2018年10月19日9時4分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後8時すぎ、群馬県高崎市上里見町の公民館の敷地にある稲荷神社で、高崎市の中学1年の男子生徒が高さ2m80cmほどの灯ろうに上って遊んでいたところ、下りる際にバランスを崩して背中から地面に落ちた。
その際、重さおよそ53kgの灯ろうの先端の石が外れ、下敷きになった。
男子生徒は病院に運ばれたが、腹を強く圧迫されていて、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察によると、この日は地元の大人や子ども合わせておよそ30人が公民館に集まり、20日と21日行われる祭りの準備などをしていて、当時、男子生徒は子どもたち数人と神社で遊んでいたという。
警察は、事故の状況を詳しく調べている。
群馬県の石材業者の組合では、灯ろうに上るのは危険なほか、特に古い灯ろうについては地震の際に崩れるおそれがあるとして、近づかないよう注意を呼びかけている。
群馬県石材商組合によると、灯ろうは特に東日本大震災以降、揺れなどで崩れるのを防ぐため、石と石を重ねる部分をはめ込み式にするなどの工夫が施されているという。
しかし、古くからある灯ろうは、石を積み重ねただけのものが多く、上ったり、揺らしたりすると、崩れるおそれがあるという。
群馬県石材商組合の小峯組合長は、「昔からあるものは、すぐずれたり、倒れたりするので危険です。地震でも倒れる危険性が高まるので、揺れがおさまったあとも、なるべく近づかないようにしてほしい」と話している。
出典
『灯ろうの石が落下 中学生死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20181019/1060003317.html
10月19日10時53分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石灯籠から飛び降りて転倒した直後、灯籠の最上部の石が腹の上に落ちて下敷きになり、外傷性出血性ショックで約3時間後に死亡した。
警察によると、落下した石は重さ約53kg。
男子生徒が最上部にある石に手をかけながら飛び降りたため、落ちたとみられる。
男子生徒は午後8時ごろまで、週末に開催予定の祭りで披露する太鼓の練習に参加。
大人が後片付けをする間、小中学生6人で鬼ごっこをして遊んでいたという。
出典
『群馬・高崎 石灯籠の下敷きに、中学生死亡』
https://mainichi.jp/articles/20181019/k00/00e/040/261000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。