2021年9月14日19時53分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、道東の羅臼町でコンブを洗う作業をしていた4人がショベルカーにひかれ1人が死亡した事故で、労働基準監督署は、無資格の人に運転させたとして、町内の漁業者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、羅臼町栄町の「K漁業部」の46歳の代表です。
この事故は去年8月、羅臼町海岸町の漁港で、水揚げされたコンブを洗う作業をしていた男女4人がショベルカーにひかれ、当時78歳の女性が死亡、3人が軽いけがをしたものです。
釧路労働基準監督署によりますと、ショベルカーを運転していた男性は必要な技能講習を受けておらず、当時、無資格のまま運転していたということです。
労働基準監督署は、男性に資格があるかの確認を怠り、無資格のまま運転させたとして、代表を14日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
代表は容疑を認め、「公道以外の場所であれば資格は不要だと思っていた」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210914/7000038284.html
(2021年10月7日 修正1 ;追記)
2021年10月6日付で労働新聞からは、ショベルカーは箱詰めコンブを運んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・釧路労働基準監督署は、無資格者にトラクター・ショベルを運転させたとして、漁業を営む小林漁業部(北海道目梨郡)の個人事業主を釧路地検に書類送検した。
労働者4人がショベルに轢かれ、うち1人が死亡している。
災害は令和2年8月13日、北海道の羅臼漁港で発生した。
運転者が昆布の箱詰めをショベルで運搬していたところ、昆布を洗浄していた労働者らへ次々にぶつかった。
事業主は、労働者が資格者であるか確認を怠り、無資格で運転させた疑い。
労働者にはショベルの資格を一度も取得させたことがなく、災害発生前から運転していた。
https://www.rodo.co.jp/column/113663/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。