2024年7月5日13時33分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県栗原市は4日、市立志波姫中で6月、教諭がプールの水を約31時間にわたって流し続けるミスがあったと明らかにした。
プール1杯分に相当する約600トンの水が流出し、損害額は約41万円に上るという。
発表によると、6月28日午後1時50分頃、体育を担当する教諭がプールの水温を下げようと注水を始めたが、水を止めるのを忘れたまま帰宅した。
水道使用量が増えているのに気付いた市上下水道部の職員が翌29日に同校を訪れて判明した。
市教育委員会は故意ではないとして教諭に損害賠償は請求せず、複数の教員による確認を徹底するほか、止め忘れを知らせる装置の導入を検討するとしている。
市教委教育部の菅原次長は「市民に申し訳ない。再発防止を徹底する」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240705-OYT1T50045/
7月4日18時27分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、授業前に給水を開始したが授業後に止めるのを忘れた、市の職員は地区の水道使用量が多いことに気が付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栗原市教育委員会によりますと、6月28日午後1時50分ごろ栗原市立志波姫中学校で、授業を控えた教諭が水温を調整するためプールに水を入れました。
教諭は授業を終えた後も水を止めることを忘れていて、翌日午後9時ごろまでの約31時間にわたり、水が流れ続けていたということです。
市の職員が地区の水道使用量が多いことに気が付き、発覚しました。
今後、プールに水を入れる際は職員同士で情報を共有することや、退勤前にプールの状況を確認するなど、全小中学校で対策を徹底するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b3aa2588339b32d10595c1841b3d6a5b0f0ba7a
7月4日19時0分にYAHOOニュース(宮城テレビ)からは、放課後の校舎見回りの際にも気が付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
放課後の校舎の見回りの際にも気がつかず、28日午後2時から翌日午後9時まで約31時間水を出し続けていた。
市の教育委員会は、プール日誌等に注水・止水の時刻や担当者を記載することや、職員室の黒板に「プール注水中」の表示を掲げることなどを行い管理体制を強化するとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7714b90879a156e319581d0b283012580e555d7d
(ブログ者コメント)
使用量が多いことに気がついた職員の方、他所事例を知っていたため、学校を含む地区での使用量増加にピンときた、ということだろうか?
調べてみたが情報は見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。