2018年1月16日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7944/
(2018年8月8日 修正2 ;追記)
2018年8月2日1時50分に北國新聞から、雷は上から下にではなく横に走ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
1月に石川テレビ放送(金沢市)と北陸放送(MRO、同市)の放送が広範囲で中断した事故で、電波を送るアンテナが1日、完全復旧した。
約38万世帯が視聴できなくなってから7カ月弱。
全国でも例がない放送の長期中断は、「想定外の動きをした落雷」(北陸総合通信局)が原因だった。
総務省や放送事業者などは、今回を教訓に、新たな対策の検討を進めている。
1日は、北陸総合通信局が両社に対し立ち入り検査を行い、電波の強さが「重大事故」前と同じレベルまで回復したことを確認した。
完全復旧に伴い、電波を増幅していた世帯ではブースター障害の発生が懸念され、両社は「受信障害の解消へ、引き続き、努力する」としている。
今回の事故は1月10日、金沢市観音堂町の電波送信用鉄塔で火災が発生し、送信設備が損傷した。
鉄塔は石川テレビ放送とMROの共用で、雷が上から下にではなく、横に走って発火したとみられている。
このため、両社は再発防止策として、横に伸びる避雷針の設置と、鉄塔内に監視カメラと煙感知用センサーの据え付けを予定している。
今回の事故では、応急処置として、予備のアンテナが活躍した。
業務用無線、関西テレビの中継局用、業者の試験用を、仮設アンテナとして使用した。
さらに、ケーブルテレビ網も有効だった。
石川テレビとMROは、キー局から受信した映像と音声の情報を、中継用のアンテナで金沢ケーブルテレビネットの入る北國新聞会館18階へ向けて飛ばし、約38万世帯のうち12万世帯で視聴できるようになった。
こうした事例を受け、石川県外では、放送事業者間で機材を融通し合うための協定づくりが進むほか、放送ネットワークの強靱化に取り組む総務省なども、新たな対策を検討している。
出典
『石テレ、MROの放送アンテナ完全復旧 総務省など対策検討進める』
https://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20180802101.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。