本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年4月6日付で神奈川新聞と読売新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相模原市教育委員会は5日、同市南区内の市立中学校の体育館でバレーボールの練習をしていた同校新入生の女子生徒(12)が、胸に床板の一部が刺さるけがを負ったと発表した。
この体育館では昨夏にも同様の事故が起きていた。
市教委によると、4日午後3時ごろ、地域のチームに所属する生徒がレシーブの練習中、床に飛び込んだ際に床板のささくれ状の木片(長さ約5cm、幅約3mm、厚さ約1mm)が右胸部に刺さった。
病院で木片を取り除き、現在は快方に向かっているという。けがの程度は軽いという。
練習前には床板の剥がれに気づかなかった。
体育館は2002年に改築。
昨年7月には、同校バレーボール部の女子生徒(12)が同じように左胸に床板が刺さり、手術で摘出するけがを負って8日間入院し、現在も通院している。
市教委は前回の事故後、全市立小中学校に安全管理の徹底を通知したほか、床の老朽化した部分は張り替える措置を実施。
この体育館も床の一部を張り替え、床材がはがれかけている場所を粘着テープなどで補修。利用者が使用前にモップがけなどをして点検していたという。
そういった日常的な点検のほかに学期の前後には全教職員によって目視点検を行っていた。
3月23日に点検した際、異常は見つからなかったという。
市教委は「けがをされた生徒には大変申し訳ない。同様の事故が起き残念。原因を調査し、再発防止に努めたい」とコメントした。
市立小中学校の屋内運動場の総点検を再度行うなど対応を図るという。
市教委は、一般開放を含め同体育館の利用を続けるとしているが、学校名は公表しないとしている。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1204060004/
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120405-OYT8T01336.htm
(ブログ者コメント)
この体育館の利用を続けるのなら、来館者全員に「このような事故が続いているので利用前には十分に床を点検すること」と注意喚起しなければいけない。
相模原市教育委員会は5日、同市南区内の市立中学校の体育館でバレーボールの練習をしていた同校新入生の女子生徒(12)が、胸に床板の一部が刺さるけがを負ったと発表した。
この体育館では昨夏にも同様の事故が起きていた。
市教委によると、4日午後3時ごろ、地域のチームに所属する生徒がレシーブの練習中、床に飛び込んだ際に床板のささくれ状の木片(長さ約5cm、幅約3mm、厚さ約1mm)が右胸部に刺さった。
病院で木片を取り除き、現在は快方に向かっているという。けがの程度は軽いという。
練習前には床板の剥がれに気づかなかった。
体育館は2002年に改築。
昨年7月には、同校バレーボール部の女子生徒(12)が同じように左胸に床板が刺さり、手術で摘出するけがを負って8日間入院し、現在も通院している。
市教委は前回の事故後、全市立小中学校に安全管理の徹底を通知したほか、床の老朽化した部分は張り替える措置を実施。
この体育館も床の一部を張り替え、床材がはがれかけている場所を粘着テープなどで補修。利用者が使用前にモップがけなどをして点検していたという。
そういった日常的な点検のほかに学期の前後には全教職員によって目視点検を行っていた。
3月23日に点検した際、異常は見つからなかったという。
市教委は「けがをされた生徒には大変申し訳ない。同様の事故が起き残念。原因を調査し、再発防止に努めたい」とコメントした。
市立小中学校の屋内運動場の総点検を再度行うなど対応を図るという。
市教委は、一般開放を含め同体育館の利用を続けるとしているが、学校名は公表しないとしている。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1204060004/
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120405-OYT8T01336.htm
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この体育館の利用を続けるのなら、来館者全員に「このような事故が続いているので利用前には十分に床を点検すること」と注意喚起しなければいけない。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。