2019年6月9日13時38分に琉球新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前6時56分ごろから同8時20分ごろの間、那覇空港で停電が発生した。
那覇空港事務所によると、航空会社のパソコンが使用できず搭乗手続きができなくなり、欠航や遅延が発生した。
少なくとも数100人の乗客に影響が出た。
9日は1日通して運航ダイヤに乱れが出る見通し。
原因は調査中。
同事務所によると、全日空(ANA)が運航する那覇から新石垣間の往復便1762便と1763便の2便が欠航した。
那覇から出発する国内線と国際線双方の18便と那覇着の4便で遅延が発生した。
日本航空(JAL)900便の那覇発羽田行きの便が、この日最長の1時間49分の遅れを記録した。
国内線旅客ターミナルビルのインフォメーションで働く女性によると、突然停電し、トイレも使用できなくなった。
「パソコンも消えて、客から問い合わせがあっても運航状況が分からなくて答えられなかった。大変だった」と話した。
那覇空港ビルディング(NABCO)によると、停電した施設は国内線と国際線エリア、連結施設、P3駐車場だった。
国内線には予備の発電機もあるが、国内線エリアでは作動しなかった。
NABCOの兼島社長は、「みなさまに大変なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪するコメントを発表した。
出典
『那覇空港の一時停電で数百人に影響 1日中運航ダイヤに乱れも 予備の発電機も作動せず』
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-933401.html
6月9日19時53分に琉球放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前6時56分ごろから同8時20分ごろの間、那覇空港が停電し、国内線と国際線の計24便に欠航や遅延が発生した問題で、NABCOは同日夜、停電の原因について、「店舗の開店準備や空調などで早朝の時間帯の電力需要が想定を超えたため、ブレーカーが落ちてしまったとみている」と本紙の取材に回答した。
より詳細な原因を調査している。
那覇空港は、国内線と国際線の間の連結施設が3月に供用開始となった。
連結施設内には航空会社のチェックインカウンターのほか、飲食店や土産物店なども多数入居する。
NABCOの担当者は、「連結施設ができたため、電力需要の予測を超えてしまったと考えられる。より詳しい原因を調べて対応を考えたい」と話した。
約1時間20分の停電により、搭乗手続きができなくなり、少なくとも数100人に影響が出た。
国内線の発電機は作動しなかったが、連結施設と国際線の発電機は稼働したという。
出典
『那覇空港停電の原因は予測以上の電力需要か 連結施設新設で』
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-933593.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。