2020年5月9日19時41分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県警は9日、個人情報が含まれた電話相談のメモ1枚を、誤って新潟日報社を含む報道機関や新潟地検など計18機関にファクス送信した。
メモには相談した男性1人の電話番号や名前などが記されており、県警は送信後すぐにミスに気付いてメモの回収を進めた。
県警広報広聴課によると、9日午前、生活保安課所属の40代の巡査部長が本部の休日当直に初めて入り、長岡市の男性から電話相談を受けた。
相談内容のメモを長岡署にファクス送信しようとした際、誤って報道機関への発表時に使う短縮ボタンを押した。
当直室には3台のファクス機器があり、内線専用や報道機関への発表専用に分けて使っていたが、巡査部長は報道発表用の機器に記された長岡署管内の報道機関向けを意味する表示を、長岡署宛てと勘違いしたという。
メモには相談内容のほか、男性の名前が片仮名で記され、住所も手書きされていた。
県警は同日、男性に電話で謝罪した。
報道機関には受信データの削除を依頼し、ほかへの情報流出は確認されていないという。
広報広聴課の高橋課長は、「個人情報が記載された書類を誤送信したことは誠に遺憾。深くおわび申し上げます」とコメント。
再発防止に向け、職員の意識徹底を図るとした。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200509542430.html
5月9日17時13分に産経新聞からは、作業に不慣れだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相談は同日午前11時前、県民から24時間対応の窓口に電話で寄せられ、当直勤務中の県警生活安全部の巡査部長が受けた。
巡査部長は同11時10分ごろ、相談者の氏名、住所、携帯電話番号、相談内容などが記載された内部メモ(相談等受理メモ)を所轄の警察署にファクスしようとして、報道各社に誤送信してしまった。
相談は、家庭内暴力を示唆するような内容だった。
また、関係者によると、巡査部長は作業に不慣れだったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/200509/afr2005090005-n1.html
5月10日15時8分に読売新聞からは、送信直後に同僚に指摘されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警の発表によると、同日午前11時10分頃、県警本部で当直勤務をしていた40歳代の女性巡査部長が書類を長岡署に送る際、誤って報道機関専用の送信機を使って一斉送信した。
女性巡査部長は初めての当直勤務だったという。
送信直後に同僚に指摘され、発覚した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200510-OYT1T50082/
(ブログ者コメント)
推察するに、「報道機関用」などと表示されたファックス機器の短縮ボタンに「長岡署管内」などと表示されていたことで、その「長岡署」という文字だけを認識してしまい、間違えたものかもしれない。
キーワード;ヒューマンエラー、人的エラー
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。