2020年6月30日21時2分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は30日、市中小企業溝口事務所(同市高津区)が中小企業融資制度の認定業務で使う専用公印を紛失した、と発表した。
施錠など、本来厳重に取り扱うべき公印を、コピー機の用紙トレー内で保管していた。
市は「不適切」と認め、約500ある公印の保管場所を全庁で確認する。
市によると、紛失したのは「特定中小企業者認定事務専用市長職務代理者印」。
自然災害や新型コロナウイルス感染症の影響で減収した中小企業への支援を認める際に使用する。
同事務所は封筒に入れ、コピー機の用紙トレー内の空いている場所に置いていたところ、24日に職員がないことに気付いた。
リース期間が満了したため、事業者が5月13日にコピー機を回収しており、市は「その際に一緒に回収され、廃棄された」とみている。
代理者印とともに市長印も同じ場所に置かれていたが、使用していたために紛失を免れたという。
市によると、同事務所は15年以上前からトレー内で公印を保管していた。
会見した中山産業振興部長は、「市民の信頼を失墜しかねないと重く受け止めている」と謝罪した。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-396059.html
7月1日付で毎日新聞神奈川版からは、紛失した公印は封筒に入れトレーの間にしまっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は30日、特定の用途に使う公印「専用公印」1本を誤って廃棄したと発表した。
コピー機の中にしまってあり、リースの期間の終了とともに処分されたという。
市によると、廃棄したのは中小企業を支援する事業に関する書類に押印する公印で、経済労働局中小企業溝口事務所が保管していた。
市長の職務代理者が置かれた場合に使うもので、これまで使用実績はない。
封筒に入れ、コピー機の用紙トレーの間にしまっていたという。
職員が6月24日に紛失に気付いた。
コピー機のリース期間が終わり、5月13日に新しい機械に交換されていた。
古い機械は溶解処理されており、公印も一緒に処理されたと判断した。
川崎市では2019年度、財務や情報管理に関する事務処理だけでミスが38件もあり、市長が6月2日付で注意を呼びかけたが、6月だけで7件のミスが判明している。
https://mainichi.jp/articles/20200701/ddl/k14/010/261000c
6月30日17時8分に産経新聞からは、今後は施錠できる書棚などで保管するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は30日、産業振興部の中小企業溝口事務所で保管していた公印を紛失したと明らかにした。
溶解処分されたコピー機の用紙トレー内に保管していたといい、誤って一緒に廃棄したとみられる。
担当者は、「不適切だった。施錠できる書棚で保管するなど管理を徹底する」と話している。
市によると、紛失したのは中小企業融資制度の認定業務に使う「市長職務代理者印」。
15年以上前からトレー内で保管していた。
コピー機は5月13日にリース期間を終えて回収。
この際に取り出し忘れたとみられる。
今月24日に紛失が発覚。
リース業者に問い合わせたが、コピー機は同9日に溶解されていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/200630/afr2006300019-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。