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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022811143分に読売新聞から、下記趣旨の記事が岸辺にいるイルカの写真付きでネット配信されていた。

福井県北部で7月以降、海水浴客やダイバーがイルカにかまれる被害が相次いでいる。

イルカは雄1頭で、主に暖かい海にすむミナミハンドウイルカとみられている。

海水浴場では、イルカが嫌がる超音波発信装置を沖に浮かぶブイにつけるなど対策を取り、「かわいくても危険。近づかないで」と呼びかけている。

「イルカが出たら静かに海から上がってください」。

福井市中心部から西約20キロの越廼海水浴場(福井市蒲生町)。

海の家を営む男性(71)は7月26日、海水浴客に声をかけて回った。

遠浅で、家族連れに人気の海だ。

男性によると、イルカは6月頃から姿を見せ、7月9日の海開き以降は、海水浴客が大勢いる浅瀬に頻繁に来るようになった。

24日には海水浴客が手をかまれて救急搬送されるなど、2件の被害報告が市にあった。

男性は「40年以上ここで営んでいるが、こんなに人の近くにイルカが来たことはない」と驚く。

イルカは4月以降、越廼海水浴場から北十数キロの漁港などで目撃されるようになり、6月頃からは近くの鷹巣海水浴場(福井市浜住町)にも出現。

SNS上で「イルカに会える」と話題にもなった。

しかし7月上旬の海水浴シーズンに入ると、被害が目立つように。

鷹巣海水浴場では29日、男性2人が手をかまれて出血し、救急搬送。

遊泳が一時禁止になった。

孫娘らと来ていた岐阜県の女性(58)は、「あ、イルカ」という声で背びれに気付いた。

孫娘の手を引いて岸に上がったが、触ろうと近寄る人もいた。

直後、男性がかまれて水中に引き込まれ、溺れそうになるのを目撃したという。

福井市などによると、2か所の海水浴場でイルカにかまれたり、ぶつかられたりした事例は10件以上。

両海水浴場では超音波発信装置を海に設置し、越廼海水浴場では「イルカに絶対に触らないで」と呼びかける看板も掲示した。

隣の越前町では、ダイバーが水中でかまれたり、追いかけられたりした。

同町のダイビングインストラクター中瀬さん(60)は、海岸近くに戻ってきた時にイルカに遭遇。

体をぶつけてくるため逃げたが、「5分近く追い回され、怖かった」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220801-OYT1T50072/  

 

7301733分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

福井市の越廼海水浴場では、今月に入ってから、イルカが海水浴客にぶつかったり、かみついたりしてけがをさせる被害が複数確認されています。

消防によりますと、29日は福井市の鷹巣海水浴場で男性2人がイルカに手や指などをかまれたということで、市は海水浴場を一時、遊泳禁止にしました。

福井市は、イルカが嫌う超音波を出す装置を取り付けたブイの数を増やすなどして対策を強化するとともに、海水浴客にはイルカを見かけても近づかず、眺めるときは陸に上がるよう呼びかけています。

一方、越前町ではダイビング中、イルカにかみつかれそうになったという人もいました。

越前町の中瀬さんは、今月27日に越前町の海を潜っていたところ、イルカに追いかけられました。

イルカは体をすり寄せ、口を大きく動かしながらダイビングの器具にかみつこうとし、逃げようとしても追いかけてきたということです。

中瀬さんは「越前海岸で30年以上ダイビングをしていますが、人に近づくイルカに遭遇したのは初めてです。逃げても追いかけ続けるので恐怖しか感じませんでした」と話していました。




https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20220730/3050011951.html

 

821724分に毎日新聞からは、漁師も噛まれたなど下記趣旨の記事が、イルカ警戒看板や超音波発信機の写真付きでネット配信されていた。

福井市の海水浴場2カ所で、雄のイルカに海水浴客や地元漁師がかまれる被害が相次いでいる。

例年、沖合に群れで現れる様子はよく見られるが、人に接触するのは珍しく、市などはイルカが嫌がる超音波発信器を設置。

専門家は、「見かけても近づかないでほしい」と呼びかけている。

福井市の漁師、板倉さん(男性、43歳)は6月上旬、鷹巣(たかす)海水浴場付近でカキやワカメの漁をしていた際、右手の親指と中指をかまれ、治るまで約3週間かかった。

初めて見たのは4月。

「なでてもらおうと近づいてくる。無視して船に戻ろうとすると、かんだり邪魔したりする」と板倉さん。

漁師仲間も困惑気味だ。

鷹巣海水浴場から南に約13キロの越廼(こしの)海水浴場近くに住む70代男性は、79日の海開き以降、6回目撃した。

「人がいる時間だけ来て、遊んでいる」

福井市消防局によると、越廼海水浴場で72日と24日、鷹巣海水浴場でも29日、計4人がかまれ軽傷を負った。

体の特徴から、いずれも同一のイルカとみられる。

越前松島水族館(同県坂井市)の松原副館長によると、このイルカは人への執着が強く、攻撃的になることもある。

例年15月、餌を求めて沖合に多くのイルカが現れ、沿岸にも来るが、今回は「なぜ人に近づくのか、分からない」と話す。

両海水浴場では水平方向に半径約150メートル、下方向に約80メートルまで超音波が広がる発信器を海中に取り付けた。

さらに、警戒を促す看板を設置し、イルカが現れたら遊泳禁止にするなどの措置を取った。

松原副館長は、「見かけても絶対近づかず、陸に上がって」と話している。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20220802/k00/00m/040/177000c

 

872139分に読売新聞からは、7日にも2人が噛まれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午前11時45分頃、福井市鮎川町の鮎川海水浴場で「けがをした人がいる」と119番があった。

消防隊員が駆けつけると、海水浴に来ていた30歳代の女性と50歳代の男性がけがをしており、病院に搬送されたが、命に別条はないという。

福井県警や消防は、目撃情報から2人はイルカにかまれたとみている。

福井県内では今夏、海水浴客が野生のイルカにかまれてけがをするケースが相次いでいる。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220807-OYT1T50083/ 

 

(2022年8月16日 修正1 ;追記)

2022811184分にNHK福井からは、811日にまた2人が噛まれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午前9時すぎ、福井市の越廼海水浴場で、40代の男性が「イルカにかまれた」と通りかかった警察官に通報しました。

男性は、浜辺から5メートルほど離れた海中を泳いでいたところ、突然イルカに手の甲や両腕をかまれたと話しているということで、病院に搬送されましたが、けがの程度は軽いということです。

また、午後3時すぎにも、遊泳中の10代の男性もイルカにかまれて軽いけがをしたということです。

福井市内の海水浴場では7月以降、イルカが海水浴客にかみついたりぶつかったりしてけがをさせる被害が相次いでいて、市は、イルカを見かけても近づかず、陸に上がってから眺めるよう呼びかけています。







https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20220811/3050012123.html

 

8122132分に読売新聞からは、812日にまた6人が噛まれた、今シーズン、少なくとも17人が被害に遭っているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海水浴客らがイルカにかまれる被害が相次いでいる福井市の海水浴場で12日、小学生の男児ら6人が足をかまれるなどして軽傷を負った。

市内の海水浴場では7月下旬以降、少なくとも17人が同様の被害に遭っている。

福井県警は13~15日、付近の海域で警備艇「わかさ」を巡回させる。

福井南署によると、12日に被害があったのは越廼海水浴場(福井市蒲生町)。

午前9時45分頃、約10~15メートル沖で泳いでいた名古屋市の男子小学生が、近寄ってきたイルカに右足の親指や左足の甲などをかまれ、助けようとした40歳代の父親も手や足をかまれた。

このほかに10歳代の少年を含む4人が昼過ぎまでに被害に遭った。

同じイルカとみられる。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220812-OYT1T50204/

 

 8131538分に毎日新聞からは、超音波発信機は最初は効果があったが、そのうち効果が無くなった、813日にまた1人が噛まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福井県内で海水浴客が野生イルカにかまれる被害が相次いでいる。

福井市内の海水浴場では7月に海中にイルカが嫌がる超音波発信器を取り付け、いったん被害は収まったが、86日から再び被害が確認された。

福井県警は13日に海水浴場などでチラシを配って海水浴客らに注意を呼び掛けたが、同日にも県内の男性が腕をかまれる被害があった。

県警によると、724日~812日に越廼(こしの)海水浴場(福井市蒲生町)と鷹巣海水浴場(同市浜住町)など3カ所で、イルカによる被害が計17件発生。

イルカは波打ち際まで来ることもあり、被害の大半は岸から10メートル以内で起きているという。

また、ケガは軽傷が多いものの、中には左手の親指の付け根あたりをかまれ、14針縫うケガをした例もあった。

イルカは一般的に体長約2メートル、体重200キロほどで、体当たりされれば死ぬ恐れもあるという。

越前松島水族館(福井県坂井市)によると、目撃されているイルカはミナミバンドウイルカとみられ、体の特徴などから同一個体と考えられるという。

被害は13日にも発生。
鯖江市の60代男性会社員は鷹巣海水浴場で岸から34メートル付近を泳いでいたところ、イルカに右腕をかまれた。

「ニュースで知っていたのでイルカを見かけたらすぐ海から上がるつもりだったが、気付いたらそばにいた」と振り返る。

イルカがかみついて離さなかったため、口を手でこじ開けて逃げようとしたが、今度は体の上に乗ってきて海中に沈みかけたという。

男性は「パニックになったが、近くの人が追い払ってくれて助かった」と話した。

越廼海水浴場で浜茶屋を営む岩佐さん(71)は、「イルカは、初めは人の体を押す程度だったのが、最近は人の上に乗るなど、行動がエスカレートしている」と指摘する。

超音波発信器を設置した鷹巣観光協会は、海水浴場を閉める8月末には機器を取り外す予定で、小玉会長(女性、77歳)は、「最近は暑く、秋も泳ぐ人がいるので心配だ」と話す。

福井南署の仲保副署長は、「イルカは浅瀬でも寄ってくる。見かけたら速やかに浜に上がり、近づかないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。



https://mainichi.jp/articles/20220813/k00/00m/040/162000c

 

8152215分に読売テレビからは、イルカとしては甘噛み程度でじゃれているのかもといった、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

・・・

福井市は、先月から3つの海水浴場に、イルカが苦手な超音波を発する機械を設置しましたが、海水浴場には、15日もイルカが現れました。

専門家は「海ではなるべく深い場所に行かず、浅瀬で遊んでほしい」としています。

イルカの生態に詳しい 銚子海洋研究所 宮内幸雄所長:
「(イルカとしては)甘がみ程度で、じゃれてる遊んでるっていうことになってくるのかな。まず“触れない”、“触らない”、“離れる”っていうことが必要なのかなと思います」

https://www.ytv.co.jp/press/society/161833.html

 

(2022年9月5日 修正2 ;追記)

202295043分に毎日新聞からは、このイルカは今春まで能登の珠洲市で人気者だった「神の使いのスズちゃん」らしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福井の「カミツキイルカ」は石川・能登半島の「カミノツカイ」なのか――。

福井市の海水浴場で78月、野生イルカが海水浴客をかむなどの被害が相次いだが、そのイルカが、2020年から今年春まで石川県珠洲(すず)市で目撃され、「神の使い」として人気を集めた「すずちゃん」と同一個体である可能性を指摘する声が上がっている。

本当に同じイルカなのか。
関係者を取材した。

「すずちゃんは背びれに欠けているところや傷があり、ニュース映像で見た福井のイルカの特徴と一致する。すずちゃんに間違いない」。

すずちゃんの名付け親で珠洲市の石川県職員、出村さん(46)は、こう主張する。

出村さんはこれまで約20回すずちゃんを見ており、一緒に泳いだこともある「すずちゃん通」だ。

イルカが現れた福井市でボードショップを営む男性も、「能登の漁師さんにもらったすずちゃんの写真と、自分で海水浴場近くで撮影したイルカの写真を比べたら、特徴が同じだ」と話す。

すずちゃんは208月、能登半島北部の珠洲市三崎町寺家近辺の浜に突然現れた。

その後も定期的に目撃され、サーファーに近づいたり、船の周りでジャンプしたりするなど、人なつっこい性格から、地元住民や観光客からの人気が高まった。

そんな中、地元の須須(すず)神社は219月、すずちゃんをモデルにした御朱印の授与を開始した。

出村さんによると、江戸時代の歴史書「能登名跡志(めいせきし)」に登場するイルカ伝説にちなんだものだ。

伝説は、神の使いを務めていた獅子が居眠りし、神に「いるか?」と呼ばれても気付かず、勘違いして現れたイルカが代わりに使いとなったという内容。

御朱印は神様がイルカの背に乗ってお祭りを見ている図柄で、参拝客から好評だった。

・・・

「すずちゃんが人をかむ」ことに関して、出村さんは首をかしげる。

能登半島にいた頃のすずちゃんは人にかみつくことはなく、浅瀬で人間に会っても体を押してくる程度だったため、一緒に泳ぐ人もたくさんいたという。

一方、篠原教授は、「イルカが人にかみつく例はあまりないが、背びれをつかまれるなどちょっかいをかけられたら、イルカの行動がエスカレートすることは考えられる」と説明する。

福井県警によると、イルカによる被害は724日~819日で20件。
腕をかまれて14針縫う傷を負った人もいた。

篠原教授は、「報道を見る限り、本気で攻撃したようには見えないが、イルカには簡単に人の生命に危害を及ぼせるほどの力があるので、注意は必要」と説明。

ブラジルでは、人に慣れたイルカが酔った男性に行動を邪魔され、つつき殺した例もあるという。

・・・

https://mainichi.jp/articles/20220902/k00/00m/040/198000c 

 

  

  

 

 

  

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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