本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年3月31日付で長崎新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐世保高専は30日、1月の実習指導中に監督を怠り、生徒が目に大けがを負う事故につながったとして、いずれも50代男性の技術職員2人を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。
同校によると、1月16日に校内の実習工場で機械工学科3年の約40人が製作実習中、生徒が使用していた工作機のドリルの先が破損し、飛散した破片が別の生徒の右目に当たった。
この生徒は眼球を損傷し、同月に2度手術したが視界中央部が見えず治療中。5月にも手術を受ける予定。
実習は生徒が8班に分かれ作業し、職員5人が指導。戒告の職員2人のうち1人は工場責任者で、もう1人は同班の指導を担当していた。
事故は、担当職員が離れて別の班に指導していた間に発生。けがをした生徒は作業の合間で保護眼鏡を外していたという。
このほか、上司の教員1人と技術職員1人を30日付で文書訓告処分とした。
同校は「被害生徒には大変申し訳ない。一日も早く回復してほしい」としており、今後、外部の安全管理専門家を交えて再発防止策などを検討する。
出典URL
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120331/04.shtml
一方、3月30日19時28分にNHK長崎からは、若干ニュアンスの違った記事がネット配信されていた。
工作の実習で鉄板に穴を空ける作業をしていたところ、ドリルの刃先の破片が飛んで近くにいた3年生の男子学生の眼に入った。
佐世保高専は、作業中にかけることになっている保護めがねをかけさせていなかったとして、作業を指導していた50代の男性職員2人を戒告の懲戒処分にした。
また、監督責任を怠ったとして男性の教授と職員の2人を訓告処分にした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034091431.html
(ブログ者コメント)
「作業中には保護めがね着用のこと」というルールだと、こういう事故が起きる可能性がある。
もし、そういうルールを制定している事業所があるなら、「作業エリアでは保護めがね着用のこと」というルールに変更すべきだ。
佐世保高専は30日、1月の実習指導中に監督を怠り、生徒が目に大けがを負う事故につながったとして、いずれも50代男性の技術職員2人を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。
同校によると、1月16日に校内の実習工場で機械工学科3年の約40人が製作実習中、生徒が使用していた工作機のドリルの先が破損し、飛散した破片が別の生徒の右目に当たった。
この生徒は眼球を損傷し、同月に2度手術したが視界中央部が見えず治療中。5月にも手術を受ける予定。
実習は生徒が8班に分かれ作業し、職員5人が指導。戒告の職員2人のうち1人は工場責任者で、もう1人は同班の指導を担当していた。
事故は、担当職員が離れて別の班に指導していた間に発生。けがをした生徒は作業の合間で保護眼鏡を外していたという。
このほか、上司の教員1人と技術職員1人を30日付で文書訓告処分とした。
同校は「被害生徒には大変申し訳ない。一日も早く回復してほしい」としており、今後、外部の安全管理専門家を交えて再発防止策などを検討する。
出典URL
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120331/04.shtml
一方、3月30日19時28分にNHK長崎からは、若干ニュアンスの違った記事がネット配信されていた。
工作の実習で鉄板に穴を空ける作業をしていたところ、ドリルの刃先の破片が飛んで近くにいた3年生の男子学生の眼に入った。
佐世保高専は、作業中にかけることになっている保護めがねをかけさせていなかったとして、作業を指導していた50代の男性職員2人を戒告の懲戒処分にした。
また、監督責任を怠ったとして男性の教授と職員の2人を訓告処分にした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034091431.html
(ブログ者コメント)
「作業中には保護めがね着用のこと」というルールだと、こういう事故が起きる可能性がある。
もし、そういうルールを制定している事業所があるなら、「作業エリアでは保護めがね着用のこと」というルールに変更すべきだ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。