本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年12月15日 旧ブログ掲載記事)
2010年12月14日付で神奈川新聞から、12月15日付で読売新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前3時50分ごろ、横須賀市の核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」で、核燃料を焼き固める電気炉(長さ約7m)の温度調節器で故障を知らせる警報が鳴った。
作業員が停止中の別の電気炉の温度調節器と交換し、通常の1770~1780℃まで加熱しようと手動で調節したが上手くいかず、インターロック設定温度上限の1795℃まで炉内温度が上がり、インターロックが少なくとも2回作動して加熱が停止した。
作業員はインターロックの作動に気付かず、数回にわたって電源を入れ直したという。
13日に同社が運転履歴を調べ、インターロックの作動が分かった。電気炉は同日から停止している。
同タイプの温度調節器が故障したのは初めてで、交換する際のマニュアルはなかったという。同社は、交換作業の手順に何らかの不手際があったことで温度が上昇したとみて、作業員から事情を聴いている。
作業員が停止中の別の電気炉の温度調節器と交換し、通常の1770~1780℃まで加熱しようと手動で調節したが上手くいかず、インターロック設定温度上限の1795℃まで炉内温度が上がり、インターロックが少なくとも2回作動して加熱が停止した。
作業員はインターロックの作動に気付かず、数回にわたって電源を入れ直したという。
13日に同社が運転履歴を調べ、インターロックの作動が分かった。電気炉は同日から停止している。
同タイプの温度調節器が故障したのは初めてで、交換する際のマニュアルはなかったという。同社は、交換作業の手順に何らかの不手際があったことで温度が上昇したとみて、作業員から事情を聴いている。
同社では、2008年にも微量のウランが飛散して作業員1人が被ばくする事故があった。ウラン燃料センターの部長は、「まだ安全文化に対する浸透が足りない。今回の件を契機に、違った方法で対応を考えたい」と話した。
上記読売新聞の記事にある今年5月の水素漏れ発火トラブルは、下記記事参照。
(ブログ者コメント)
□神奈川新聞と読売新聞で記事の内容がかなり違うが、おそらくは読売のほうが正だと感じたので、ブログ記事は読売の記事をベースに書いた。
□インターロックが少なくとも2回作動とあるが、どういうことだろうか?約7mと長い電気炉につき、ブロック毎にインターロックを組んでいるのだろうか?
□2日後にインターロック作動を知るとは、ちと遅すぎる感あり。インターロックが作動した時、音やランプなどで作業員に知らせるシステムにはなっていないのだろうか?
□インターロックが少なくとも2回作動とあるが、どういうことだろうか?約7mと長い電気炉につき、ブロック毎にインターロックを組んでいるのだろうか?
□2日後にインターロック作動を知るとは、ちと遅すぎる感あり。インターロックが作動した時、音やランプなどで作業員に知らせるシステムにはなっていないのだろうか?
(2011年7月1日 修正1 ;追記)
2011年6月30日5時38分に、NHK首都圏から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
温度が上がりすぎた原因は担当作業員の不注意で、会社は再発防止に取り組むためとして、操業を停止していたが、200近くあった作業の手順書をおよそ70にまとめてわかりやすく書き直したり、作業員の研修を増やしたりするなどの再発防止の態勢が整ったとして、30日から操業を再開することになった。
この会社は国内の原子力発電所のあわせて30基の原子炉に核燃料を納入してきたが、原発事故の影響による運転の停止などで納入する原子炉は、5基にとどまるという。
会社は、「今後、運転を再開する原子炉が増えると考えており、以前と同じ規模で生産を行っていきたい」としている。
この会社は国内の原子力発電所のあわせて30基の原子炉に核燃料を納入してきたが、原発事故の影響による運転の停止などで納入する原子炉は、5基にとどまるという。
会社は、「今後、運転を再開する原子炉が増えると考えており、以前と同じ規模で生産を行っていきたい」としている。
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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