2019年6月4日12時36分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後10時半すぎ、黒部市岡にある「Hゴム工業」の工場で従業員の男性が機械に挟まれているのを同僚の男性が見つけ、会社の警備員を通じて消防に通報した。
警察によると、男性は黒部市田家新に住む「Hゴム工業」の社員・田村さん(男性、36歳)で、病院に搬送されたが頭部を損傷していて、約1時間後に死亡した。
田村さんは、ゴム製品の材料を冷やす機械の内部で作業をしていたところ、回転する鉄製の棒と、その上にある鉄製のパイプの間に頭を挟まれたという。
当時、工場には7人の従業員がいたが、田村さんは一人で作業をしていたとみられるということで、警察は工場の関係者に話を聞いて、事故の詳しい状況や会社の安全管理に問題がなかったかどうか調べることにしている。
Hゴム工業は、「二度とこういった事故が起きないよう、設備面の安全対策を徹底するとともに、従業員の安全意識を高めていきたい」と話している。
出典
『ゴム工場で機械に挟まれ男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190604/3060002014.html
6月4日15時45分にYAHOOニュース(富山テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日夜、黒部市のゴム製品を製造する工場で、作業をしていた男性が機械に頭をはさまれ、死亡した。
3日午後10時45分頃、黒部市岡のHゴムの工場で、作業をしていた黒部市田家新の田村さん(36)がゴム製品の材料を吊るす鉄製のハンガーとパイプの間に頭をはさまれた。
同じ製造ラインで働く男性従業員が見つけ、田村さんは病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、事故当時、工場には7人の従業員がいたが、田村さんは一人で作業をしていたとみられるという。
警察は、工場関係者から話を聞くなどして、事故の原因や会社の安全管理に問題がなかったかどうかを調べている。
出典
『黒部市の工場で機械にはさまれ死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000005-bbt-l16
(2020年3月10日 修正1 ;追記)
2020年3月9日19時47分にNHK富山からは、別の従業員が誤って装置を作動させたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年6月黒部市の工場で、作業していた従業員が機械に挟まれて死亡した事故で、魚津労働基準監督署は9日、会社と責任者の男性を、安全管理の指導を怠ったとして労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
この事故は去年6月、黒部市の工場で、従業員の男性がゴム製品の材料を冷やす機械の中で掃除をしていたところ、一緒に作業をしていた従業員が誤って装置を作動させ、回転する鉄製の棒とその上にある鉄製のパイプの間に頭を挟まれ死亡しました。
この事故で魚津市労働基準監督署は9日、黒部市のゴム製品製造会社の「Hゴム工業」と安全対策の責任者を務める57歳の男性を、安全管理の指導を怠ったとして富山地方検察庁魚津支部に労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
「Hゴム工業」はNHKの取材に対し、「事故が二度と起こらないよう、今後も再発防止を徹底していきたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200309/3060003924.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
結構大きな工場だ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。