2019年2月7日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9322/
(2019年3月13日 修正3 ;追記)
2019年3月6日付で河北新報からは、複数の市議から東北電力の責任を問う声があがっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市が道路照明灯の電力契約を解除し忘れた問題を巡り、5日の市議会全員協議会では、「東北電力には責任がないのか」と問う声が相次いだ。
市は、同社の協力を得て再発防止に取り組む一方、過払い額の返還も協議する方針を表明した。
自民党の鈴木議員は、「東北電にも一定の責任があると理解する」と直言。
公明党市議団の鎌田議員は、「市の責任は明白だが、東北電に瑕疵がないのか明確にすべきだ」と求めた。
共産党市議団の花木議員は、「東北電が(解約忘れで実際と)ずれが出ても分からない状態だったことが根本原因」と指摘した。
市建設局の担当者は、「市が解約を届け出て、初めて電気代がかからなくなる仕組み。市がきっちり管理すべきだった」と釈明した。
過払い額の返還に関しては、小高建設局長が、「約款上は難しいと認識するが、東北電とは、この点も含めて協議したい」と述べた。
解約忘れは昨年7月に職員が気付き、関係書類などを調べた上で、11月に郡市長ら市幹部に報告されたが、問題の公表は今年2月1日と、大幅に遅れた。
郡市長は、「報告を受けた折、早期の公表を指示したが、契約内容が複雑で調査が進まなかったことが遅れた理由」と理解を求めた。
市が当初予算案に計上した市街灯電気料は、問題発覚前に積算した。
1800件の解約は反映されておらず、過大な可能性がある。
館財政局長は、「当初予算案で、これ以上の(正確な)見積もりは困難。調査結果の確定、東北電との調整が完了した段階で適切な対応を考える」と話した。
出典
『<街路灯代解約忘れ>仙台市議会「東北電力に責任ないのか」と問う声相次ぐ』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190306_11016.html
(ブログ者コメント)
なぜ、東北電力の責任を問う声があがっているのだろう?
これまでの報道からすると、街路灯の設置、撤去基数は市が管理すべきもので、東北電力は市から連絡を受けるだけの立場のように思われるのだが・・・。
(2019年4月23日 修正4 ;追記)
2019年4月22日19時35分にNHK東北から、過払い以外に未払いもあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともども、タイトルも修正した)
仙台市は、市が管理する街路灯のうち、撤去したものに対して、長年にわたって東北電力との契約を解除し忘れ、必要のない電気料金を支払い続けていた一方、電気代が未払いのものもあることが発覚し、ことし2月から調査を進めてきた。
その結果、少なくとも、契約の解除をし忘れた過払いが1729件、電気代にしておよそ9200万円、未払いが261件、電気代にしておよそ2300万円にのぼることが最終的に判明した。
調査結果を踏まえて、市は再発防止策もまとめ、街路灯の台帳に東北電力との契約情報を記載することや、街路灯ごとに契約の名義を定めるなどとしている。
市は調査結果の確定を受け、過払い分から未払い分を差し引いたおよそ7000万円について東北電力との協議に入ることにしていて、およそ7000万円の扱いや責任の所在などを明確にできるかどうかが焦点となる。
出典
『電気代過払い分は約7000万円』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190422/0005315.html
(ブログ者コメント)
過払いは1件あたり5.3万円、未払いは1件あたり8.8万円と、少し差があることが気になった。
なぜ、基数表示にしなかったのだろう?
(2019年4月27日 修正5 ;追記)
2019年4月25日17時25分にNHK東北からは、東北電力の社長が払い戻しは困難と述べたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東北電力の原田社長は25日の記者会見で、「公平性の観点から、特別な対応を行うことは難しい」との考えを示し、今後、具体的な対応について協議していくと述べた。
東北電力によると、これまでも別の自治体で契約数と街路灯の数が一致しないケースがあり、電力会社に過失がある場合は料金の返還に応じているものの、仙台市との契約で現時点で過失は確認されていないという。
このため、東北電力の原田社長は、料金を返還するかどうかについて、「国の認可を受けて街路灯の契約をしているので、ほかの自治体や一般のお客様との公平性の観点から、特別な対応を行うことは難しいと考えている」と述べた。
その上で、未払い金との相殺など今後の対応については、「まだ決まっておらず、最終報告書の内容を踏まえながら、具体的な協議をしていきたい」と述べた。
出典
『東北電力「特別な対応は難しい」』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190425/0005349.html
(2019年5月11日 修正6 ;追記)
2019年5月7日19時1分にNHK東北からは、仙台市は未払い分を支払う方針だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市の郡市長は記者会見で、東北電力と契約せずに街路灯の電気を使用し、電気料金を支払っていなかった問題について、「払っていなかったものは払わなければいけない」と述べ、未払い分の電気料金を支払う考えを明らかにした。
一方、使用していないにもかかわらず、支払い続けていたおよそ9200万円の扱いについて、東北電力との具体的な協議はこれから本格化するという。
出典
『街路灯の電気 未払い分は支払う』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190507/0005448.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。