本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018年3月2日14時6分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
児童宅を家庭訪問し、犬にかまれてけがをした甲府市立小学校の教諭、Fさん(男性、57歳)が、公務災害と認めるよう求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は2月28日、請求を棄却した一審甲府地裁判決を取り消し、公務災害に当たるとする逆転勝訴の判決を言い渡した。
二審判決によると、Fさんは平成24年8月26日、勤務していた小学校の学区内であった防災訓練に参加する途中で、担任するクラスの児童宅を訪問した際、飼い犬にかまれて約2週間のけがをした。
地方公務員災害補償基金に公務災害認定を求めたが退けられたため、提訴していた。
斉木裁判長は、市教育委員会が訓練への参加を教職員に呼び掛けていたことなどを挙げ、「参加は校長の黙示的な職務命令に基づく。家庭訪問は児童に訓練への参加を呼び掛けるためだった」とし、公務災害に該当すると判断した。
判決後に記者会見したFさんは、「児童と信頼関係をつくるのに家庭訪問は有効だと考えて一生懸命やってきた。事故が起きても補償しないという判断を覆せてよかった」と話した。
基金は「関係者と協議して対応を決めたい」としている。
出典
『犬にかまれけが、「公務災害」と認定 家庭訪問の教諭が逆転勝訴』
http://www.sankei.com/affairs/news/180302/afr1803020029-n1.html
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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