2022年7月21日17時2分に産経新聞から、排水口から赤い液が排出されている写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森県警は21日、水揚げした養殖サーモンの血を海に捨てたとして、廃棄物処理法違反容疑で、同県深浦町のサーモン養殖業者「N社」社長、鈴木容疑者(40)=青森市=を逮捕した。
逮捕容疑は6月15日午前5時20分ごろ、同県今別町の今別漁港で、廃棄物であるサーモンの血を含む液体約200キロを海に捨てたとしている。
同社は「Aサーモン」のブランド名で販売。
県警によると、加工場でサーモンを生け締めした際に出た血を含む廃液を、漁港の排水溝を通じ、海に廃棄していた疑いがある。
漁港内の海が赤く染まることもあったという。
県警は、水揚げが行われる4月から継続的に廃液を不法投棄していたとみて調べている。
https://www.sankei.com/article/20220721-2EEWECPXMZLZ7ADFPENYRFQQJA/
7月21日15時41分に朝日新聞からは、数10万匹の血が混じった廃液が流されていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
魚の血液は本来、浄化したうえで廃棄物として処分する必要があるといい、県警は、今年4月ごろから計数十万匹分の血液が混ざった廃液が海に流されていたとみて調べている。
現場では昨年以降、地元の漁師から、養殖サーモンの水揚げの時期になると海が真っ赤に染まり、水質やほかの漁への影響を懸念する声があがっていた。
・・・
https://www.asahi.com/articles/ASQ7P54V3Q7PULUC01C.html?iref=com_rnavi_arank_nr04
7月21日20時50分に読売新聞からは、今年に入り、血が垂れ流しになっているという通報があった、廃液処理設備はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
今年に入り、「今別漁港に大量の魚の血が垂れ流しになっている」との通報があり、県警が6月中旬、同社の事務所などを捜索していた。
県警によると、同社の水揚場には廃液の処理設備がなく、出荷シーズンの今年4~7月頃、少なくとも数十万匹分の血液を含む廃液が投棄されたとみられる。
・・・
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220721-OYT1T50343/
(ブログ者コメント)
廃液処理設備が設置されていなかった?
こういった加工場は許認可申請の対象外なのだろうか?
対象なら、設置されていそうなものだが・・・。
ざっと調べてみたが、よくわからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。