2019年12月19日21時1分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時35分ごろ、神戸市北区南五葉3の市立南五葉小学校本館3階で、トイレの改修工事のため作業員が天井裏で漏水の点検をしていたところ、作業員が天井を踏み抜き、石こうボードが落下。
手洗い場周辺で清掃中だった4年女児(9)が左中指に軽傷を負った。
落下した石こうボードは板状で縦30センチ、横20センチ、270グラムと縦20センチ、横10センチ、70グラムの2枚。
女児は保健室で応急処置を受け、午後の授業には出席した。
トイレには工事作業中を示す表示や工事用安全柵はなく、市設備課は、今後、安全策を取るという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201912/0012973437.shtml
12月19日付で神戸市のHPに、下記趣旨の記者発表資料が現場写真付きで掲載されていた。
1.発生時の状況
令和元年12月19日(木曜)午後1時35分頃、神戸市立南五葉小学校において、トイレ洋式改修工事中、漏水対応のために工事作業員が天井裏で点検をしていたところ、誤って作業員の足が天井に当たり、天井部材である石膏ボードの一部が落下しました。
落下してきた天井部材が、トイレ清掃のため入室した女子児童の左中指に当たり、軽傷(すり傷)を負いました。
2.事故の原因
工事中に発生した漏水に対応するため、工事作業員がトイレ天井裏の点検作業を行った際、トイレ入口に工事用安全柵を設置するなどの安全対策が十分でなかったため、児童が点検作業中であることを認識できず、トイレ内に立ち入り、天井部材の落下による軽傷を負うこととなりました。
3.事故後の対応
工事作業の際には、学校との連絡調整を密に行うよう指導するとともに、工事作業のエリア内に児童・教職員等が立ち入らないよう、工事用安全柵を設置するなど、安全対策を徹底します。
https://www.city.kobe.lg.jp/a11243/20191219844201.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。