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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202112311852分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

栃木県警宇都宮中央署は30日、宇都宮市富士見が丘1、文星芸術大美術学部3年の女子学生、西岡さん(21)が作品制作中の引火事故で重いやけどを負い、入院先の病院で死亡したと発表した。

同署や文星芸大によると、西岡さんは22日午後2時ごろ、同市上戸祭4の大学構内の屋外作業場で、授業課題だった立体作品を制作。

鉄板を電動グラインダーで切断中、火花が着衣に引火した。

病院に搬送されたが、30日に死亡した。
死因は重症のやけどで脳に酸素が届かなくなることによる蘇生後脳症だった。

大学によると、西岡さんは総合造形専攻に所属し、22日は授業がなく、正午ごろから許可を得て屋外で制作していた。

付き添いの職員が悲鳴を聞いて駆けつけたが、西岡さんは消火中に意識を失った。

西岡さんは燃えにくい作業着や手袋、帽子などを着用していた。

大学は23日に安全対策調査検討委員会を設置し、事故原因を調べている。

島田事務局長は、「熱心に取り組んでいた学生を亡くし、言葉もない。二度と起こらないように対策を講じたい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20211231/k00/00m/040/154000c

 

1231119分に読売新聞からは、大学の説明記事もネット配信されていた。

同大学は、漫画家のちばてつやさんが学長を務める美術学部のみの私立大学。

総合造形とマンガ、デザインの三つの専攻がある。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211231-OYT1T50040/

 

(2022年2月1日 修正1 ;追記)

2022131121分にYAHOOニュース(下野新聞)からは、首元から入った火花で起毛素材のインナーに着火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

文星芸術大(宇都宮市上戸祭4丁目)で昨年12月、3年生の女子学生=当時(21=が鉄板の切断作業中にやけどを負って死亡した事故から1カ月がたった。

火花が女子学生の作業着の首元から入り、起毛素材のインナーに引火したとみられることが捜査関係者への取材で判明。

近くに消火器具はなく、付き添いの職員が別の部屋にいたことも分かった。

作業時の火花を原因とした火災は栃木県内で時折発生しており、消防関係者は作業着の適切な着用など対策の徹底を呼び掛けている。  

県警や大学によると、女子学生は1222日午後、多目的工房室の外の作業台で、立体作品制作のため電動工具のグラインダーを使って金属を切断していた。

自主制作日だったが、大学からグラインダーの使用許可を得て職員に作業助手を頼み、燃えにくいつなぎやゴーグル、手袋の着用など注意事項を順守していた。  

一方、捜査関係者によると、女子学生はフリースのような燃えやすいインナーを着用していた。

つなぎの燃焼状況ややけどの状況から、首元から火花が入って引火したとみられる。

大学は、「当日は風が強く、火花があおられたのかもしれない」とみる。  

当日は、女子学生以外の学生は出席しておらず、作業助手の職員はいたものの、壁を隔てた部屋で事務作業をしていた。

作業台のそばに消火器や水が入ったバケツの用意はなく、悲鳴を聞いた職員がやかんで水をかけたが、最終的には女子学生自ら室内の水道で頭から水をかぶって消火した。  

県内では、宇都宮大や帝京大などでも、グラインダーを授業時に使用する。

両校は、屋内で教職員を含めた複数人が同じ部屋にいる場合に限って使用を許可しているという。

消防関係者によると、グラインダー使用時の火花は12001700度に上り、可燃物を着火させるには十分な温度だ。

県東地区で昨年5月ごろ、住宅が全焼する被害もあった。  

難燃性の作業着は燃え広がらないだけで、持続的に加熱すると一部は燃えて穴が開き、穴から火花が入る可能性も懸念されるという。

消防関係者は周囲の可燃物の除去や消火器具の準備のほか、「作業時は作業着のファスナーを全て閉めて、つなぎ自体の定期的な点検も大切」と訴えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0b9c6b9956aee5944cb9a8f196a5c446462405

 

(2024年7月14日 修正2 ;追記)

202471372分にYAHOOニュース(下野新聞)からは、助手や准教授など3人が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

栃木県警が業務上過失致死の疑いで、事故当時、同大の助手だった男性(26)や准教授だった男性(58)ら3人を書類送検したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。

電動工具のグラインダーを使用する際は見張り役の教職員が付くルールだったが、女子学生は1人で作業をしていた。

大学の安全管理体制に問題があったと判断したとみられる。

捜査関係者などによると、他に書類送検されたのは、当時講師だった男性(40)。

3人は女子学生を1人で作業させ、安全管理を怠り、女子学生を死亡させた疑いが持たれている。

書類送検は9日付。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5ef6c93ea382fd16f07490e499a7380d184ab47 

 

 

 キーワード;着衣着火

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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