2019年2月8日5時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
胆振東部地震で道が町内に整備した応急仮設住宅4戸で水道管の凍結が発生していた問題では、厳寒期における仮設住宅の課題があらためて浮き彫りとなった。
道は凍結防止策として改修工事を進めているものの、厳しい冷え込みが続く中、住民からは不安の声が上がっている。
むかわ町大原の仮設住宅では、昨年12月上旬に施工ミスが原因で天井裏に配管した水道管の一部が断熱材から露出し、全5棟25戸のうち13戸で凍結が発生。
道は断熱材を補充したが、今年1月に2戸で再び凍結が起きた。
このため、道から住宅建設の委託を受けたリース会社が大原の全仮設住宅で、水道管の位置を下げて天井裏にある水道管をより温かい部屋側に近づけるとともに、住宅の外壁に断熱材を補充する工事を進めている。
仮設住宅に入居する60代女性は、1月に入って水道管凍結が延べ14日も起きたという。
就寝前に水抜きしても、翌朝には水道管が凍るため、凍結が解消される昼ごろまでは、あらかじめバケツやポットにためた水を使って生活していた。
「マイナス10℃を下回ると凍結した。改修工事に関しても、道や業者から詳しい説明がない」と不信感を募らせる。
昨年11月末から凍結が続いているという30代女性は、午後7時ごろから水道管が凍る日もあった。
水や湯が出ないため夕食を作れず、入浴するため近所の温泉まで出掛けた。
「子どもが3人いるので、朝、トイレの水が流れないのが一番大変。今回は凍結が起きないようにしてほしい」と訴える。
仮設住宅の設備は、これまでも災害のたびに改善が施され、道は、胆振東部地震の仮設住宅では天井と床の断熱材を増やすなど、寒さ対策に力を入れてきた。
道建設部は、「水抜きをしても凍結が起きていることは知らなかった。原因として考えられる箇所は全て改修を進めており、できる限り手は尽くしているつもり」と話す。
工事は今週末までに終える予定。
出典
『水抜きしても水道管凍結相次ぐ むかわの仮設住宅、住民困惑』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/274619/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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