本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年3月30日20時36分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年9月、八幡市にある府立消防学校の訓練生が40kmあまりを歩く訓練で、重い熱中症で倒れたことを受けて、京都府は、安全管理が不徹底だったとして、校長と副校長を30日付けで、戒告の懲戒処分とした。
府によると訓練は去年9月、大阪市までおよそ42kmを歩いたもので、19歳の訓練生の男性がゴール直前に熱中症で倒れ、一時意識不明になり、現在もリハビリをしているという。
男性は訓練の途中、2回けいれんを訴えたが、担当教官が本人の意思を確認の上、最後まで続けさせたという。
これについて府は、訓練の計画と実施の責任者の校長と、現場責任者だった副校長を、体調不良に気付きながらも訓練を中止させなかったのは安全管理が不徹底だったとして、30日付けで戒告の懲戒処分にした。
消防学校では、訓練生の熱中症を防ぐための対応や、熱中症が疑われる場合に訓練を中止させるための基準などををマニュアルとしてまとめることにしているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014094301.html
ちなみに、2011年9月14日付の朝日新聞京都市内版(聞蔵)からは、当時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
9日朝、教員6人の引率で初任科の生徒61人が出発。男性は途中で足がけいれんし、夕方に到着した直後に倒れて意識を失ったという。
(ブログ者コメント)
消防学校ゆえに、訓練生は体力に優れた人ばかり、という過信があったのだろうか?
去年9月、八幡市にある府立消防学校の訓練生が40kmあまりを歩く訓練で、重い熱中症で倒れたことを受けて、京都府は、安全管理が不徹底だったとして、校長と副校長を30日付けで、戒告の懲戒処分とした。
府によると訓練は去年9月、大阪市までおよそ42kmを歩いたもので、19歳の訓練生の男性がゴール直前に熱中症で倒れ、一時意識不明になり、現在もリハビリをしているという。
男性は訓練の途中、2回けいれんを訴えたが、担当教官が本人の意思を確認の上、最後まで続けさせたという。
これについて府は、訓練の計画と実施の責任者の校長と、現場責任者だった副校長を、体調不良に気付きながらも訓練を中止させなかったのは安全管理が不徹底だったとして、30日付けで戒告の懲戒処分にした。
消防学校では、訓練生の熱中症を防ぐための対応や、熱中症が疑われる場合に訓練を中止させるための基準などををマニュアルとしてまとめることにしているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014094301.html
ちなみに、2011年9月14日付の朝日新聞京都市内版(聞蔵)からは、当時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
9日朝、教員6人の引率で初任科の生徒61人が出発。男性は途中で足がけいれんし、夕方に到着した直後に倒れて意識を失ったという。
(ブログ者コメント)
消防学校ゆえに、訓練生は体力に優れた人ばかり、という過信があったのだろうか?
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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