2015年9月3日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月3日11時51分にNHK千葉から、9月4日9時43分に千葉日報から、9月4日9時24分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
先月8日に銚子市であった「銚子みなとまつり」の花火大会で、火のついてない花火の一部や花火の燃えかすが風に流されて地上に落下し、観客が鼻の骨を折る大けがをしていたことが分かった。
他の2人も軽いやけどをしたが、市は事故を公表していなかった。
市や警察によると、花火は利根川から台船で打ち上げ、約6万9000人が見物した。
午後7時半の打ち上げ開始直後、台船から約250m離れた川岸近くにいた富里市の女性(25)が「落下物が顔に当たった」と大会本部に連絡してきたという。
病院に搬送されたが、鼻骨亀裂骨折の重傷だという。
未着火の火薬玉(直径1cm程度)が直撃したとみられる。
友人の女性(25)と別の場所にいた旭市の男児(12)も、花火の燃えかすなどで腕などに軽いやけどをした。
大会は、市が主体となった実行委員会が主催している。
事故後、警察の指導を受けた市は、高く打ち上げられる大型の花火と連続で打ち上げられる花火の打ち上げをやめ、予定していた花火の数を6000発から3500発に縮小。「落下物に注意」と放送しながら午後8時半ごろまで大会を続けた。
市によると、事前の計測で風速5m前後(北東の風)、当日の最大風速は花火大会開始直前の午後7時15分の8.2mだったため、実施を決めた。
中止基準は、「風速10mが10分以上継続」だという。
57回を迎えた同大会でけが人が出たのは初めて。例年は、今回とは逆方向の南寄りの風が吹いていた。
花火の燃えかすは、およそ1km離れた銚子駅周辺でも見つかったという。
笹本・市産業観光部長は、「保安基準は満たしていたが、想像以上に上空の風が強かったのだと思う。けがをされた方には申し訳ない」と謝罪。
公表しなかった理由については、「被害者が『自分は大丈夫。花火大会を続けてほしいので大げさにしないで』と話し、治療も続いているので推移を見守っていた」と説明した。
市観光商工課は、「打ち上げ場所を川岸から離すなど、安全対策を見直す必要がある」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20150903ddlk12040110000c.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084644051.html?t=1441313016882
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/276176
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150904-OYT1T50024.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。