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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018392122分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午前6時半すぎ、中部空港駅から岐阜県の新鵜沼駅に向かっていた4両編成の回送列車が、中部空港がある空港島と対岸とを結ぶ連絡橋の上で故障し、動けなくなった。

名鉄によると、列車の2両目のパンタグラフが壊れ、架線の一部も損傷しているということで、列車は停車したままの状態になった。


名鉄によると、本格的な復旧作業は9日夜にほかの路線の営業運転が終わってから開始するということで、名鉄は、空港線の中部空港駅と常滑駅の間の上下線で終日、運転を見合わせた。

名鉄ではバスによる代行輸送を行ったが、常滑駅は一時、バスを待つ人たちで混雑した。
名鉄は9日夜の復旧作業を急ぎ、10日の始発から運転再開を目指したいとしている。

また、故障した回送列車の約20分前に別の列車が同じ場所を通過した際には異常はなかったということで、故障の原因も調べている。


今回のトラブルの原因について、専門家からは、架線が海の上にあることが背景にあるのではないかという推測も出ている。

 

 

※以下はナレーションなどの情報。

 

架線の一部、ブラケットの半分が壊れ、電線にぶら下がっている。

よーく見ると、ブラケットを柱につなぐ碍子という部分が破断しているのがわかる。

 

列車は、ここから少し走ったところに停まっていた。

進行方向から2両目の屋根の上、パンタグラフが外れている。

脇には破損したパンタグラフ。
作業員が取り外したという。

 

【鉄道の技術に詳しい工学院大学の曽根悟特任教授の話し】

 

潮風を受けてブラケットの本体にサビが出る。

サビが出て力がかかれば、(碍子から)抜けやすくなる。

今までの類似の例からすると、そんなことが考えられる。

 

壊れたパンタグラフは2両目のものだった。

教授は、1両目のパンタグラフの通過が破断を決定づけたのではないかという。

1つ目は壊れず通過したが、2つ目が落ちかけたブラケットにぶつかれば、ひとたまりもなく今回のように壊れる。

 

出典

連絡橋で列車故障 空港線がまひ

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180309/5888071.html 

 

 

31093分に読売新聞からは、翌日も運転見合わせという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

名古屋鉄道は10日、愛知県常滑市の名鉄空港線常滑~中部国際空港駅間の運転を終日見合わせると発表した。

同区間ではバスによる代行輸送を行う。

 

同線は9日、中部国際空港~りんくう常滑駅間で、回送電車(4両編成)が停電のため緊急停車。

2両目のパンタグラフ1基が破損し、付近の架線なども損傷していた。

 

復旧作業は10日未明以降に予定していたが、強風で実施できなかったという。

 

出典

『復旧作業できず、名鉄空港線は一部運転見合わせ』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180310-OYT1T50011.html 

 

 

312195分にNHK東海からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。

 

名鉄によると、架線を安定させる金具が外れたことでパンタグラフが不安定な動きとなり、パンタグラフ自体や架線を次々と壊していったという。


ただ、金具が外れた原因は現在も調査中だという。

 

出典

空港線トラブル 原因は架線金具

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180312/5969431.html

 

 

3121849分にCBCニュースからは、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

なぜ架線は損傷したのか、名鉄の説明では、
「曲線引装置(ワイヤ)が破損したことにより、トロリー線が内側に移動。その状況によって、パンタグラフの2両目が上部から外れた」。


つまり、トロリー線の位置を固定するためのワイヤーが何らかの理由で切れ、このため、通常はパンタグラフの上にあるはずのトロリー線が内側へ90cmほど移動。
これにより、2両目のパンタグラフがトロリー線から外れ、上昇したパンタグラフが架線を破壊しながら進んでいったと見られるという。


調査の結果、先頭から2両目のパンタグラフ1基が脱落していたほか、およそ230mにわたって架線などが損傷していたという。


名鉄によると、切れたワイヤーは、3月1日におこなった列車内からの目視検査では異常は無かったという。

 

出典

『名鉄空港線2日ストップの原因は架線を支えるワイヤーの切断か』

http://hicbc.com/news/detail.asp?id=00046347 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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