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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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19日14時11分に、毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午前11時20分ごろ、新日鉄大分製鉄所から、「男性従業員2人が集じん機の下にあるピットで倒れている」と119番があり、駆け付けた消防がピット(深さ約7m)に埋まっていた2人を救出し、病院に搬送した。
2人は協力会社の社員で、58歳の男性が死亡し、もう1人はろっ骨を折る重傷という。 警察は、労災事故の可能性もあるとみて調べている。

新日鉄大分によると、事故は鉄鉱石を焼き固める焼結工場で起きた。
製鉄過程で出るちりやごみなどをピットにためておき、定期的に専用の機械で除去するほか、従業員が中に入って清掃している。
19日は定期検査日で、集じん機を止め、2人が朝からその作業をしていた。


出典URL■■■


19日17時56分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所から「集塵機付近で2人が倒れている」と119番通報があった。
同製鉄所によると、2人は協力会社「A建設」(姫路市)の社員で、工程で出たダストを集める集塵機の中で清掃作業をしていた。

死亡した1人はダストをためるホッパーの中に埋まっており、死因は窒息死だった。 警察は、2人の上に大量のダストが落ちてきたとみて調べている。


出典URL■■■


2011年10月19日18時00分に、テレビ大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所の鉄鉱石を加工する工場で、19日午前11時ごろ、2人の男性作業員が工場で出たチリなどを集める集じん機の中でチリに埋もれた状態で発見された。
2人が埋もれていたのは集じん機の底にあるホッパーと呼ばれる部分で、2人は当時、3ヶ月に一度の清掃のため、19日朝から作業をしていたという。

発見当時、Aさんはチリに全身が埋まっていて、Bさんは体の一部が埋まっていた。 警察の調べでは、集塵機の壁の一部が壊れていたという。
このため、警察は2人がホッパーの中に入り作業を行っていたところ、壊れた壁から鉄のチリがなだれのように落ちてきて事故に遭ったとみている。

新日鉄によると、ホッパーの清掃作業にはマニュアルがあり、通常は外の扉からホースを入れチリなどを吸い出すため、中に人が入ることはないという。また作業を管理する立場の人も居るという。
このため、警察などは事故の原因を調べると共に、安全管理に問題はなかったかなども詳しく調べている。


出典URL■■■


19日22時5分に、西日本新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日本製鉄大分製鉄所で、製鉄工程で出るほこりを集める集じん機の貯留槽(深さ5.6m)の中に、作業員2人が倒れているのを、別の作業員が見つけた。
2人は新日鉄の孫請け会社の社員。この日は3カ月に1度の定期検査日で、集じん機内の清掃作業をしていた。

集じん機下部にはV字状の貯留槽が三つあり、2人はこのうち一つの中で、Aさんは全身が、Bさんは上半身の一部が、鉄のほこりにそれぞれ埋まった状態で発見されたという。

警察は、実況見分で貯留槽上部の鉄板の一部が壊れているのを確認。壊れた部分から入り込んできたほこりなどに2人が巻き込まれた可能性があるとみている。


出典URL■■■


19日23時9分に、NHK大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所で、鉄鉱石を加工するときに出るちりを集める「電気集じん機」の中の清掃作業をしていた協力会社の従業員2人がちりに埋まった。

新日鉄大分製鉄所によると、電気集じん機は、縦と横がおよそ18m、高さがおよそ27mあり、事故当時は定期修理のため停止していた。
2人は、ほかの従業員と一緒に電気集じん機の一番下にあるコンベアの清掃作業をしていたという。

警察によると、死亡したAさんは大量のちりの中に埋まった状態で見つかっていて、警察は、何らかの原因で機械の上部にこびりついていたちりが2人の上に落ちたとみて、事故の詳しい原因を調べている。


出典URL■■■


19日13時44分に、大分合同新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

意識不明だった男性作業員1人の死亡が確認された。

出典URL■■■



(ブログ者コメント)

 各メディアの報道内容にかなりバラツキがあるので、今回は一つの記事に集約することなく、原則、報道時間順に各記事を掲載した。(ダブっている記述は割愛)



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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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