本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月18日12時28分に神戸新聞から、また同日付の朝日新聞夕刊(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前7時35分ごろ、阪急宝塚線川西能勢口駅で、引き込み線から宝塚線に入ろうとしていた回送電車(8両編成)の運転士(44)が赤信号を見落とし、切り替わっていないポイントに乗り上げて破損させた。
運転士と車掌にけがはなかった。
阪急電鉄によると、同駅で連絡する能勢電鉄のトラブルでダイヤが乱れていたためこの電車は運休になり、車庫に戻ろうと、同駅の梅田側にある引き込み線から宝塚線に合流する途中だった。
引き込み線には信号機が二つあり、二つ目の赤信号を見落とし進入したという。
ポイントの手前で列車停止装置(ATS)が作動して自動停止したが、運転の再開には運転指令の指示が必要にもかかわらず、運転士は指令に連絡せずにATSの確認ボタンを押して再開したという。確認ボタンを押せば、時速20km未満で走行できるためそのまま進み、先頭車両がポイントに乗り上げたという。
運転士は乗務歴16年11カ月のベテランで、一つ目の信号が進行できたので、そのまま進んでしまった」と話しているという。
この事故で、宝塚線は13本が運休、72本が最大約1時間10分遅れ、約5万9千人に影響した。
同社は、重大な事故につながる可能性のある「インシデント」に該当するとして、近畿運輸局に報告した。
阪急電鉄では昨年11月にも、神戸線の西宮車庫で、出庫中の電車の運転士が赤信号を見落としてポイントに乗り上げ、先頭車両が脱線する事故が起きている。
同電鉄広報部は「再発防止に向け、指導を徹底したい」としている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0004751530.shtml
(ブログ者コメント)
つい先日も、近鉄線で回送電車の運転士が自動作動した非常ブレーキを解除し、遮断機の上がった踏切に進入するというヒヤリ事例があったばかりだ。(本ブログ掲載済)
他社のヒヤリ事例とはいえ、メディアで報道されたので、阪急の安全関係者も目にする機会があったはず。
自社の運転士にその事例を紹介し、注意喚起したのだろうか?それとも他社のことだと思い、放置したのだろうか?
注意喚起していれば今回のトラブルが防げたかどうかは不明。
しかし、要は、安全に対する取り組み姿勢の問題だ。
しかし考えてみれば、先にヒヤリを起こした当の近鉄、全運転士に注意喚起したのだろうか?
「再発防止に向け、指導を徹底したい」と話しているので、対応済とは思うのだが・・・。
(2012年1月31日 修正1 ;本文修正)
2012年1月19日付の神戸新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に加筆修正した。
18日午前7時35分ごろ、阪急宝塚線川西能勢口駅で、引き込み線から宝塚線に入ろうとしていた回送電車(8両編成)の運転士(44)が赤信号を見落とし、切り替わっていないポイントに乗り上げて破損させた。
運転士と車掌にけがはなかった。
阪急電鉄によると、同駅で連絡する能勢電鉄のトラブルでダイヤが乱れていたためこの電車は運休になり、車庫に戻ろうと、同駅の梅田側にある引き込み線から宝塚線に合流する途中だった。
引き込み線には信号機が二つあり、二つ目の赤信号を見落とし進入したという。
ポイントの手前で列車停止装置(ATS)が作動して自動停止したが、運転の再開には運転指令の指示が必要にもかかわらず、運転士は指令に連絡せずにATSの確認ボタンを押して再開したという。確認ボタンを押せば、時速20km未満で走行できるためそのまま進み、先頭車両がポイントに乗り上げたという。
運転士は乗務歴16年11カ月のベテランで、一つ目の信号が進行できたので、そのまま進んでしまった」と話しているという。
この事故で、宝塚線は13本が運休、72本が最大約1時間10分遅れ、約5万9千人に影響した。
同社は、重大な事故につながる可能性のある「インシデント」に該当するとして、近畿運輸局に報告した。
阪急電鉄では昨年11月にも、神戸線の西宮車庫で、出庫中の電車の運転士が赤信号を見落としてポイントに乗り上げ、先頭車両が脱線する事故が起きている。
同電鉄広報部は「再発防止に向け、指導を徹底したい」としている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0004751530.shtml
(ブログ者コメント)
つい先日も、近鉄線で回送電車の運転士が自動作動した非常ブレーキを解除し、遮断機の上がった踏切に進入するというヒヤリ事例があったばかりだ。(本ブログ掲載済)
他社のヒヤリ事例とはいえ、メディアで報道されたので、阪急の安全関係者も目にする機会があったはず。
自社の運転士にその事例を紹介し、注意喚起したのだろうか?それとも他社のことだと思い、放置したのだろうか?
注意喚起していれば今回のトラブルが防げたかどうかは不明。
しかし、要は、安全に対する取り組み姿勢の問題だ。
しかし考えてみれば、先にヒヤリを起こした当の近鉄、全運転士に注意喚起したのだろうか?
「再発防止に向け、指導を徹底したい」と話しているので、対応済とは思うのだが・・・。
(2012年1月31日 修正1 ;本文修正)
2012年1月19日付の神戸新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に加筆修正した。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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