2018年3月3日19時47分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前6時ごろ、加古川市にある神戸製鋼所・加古川製鉄所で従業員のSさん(男性、28歳)が高炉とつながった排気用ダクトの中で倒れているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
Sさんは病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、Sさんは当時、ダクトの中にこびりついた鉄粉の清掃作業をしていて、倒れていた場所は、ダクトの上の部分からおよそ30m下にあるという。
警察は、何らかの理由で誤って落ちたものとみて、安全管理の方法など、当時の状況について詳しく調べている。
出典
『製鉄所で従業員が転落 死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025718541.html
3月3日9時17分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高さ約30mのタンクから落下した。
警察などによると、作業員はタンク内の清掃中だったという。
出典
『高さ30mタンクから落下し作業員死亡 神鋼加古川製鉄所』
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20180303009
(2019年2月16日 修正1 ;追記)
2018年10月18日付で毎日新聞兵庫版から、班長が労安法違反容疑で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
加古川労基署は17日、製鉄所班長の男性(45)を労安法違反の疑いで書類送検した。
送検内容は、神戸製鋼所(本社・神戸市中央区)の加古川製鉄所で3月3日、排熱回収ボイラー内の清掃を担当した男性作業員(28)に対し、地上からの高さが約45mあるにもかかわらず、安全帯を装着させたり防網を張るなどの危険防止措置を講じずに作業させた、としている。
出典
https://mainichi.jp/articles/20181018/ddl/k28/040/390000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。