本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年3月7日2時10分にmsn産経ニュース福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は6日、北九州市の新小倉火力発電所4号機(出力60万KW)で蒸気タービンの非常停止装置が作動し、自動停止したと発表した。
当面の電力需給に問題はなく、新たな節電要請はしないという。
九電によると、同日14時10分ごろに停止した。
詳しい原因や復旧予想時期は不明で、今後、原因究明と復旧作業を進める。
新小倉4号機は、LNGを燃料とし、昭和54年に運転開始。
昨年8月にも蒸気タービンのトラブルで約1カ月間、停止しており、九電は「今回も運転再開まで同程度かかるのではないか」と見通しを語った。
昨年4月以降、九電の火力発電所がトラブルで停止したのは6回目。
九電火力発電本部では「設備の経年劣化の影響が大きいのではないか」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120307/fkk12030702100000-n1.htm
(2012年3月15日 修正1 ;追記)
2012年3月12日18時10分にNHK北九州から、トラブル原因に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力が原因を調べたところ、蒸気タービンの回転数を測る装置付近の軸が折れていたことがわかった。
今回折れていた軸は、4号機が去年8月に自動停止した際にも同じ部分が折れていて、九州電力は、折れた原因を詳しく調べている。
また、九州電力では、軸の取り替えを行って、できるだけ早く運転を再開させたいとしており、去年8月の時と同じように復旧には1か月ほどかかる可能性があるという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023659111.html
また九州電力HPにも、以下の表現のプレスリリースが掲載されていた。
点検の結果、非常調速装置を取り付けている軸の損傷が確認されました。
なお、原因は調査中であり、現時点では復旧は未定です。
出典URL
http://www.kyuden.co.jp/press_h120312-1.html
(2012年4月4日 修正2 ;追記)
2012年3月30日18時11分にNHK北九州から、また九電HPには図解付で、原因判明した旨がネット配信されていた。
4号機は去年8月にも、軸の同じ部分が折れておよそ1か月にわたって運転を停止しており、その際には、潤滑油の不足などによって軸に余分な力がかかったことが原因だとして、軸の交換や手入れを行った。
しかし、今回折れた軸を詳しく調べたところ、最大の原因は、タービンを回す蒸気が漏れていたため軸に水分が付着し、腐食が進んだことだとわかったという。
このため九電は、再度、軸を取り替えた上で、再発防止策として、蒸気が漏れないよう外側から圧力をかける仕組みや、軸の異常を感知するセンサーの取り付けといった補修を今日までに終え、31日の夜から運転を再開することにした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024078071.html
http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/press/2012/h120330-2.pdf
九州電力は6日、北九州市の新小倉火力発電所4号機(出力60万KW)で蒸気タービンの非常停止装置が作動し、自動停止したと発表した。
当面の電力需給に問題はなく、新たな節電要請はしないという。
九電によると、同日14時10分ごろに停止した。
詳しい原因や復旧予想時期は不明で、今後、原因究明と復旧作業を進める。
新小倉4号機は、LNGを燃料とし、昭和54年に運転開始。
昨年8月にも蒸気タービンのトラブルで約1カ月間、停止しており、九電は「今回も運転再開まで同程度かかるのではないか」と見通しを語った。
昨年4月以降、九電の火力発電所がトラブルで停止したのは6回目。
九電火力発電本部では「設備の経年劣化の影響が大きいのではないか」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120307/fkk12030702100000-n1.htm
(2012年3月15日 修正1 ;追記)
2012年3月12日18時10分にNHK北九州から、トラブル原因に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力が原因を調べたところ、蒸気タービンの回転数を測る装置付近の軸が折れていたことがわかった。
今回折れていた軸は、4号機が去年8月に自動停止した際にも同じ部分が折れていて、九州電力は、折れた原因を詳しく調べている。
また、九州電力では、軸の取り替えを行って、できるだけ早く運転を再開させたいとしており、去年8月の時と同じように復旧には1か月ほどかかる可能性があるという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023659111.html
また九州電力HPにも、以下の表現のプレスリリースが掲載されていた。
点検の結果、非常調速装置を取り付けている軸の損傷が確認されました。
なお、原因は調査中であり、現時点では復旧は未定です。
出典URL
http://www.kyuden.co.jp/press_h120312-1.html
(2012年4月4日 修正2 ;追記)
2012年3月30日18時11分にNHK北九州から、また九電HPには図解付で、原因判明した旨がネット配信されていた。
4号機は去年8月にも、軸の同じ部分が折れておよそ1か月にわたって運転を停止しており、その際には、潤滑油の不足などによって軸に余分な力がかかったことが原因だとして、軸の交換や手入れを行った。
しかし、今回折れた軸を詳しく調べたところ、最大の原因は、タービンを回す蒸気が漏れていたため軸に水分が付着し、腐食が進んだことだとわかったという。
このため九電は、再度、軸を取り替えた上で、再発防止策として、蒸気が漏れないよう外側から圧力をかける仕組みや、軸の異常を感知するセンサーの取り付けといった補修を今日までに終え、31日の夜から運転を再開することにした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024078071.html
http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/press/2012/h120330-2.pdf
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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