2019年2月8日20時4分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都内で昨年12月と今年2月、ロボット掃除機が電気ストーブを動かし、家具などに接触して燃える火災が2件相次いで発生していたことが8日、東京消防庁のまとめで分かった。
同庁は、「ロボット掃除機から目を離す場合は、電気ストーブの電源コードを抜くように」と注意を呼びかけている。
同庁によると、昨年12月にメゾネットタイプのマンションで、下階にいた住人が火災報知機の音に気付いて上階へ行くと、電気ストーブが50cmほど移動し、ソファに接触して火が出ていた。
室内では当時、ロボット掃除機が稼働していた。
今年2月には、別のマンションで住人が外出中、タイマーを設定してロボット掃除機を自動運転していたところ、同様の火災が発生。
幸いに、いずれの案件もすぐに消し止められ、大きな被害は出なかった。
同庁の再現実験では、ロボット掃除機が押したり、電源コードを巻き込んだりすることで電気ストーブが移動することが判明。
ロボット掃除機にはセンサーが搭載されているが、床の状態やストーブの重さなどによっては作動し続け、火災が発生する危険性があるという。
出典
『ロボット掃除機がストーブ動かし火災に 東京消防庁「ストーブの電源コード抜いて」』
https://www.sankei.com/affairs/news/190208/afr1902080040-n1.html
2月8日15時18分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京消防庁によると、火事が起きたのは都内のマンションの一室。
帰宅した女性がソファーから50cmほど離れた場所に置かれたカーボンヒーターの電源を入れ、リビングを離れた。
およそ20分後、火災報知器が鳴ったためリビングに戻ったところ、いつの間にかヒーターがソファーと接触していて、火が出ていたという。
「(今回の特異性は)通常動かない電気ストーブがロボット掃除機に押されて火災になったことが予期できなかったこと。滑りやすいフローリングと電気ストーブが軽い場合、動いたりする」
(東京消防庁 予防部調査課 原因調査係 西村主任)
東京消防庁は、取扱説明書の使用条件や注意点を読み、危険な状態にならないよう注意を呼びかけている。
出典
『ロボット掃除機で思わぬ火災、ヒーター動かしソファーに・・・』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3593811.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。