2019年6月3日18時43分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横断歩道の赤信号を無視して交差点を歩いて渡り、バイクと衝突して転倒させ、バイクの運転手を死亡させたとして、静岡県警静岡中央署は3日、静岡市駿河区の男性会社員(41)を重過失致死容疑で静岡地検に書類送検した。
容疑は、1月16日午後11時45分ごろ、静岡市葵区の国道交差点で、赤信号を無視して横断歩道を歩いて渡り、青信号で進入してきたバイクと衝突。
バイクを転倒させ、運転手の同区の男性(当時47歳)を死亡させたとしている。
男性会社員も首の骨を折る重傷を負って入院したが、現在は退院しているという。
同署によると、男性会社員は、当時飲酒していたとみられ、赤信号を渡ったことは認めているが、「詳細は覚えていない」と話しているという。
重過失致死罪は、不注意の程度が大きい過失で人を死亡させた場合に適用されるが、同署は
▽赤信号を無視して渡れば事故を招くことが予見できた
▽バイクの進行に気づいたのに回避措置をとらなかった
ことが重大な過失に当たると判断した。
同署は、バイクの男性も、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、容疑者死亡のまま書類送検した。
同署は2016年に原付きバイクと衝突した歩行者を、17年は自転車とぶつかった歩行者を、それぞれ重過失致傷容疑で立件している。
同署は、「信号無視で歩行者が立件されるのは珍しい。車両の運転手に限らず、歩行者も処罰対象になることはあるので、交通ルールを順守してほしい」としている。
出典
『信号無視の歩行者、衝突したバイク男性死なせた疑いで書類送検 北九州市でも2018年11月に類似事例あり』
https://mainichi.jp/articles/20190603/k00/00m/040/119000c
(ブログ者コメント)
同様な赤信号無視歩行者の書類送検事例は、2018年11月に北九州市でも起きている。(本ブログ紹介スミ)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。