2016年12月12日12時10分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月12日12時18分に毎日新聞から、12月12日1時13分にyahooニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後4時40分ごろ、四日市市新正の近鉄名古屋線の高架橋の下を通る国道1号線を50代の男性が乗用車で走っていたところ、異常な音がしてフロントガラスの左側に亀裂が入ったことに気づいた。
男性が車をとめて付近を確かめると、縦3.5cm、横3cm、高さ1.8cmの鋼製ナットが落ちていたため、近鉄に連絡した。
男性にけがはなかった。
近鉄によると、ナットは重さが86gで、今月9日の夜間に、高架橋から物が落下するのを防ぐための板を交換する工事の際にいったん外し、締めなおした7本のうちの1本だったという。
ナットが落下した原因について、近鉄では、締め付け不足のためだったとしていて、「ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。工事の確認をより丁寧にし、再発防止に努めたい」と話している。
出典
『近鉄の高架橋からナット落下』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075177021.html?t=1481579397925
『近鉄名古屋線 高架橋から鋼製ナット落下 車ガラスに亀裂』
http://mainichi.jp/articles/20161212/k00/00e/040/151000c
『四日市市の近鉄の高架橋からナット落下』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161212-00001290-cbcv-soci
(ブログ者コメント)
いまから数十年も前のこと、ブログ者が勤務していた工場では、業者が開放点検し、その後に組み立てた機器内部のインターナルが、ちゃんと組み立てられているか、工場の担当者が一つ一つ確認していた。
ブログ者も、何回か、その業務に従事したことがあるが、今でも覚えていることがある。
それは、ボルトをテストハンマーで1つ1つ叩いて確認しているうち、何回か、ボルトが動くことがあり、締めなおしてもらったことだ。
また、内部にレンチの忘れ物を発見したこともあった。
当時は、まだ人手が多かった時代。
今は、そこまで工事品質を上げることは無理なのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。