2024年3月11日19時10分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県福山市の工場で有害物質の中に猫が落下。
そのまま逃げたとみられ、市は絶対に触らないよう呼びかけています。
防犯カメラに映っていたのは、猛スピードで走る一匹の猫。猫が通ったあとを見てみると、赤褐色の足跡のようなものが、残っています。
広島県福山市によりますと、11日午前7時ごろ、めっき加工をする工場で従業員が有害物質「六価クロム」をためた槽から猫のものと思われる足跡を発見。
防犯カメラを確認したところ、10日夜、工場の外へ逃げる猫の姿が…。
猫が「六価クロム」の槽に落ち、はい上がって逃げたとみられているのです。
有害物質の六価クロムは、触ると皮膚や粘膜に炎症を起こしたり、触った手で目をこすると失明したりする可能性もあるということです。
近くの住民:
「害がないうちに(猫が)早く捕まってほしい」
福山市は、異常のある猫を見つけた場合は絶対に触らず、市や警察に速やかに連絡してほしいと呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba0c50be818b839d3b7fff694cf514f786ed798
3月11日18時10分に山陽新聞からは、処理槽にはシートをかぶせていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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市によると、N鍍金福山工場内で11日午前7時ごろ、従業員が猫とみられる黄色の足跡を発見。
防犯カメラで確認したところ、10日午後9時半ごろ、処理槽に落ちた猫が工場外に逃げる様子が写っていた。
処理槽は縦横各2メートル、深さ3・4メートルで、シートをかぶせていた。
六価クロムは黄色や赤褐色で、猫も同様の色になっているとみられる。
強酸性で、触れると皮膚や粘膜に炎症を起こし、呼吸器系などにも悪影響を及ぼす恐れがある。
https://www.sanyonews.jp/article/1525815
3月11日17時15分にFNN PRIME(テレビ新広島)からは、六価クロム槽の近くで足跡を発見した、ネコが落ちた衝撃でカバーが傾き、液体に体がつかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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福山市によりますと11日朝、福山市柳津町のN鍍金福山工場で、従業員が六価クロム槽の近くにネコの足跡があるのを発見しました。
監視カメラを確認したところ、前日の夜にネコが工場から逃げ出す様子が捉えられていたということです。
N鍍金福山工場によりますと、六価クロム槽にはカバーがかけられていましたが、ネコが落ちた衝撃でカバーが傾き、六価クロムの液体に体がつかったものとみられています。
https://www.fnn.jp/articles/-/669434
3月11日19時35分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、ネコは小走りで走って行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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11日午前7時ごろ、六価クロム槽からネコと思われる足跡を発見。
監視カメラで確認したところ、10日夜9時半ごろ、工場の外へ逃げるネコの姿が撮影されていました。
ネコが小走りで横切っていきます。
濡れているのでしょうか、足跡が付いています。
別の映像でもネコが走る様子が映し出されています。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/50e51163674a7c2df302b852a7bbaa56445db4bf
3月12日17時15分にYAHOOニュース(女性自身)からは、ネコは槽の上に被せていた厚いシートの端のほうに温かいからと乗ってしまい、そのままずり落ちたのではないか?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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「猫は六価クロムの槽に落ちた後、這い上がって逃げたと見られています」(社会部記者)
この事件がニュースサイトで報じられると、コメント欄に2000件近いコメントが。
SNSでも様々な意見が上がるなど、世間の高い関心を集めた。
《管理体制が緩すぎないか》《管理体制どうなってるの?》との声が上がるいっぽうで、特に目立ったのが猫を心配する声だ。
《猫が可哀想…》
《猫が心配です そんな危険な場所に猫がはいれる状況をつくらないでください》
《猫ちゃん。苦しんでなければいいのだけれど。》
報道から一夜明けた12日、本誌は現在の状況などを同市の環境保全課に聞いた
担当者は原因について、「工場内に猫が勝手に入ってしまい、金属メッキ槽の上が暖かいから乗ってしまったんだと思います。メッキ槽の上には通常厚いシートが被せてあるのですが、端の方に乗ってしまいそのままずり落ちてしまったのではないかと言われています」と説明。
現在の状況は、「住民への被害報告は特になく、猫の目撃情報も特に入っておりません」とのこと(12日13時現在)。
なお、市役所ではパトロールを行っているといい、担当者は「ゴミの収集に合わせて町内を巡回し、その際にそういった猫がいないかを見て回っております」と語った。
また、ネットやSNSで「猫が可哀相」との声が上がっているように、同市にも苦情の電話が10件~20件ほど入っているという。
担当者は「ご自身でも猫を飼われている方が多いようで、『事業者に対してこうした事故が起こらないような指導や対策を徹底してください』という風な意見が入っています」と明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2668889ef24e21f89c02cd60cf02e230d356822
2024年4月30日19時39分に朝日新聞からは、別事業所の敷地内でネコが死んでいた、槽にかぶせていたシートの一部がめくれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
市は4月30日、この猫とみられる死骸が工場近くで見つかったと発表した。
市が猫の付着物を簡易測定したところ、六価クロムの陽性反応が出た。
死骸は工場が処理するという。
猫の死骸が見つかったのは、液体槽があった「N鍍金(めっき)福山工場」(同市柳津町3丁目)から約260メートル離れた、別事業所敷地内のプレハブ建物の隙間。
この事業所の従業員の話から、3週間ほど前から同じ場所にあった可能性があるという。
この猫に水をかけて採取したものを簡易測定したところ、六価クロムが付着していたことがわかった。
市によると、猫が槽に落ちたとみられるのは3月10日夜。
翌11日朝に工場の従業員が槽の近くに足跡があるのを見つけ、防犯カメラを確認したところ、10日午後9時半ごろに足跡を残しながら工場の外へ向かう猫が映っていた。
槽にシートをかぶせていたが、一部がめくれていたという。
https://www.asahi.com/articles/ASS4Z3D3CS4ZPITB00QM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。