2022年7月31日20時13分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日昼頃、山口県の徳山下松港でコンテナ船が荷崩れを起こし転覆する事故がありました。
乗組員の命に別条はないということですが、大量のコンテナが海に落ちています。
徳山海上保安部によりますと31日正午すぎ、「岸壁のコンテナ船が傾いて沈みかけている」と118番通報がありました。
転覆したのはコンテナ船「まや」で、乗組員6人は徳山海上保安部が救助するなどし、命に別条はないということです。
「まや」は、全長およそ80メートル、総トン数749トンで、積み荷のコンテナ100個の大半が海に落ち、そのうち10個程度が漂流、海上保安部の巡視船艇が警戒にあたっています。
また、燃料油が少量、流出しているということです。
なぜコンテナ船が転覆したのか、徳山海上保安部が詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf3be672f627e1397d49337a6c2d3c8c28a6a4f5
7月31日20時53分に産経新聞からは、コンテナをクレーンで積み込む作業中に荷崩れを起こしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後0時15分ごろ、山口県周南市の徳山下松港で「コンテナ船が傾いて沈みかけている」と、徳山海上保安部に通報があった。
コンテナ船1隻が転覆。
積み荷のコンテナ約100個が海に崩れ落ち、男性乗組員3人が転落した。
うち70代の1人が海水を飲み病院に搬送されたが、命に別条はない。
海保によると、転覆したのは神戸市のI商運が運航する「まや」(749トン)。
コンテナをクレーンで積み込む作業中、荷崩れを起こし、転覆した。
海保はコンテナの回収に当たった。
重油38キロが漏れ出した。
https://www.sankei.com/article/20220731-L2TFY2ERZVJENHRCPKCE3OVPX4/
(2024年4月13日 修正1 ;追記)
2024年4月12日13時27分にYAHOOニュース(山口放送)からは、予定されたコンテナを全て積み込めば過積載になることを知りながら作業したとして船長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳山海上保安部は12日、当時の船長と船の運航会社を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
業務上過失往来危険などの疑いで書類送検されたのはコンテナ船「まや」の当時の船長(67)です。
また、船の運航会社も船舶安全法違反の疑いで書類送検されています。
この事故はおととし7月、コンテナの積み込み作業をしていた「まや」が転覆したもので、船長は予定されたコンテナをすべて積み込めば過積載状態となることを知りながら漫然と作業し、船を転覆させた疑いがもたれています。
徳山海上保安部の調べに対し、当時の船長らは容疑を認めているということです。
この事故では、積み荷のコンテナが漂流し回収作業がおこなわれたほか、岸壁も一時、使用できなくなりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08f90319ace8c5e97fe0e0d50399299fc5f091b5
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。