本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月18日9時15分に神戸新聞から、また18日付の毎日新聞但馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時半ごろ、篠山市の下水処理施設「大山浄化センター」で、処理前の汚水がタンクから流出し、施設外の水路を経て篠山川へ流れているのを定期点検で訪れた市職員が見つけた。
市によると、流出は13日夕方以降に始まったとみられ、流出量は約600トンと推定。
市は「動物や魚などへの影響は確認されていない」とし、民間業者に篠山川の水質検査を依頼している。
同センターは市が管理し、同市大山地区から出る、し尿を含む生活排水を1日に平均約300トン処理している。
市によると、汚水をタンクから次の工程へ送るポンプ2台のうち、当時使われていた1台が劣化。処理しきれなくなった排水が施設内の排水管を逆流したため、屋外にある直径約20cmのふたが水圧で5カ所前後外れ、側溝から流出したという。
施設は普段無人で、異常発生時は市の担当職員に異常を知らせる通報装置が作動するはずだったが、同装置は昨年12月に故障し、修理を依頼しているところだった。
職員は、前回点検のあった13日から16日の点検まで気づかなかった。
市によると、施設外へは約500トンが流出したとみられ、16日午後、施設外部への流出を食い止めるために側溝を密閉した。水路と篠山川との合流点付近にある4カ所で大腸菌の数などを調べる水質検査を行っており、26日ごろまでに結果が出るという。
篠山市からの連絡を受け、丹波市も山南町谷川などにある取水用の井戸3カ所で水質検査をしている。
市は、バキューム車で施設内の汚水を吸引するとともに、施設から篠山川までの水路約200mを清掃。ポンプや通報装置の修理を急ぐとともに、施設の点検をこれまでの週2回から毎日1回に増やす。
市の上下水道部長は「適切な施設管理ができず、多くの人に迷惑を掛けた」と陳謝した。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0004750735.shtml
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2012/01/18/20120118ddlk28040458000c.html
※ポンプの故障状況に関し、上記は一番記事量の多かった神戸新聞の記述を採用したものだが、他の新聞からは若干、ニュアンスの違った、以下のような記事がネット配信されていた。
毎日新聞但馬版
汚水槽の2台のポンプのうち1台のポンプが故障した。
通常の2台での交互運転から、残る1台のポンプの運転に切り替えたところ処理能力が低下して、生活排水を処理できなくなった。
18日付の朝日新聞三田版(聞蔵)
汚水槽内にあるポンプ2台のうち、1台の逆流を防ぐ弁が故障。処理能力が低下し、汚水槽に押し戻されるような形になって溢れたという。
(ブログ者コメント)
□普段だと、異常時には通報装置が作動するので週2回の点検でよかったのだろうが、その拠り所となる通報装置が故障したのであれば、点検頻度を上げてしかるべきだった。
□なお、朝日新聞には、同装置から複数の職員に通報される旨の記述があった。
16日午前11時半ごろ、篠山市の下水処理施設「大山浄化センター」で、処理前の汚水がタンクから流出し、施設外の水路を経て篠山川へ流れているのを定期点検で訪れた市職員が見つけた。
市によると、流出は13日夕方以降に始まったとみられ、流出量は約600トンと推定。
市は「動物や魚などへの影響は確認されていない」とし、民間業者に篠山川の水質検査を依頼している。
同センターは市が管理し、同市大山地区から出る、し尿を含む生活排水を1日に平均約300トン処理している。
市によると、汚水をタンクから次の工程へ送るポンプ2台のうち、当時使われていた1台が劣化。処理しきれなくなった排水が施設内の排水管を逆流したため、屋外にある直径約20cmのふたが水圧で5カ所前後外れ、側溝から流出したという。
施設は普段無人で、異常発生時は市の担当職員に異常を知らせる通報装置が作動するはずだったが、同装置は昨年12月に故障し、修理を依頼しているところだった。
職員は、前回点検のあった13日から16日の点検まで気づかなかった。
市によると、施設外へは約500トンが流出したとみられ、16日午後、施設外部への流出を食い止めるために側溝を密閉した。水路と篠山川との合流点付近にある4カ所で大腸菌の数などを調べる水質検査を行っており、26日ごろまでに結果が出るという。
篠山市からの連絡を受け、丹波市も山南町谷川などにある取水用の井戸3カ所で水質検査をしている。
市は、バキューム車で施設内の汚水を吸引するとともに、施設から篠山川までの水路約200mを清掃。ポンプや通報装置の修理を急ぐとともに、施設の点検をこれまでの週2回から毎日1回に増やす。
市の上下水道部長は「適切な施設管理ができず、多くの人に迷惑を掛けた」と陳謝した。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0004750735.shtml
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2012/01/18/20120118ddlk28040458000c.html
※ポンプの故障状況に関し、上記は一番記事量の多かった神戸新聞の記述を採用したものだが、他の新聞からは若干、ニュアンスの違った、以下のような記事がネット配信されていた。
毎日新聞但馬版
汚水槽の2台のポンプのうち1台のポンプが故障した。
通常の2台での交互運転から、残る1台のポンプの運転に切り替えたところ処理能力が低下して、生活排水を処理できなくなった。
18日付の朝日新聞三田版(聞蔵)
汚水槽内にあるポンプ2台のうち、1台の逆流を防ぐ弁が故障。処理能力が低下し、汚水槽に押し戻されるような形になって溢れたという。
(ブログ者コメント)
□普段だと、異常時には通報装置が作動するので週2回の点検でよかったのだろうが、その拠り所となる通報装置が故障したのであれば、点検頻度を上げてしかるべきだった。
□なお、朝日新聞には、同装置から複数の職員に通報される旨の記述があった。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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