2021年9月9日8時45分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時45分ごろ、福島市飯坂町の穴原温泉にある旅館管理の源湯小屋で、作業をしていた男性から「一緒に作業をしていた仲間3人が井戸から戻ってこない」と消防に通報があった。
3人は間もなく井戸内から救出されたが、同市、自営業の男性(75)が死亡した。
他の男性2人も福島医大に搬送された。
今のところ有害物質などは検出されておらず、3人は熱中症になった可能性がある。
福島北署によると、4人は当時、井戸から源泉をくむ湯上げポンプの移動作業中だった。
飯坂消防署によると、井戸はかなり深くて狭く、中に作業用階段が設置されている。
3人は、いずれも階段の途中に倒れていたという。
同消防署が救出の際に酸素の状態や有害物質の有無を調べたが、いずれも異常はなかった。
源泉の温度で井戸内はかなり高温多湿になっていたという。
同署と同消防署が当時の状況を調べている。
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210909-654183.php
9月8日21時45分に日刊スポーツからは、深さ30mの井戸だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島北署と市消防本部によると、井戸は深さ約30メートル。
当時は4人でポンプを移動させる作業をしていた。
うち1人が井戸から出ると、中から救急車を呼んでほしいという声があり、119番した。
搬送時、死亡した田中さんは意識不明の状態。
40代男性は意識がもうろうとし、30代男性は自力で歩けたという。
(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/202109080001071.html
9月8日21時13分にNHK福島からは、源湯小屋の中にある温泉汲み上げポンプを交換していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時半すぎ、福島市飯坂町湯野にある温泉旅館が管理している井戸で作業にあたっていた男性から「一緒に作業にあたっていた人が井戸の中で具合が悪くなり、出られない」と消防に通報がありました。
警察によりますと、現場は温泉をくみ上げる井戸で、源湯小屋と呼ばれる小屋の中にあり、近くにある温泉旅館が管理しているということで、田中さんたちは、温泉をくみ上げるポンプを交換する作業をしていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210908/6050015775.html
9月9日19時26分にYAHOOニュース(福島テレビ)からは、深さ30m付近の源泉のすぐ上に2人がいた、救助に入った消防士は体感60℃ぐらいに感じたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日、源泉の井戸で湯をくみ上げるポンプの交換作業をしていた男性3人が出られなくなり、このうち福島市の自営業田中さん(75)が死亡した。
死因とみられているのが“熱中症”。
現場に駆け付けた福島市消防本部の西村消防士。
男性を救助した井戸の深さ約30メートル付近は「過酷な環境だった」と振り返る。
福島市消防本部高度救助隊・西村副隊長:
「下の源泉が大体70度くらいだったというお話だったんですけども、そのすぐ上に、お二方いらっしゃいまして、ここで私の体感温度的には、60度くらいはあったんじゃないかと思います。我々も早く出ないと、同じく熱でやられるんじゃないかと思うくらいの、悪い環境でした。」
西村消防士は、命を落とす恐れもあるため、作業中の熱中症に注意するよう呼びかけている。
福島市消防本部高度救助隊・西村副隊長:
「自分達の活動限界を定めて、その範囲の中での時間であったり、ルールを決めて、活動されることが大切かなと思います。」
事故を受けて、警察は業務上過失致死傷の疑いで捜査を進める方針。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78af1316e5757e4c6d261851ab26e3077ad49a3c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。