2015年9月8日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月8日20時5分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市消防局は8日、急病人を病院に搬送しようとした救急車がぬかるみにはまり、現場の出発が約20分遅れたと発表した。
患者の川口市の女性(37)は、さいたま市中央区の病院に搬送されたが、肺塞栓のため、意識不明の重体。
市消防局は、搬送遅延による影響があったか確認するという。
市消防局によると、女性は同市緑区の母親方を訪れ、車で外出しようとしたところ、両足の痛みを訴えたため、母親が同日午前8時49分に119番した。
同区の緑消防署美園出張所から出動した救急車は同56分に到着。道路の道幅が狭かったことから、50mほど離れた場所に止め、担架などを使って患者を救急車に収納した。
同9時33分ごろ、女性副士長(30)がUターンしようと後進させて道路脇の舗装されていない空き地に入ったところ、後輪がぬかるみにはまった。
直後の同34分ごろ、女性が心肺停止状態となったため、心臓マッサージなどの応急処置をするとともに、緑区の緑消防署に応援の救急車を要請した。
到着した救急車に乗せ替え、約20分後の同53分に現場を出発。
救命救急センターに指定されている中央区の病院に、同10時10分に到着した。
救急車はバックする前、隊長の男性司令補(41)が地面の固さを確認した上で誘導していた。
女性は、救急隊が到着したときには、意識があったという。
消防は搬送先の病院の医師に話を聞き、「心肺停止に関しては状況は変わらなかったと思うが、搬送が遅れたことで、その後の治療に影響した可能性はある」として経緯を詳しく調べている。
さいたま市緑消防署の野原署長は、「この雨で予想以上に地面がぬかるんでいて運転の判断を誤った。多大なご迷惑をおかけして申し訳ありません」と陳謝した。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/09/09/01.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150908/k10010221031000.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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