは思えない。

また、食中毒で腹が痛くなったが病院には行かず、我慢し続けた結果、アニサキスが腹の中で死滅した・・・そんな人の割合をどのように推定したのだろうか?

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221051446分にYAHOOニュース(RCC)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

広島県東広島市にある広島大学で、実験中に液体が爆発する事故がありました。

この事故で、20代の男子学生が顔などにやけどをおって病院に搬送されているということです。

事故があったのは、東広島市の広島大学の理学部棟にある実験室です。

消防などによりますと、午後1時すぎ、「実験中に薬品が爆発した。顔面を火傷した」と大学の関係者から通報がありました。

この事故で20代の男子学生が顔や首にやけどをおって病院に運ばれたということです。

搬送時、学生は意識があり、命に別状はないということです。

この爆発による火事は発生していません。

当時、実験室には複数の学生らがいたということですが、男性のほかにけがはなかったということです。

広島大学によりますと、けがをしたのは理学部に在籍する4年生の男性だということです。

男性が学部内の実験室で、薬品を反応させる実験をしていたところ、薬品が爆発したということです。

爆発で男性が着ていた白衣が燃えたということですが、実験室にいた他の大学関係者らが消火したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8608ddeb05513353d745a76896bd5f6858c4196f

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022104220分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大分県は4日、県内のスーパーなどで有毒植物のクワズイモがハスイモ(テンジク)として販売され、11人が口の中の痛みなどの症状を訴えたと発表した。

食品・生活衛生課によると、臼杵市の青果仲卸業者から3日、「納入先でハスイモを929日に購入した客から口の中がかぶれた、別のものではないか、といった連絡があった」との通報があった。

残品などを調べた結果、ハスイモではなく有毒植物のクワズイモと判断。

食中毒と断定した。

11人は40代以上の男性3人と60代以上の女性8人で、臼杵市のCうすき店と県内のスーパーで購入。

このほか、大分市のW青果(D大分馬場店)でも販売されたという。

臼杵市内の出荷者は「テンジクと思って出荷した」と話し、この3店舗で販売されたという。

ハスイモは、茎の部分をみそ汁に入れたり酢の物にしたりして食べるが、クワズイモとは葉の形が似ており、茎だけだと見分けにくいという。

県は、体調に異常を感じたら保健所に連絡するよう呼びかけている。

https://www.asahi.com/articles/ASQB46R38QB4TPJB007.html

 

1041830分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、農家が自生していたものを収穫し出荷していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県によりますと、9月29日から10月3日にかけて、県内3つの店舗で有毒なクワズイモがハスイモとして販売されました。

いずれも臼杵市の農家が自生していたものを収穫し、誤って出荷していました。

購入して食べた11人が食中毒の症状を訴えていますが、いずれも快方に向かっているということです。

販売された39袋のうち、臼杵市のCうすき店と大分市のW青果で販売された9袋が回収されていないということです。

県が注意を呼び掛けています。

https://www.fnn.jp/articles/-/426363

 

(ブログ者コメント)

クワズイモによる食中毒は、昨年に大分県佐伯市で、一昨年には宮崎県綾町で発生している。
(いずれも本ブログで紹介スミ)

ともに九州ということで調べてみたら、このクワズイモ、ウイキペディアによれば、四国南部から九州南部、琉球列島にかけて分布しているとのことだった。

それにしても、写真を見ると葉っぱはソックリで、これなら農家の人であっても見分けはつかなかったのかもしれない。 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022103177分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

目に鮮やかな紅白の横断歩道が、宮崎県内で続々と登場している。

ドライバーに、より目立つようアピールしようと、宮崎県警が信号機のない横断歩道の白い線の間を赤くカラー塗装した。

歩行者優先の横断歩道での死亡事故が後を絶たないことから、視覚的に訴えて事故防止につなげる狙いだ。

七つの主要庁舎が建ち並ぶ宮崎市の宮崎県庁前。
片側2車線の県道、通称・県庁楠並木通りに8月上旬、紅白幕のような横断歩道がお目見えした。

信号機はない。

しかし交通量は多く、業務で庁舎を行き来する職員が車が止まってくれるのを待つ姿も目立つ。

横断歩道の塗装は本来、国や県、市などの道路管理者の業務だが、宮崎県内では横断歩道上で歩行者が死亡する事故が2020年、21年に各5件あり、横断歩道で車などと接触し、負傷した歩行者も20年に129人、21年に89人と高止まりが続いたため、県警が緊急対策として実施した。

県内で信号機のない横断歩道約8600カ所のうち、公共施設や学校周辺で交通量の多い危険箇所を選定。

78月にかけ、宮崎市や延岡市など14市町で27カ所に赤信号をイメージした赤色の塗装を施した。

横断歩道が近くにあることを予告するダイヤマークも赤色で縁取った。

実際に効果はあるのか。

県警が、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいた場合に車が停止するかを調査したところ、塗装前の停車率は平均569%だったのに対し、塗装後は717%に改善した。

事業費は約930万円。
歩行者用信号機を設置するより費用が10分の1に抑えられ、維持費も軽減されるという。

県警交通企画課の田中係長は、「一定の効果があり、他の道路管理者にも働き掛け、横断歩道のカラー塗装を増やしたい」と話す。

県庁前の真新しい紅白の横断歩道を渡った県中部農林振興局の岡野さん(女性、34歳)は、「目立つようになり、以前よりも運転手の方に止まってもらえるのでは」と期待を寄せた。

事故防止に向けた道路の塗装表示などに詳しい拓殖大工学部の永見豊准教授(景観デザイン)は、「ダイヤマーク付近を赤色で強調するのは注意を訴える効果がある。ただ、横断歩道での一時停止義務を知らない運転手にも伝える必要があり、併せて『歩行者優先』など言葉を路面や看板で伝えるのも有効だ」と話している。

https://mainichi.jp/articles/20221003/k00/00m/040/119000c 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202210320分に日本経済新聞から下記趣旨の記事が、脆弱インフラのマップ付きでネット配信されていた。

【この記事のポイント】
・日経調査でサイバー攻撃に脆弱なインフラが多数判明
・排水制御システムが外部のネットにつながっている例も
・制御失えば甚大な被害も。高まるリスクに危機感薄く

 

水道や電力など日本の社会インフラのうち、少なくとも877カ所でサイバー攻撃の被害に遭うリスクが高いことが日本経済新聞の調べで分かった。

排水ポンプを止めて水害のリスクを上げたり、再生可能エネルギー施設の警報を切ったりできる。

基幹インフラの防護は経済安全保障政策の柱の一つ。
暮らしやビジネスに思わぬ影響を与えかねない。

国内で脆弱な監視システムが多数見つかった今回の調査結果について、高市早苗経済安全保障相が書面で日経新聞の質問に答えた。

高市氏は「サプライチェーン(供給網)全体でセキュリティーのレベルを上げることは喫緊の課題」と指摘した。

「経営者にサイバーセキュリティー対策にかかる費用や時間を『やむを得ないコスト』と考えるのではなく、『市場で高い評価を受けるための投資』と考えてもらう啓発活動が必要だ」とコメントした。

冠水被害の多さで知られる中部地方のある市街地。

地下に5年前に新設された排水ポンプは、サイバー攻撃により遠隔操作されるリスクがあった。

遠隔制御システムは、本来、自治体のネットワーク内での運用を推奨されていたが、このポンプは外部ネットワークに直接つないでいた。

接続できる端末を制限せず、ログイン時に指紋などを使う「2要素認証」も実装していなかった。

サイバー攻撃に成功すれば、排水ポンプを止めて冠水を起こしたり、ポンプをむりやり動かして故障させたりするリスクがある。

日経新聞が指摘したところ、自治体担当者は「危険性を十分に認識できていなかった」として、設定の変更を検討する考えを示した。

日経新聞は、セキュリティー企業のゼロゼロワン(東京・渋谷)と共同で、基幹インフラの監視システムを調査した。

外部ネットにつながっている機器を検索し、通信設定などを解析できるツールを用いた。

5月に成立した経済安全保障推進法で国が基幹インフラに定めた電気や水道など14業種を対象に、利用されている監視システムを抽出した。

中部の排水設備のように防御が脆弱な監視システムは、877カ所見つかった(8月時点)。

うち3分の2579カ所が再エネ関連、240カ所が水道関連、残り58カ所が物流倉庫や陸上輸送管理のシステムなど陸運関連だった。

所在地が判明している175施設のうち、九州が最も多く43カ所、北海道の32カ所が続いた。

監視システムの開発企業によると、緊急時の警報操作のほか、水道の薬品濃度の変更など人命に直接関わる操作もできる場合もある。

再エネ設備では太陽光発電を止められる可能性があり、送電網にも影響を与えられる。

社会インフラに対するサイバー攻撃の脅威は高まっている。

ロシアによるウクライナ侵攻でも、停電や通信の一時停止を狙うサイバー攻撃が相次いだ。

96日に日本政府の関連サイトをサイバー攻撃したハッカー集団「キルネット」は、JCBや東京地下鉄(東京メトロ)など、インフラを支える企業を攻撃対象として名指しした。

今回調査で判明したインフラの「穴」は、氷山の一角だ。

監視システム以外にも、保守用のインターネット回線やVPN(仮想私設網)の脆弱性など、外部ネットとインフラをつなぐ通信システムにもサイバー攻撃リスクがあり、思わぬ形で被害が広がりかねない。

小規模なインフラでも、周辺に与える影響は大きい。

米フロリダ州では2021年、水処理システムへのサイバー攻撃で水酸化ナトリウム濃度が基準の約100倍まで引き上げられた。

直前で給水は止められたが、大規模テロにつながる恐れがあった。

インフラ設備のサイバー防衛では、パスワードの管理でもずさんさが目立つ。

九州の太陽光発電設備は、マニュアルで公開されている初期パスワードを監視システムにそのまま使っていた。

総務省は脆弱なインフラの監視システムを問題視し、注意喚起しているが、問題は解消されていない。

インフラ防衛に詳しい立命館大の上原哲太郎教授は、「総務省から担当省庁、メーカー、地方の販売代理店、インフラ事業者への伝達ラインが機能せず、問題の深刻さが伝わっていない」と指摘する。

手をこまぬいている間に、リスクはネットの現場で増幅し続けている。

サイバー安全保障に詳しい当局関係者は、「ここ23年、中国語やロシア語を話すハッカーがダークウェブ(闇サイト群)上で日本の脆弱なインフラ企業の情報を共有するケースが増えた」と指摘する。

地銀など小規模な金融機関などがターゲットだという。

「バックドア(システムへの侵入口)を仕込もうとしたり、システム内を探索したり、日本社会に混乱を引き起こす狙いに見える」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC151W10V10C22A8000000/?n_cid=NMAIL007_20221003_A&unlock=1 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202210426分にYAHOOニュース(信越放送)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

長野県上田市で3日、県が発注した川の土を除去する工事で、クレーンが転倒する事故がありました。

事故があったのは上田市中央東の矢出沢川(やでさわがわ)で、きのう午後1時半ごろ、川に堆積した土を除去するためにクレーンで重機を降ろす際、クレーンが川側に転倒しました。

けが人はいませんでしたが、広告の看板が曲がるなどの被害が出たということです。

上田建設事務所によりますと、クレーンを支えていた駐車場の地盤が陥没したということで、コンクリートの舗装の下に空間があった可能性があるとしています。

現場は国道18号の矢出沢川橋の横で、建設事務所では原因を究明して再発防止策を検討し、地元に説明した上で工事を再開したいとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b0b12bfacfdb1b597543d3412ad7bd77bba36e7

 

(ブログ者コメント)

写真を見ると場所は市街地みたいなところで、川のすぐ横の駐車場にクレーンを停めていた。
川に向け地盤の土砂が流出していた可能性も考えられる。

 

(2022年10月13日 修正1 ;追記)

202210122126分にYAHOOニュース(長野放送)からは、舗装の下に川が増水した際にできたとみられる空洞があった、建設事務所は事故原因を3つ挙げたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

長野県上田建設事務所は原因と再発防止策を発表しました。

また、工事は地元住民に説明したうえで再開するとしています。

 【動画で見る】工事中に20mのクレーン横倒し コンクリート舗装の下に空洞

クレーン車の店転倒事故は3日午後1時半ころ、上田市中央東の矢出沢川橋付近で洪水対策のため河川内の堆積土を除去する工事中に起きました。

上田建設事務所によりますと、高さ約20メートル、16トンの吊クレーン車で3トンのバックホウを河川内に降ろす際、クレーンを支えていた地盤が沈下して川側へ転倒したということです。

けが人はいませんでしたが、広告看板が曲がるなどの被害がありました。

コンクリート舗装の下には空洞が確認され、川が増水した際に護岸の下に水が流れ込み出来たものではないかとみて今後、調査を行います。

上田建設事務所は事故の原因を3点挙げています。

・クレーン設置位置の安全確認が不十分であった
・関係労働者に対する作業手順の確認は、現場での口頭による確認のみになっていた
・「慣れ」や「過信」による関係労働者のヒューマンエラー

これらのことを踏まえ、再発防止策として、今後は作業計画書の作成、安全技術指導の徹底、また、空洞調査を行い、その範囲を特定したうえで、敷鉄板敷設などの転倒防止対策を実施するとしています。

工事は今後、地元住民に説明したうえで再開する予定です。




https://news.yahoo.co.jp/articles/60da9907d03208b9271bf177c4139fdd62cc90d0 

 

(ブログ者コメント)

今回報じられた映像を見て感じたこと。
鉄板を敷いていれば防げたか・・・?

 

 

  

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221051840分に青森テレビから下記趣旨の記事が、学習指導要領の当該ページや30%過酸化水素水を使った白煙発生状況などの写真付きでネット配信されていた。

理科室で何が起きたのか、専門家立ち合いのもと検証です。

三沢市の中学校で理科の実験中に薬品が噴き出し、生徒12人が目や手足などの痛みを訴え、病院に運ばれました。

なぜ今回の事故が起きたのでしょうか。

事故が起きたのは三沢市立第一中学校です。

三沢市教育委員会によりますと3日、1年生の理科の授業で、酸素を発生させる実験で二酸化マンガンと過酸化水素水を混ぜたところ、フラスコから液体が逆流して噴き出したということです。

この事故で生徒12人が目や手足などに痛みを訴え、病院に運ばれました。
全員けがは軽く、すでに回復しているということです。

事故が起きた実験は、1年生の理科の教科書に掲載されていて、学習指導要領で定められた学習内容の1つとなっています。

なぜ、今回の事故が起きたのでしょうか。

狩股記者:
「今回の実験では、高濃度の過酸化水素水がそのまま生徒たちに手渡されていたということです」

市の教育委員会によりますと、実験の前に過酸化水素水を薄める作業が必要でしたが、授業を担当した教員は、これを怠ったといいます。

以前勤務していた学校では、薄めずに使えるものだったため、希釈の必要性に気付かなかったということです。

30%の濃度の過酸化水素水を二酸化マンガンに垂らすと、たった一滴だけで、フラスコから煙が勢いよくあがる状態となりました。

一方、水で3%の濃度にまで薄めた過酸化水素水では、ブクブクと泡が出始め、酸素が発生しています。

八戸工業大学の小林正樹教授は、高濃度の薬品を扱う際には慎重さが必要だと話します。

八戸工業大学生命環境科学コース 小林正樹教授:
「理科実験はガスが出たり熱が発生したり試薬が飛び散ったり、今回の事故が起こる恐れがありますので、必ず教員の方で予備実験をやっておく必要があると思います」

三沢市教育委員会は保護者に事故を謝罪し、再発防止の徹底を各校に通知しています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/171601?display=1

 

1042125分にYAHOOニュース(デーリー東北)からは、クラスの29人が数班に分かれて実験していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三沢市教委は4日、市立第一中で行われた理科の実験中、フラスコから薬品が飛び散り、1年生の男女12人の目や手などに付着する事故があったと発表した。

12人は市内の眼科と皮膚科を受診し、いずれも軽症。

市教委によると、3日午前920分ごろ、1年の1クラス29人が、理科室で数班に分かれて酸素を発生させる実験をしていた。  

生徒が二酸化マンガンと過酸化水素水をフラスコに入れたところ、混合した液体が逆流。
噴き出したものがかかった。

過酸化水素水の濃度が高かったことが原因とみられる。  

同校は3日、該当するクラスの保護者に経緯を説明した。

市教委は4日付で、実験時の児童生徒の安全確保を徹底するよう、市内の小中学校長に文書で通知した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/82fc1bb15995ca312c659cc76f6021ebc111895d

 

(ブログ者コメント)

前任の中学で使っていた容器と色や大きさが同じだったため、容器のラベルを確認することなく、30%濃度のものを使ったということかもしれない。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022102141分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山梨県警富士吉田署は2日、山梨県側の富士山五合目で1日午後155分ごろ、砂防工事用のモノレールのコンテナに乗っていた群馬県内の会社員女性(43)が降りようとした際に、左足をレールと車輪の間に挟まれ、重傷を負ったと発表した。

同署によると、モノレールは、国土交通省富士砂防事務所(静岡県富士宮市)が工事用に設置したものだが、事故は、事務所職員が観光目的で親族5人を乗せて運転中に起きたという。

国交省中部地方整備局は、「2日に警察からの発表があって知った。情報を確認中」としている。

富士吉田署によると、モノレールは幅約10センチの1本のレールを約400メートルにわたって斜面に設置した構造で、普段はレール上のコンテナを資材や作業員の運搬用に使っている。

この日は職員がコンテナを運転し、斜面を上って行く途中で停止。

傾斜のためにコンテナが後退し始めたため、危険を感じた女性が降りようとして足を挟まれたという。

他の5人にけがはなかった。

同署は、管理などに問題があった可能性もあるとみて、職員らから事情を聴いている。

https://mainichi.jp/articles/20221002/k00/00m/040/072000c

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221051916分に熊本放送から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。

101日、熊本市の河川敷で樹木の伐採作業をしていた男性作業員がチェーンソーで怪我をしました。

この事故について、作業を始める前の段階から複数の問題があった可能性があり、熊本市は調査を始めました。

熊本市によりますと、1日の午前11時ごろ、東区を流れる健軍川の河川敷で雑木(ざつぼく)の処理をしていた男性作業員(20代)がチェーンソーで左ひじの内側を怪我しました。

記者:
「作業中のチェーンソーが護岸に当たり、跳ね返ってきたチェーンソーの刃で男性作業員は怪我をしたということです」

怪我をしたのは、市から作業を業務委託された会社から仕事を請け負った下請け会社の男性作業員で、命に別状はありませんでした。

ただ、市に提出されていた施工計画書に下請け会社の名前は無く、「元請け会社が自社で作業する」と記載されていたということです。

さらには、怪我をした男性作業員がチェーンソーの使用に必要な【特別講習】を受けていなかった可能性もあると見られ、熊本市が調査を進めています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/171369?display=1  

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221011422分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事が4枚の写真付きでネット配信されていた。

1日午前4時ごろ、旭川市3条通24丁目の2階建てアパートで、住人の男性が「共同廊下が抜けて、人が落ちた」と119番に通報しました。

警察によりますと、2階の屋外通路が1メートル四方、歩いていた40代の住人男性ごと崩落しました。

男性は腰の痛みを訴えていましたが、命に別状はなく、今のところ骨折なども確認されていないということです。

崩落した屋外通路は、鉄製の枠にコンクリートの床板が取り付けられている構造で、腐食した鉄製の枠ごと落ちたとみられています。

現場のアパートには8世帯が入居できますが、現在も7世帯が入居しています。

築年数などはわかっていません。

警察は引き続き、事故の原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e15ace18b693052a697619bc5080451b7bbbab7d

 

1011020分にYAHOOニュース(STV)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、1日午前4時15分ごろ、アパートの2階に住む男性(43)が自宅玄関を出て1階へ降りる階段に行くまでの通路を歩いていたところ床が抜け落ち、転落しました。

男性は体を打って腰の痛みを訴え病院に搬送されましたが、自力歩行ができて、命に別条はないということです。

警察は、業務上過失傷害も視野に捜査を進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d609a8cacd8efdff7335d9802a98fd0d4f438688

 

(ブログ者コメント)

〇同種事例としては、昨年4月、八王子で外付け階段が崩落し住人が2m下に転落して死亡した事例が記憶に新しい。(本ブログでも紹介スミ)

〇近所のアパートを見て回ったところ、2階通路の床板支持方式はさまざまだった。
中には床板支持構造材の腐食有無が化粧板で見えないようなものもあり、ちょっと心配になった。

 

    

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022930193分にYAHOOニュース(山形テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山形県上山市のリナワールドで、今年に入りジェットコースターの事故が3件あり、乗車中の小学生ら3人が骨折していたことが分かりました。

リナワールドによりますと、事故があったのは、ジェットコースター「ディスカバリー」と「スーパーコースター」で、年間 約5万人から6万人が乗車します。

「ディスカバリー」では、今年4 40代男性が右ろっ骨を折るけがをしました。

男性は乗車中に車体にぶつかったとみられていて、当時のスタッフが、乗車姿勢に関するアナウンスをしていなかった可能性があるということです。

【秋葉記者】 :
「男性の骨折を受けて、リナワールドでは、正しい姿勢での乗車を求める看板を設置し直しました」

これまでは、「足を上げること」を悪い例に挙げていましたが、より現実的に起こる例として、事故が起きた翌月に肘を外に出さないよう注意を呼び掛ける内容に変更しました。

しかし、6月 今度は小学生女児が左鎖骨を折るけがをしました。

降りた後に痛みを訴え、後日 骨折が明らかになりました。

さらに、7月には別のアトラクション「スーパーコースター」でも、事故が起きてしまいました。

【秋葉記者】 :
「こちらのジェットコースターでけがをした男の子は、カーブの衝撃が原因とみられています」

他のコースターよりもカーブが急で、衝撃も強く、小学生男児は右の鎖骨が折れてしまいました。
3
人とも、けがは治っているということです。

リナワールドでは、2つのジェットコースターを当面の間 休止し、事故原因を調べていますが、再開のめどはたっていないということです。

県は、リナワールドからの届け出を受け、国土交通省に報告しました。

また 今回事故が起きた2つのジェットコースターは、2013年から去年までに同じような事故が計7件ありましたが、県への報告は無かったということです。

リナワールドの担当者は、「二度と事故が起きないようメーカーや県などと協議して、再発防止の対策を考える。安全第一での再開を目指す」と話しています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/31defb9d0d757989e8513b80753a4081887c9a97 

 

9301834分にYAHOOニュース(河北新報)からは、車体の揺れで車内の側壁に体を強くぶつけたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山形県上山市の遊園地「リナワールド」で4~7月、ジェットコースターの利用客が骨折する事故が3件相次いでいたことが30日、分かった。

事故が起きたコースターでは過去にも7件の重傷事故があったものの、遊園地が県に報告していなかったことも明らかになった。

 

【重傷事故、過去にも7件】

県や遊園地によると、「ディスカバリー」で4月30日、40代男性が肋骨(ろっこつ)を折るけがをし、6月25日には小学生女児が鎖骨を折った。

「スーパーコースター」では7月8日、小学生男児が鎖骨を折った。

3人とも、車体の揺れで車内の側壁に体を強くぶつけたとみられる。

いずれもシートベルトを着け、安全バーも下ろしていたという。

2機はそれぞれ16人乗りで、ディスカバリー(全長587メートル)はアップダウンが比較的緩やかで、スーパーコースター(410メートル)はきついカーブが特徴。

遊園地は2機を運休し、事故原因を調査している。

相次ぐ事故を受け、県が遊園地に確認したところ、2013~21年に鼻の骨を折るなどの重傷事故が計7件あったことが判明した。

遊園地は国のガイドラインが義務付ける県に対する報告を怠っていた。

リナワールドの担当者は、「原因究明に努め、安全管理を徹底する」とした上で、事故の報告漏れに関しては「ガイドラインに対する認識不足があった」と説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b76d79828f304441d94271facfeeb287452df1f

 

9302030分にYAHOOニュース(山形放送)からは、乗客に対し安全バーにつかまり脇を締めるよう呼びかけていたが周知が十分行き届いていなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし4月、16人乗りの「ジェットコースターディスカバリー」に乗っていた40代の男性がろっ骨を折る大けがをした。

また6月にも同じコースターで小学生の女の子が鎖骨を骨折。

さらに7月、園内にある「スーパーコースター」でも小学生の男の子が鎖骨を折る大けがをした。

3件とも走行中に車体内の側面に体を強く打ち付け、けがをしたとみられている。

2基のコースターは現在、運行を停止している。

リナワールドではコースターの乗客に対し安全バーにつかまり脇を締めるよう呼びかけていたが、周知が十分行き届いていなかったのが事故の一因とみられている。

また、2つのコースターでは記録が残る2014年から去年までに乗客が骨折するなどの事故が合わせて7件発生していたことも分かった。

リナワールドでは、「事故がある度に点検や試運転を繰り返し、安全を確認の上、再開してきた。今回は国、県、メーカーと連携して原因を究明したい」としている。

建築基準法を所管する県建築住宅課は、リナワールド側からの届出を受け、国土交通省に事故の発生を報告。

リナワールドに対し「適切な運行を働きかけていく」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f5c761d676ddf2938b3c4f6454c54bf4873d368

 

(2023年31日 修正1 ;追記)

2023228207分にNHK山形からは、座席の安全性が不十分だった、設置当時は法令に適合していたが現行基準では安全性が不十分だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

遊園地では2種類のジェットコースターの運行を中止して調査を進め、原因や再発防止策についてホームページで発表しました。

それによりますと、今回の事故はいずれも座席の安全性が不十分で、乗客がカーブで左右に大きく振られたためケガをした可能性が高いということです。

そのうえで、再発防止策としてシートベルトを個別に設けたり、クッションを大きくし低反発素材を入れたりして座席を改修したうえで、第三者機関による安全性の評価を行うことにしています。

また、1980年から40年以上運行しているコースターについては十分に対策できないとして廃止するとしています。

いずれのコースターも、設置した当時は法令に適合していたものの、現行の基準では安全性が不十分だったとしていて、リナワールドは「法令違反ではなかったが、現行の基準に照らし安全性の確保に向けて万全を期していきます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20230228/6020016845.html

 

(ブログ者コメント)

〇安全基準が厳格化された際、既設設備には遡及適用されなかった・・・ということかもしれない。

〇会社のホームページをいくつか確認したが、発表された記事は見つからなかった。

 

 

キーワード;変更管理

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2022930日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長野・岡谷労働基準監督署は、屋根の踏み抜きを防ぐ対策を講じなかったとして、ゴルフ場運営業のKリゾート㈱(長野県茅野市)と同社取締役を、労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長野地検諏訪支部に書類送検した。

労働者が地上からの高さ2.3メートルのカーポート屋根上から墜落して死亡する労働災害が発生している。

労災は令和3年4月、茅野市内の宿泊施設で発生した。

同社は、労働者に塩化ビニール製の屋根上の掃除をさせる際、踏み抜きによる危険を防ぐために歩み板を設け、防網を張るなどの対策を怠っていた疑い。

https://www.rodo.co.jp/column/137392/

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20229301937分にYAHOOニュース(ABCニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

午後1時半ごろ、大阪市西淀川区のマンションの建設現場で「クレーンが倒れました。高齢女性がけがをしました」と、現場の作業員から消防に通報がありました。  

クレーンは一部が道路にはみ出して倒れていて、消防や警察によりますと、自転車を押してこの道路を歩いていた70代の女性が頭を3センチほど切ったほか、両足の痛みを訴えて病院に搬送されました。
意識ははっきりしているということです。  

(近所に住む人):
「音は気が付かなかった」
「(Q.自転車は壊れていた?)そんなに壊れていない」。

クレーンと女性が接触したかはわかっていませんが、警察は、業務上過失傷害の疑いも視野に事故の詳しい状況について調べています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/a97df0cecedec50aef39a5b87d00bcdacdcf867e 

 

9301753分にNHK関西からは、アームの先にはドリルがついていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後1時半ごろ、大阪・西淀川区野里のマンションの建設工事の現場で、「重機が倒れて通行人の女性がけがをした」と消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、アームの先にドリルが付いた重機が工事現場の外側の道路にはみ出して倒れ、近くを歩いていた70代の女性が転倒して頭にけがをしました。

女性は病院に運ばれ、搬送時意識はあったということで、現在も治療を受けているということです。

警察は、何らかの原因で重機がバランスを崩して倒れたとみて、業務上過失傷害の疑いで詳しい状況を調べています。

現場は、JR東海道線の塚本駅からおよそ400メートル南西の住宅街です。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220930/2000066921.html

 

(2023年7月29日 修正1 ;追記)

20237281836分にNHK関西からは、アウトリガー4本のうち2本の設置が不十分だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年9月、大阪・西淀川区野里のマンションの建設現場で、クレーン車が道路側にはみ出して倒れ、通りかかった80歳の女性にぶつかり頭にけがをしました。

警察によりますと、当時、50代の作業員がクレーン車を操縦して地面にくいを打つ作業をしていましたが、その際、転倒を防ぐために車体を支える4本の足のうち、2本の設置が不十分だったためバランスを崩して倒れ、事故を起こしたとみられるということです。

このため警察は28日、この作業員を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、調べに対して容疑を認めているということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230728/2000076147.html

 

7281758分に産経新聞からは、操作手順を守らなかった、クレーンのアーム部分を旋回させた際に転倒したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府警西淀川署は28日、業務上過失傷害の疑いで、重機を操作していた50代の男性作業員を書類送検した。
作業員は容疑を認めている。

同署によると、男性作業員は操作手順を守らず、バランスを取り切れていない状態で運転していたとみられる。

クレーンのアーム部分を旋回させた際に転倒したという。

書類送検容疑は昨年9月30日午後1時半ごろ、同区野里のマンション建設現場で、事故を防ぐ業務上の注意義務があるのに重機を転倒させ、女性の頭に全治約2週間のけがをさせたとしている。

https://www.sankei.com/article/20230728-GPZNDLMZGBJI7MWGD2LLNYA6RU/#:~:text=%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E8%A5%BF%E6%B7%80%E5%B7%9D%E5%8C%BA%E3%81%A7,%E5%AE%B9%E7%96%91%E3%82%92%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20229291858分にYAHOOニュース(九州放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡市の自動車学校では、高齢者向けの講習が行われていました。

高齢者による交通事故の増加を受け、2022年5月に制度が変更。

75歳以上で過去3年間に信号無視など一定の違反歴がある人は、自動車教習所のコースを実際に運転する技能検査が義務になりました。

合格しなければ免許を更新できません。

受検者:
「自分では若いと思っているので(検査に)呼ばれれば面倒くさいが、違反して(技能検査を)受ければ、もう来たくないので「安全運転するかな」となる

受検者:
「若い人より運転歴があるので(高齢者の方が)うまいのではないか。今の世の中は厳しいですよ。」

自動車学校の教官にこの制度変更を聞くと…

福岡県自動車学校 石田さん:
「(新制度が)まだ始まったばかりなので、その効果が出ているかどうかは分からないが、検査を受けた人は大いに反省して今後安全運転をしていきたいと皆さん言っているので、(今後)結果が出てくると思う。」

また、自動ブレーキなど安全運転支援装置を備えた車両のみを運転できるサポートカー限定免許も新設されました。

国は、2028年までに販売される全ての新車に自動ブレーキの搭載を義務づけています




https://news.yahoo.co.jp/articles/1949d1defb3fd8c28958fa618a93f97242b7dab7 

 

(ブログ者コメント)

〇石川県警HPには、一定の違反をすれば臨時認知機能検査を受けなければならないという記事が掲載されていた。

75歳以上の方で一定の違反行為があった場合について
75
歳以上の運転者が認知機能が低下した際に起こしやすいとされた一定の違反行為があった場合には、臨時に認知機能検査を受けなければなりません。
・信号無視
・通行禁止違反
・通行区分違反
・横断等禁止違反
・進路変更禁止違反
・しゃ断踏切立ち入り等
・交差点右左折等方法違反
・指定通行区分違反
・環状交差点左折等方法違反
・優先道路通行車妨害等
・交差点優先車妨害
・環状交差点通行車妨害等
・横断歩道等における横断歩行者妨害
・横断歩道のない交差点における横断歩行者妨害
・徐行場所違反
・指定場所一時不停止
・合図不履行
・安全運転義務違反
https://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/application/application01/application008.html  

〇一方、警察庁HPには、75歳以上で一定の違反歴がある人は運転技能検査に合格しないと免許更新できないという記事が掲載されていた。
(上記九州放送の報道は、このことについてのことと思われる。)

令和2年改正道路交通法により、高齢者の運転免許証の更新等の手続において、新たに運転技能検査が導入されることとなりました。
75
歳以上で、一定の違反歴(下記を参照)がある方については、運転技能検査に合格しなければ、運転免許証の更新を受けることができなくなります。
(令和4年1012日以後に75歳以上の誕生日を迎える方から対象となります。)。

【対象となる違反行為】
 信号無視/通行区分違反/通行帯違反等/速度超過/横断等禁止違反/踏切不停止等・遮断踏切立入り/交差点右左折方法違反等/交差点安全進行義務違反等/横断歩行者等妨害等/安全運転義務違反/携帯電話使用等
 (注)個々の違反歴と重大事故の起こしやすさとの関連を分析した結果、将来において死亡・重傷事故を起こす危険性が類型的に高いと認められる違反行為が定められています。

https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/ginoukensa.html#:~:text=75%E6%AD%B3%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%A7%E3%80%81%E4%B8%80%E5%AE%9A,%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%EF%BC%89%E3%80%82  

〇上記2記事を総合して考えると、75歳以上の人が一定の違反行為をして捕まった場合、臨時に認知機能検査を受け、さらに免許更新時には運転技能検査に合格しないと更新できない、ということのようだ。

〇一方、若年層にも事故は多い。

 「高齢ドライバー」が危険だとわかる統計的根拠 若者ほど「死亡事故」起こしやすいデータも」
2019/08/24 14:45 東洋経済;統計ジャーナリストの寄稿文?)
5ページ
・・・
以上のことから、高齢者の交通事故の現状についてまとめてみました。
1)高齢者の事故が増えているのは、高齢ドライバーが増えているため。
2
)免許保有者あたりの事故数は、各年代とも下がり続けている。
3
)交通事故や死亡事故を起こす確率は、高齢層よりも若年層が高い。
4
)高齢層は、交通事故を起こしたときに重大な事故になりやすい。
・・・
https://toyokeizai.net/articles/-/297303?page=5 
 

ということで、高齢者だけでなく、若年層あるいは免許取得1年未満の人についても、同様な制度をつくってはどうだろうか?
再講習の手間と出費を嫌い、運転が慎重になるかもしれないので。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]