2021年12月10日21時27分に毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県稲沢市消防本部は10日、稲沢東分署の20代男性消防副士長が運転免許停止中の1カ月間に24回、救急車を運転していたと発表した。
副士長は免停を報告しておらず、救急出動中に物損事故を起こして発覚した。
同消防本部は10日付で副士長を停職6カ月の懲戒処分とした。
同消防本部によると、副士長は7月15日、マイカーで岐阜県郡上市の東海北陸自動車道を走行中に速度違反自動取り締まり装置(オービス)で時速50キロ以上の速度超過が確認され、11月4日から90日間の免停処分を受けた。
しかし、その後も救急車の運転やマイカー通勤を続け、12月4日に救急出動中、稲沢市長束町で一時停止標識に接触する事故を起こし、免許証を返納していることが発覚した。
救急車は運転者を代えて患者を搬送した。
職場では毎朝、上司が免許証を点検していたが、副士長は免許証のカラーコピーをカードケースに入れて見せたため、偽造に気付かなかったという。
コピーは速度超過で岐阜県警から呼び出しを受けた後で作製していた。
小沢消防長は、「誠に遺憾で市民に申し訳ない。再発防止を徹底したい」とコメントした。
https://mainichi.jp/articles/20211210/k00/00m/040/295000c
12月10日17時56分にNHK東海からは、運転手が少なくなると職場に迷惑がかかると思った由、今後は免許証を触ってチェックするなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
救急隊員は処分を受けた11月4日から12月4日までの1か月間、自家用車のほか救急車を24回運転したということです。
12月4日、この救急隊員が救急車を運転中に物損事故を起こしたため、無免許だったことが発覚したということで、聞き取りに対し、「運転手が少なくなるので職場に迷惑がかかると思い報告をしなかった」などと話しているということです。
消防本部では、毎朝、免許証を確認していますが、救急隊員は透明なファイルにコンビニエンスストアでカラーコピーを行った偽の免許証を入れて見せていたということです。
稲沢市消防本部の小澤消防長は、「このたびの事件はまことに遺憾で許されるものではなく、市民に大変申し訳なく思う」と謝罪し、今後は免許証を触ってチェックするなど再発防止に努めるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20211210/3000019822.html
12月11日19時23分に読売新聞からは、救急車を停車しようとした際に標識にタイヤを接触させたことで発覚したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
職場へ報告しないまま、自家用車のほか、救急車の緊急走行を17回、普通走行を7回行った。
さらに、職場では毎朝、免許証を直属の上司が確認しているが、消防副士長は、免許証をカラーコピーで偽造し、ケースに入れて上司に見せていた。
12月4日夕、稲沢市長束町で、救急車を停車しようとした際、一時停止の道路標識にタイヤを接触させる物損事故を起こし、無免許運転が発覚したという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211211-OYT1T50114/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。