2022年8月1日8時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がスライダーの写真付きでネット配信されていた。
7月1日にオープンした堺市営プールのスライダーで4人が眉付近を切るなどのけがを負ったと、市が今月1日に発表した。
カーブ手前の落差でバランスを崩して側壁にぶつかった可能性があるという。
市は「改修が必要」として、二つあるスライダーのうち、事故が起きたスライダーの利用を7月10日から中止している。
市によると、事故が起きたのは堺市南区の原山公園のプール。
2020年9月にオープンする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅れ、今季が初めての営業だった。
スライダーは青と白の2本があり、事故が起きた白色のスライダーは高さが14・84メートル、全長は124・1メートルあるという。
7月3日に40代男性が左眉付近を側壁で打つけがをした。
この時は80キロの体重制限を超えていたことが原因とみて、営業を続けた。
9日になって、小学6年の男児が左眉付近にすり傷を、40代男性が左眉付近を5針縫うけがを負った。
製造業者が10日朝に調べたが、突起物などが見当たらず、「バランスを崩して手が当たったことが原因」と判断。
市は、利用者に胸の前で両手を組むよう注意を促すことで営業を続けることを指定管理者に認めた。
だが、10日にも40代男性が左眉付近を6針縫うけがを負い、市は利用中止を判断。
業者の調査で、スリルを体感できるようカーブ手前に設けた60センチの落差でバランスを崩し、側壁にぶつかりけがをした可能性があることがわかったという。
市は、この調査結果を待ったため、発表が遅れたとしている。
市の担当者は、「落差を小さくするなど、安全性を高めたい」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASQ815KFPQ81PPTB004.html
8月1日19時10分に産経新聞からは、体勢を崩した後、その先にあるカーブで壁にぶつかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、7月1日のオープン後、10日までに10代と40代の男性計4人がスライダーの壁に顔をぶつけるなどしてけがをした。
そのうち2人は数針縫うけがをしたという。
市は10日から使用を中止した。
スライダーは全長約124メートル、落差計約15メートル。
傾斜が激しい部分でスピードが増して体勢を崩し、その先にあるカーブで壁にぶつかったとみられるという。
https://www.sankei.com/article/20220801-HJ5DGAYTPBI3RM7MYATL45QG2A/
8月1日19時45分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、南大阪最大級と謳ったスライダーだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
堺市によりますと、今年7月上旬、原山公園プールにある全長124mの白色のウォータースライダーを利用した小学6年の男の子(12)と40代の男性3人が、いずれも顔に打撲や数針縫うけがをしたということです。
スライダーの途中にある約60cmの落差でバランスを崩して側面にぶつかったとみられます。
スライダーは今年から利用が始まり、市は“南大阪最大級”と謳っていました。
(訪れた人) :
「白の方が勢いがいいので楽しみにしていました」
「残念ですよね。そういうのってね。せっかくいいのが今年できたところですしね」
市は、負傷者が出たスライダーの使用を休止し、来季までに安全性を高める改修をするとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28962ddd5b91e9c12eefcc02f0069c65495fb827
2023年6月16日13時43分に朝日新聞からは、落差が大きかった場所の落差を小さくし、体格の異なる25人でテストを繰り返して安全確認したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年7月に4人がけがをした堺市営プールのスライダーが改修された。
調査結果に基づき、スピードが出過ぎるなどした2カ所を変更。
プール営業が始まる7月1日に利用を再開する。
スライダーがあるのは、大阪府堺市南区の原山公園屋外プール。
青と白の2本あるうちの白色のスライダーで、昨季のオープン直後の7月3~10日に利用者が側壁にぶつかる事故が相次ぎ、4人が眉付近を切るなどのけがをした。
市は事故後にこのスライダーの利用を中止し、原因の調査を進めてきた。
白色のスライダーは高さが14・84メートル、全長124・1メートル。
調査した結果、カーブ手前にある落差の大きい部分でスピードが出過ぎるなどしたのが、事故の原因とみられるという。
市は、この調査結果をもとに、落差が大きい2カ所で落差を小さくするなどの改修工事を実施。
体格の異なる25人でテストを繰り返し、安全確認を行ったという。
https://www.asahi.com/articles/ASR6H7KBXR6FPPTB00V.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。